バトル漫画『ONE PIECE』と言えば、やはり悪魔の実。
自然ロギア系悪魔の実であれば炎(メラメラの実)や雷(ゴロゴロの実)といった具合に自然現象を操ることができます。悪魔の実はバトル以外でも、ワノ国編ではトキトキの実という時空を超える悪魔の実がストーリーに大きく関わることもありました。
そこで今回ドル漫では「ジュクジュクの実」についてフルカラー画像付きで徹底考察しようと思います。やはりワノ国編で登場した悪魔の実なんですが、意外にもジュクジュクの実はストーリーに大きく関与してきた模様。
ジュクジュクの実の能力者はしのぶ
まずはジュクジュクの実の能力者を考察。
ジュクジュクの実の能力者は「しのぶ」。
しのぶのフルネームは不明ですが、光月お庭番衆(後のオロチお庭番衆)に在籍していた女忍者(くノ一)。ナミを巨大凧を乗せて飛ぶこともお茶の子さいさい。黒炭オロチにワノ国が乗っ取られた後、大半は寝返ったもののしのぶと雷ぞうはおでん側に残った。
そのため光月おでんと赤鞘九人男たちがカイドウと戦った【伝説の一時間】の際にも、実はしのぶは参戦してたりします。おでんや赤鞘九人男と共に捉えられたものの、おでんがしのぶだけは「その女誰やねん、ワイに家臣にはおりまへんわ」と言って逃した。
光月おでんが釜茹での刑に処される際、しのぶも野次馬の中にいた。「バカ殿には付き合ってられない」という野次馬の声を聞いて思わず激昂。「誰のおかげであんた達が今平和に生きいられると思う」と大見得を切った熱い女でした。
今でこそ太ましいものの、20年前の当時は「男殺し」「悩殺くノ一」という異名を持つ美人だった。
だから、しのぶのモデルは『ジャングルの王者ターちゃん』のヂェーンとされます。ワンピースのSBSを読む限り、無意識的に師匠・徳弘正也のキャラを真似してしまったとか?
ジュクジュクの実は「熟れさせる」ことが可能
続いてはジュクジュクの実の能力を考察。
ジュクジュクの実は「あらゆる物体を腐らせる」ことが可能。素直に考えると、超人パラミシア系悪魔の実に該当するはず。
ジュクジュクの威力は思いの外凄まじく、しのぶが触れたものは地面や大地すらも腐らせるほど。大規模な地盤沈下が起きて、麦わらの一味のチョッパーやブルックたちを困らせたことも。海軍に金属を錆びさせるサビサビの能力者がいましたがその比ではないか。
ただお菊(菊之丞)との会話を聞いている限り、「腐らせる」というよりも【熟れさせる】というニュアンスが正しい模様。確かにジュクジュクを漢字に置き換えると【熟熟】。むしろ腐るという意味合いはないと言ってもいいか。
ジュクジュクの実は「年齢を加齢させる」ことも可能だった
実際、ジュクジュクの実の真骨頂はワノ国終盤で発揮されます。
それがわずか8歳だった光月モモの助を強制的に大人に成長させたこと。
モモの助はベガパンクが作った悪魔の実を食べて龍に変身できるようになったものの、その龍は子供サイズだった。でもジュクジュクの実で大人に成長したことで、その龍もすっかりカイドウ並に巨大化した。
だからジュクジュクの実は人間相手だと肉体を腐らせることはできず、むしろ加齢を推進させるだけの能力だった模様。そのため能力的には最悪の世代のジュエリー・ボニーの悪魔の実に近そう。
そう考えたら、既に高齢者のビッグマムなどに使えば老いを加速させる点で効果は絶大か。『鬼滅の刃』のラスボス・鬼舞辻無惨も徹底的に老化させた後に倒しましたからね。
しのぶがストーリー途中で木々を成長させるシーンでもあれば更にピンと来たとは思いますが、ジュクジュクの実(更にはしのぶというキャラ)は、最初からモモの助を半強制的に成長させるために生み出されたんだろうとは考えられます。
確かに【熟れる】という言葉の意味を辞書で引くと、「未熟な果実が実る」ことを指す。機が熟すという言葉もあるように、まさにジュクジュクの実は「成果や成功」をもたらす悪魔の実だった。
コメント
ワンピースの考察見たくてこの記事にたどり着いたのですが、アニメしか見ていない鬼滅の刃のネタバレをされてとても不愉快です。
まだアニメで完結していない他のアニメのネタバレをするのは如何なものですか?