コミックス累計発行部数が5億部を超える『ワンピース』にはビッグマム(シャーロット・リンリン)、ボア・ハンコック、ヤマト、ジュエリー・ボニー、ドクターくれはといった様々な女性キャラクターがいます。
そこで今回ドル漫では「シャクヤク(シャッキー)」のヤバい正体についてフルカラー画像付きで徹底考察しようと思います。シャクヤクの初登場は50巻以上前とかなり古いんですが、ここに来て衝撃的な事実も判明しています。
基本的にはネタバレ注意。敬称略。
シャクヤクはシャボンディ諸島の「ぼったくりBAR」女店主
まずはシャクヤクの略歴についておさらい解説します。
シャクヤクはシャボンディ諸島の13番GRに位置する「シャッキー’S ぼったくりBAR」という女性店主になります。店名の「シャッキー」は自身のアダ名が由来。つまり、本名がシャクヤク。
この酒場でシャボンディ諸島に訪れるルーキー海賊を陰ながらバックアップ。シャボンディ諸島はグランドラインの中間地点にして、レッドラインの真下に位置する魚人島をくぐり抜けるために海賊船をコーティングする必要がありました。さしずめそのサポート。
ただ不届きな海賊の客をフルボッコするなど、見た目に反してシャクヤクの腕っぷしはなかなか最強。
シャクヤクの年齢は「64歳」。シャクヤクの声優CVは「鶴ひろみ」→「浅野真澄」。元々は『ドラゴンボール』のブルマ役の声優さんだったんですが、2017年に残念ながら亡くなられています。黄猿ボルサリーノなんかも含めて、ワンピースは長編漫画だけに悲しい交代劇はたまにあります。
誕生日は「5月8日」。酒場を経営してるだけあって、好物はそのまんま「ウイスキー」。血液型はX型。
シャクヤクは麦わら大船団のルフィのことを「モンキーちゃん」と呼ぶなど、革命軍のエンポリオ・イワンコフとまでは言わないものの、他人の呼び方が少しだけ特殊だったりします。格闘漫画『刃牙道』で範馬勇次郎が宮本武蔵のことを「宮本」と呼ぶようなノリ。
○元ロジャー海賊団のレイリーとは内縁の関係?
このバーでは元ロジャー海賊団の副船長だったシルバーズ・レイリーと共に暮らしています。25年前にロジャー海賊団の解散後、レイリーはコーティング職人としてシャボンディ諸島に長らく活動していました。シャクヤクはそのサポートをずっと続けている。
ただ意外と女好きの性格からあちこちで女を作って転々とするなど、レイリーがシャクヤクの酒場に戻ってくる機会は少なかったりします。
それでもシャクヤクは「レイさん」「ウチの人」と呼び、レイリーは「シャッキー」と呼び合う仲でした。お互いに結婚してるかは不明ですが、二人はいわゆる「内縁の関係(事実婚)」といったところか。レイリーは78歳だったので、まさに熟年カップル。
また現実世界でも同名の花が実在しますが、これは「美女を形容」する際に用いられるため、シャクヤクはワンピースでも美女キャラに位置付けられているっぽい。
ちなみに、ワンピースの女性キャラの多くは何故か「花の名前」が多いんだそう。このことからイム様の性別を予想する方もいます。
シャクヤクは元九蛇海賊団船長だった
一方、シャクヤクの新たな過去がワンピース1059話で判明しています。
どうやらシャクヤクの正体は「九蛇海賊団の元船長」でした。つまり、王下七武海だったボア・ハンコックと同様にアマゾン・リリーの皇帝でもあった。シャクヤクが皇帝だったのは先々代ということで、タイミング的には現在皇帝のハンコックの2代前に該当します。
だから歴代のアマゾン・リリーの皇帝を見ると、「グロリオーサ(ニョン婆)」→「シャクヤク」→「?」→「ボア・ハンコック」という流れになります。不自然に「先代皇帝」だけが明らかにされていないため、いわゆる伏線の匂いがプンプン。
例えば、女性説があるクロコダイルではないかと見る考察もあります。ハンコックが31歳、クロコダイルが46歳、シャクヤクが64歳だった(ニョン婆ことグロリオーサは不明)ので、年齢的にあり得なくはない考察だと思いますが…。
○シャクヤクがアマゾン・リリー出身だった伏線とは?
そのためシャクヤクの出身地は当初グランドライン(偉大なる航路)とだけ紹介されていましたが、これは「女ヶ島(アマゾン・リリー)」のことだった模様です。シャクヤクは女系戦闘民族の九蛇だったからこそ、シャボンディ諸島にやってくる海賊もコテンパンにできたのも納得。
未だにフルネームは判明していませんが、九蛇海賊団は代々ボア・ハンコックの一族が継承していると考えたら、シャクヤクの本名は「ボア・シャクヤク」になるのかも。またシャクヤクという美人を敬称する花の名前だった理由も元アマゾン・リリー皇帝だったからでしょう。
ちなみに、実はアマゾン・リリーという島の名前も実在する花の名前が由来だったりします。九蛇海賊団もサンダーソニア、マリーゴールド、マーガレット、キキョウなど花の名前がモデルのキャラクターが多かったことから、シャクヤクという名前そのものが伏線だった模様。
シャクヤクはロックス海賊団にも在籍の過去?
ではシャクヤクはいつまで九蛇海賊団の船長だったのか?
それが「もう40年も前に足を洗ったけどね」とはシャクヤク自身の言葉。またルフィとの会話では「オバハンいくつだ?」とノンデリ発言をかまされていますが、祖父にあたる海軍中将のモンキー・D・ガープと対立していたこともシャクヤクは嬉しそうに語っていました。
一方、38年前に死亡した伝説の海賊がロックス・D・ジーベックでした。ルフィと同じくDの一族だったんですが、世界の王を企む当時最強だった極悪非道の海賊とされます。しかし、ゴッドバレー島で海軍中将ガープと後の海賊王となるゴールド・ロジャーに倒された謎多き海賊でした。
そのため「約40年前」「ガープ」という2つのキーワードから類推すると、ガープによってロックス海賊団が壊滅させらた際にシャクヤクは海賊そのものから足を洗っていたのではないか?つまり、シャクヤクは元ロックス海賊団でもあった。
○おだっちもコミックス90巻SBSで思わず自白
更に考察すると、シャクヤクは九蛇海賊団の船長だった時代に、ロックスとデービーバックファイトで戦うものの敗北してしまったため、ロックス海賊団に半強制的に加入させられたと考えるのが自然か。
事実、今回の考察の答え合わせしてくれるように、SBS内で読者の「シャッキーとロックスには何か関わりがあるのですか?」という質問に対して、「し…知らないっすよ!フ…フュー♪」とすっとぼけるワンピースの作者・おだっち。
もはやシャクヤク≒元ロックス海賊団はほぼ確定的と考えて良さそうです。
ただシャクヤクは九蛇海賊団の船長でした。ロックス海賊団が壊滅したとしても、再びそこに戻ってくればいいだけの話。シャクヤクは現在64歳だったので、38年前はまだ27歳でした。現在31歳のボア・ハンコックよりもだいぶ若い。
何故、シャッキーは海賊そのものから足を洗う必要があったのか?
○レイリーとの出会いもロックス海賊団時代だった?
そのカギを握るのが現在内縁の関係にあるシルバーズ・レイリー。
レイリーは元ロジャー海賊団の副船長でした。前述のように、ゴッドバレー島でロックス海賊団を海軍と協力して討ち滅ぼした立役者でした。ゴッドバレー事件の真相はまだ不明な点は多いものの、結果的に当時のレイリーが「シャクヤクを救ったカタチ」になる。
つまり、38年前に八面六臂の活躍をしたであろうレイリーにべた惚れしたシャクヤクは海賊家業から足を洗った可能性が高い。27歳という年齢もまさに結婚適齢期。
もちろんレイリーはロジャー海賊団の副船長としてラフテルに到達し、ひとつなぎの大秘宝を目の当たりにした25年前まで海賊を続けてきました。
その間の13年ほどのラグは想像に頼るしかないものの、シャクヤクも何やかんやがあった後、シャボンディ諸島で酒場を開いてレイリーの帰りを待ち続けていたと考察してみる。
実際、アマゾン・リリーの先々々代皇帝だったグロリオーサ(ニョン婆)は「恋煩い」で国を出ているんですが、【先々代皇帝も同じ】だったと語っていました。何度もお伝えしていますが、シャクヤクはアマゾン・リリーの先々代皇帝でした。
まさにドンピシャ。つまり、恋はいつでもハリケーン♪ということの巻😘
コメント
キャラが死んだ時は死亡でもいいかもしれませんが、声優さんなどの実際の人が亡くなってる場合は死去にした方がいいのでわ。
亡くなられた個人を死亡と表記するのはどうかと思う。
また、個人名を引用する場合は「さん」付けはした方が印象が良い。
記事の内容以前に筆者の人格が疑われる。
シャクヤクじゃなくてグロリオーサの方だったな!