ワンピースのあらすじ内容を読んでも分かるように、『ワンピース』は非常にキャラクターが多い漫画。イゾウ
やサボなど、過去にちょろっと登場したけど意外と重要人物と判明したキャラも少なくない。
そこで今回もドル漫では「ジョン・ジャイアントのヤバい正体」についてフルカラー画像付きで徹底的に考察していこうと思います。聞いたことはあるけどいまいち思い出せないワンピース読者も多そうです。
ジョン・ジャイアントとは海軍初の巨人族
じゃあ、ジョン・ジャイアントとは一体何者なのか？
（ONE PIECE86巻 尾田栄一郎／集英社）
結論から書くと、ジョン・ジャイアントとは「巨人族初の海軍兵」。言い換えると、海軍初の巨人族の兵士。ジョン・ジャイアントが本名かどうか不明ですが、ジャイアントは「巨人族を意味する通り名・異名」の可能性もあるか。
（ONE PIECE57巻 尾田栄一郎／集英社）
例えば、マリンフォード頂上戦争では海軍は「巨人部隊」を登場させましたが、これらも全てジョン・ジャイアントがいたからこそ。巨人族と言っても見た目や外見がそれぞれ個性的。右端の巨人族は魚人と巨人のハーフ（ウォータン）っぽい雰囲気も。
ジョン・ジャイアントは白ひげにフルボッコされた海軍兵
じゃあ、マリンフォード頂上戦争でジョン・ジャイアントは登場したのか？
（ONE PIECE57巻 尾田栄一郎／集英社）
結論から書くと、ジョン・ジャイアントのご尊顔がこちら。赤い帽子を被ってるのが特徴。またアゴも二股に分かれてるなど勇ましい雰囲気。ただ海軍初の巨人族だけあってか、服装は絶妙に小洒落てるのは気のせいか。
（ONE PIECE57巻 尾田栄一郎／集英社）
マリンフォード頂上戦争で四皇の白ひげ（エドワード・ニューゲート）が大暴れしたのは記憶に新しいですが、ジョン・ジャイアントもしっかりフルボッコされております。グラグラの実を一身に受けるなど潔いほどの負けっぷり。
（ONE PIECE57巻 尾田栄一郎／集英社）
他にも白ひげのグラグラの実で大地が傾いた時にも、「バランスが…」と恐怖の表情を浮かべるなどジョン・ジャイアントは「噛ませ犬」としていかんなく存在を発揮した海軍兵でした。
一方、ジョンジャイアンの階級は「海軍中将」。ロンズという巨人族も白ひげにフルボッコされてましたが、ジョンジャイアントと同様に階級は「海軍中将」。白ひげ戦だとジョン・ジャイアントの強さはイマイチに映りますが、巨人族だけあってかなり強いことが読み取れます。
○ジョン・ジャイアントが海軍に入ったのは100年前？
一方、ジョン・ジャイアントはいつ海軍に入隊したのか？
先程のCP0に詰め寄ってる場面を見ても分かるように、ジョン・ジャイアントはマザー・カルメルによってスカウトされた過去がある。画像は60年以上前の話なんですが、そこでマザー・カルメル自身は「37年前に海軍と一芝居うって…」と語ってる。
そのことからジョン・ジャイアントが海軍に入ったのはおそらく約100年近く前の話。ジョン・ジャイアントの年齢は現在200歳前後か。だから、巨人族が海軍兵として活動するようになったのは意外と最近の話。かつて海軍の戦力は意外と脆かった部分もありそう。
更に考察するのであれば、かつて巨人族と海軍は対立関係にあったのでしょう。実際、エルバフの英雄のヤルルとヨルルは巨兵海賊団船長として300年400年以上も前に名を馳せていた。この二人の影響もあって巨人族が海軍に入隊することはなかったのかも。
そう考えると巨人族と海軍の融和の架け橋となった、ジョン・ジャイアントの功績は非常に大きいと言えそう。青雉クザンと仲が良かったとされるDの一族の海軍中将・サウロも「ジョン・ジャイアントの系譜」と言えるのかも知れない。
ジョン・ジャイアントはジョイボーイの子孫？
一方、ジョン・ジャイアントの「正体」が気になるところ。
例えば、しらほし姫が古代兵器ポセイドンと判明した回では「ジョイボーイ」なる謎の人物が登場したことは記憶に新しい。
（ONE PIECE66巻 尾田栄一郎／集英社）
このジョイボーイは空白の100年に生きていたとされる男。当時の古代兵器ポセイドンだった人魚姫と恋仲だった雰囲気。
しらほし姫はかなり巨大サイズであったことから、当時の人魚姫も同サイズと考えても不自然ではない。そもそも人魚族は魚人族より体のサイズが大きい傾向がある。これに釣り合うサイズ感を考えると、ジョイボーイの正体は巨人族だった可能性も。
例えば、聖地マリージョアには謎の巨大な麦わら帽子が隠されておりましたが、ジョン・ジャイアントはジョイボーイの子孫なのではないか？「ジョン・ジャイアント」と「ジョイ・ボーイ」もどこか語感も似てる。ジャイアントとボーイは敢えて対比させてる雰囲気も。
○ジョン・ジャイアントとキャプテン・ジョンの関係性は？
とはいえ、さすがに我ながら無理くり感も否めない。そこで別の可能性も考察できます。ジョンは現実世界だと非常にありふれた名前ですが、こと『ワンピース』の世界ではあまり見かけない名前。しかしジョン・ジャイアント以外にも「ジョン」という名がつくキャラクターもいました。
それがロックス海賊団の「キャプテン・ジョン」。
元王下七武海のバギーがキャプテン・ジョンのトレジャーマークを狙っていたことで知られる名前ですが、最近になって百獣のカイドウなどと同じく元ロックス海賊団のメンバーだったことが判明したばかり。とはいえ未だに正体は謎に包まれてる。
それでもどっちも同じ「ジョン」という名前を使用し、「ジャイアント」と「キャプテン」はそれぞれ異名に近い名前。二人の共通点はジョイボーイ以上。もしジョン・ジャイアントと関連性がある場合、キャプテンジョンも巨人族だったのかも知れない。
コメント
ジョン・ジャイアントって2年前の頂上戦争の時にすでに登場してたんですね。
白ひげの強さに完全にかすんでましたがいずれ巨人海兵たちは活躍する日が来るんだろうか。
ベガパンクもすでに強力な武器を開発してるようですし。
キャプテン・ジョンは、スリラーバーク編で、モリアのゾンビ兵として既に登場していますが、
巨人ではありませんでしたよ。