ワンピース最新1008話のネタバレ感想をレビュー。前のONE PIECE1007話のネタバレ感想は別途ご参照ください。果たして光月おでんは本当に生存していたのか?
ちなみに次のONE PIECE最新1009話は既にレビュー済みです。
トキの能力で未来に来た?
まずは突如として再登場した光月おでんに、驚きの涙を流す赤鞘九人男。
それに対して、おでんは「わはは驚くのも無理はない。光月トキのトキトキの実の能力で未来へ飛んできた。再会を喜んでる時間もないぞ。いざゆこうあの日、打ち損ねたカイドウのもとへ」と語る。
錦えもんは「左様でしたか」と嬉しそう。でも釜茹での刑でおでんは全身ヤケドを負った状態でした。この状態で未来に飛ばされたとしても?そもそもトキトキの実は過去に戻れないはず。多くのワンピース読者の読み通り、その不安はやはり的中します。
黒炭カン十郎が生きていた件
結論から言うと、謎のおでんの正体は黒炭カン十郎の悪魔の実の能力でした。
つまり殺したと思っていたカン十郎は生存していました。そのため黒炭オロチも生存していました。カイドウに殺されたと思っていたオロチはカン十郎の能力でコピーされた絵だった模様。
確かにカン十郎は「死に場所」を求めていましたから、ああいうひっそりとした死に様は求めていなかったのでしょう。ただ赤鞘九人男は誰しもが「本物であってほしかった」わけですが、アシュラ童子は「目を覚ませ」とみなを制する。
最後は絵で描かれた偽おでんが自ら自爆するんですが、アシュラ童子はそれに巻き込まれて死亡?正直、百獣海賊団のジャックとゴリゴリに殴り合っていた男がダイナマイト一つで死ぬんかいという疑問はありますが、その後、ジャックはイヌアラシと戦う模様。
カン十郎生存説はツッコミどころは多い
ただカン十郎やオロチ生存説は正直ツッコミどころは多い。
例えば、偽おでんはアシュラ童子に攻撃された際、「出血してないこと」を理由にカン十郎の絵だと判断されるんですが、カイドウに攻撃された場面を見るとオロチはしっかり出血してることが確認できます。自分も血を理由にオロチ生存説を否定してました。
一方、黒炭カン十郎の死亡シーンにもしっかり血は確認できるんですが、こちらの肉体は絵ではなく「本物」だった模様。事実、今回の1008話でもカン十郎自身は「それがしも深手だ。この戦で死ぬだろう」と語ってる。
とはいえ、錦えもんは何故ここでカン十郎の死をしっかり確認できなかったのかって話。カン十郎の能力には死を偽装する能力はないはず。どんだけポンコツ。
またONE PIECE単行本のキャラクター紹介を見ると、カン十郎の部分はしっかり真っ黒に塗られてる。ここがまだ真っ白の状態だったら、カン十郎生存説の伏線が張られていたと納得できるんですが、ここまで場当たり的だと計画性ある演出だったかは疑わしい。
オロチの絵も「カイドウに殺される前提」で描いてないと成立しない。今回の1008話で「よくもわしを裏切ったなカイドウ」と語ってるんですが、「カイドウが裏切るのを知ってる」からこそカン十郎の絵(影武者)を了承したんでは?いろいろ矛盾が多すぎる。
偽おでんの登場は別にアリだった気はしますが、少なくともカン十郎たちの死を一度挟む理由は微塵もなかった気がします。
カイドウの人獣型がお披露目
続いてはドクロドームの屋上。
ここではルフィやゾロ、ローやキッドといった最悪の世代とカイドウとビッグマムが戦ってましたが、ようやくワンピース1008話でカイドウの人獣型がお披露目されます。
ただカイドウの人獣型が意外とパッとしない。
両肩に入った入れ墨を見てると、当初から人獣型に変身したパターンを想像してたようにも思えますが、人型バージョンと大差ない。せめて人獣型でも空中浮遊してたら良かったのに。獣型ほどではないにしても、バギー程度でもでも浮いてれば差別化できた気がします。
ONE PIECE最新1009話予想まとめ
以上、ワンピース最新1008話のネタバレ感想でした。
まさかの黒炭カン十郎が生存していたオチでした。結果、黒炭オロチも生存していたパターン。某有名なワンピース考察界隈の人もさんざんネタにしていましたが、その人の願望が叶ったカタチ。ただ個人的には一番しょうもないパターンでした。
やはりカン十郎とオロチが生存していたとしたら、「何故見逃したんだ?」という点が問題になってくる。カン十郎であれば赤鞘、オロチであればカイドウ。結果的には出し抜かれていたわけですから、赤鞘はまだしもカイドウのポンコツっぷりが際立つ。
この1008話ではカイドウの強敵っぷりが描かれてる以上、これとは相反する。演出としては上手くない。
今回の1008話も最たる例ですけど、ワノ国編は「効いてました→でも効いてませんでした」の繰り返しが多すぎる。ストーリー展開が堂々巡りの繰り返し。そろそろコミックス10巻分ぐらい消費してますけど、未だに主要な敵を誰も倒してませんからね(笑)
半年ぐらい前にワンピースがつまらない理由を考察してますけど、改善するどころか悪化してるようにしか思えないのは気の所為か。
とりあえずONE PIECE1009話では「人獣型カイドウの能力」が明らかにされるのかも?
コメント
オロチが生きてたのは絵じゃなくヤマタノオロチの能力だと思います。
確かに言われてみると、その可能性も高そうですね。
でもそれだと再登場したオロチが最初にふすまで隠れてる描写と、
「よくもわしを裏切ったな」という一人称視点の発言がちょっと分からない感じですね。
あと偽物だとしたらお庭番衆が再びオロチに付いてくるのかという疑問も。
とりあえずオロチが城を盛大に燃やしたことで、
カイドウとビッグマム戦はウヤムヤなまま終わりそう。
ワンピースは昔から大好きです。
だけど…最近つまらなくないですか?話進まないし、なにをやってるかわからないし…
グランドラインに入る前くらいにもどってほしいと思ってしまいます…
>あと偽物だとしたらお庭番衆が再びオロチに付いてくるのかという疑問も。
??
どうして偽物なんですか?
カイドウに斬られたオロチも今回登場したオロチも本物だと思いますよ。
悪魔の実の能力で首を斬られても死なないだけで。
最近はちょっとアレですよね…。
プロットや話の軸のようなものを感じませんよね。
アラバスタ編だとしっかりストーリーが組み立てられてましたけど、
ワノ国編は特に行きあたりばったりで話を進めてる感じ。
なるほど。カン十郎の能力で偽装してたってことではなく、
オロチの能力(首がいっぱいあるから説)で生き延びてたってことですね。
獣型に変身したときには首が7つに減ってるパターン?
でも個人的にコレもないな、と思ってました。
8つの首があるのは獣型であって、
あくまで人型ではないわけですよね。
人型のときに首を切られたら死ぬのが普通だと思うんです。
この理屈を借りるんであれば、
例えば四足歩行の動物の能力者の場合、
人型のときに手足が1本2本もがれたとしても
また同じように生えてくるってことですから。
仮にオロチの能力だったとしても、
カン十郎と同時には復活しない方が良かったと思います。
明らかに紛らわしい演出で混乱すると思います。
そもそも小紫(光月日和)も含めて、
死んでたと思ったけど生きてましたパターンがちょっと多いんですよね。
どれも一つ一つの理由が弱かった気もするので、
演出としては驚きも少なかったのかなと。
すいません。四足歩行の例はちょっと違いますね。
結局人間も四本の手足を持ってる点では変わらないんで。
ただヤマタノオロチの能力で生き延びてたんだとしたら、
オロチの死体から首がニョキニョキ生えてくる描写とか、
もっと視覚的に分かりやすくすることはできたと思います。
またカイドウはオロチと20年以上ずっと共にしてたのに、
何故ヤマタノオロチの特徴に気付かなかったのか?
カイドウが知らないのであればお庭番衆も知らないはず。
オロチの亡霊が現れたと思ってビビってても良さそう。
仮にオロチの復活する能力を知っていたんだとしたら、
何故カイドウに一度首を切られた際に死んだと信じ込んでいたのか。
など気になる点は他にも個人的にはいろいろあります。
作者が長年温めてたから期待してたワノ国がこんな酷いものになるとは思わなかった…
全然ストーリーが練られてない…
大人の事情で引き伸ばされてるのかな?ドラゴンボールでも引き伸ばされてたし。
個人的にはトットランドの前辺りからダレてきてる気がして読む気起きなくなったわ。