ワンピース最新1040話ネタバレ感想を画像付きでレビューしたいと思います。興味があれば前回のONE PIECE1039話のネタバレ感想も別途ご参照ください。
ちなみに次のONE PIECE最新1041話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ライフ オア スレイブ?
前回はユースタス・キッドが「電磁砲(ダムド・パンク)」でビッグマムを上空から吹き飛ばした続き。最後はローと共に「お前らの時代は終わりだ」と息巻いたものの、ビッグマムの耐久力がやはり半端なかった。キッドの電磁砲を豊満なお腹で受け止めてニヤリ。
そして、「50年分の寿命をよこすか?生きておれの奴隷になるか?LIFE or SLAVE?」とソウルポーカスを発動するビッグマム。この必殺技はビッグマムにビビってしまうと、寿命が魂として奪われてしまう必殺技。ただジンベエのように恐怖心を抱かなければ、その限りではない。
しかしビッグマムは死にかけ状態だけあって、その迫力は鬼気迫るものがあった。百獣海賊団のモブキャラからハートの海賊団まで含めて、周囲のザコ海賊はビッグマムに寿命を奪われそうになってしまう。
そういえばビッグマムが自らの魂を使って治癒していましたが、他人から寿命を奪う能力(ソルソルの実)を使い続ければ、ほぼ半永久的に生き続けることは実質的に可能なのか。だから長寿だからという視点で、種族的な考察をしてもあまり意味はなさそう。
ただジンベエがそうであったように、キッドやローは四皇のビッグマム相手に一ミリも恐怖心を抱かず。そのためビッグマムに寿命を奪われることはなく、まさに「ガキ(新世代)の耳に念仏」。この1040話のタイトルを読む限り、他の最悪の世代も実質的に四皇に迫る潜在能力はあるのか。
ローの凪がビッグマム撃破に生きる
そして、ローは「R・ROOM(リルーム)」を発動する。K・ROOM(クルーム)との違いはいまいち分かりませんが、R(ロシナンテ)を何となく彷彿とさせる必殺技を続けて発動する。
それが「凪(サイレント)」。
これは特定の空間に封じ込めると、その中の対象が発する言葉や声を全て消してしまう必殺技らしい。まさにローがかつて慕っていたドンキホーテ・ロシナンテ(コラソン)の【ナギナギの実】の「凪(カーム)」を彷彿とさせる技でした。
オペオペの実、なんでもありやん、っていう。
そのためビッグマムのソウルポーカスを完全に無効化してしまう。寿命を奪う条件には「相手が恐怖心を抱く」以外に、「その声が聞こえている」というものも含まれていた模様。ローがビッグマムを倒すという展開は、当初から考えられていたものだった可能性が高そう。
虚を突かれて身動きができないビッグマムに対して、キッドが電磁砲を再び追撃する。さすがのビッグマムも二発目は耐えられなかったのか、そのままドクロドームの床が崩れる。ビッグマムのヘラもローが即殺してしまった模様。
ナミとすっかり仲良しのプロメテウスですが、ここに参戦していたらこの世から消えていた形。ビッグマム撃破までの展開を想定して、ヘラを代役として登場させていたのでしょう。
ビッグマムは自爆!火前坊もついでに死亡?
そのままビッグマムはドクロドームの階下にずんずんと落下していく中、武器庫まで到達する。そこにはヤマトの姿もあったが、ビッグマムは何とか踏みとどまろうと周囲を攻撃する。ヤマトは冷気で爆弾を固めていたものの、何も知らないビッグマムはその一つを攻撃。
結果、爆弾が起爆してビッグマムは更にダメージを負って、そのまま為す術もなく鬼ヶ島から落下してしまう。
ちなみにビッグマムが攻撃した際、黒炭カン十郎が生み出した火前坊にも当たって死亡していそうな雰囲気。「オロチ様…」というか細い声を出して、そのまま消滅しそうな雰囲気。ただ何やかんやで生き延びていそうなので、おそらく何かしらの仕掛けに繋がるか。
ビッグマムは落下する最中、走馬灯のようにゴールド・ロジャーとの会話を思い出す。「ロジャー、なんであんなこと言い出しやがった?世界はまんまとのせられた。お前は死ぬからいいけど、世界中で名乗りを上げるガキ共を相手すんのはおれらだぞ」。
ひとつなぎの大秘宝はワノ国にもあった?
ただビッグマムは更に重大な発言を残す。
「ONE PIECE(ひとつなぎの大秘宝)はちゃんとあんだろうな?何がある?どこにある?この国にもあるんだろ?」とはビッグマム。つまり、ひとつなぎの大秘宝はワノ国にも存在する?更に言うと、世界中に存在するものだった?
『ONE PIECE』の物語の着想が尾田さんの中学生時代に考案されていたことを踏まえると、「PIECE(ひとかけら)」と「PEACE(平和)」が掛けてあった説も濃厚になったのではないか?ラフテル(Laugh Tale)のことも考えると、意外と答えは安直か?
そして、ビッグマム(シャーロット・リンリン)は「おれがこれしきで死ぬと思うなよ」という捨てゼリフを吐いたまま、地面に激突して大爆発を起こす。おそらくビッグマムは捨てゼリフ通りにまだ死亡していないとは思いますが、四皇が撃破された瞬間だった。
ズニーシャはジョイボーイの味方だった?
一方、歓喜も束の間、鬼ヶ島は花の都に向かう。一応、ヤマトが爆弾を冷気で固めているものの、焔雲で鬼が島を止めようと試みる光月モモの助は「拙者は手が離せぬ」と、そのヤマトに重大な情報を告げる。
それが「ズニーシャ(象主)が近くに来ておる。800年前に罪を犯したジョイボーイの仲間にござる」ということ。光月おでんの日誌を読んでいたヤマトもズニーシャの存在は知っていた模様ですが、ジョイボーイとの繋がりを知っていたかまでは今回1040話では判明せず。
それでもストーリー核心部分まで随分と迫っている感じがします。
何故、モモの助がズニーシャとジョイボーイとの関連を知っていたのか少し引っかかりますが、これは初めてモコモ公国に訪れた際、光月モモの助がそこにしばらく残ってズニーシャといろいろ会話していたからだろうと考察されます。
ワノ国編までの物語を少しだけおさらいしておくと、最後は「ホールケーキアイランドに向かう組」と「ワノ国に向かう組」に別れたんですが、モモの助など一部はモコモ公国に少し滞在した後、残るミンク族たちと一緒に遅れてワノ国に合流していた経緯があります。
だから、モモの助は既にワノ国の歴史や空白の100年に関する事実を知っている可能性が高そうです。だったらモモの助はそれっぽい雰囲気をもっと出しとけよっていう気もしますが、この場面でワンピース最新1040話は終わります。
ONE PIECE1041話予想
以上、ワンピース最新1040話のネタバレ感想でした。
ついに四皇の一角が陥落しました。キッドとローでは力不足感もありますが、ビッグマムも連戦の疲れやダメージが溜まっていたことが影響か。ローの必殺技(凪)との相性の悪さを考えると、確かにこの二人じゃなければ倒せなかったのかも知れない。
ビッグマムのソウルポーカスはある意味、不老不死に近い能力。結局、自分の寿命を減らしたとしても、他人から寿命を奪えばいいだけですから。ある種のチート能力を無効化するには、ローの音を奪い取る能力以外には対抗できない。納得感ある倒し方でした。
一方、ビッグマムには「食いわずらい」という暴走モードが存在しました。お汁粉をたらふく食べていたせいか、結局は空腹状態には陥らなかったことも影響していたのでしょう。もし食いわずらいの状態であれば、さすがにキッドやローでも倒せなかったか。
また最後の捨てゼリフも合わせて考えると、ビッグマムの再登場は当然にして考えられそう。いつ復活するのか?結局、マザー・カルメルと最後どうなったか判然としていませんしね。
○ジョイボーイとなったルフィがカイドウを倒す?
そして、ジョイボーイとズニーシャの関係性です。ズニーシャは1000年以上海を歩き続けていたわけですが、何故か800年前に存在したジョイボーイの仲間とされます。ズニーシャは空白の100年と無関係かと思いきや、やっぱり密接に絡んでいる模様。
モモの助は仲間と表現していますが、ズニーシャに命令できる立場にあったとしたら、まさに「ジョイボーイはズニーシャの主君」だった?ただ罪を犯した主語はジョイボーイなので、ジョイボーイも「ズニーシャと同じ罪を犯した」と解釈するのが自然なのか。
イム様といった後の天竜人グループに逆らった?もしくはDの一族側を裏切った?
とりあえず次のONE PIECE1041話の内容を予想しておくと、ビッグマムを倒した以上は「ルフィvsカイドウ」の対決が決着する可能性が高そう。カイドウも連戦続きでダメージが蓄積されているはず。ゴムゴムの実が覚醒したルフィに倒される可能性が高いか。
その際に、ルフィはジョイボーイとなるのか?ゴムゴムの実の本当の名前は「ニカニカの実」などとも噂されていますからね。ニカを足すと漢字の「五」になる。ルフィの誕生日は何故か5月5日。まさにジョイボーイ≒太陽神ニカも示唆している?
コメント
いっつもすごすぎワロタ
最近のONE PIECEはワノ国編佳境だけあってなかなか面白いですよね。
少年ジャンプの掲載順位でも呪術廻戦とかを抜いて、
安定して1番上ってことも多いイメージです。