ワンピース最新1010話のネタバレ感想をレビュー。先週号のONE PIECE1009話のネタバレ感想は別途ご参照ください。
ちなみに次のワンピース最新1011話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ローの内部攻撃はカイドウにも効く?
ワンピース1010話はビッグマムが浮遊する鬼ヶ島から落下した続き。ゼウスはローたちによって閉じ込められた状態のため、太陽のプロメテウスがビッグマムを追いかける。でもボロボロになりながらも、ゾロがプロメテウスを百刀両断して足止め。
それを見たカイドウが「みっともねぇなリンリン。世話が焼ける」とゾロに襲いかかる。ただローがゾロを瞬間移動させて、自らは「注射(インジェクション)ショット」でカイドウの喉仏を攻撃。思わずカイドウも「お前の攻撃は調子が狂う」とえづいてしまう。
だからローの内部攻撃は意外と強力な模様。ドル漫ではカイドウの倒し方は既に幾通りか考察してますが、カイドウに致命的な攻撃を与えるにはやはり体内に入っての攻撃が濃厚になったと言える?
しかしながらプロメテウスはその間にビッグマムを助けに行く。救出されたビッグマムは「おまえは可愛いね」は上機嫌。
そしてプロメテウスは「何か」のお願いをビッグマムに頼む。空の雲も何か異変が起きているため、ビッグマムは新たに雷雲に魂を分け与えてる様子。中にはプロメテウスとNEWゼウスが合体した「プロメゼウス」という新ホーミーズが出来上がるという考察も。
ホーミーズにも個々の意志が存在するためそこまで自己犠牲を働くかは微妙ですが、それでもNEWゼウスが新たに誕生しそう。結果的に居場所がなくなった現在のゼウスが麦わらの元に戻って、ナミの戦力が強化される流れ?
ゾロの覇王色の覇気が覚醒!
一方、ルフィは人獣型カイドウの「降三世引奈落(こうさんぜラグならく)」を食らって気絶する。気絶で済んでるだけでヤバい気がしますが、その状態でルフィはカイドウを睨み続ける。それに対して、カイドウは嬉しそうに「両目を潰そうか」とニタニタ。
そこに麦わらの一味の戦闘員であるゾロが「通じねぇ時ゃ死ぬ時だろう。後のことは頼む」と全身全霊を込めた攻撃をカイドウに浴びせる。光月おでんの愛刀・閻魔になるったけの覇気をまとわせる。
ゾロは閻魔で「鬼気九刀流(きききゅうとうりゅう)・阿修羅抜刀(あしゅらばっけい)・亡者戯(もうじゃのたわむれ)」という必殺技を繰り出す。ちなみに、阿修羅抜刀・亡者戯は上方落語の「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」がモデル。
カイドウはそれでも致命傷を負うことはなかったんですが、ゾロはかつて20年前におでんがしたように大きな傷を与えることに成功する。そして、カイドウの口から衝撃的な言葉が出てくる。「まさかお前も覇王色を…?」。
つまり、ゾロも覇王色の覇気の使い手だと判明します。まさにバーゲンセール開店。もしかするとカイドウの口振りを考えると、最悪の世代だと他にもローも覇王色が使える可能性も?
ただゾロは渾身の一撃でもカイドウが倒れなかったことにショックを受けるものの、カイドウは「充分だろう。目障りだ」とローも雷鳴八卦で吹き飛ばす。
覇王色の覇気もまとえる
無敵に見えるカイドウですが、立て続けの戦闘に息を切らせる。既に周囲に敵がいなくなったはずですが、カイドウの背後から「お前は必ずブッ飛ばす」という声が突如として聞こえる。ルフィは立っていた。
ルフィは「お前の金棒を食らって分かった。覇王色も纏えるんだろ?」と挑発すると、カイドウは「一握りの強者だけな!死に損ない!」と襲いかかってくる。ただ覇王色の覇気を纏うことに成功したルフィはカイドウの金棒を足蹴りで止める。
そして、ルフィは怒涛の攻撃でカイドウを一蹴。ゴールド・ロジャーと白ひげの戦いに代表されるように、やはり覇王色の覇気をまとった攻撃は「敵に触れなくてもダメージを与えられる」という特徴を持つ模様です。今後覇王色の使い手を予想する上で参考になるはず。
カイドウをひとしきりフルボッコした後、ルフィは「後は俺が何があってもこいつに勝つ!」とゾロとローに逃げるように促してドン!!!でワンピース1010話は終わります。
ONE PIECE1011話予想
以上がワンピース最新1010話のネタバレ感想でした。
「麦わらの10人目の仲間候補のヤマトが活躍するかも?」という先週号の予想は外れましたが、ワンピース1010話は素直に面白かったと思います。カタクリ戦のようなワクワク感も垣間見えましたし、覇王色の覇気のバトルでの使い道もようやく判明しました。
そのため読後感はなかなか良かったです。
でも強いて言えば、今週1010話のカイドウとのバトルが面白かったからこそ、キングや飛び六胞との戦いがコレを超えてくることはないはずなので、どうワノ国編が収束していくのか?ってのはあります。ちょっと順番が逆だったかな。
だから他のバトルに関しては、以前と同様にスパッと終わってそう。とはいえ、ルフィが素直にカイドウを倒せるのか?という疑問もあります。さすがにカタクリのようにうまくいくかは?
来週号のジャンプでは『ワンピース』は休載なんですが、次のONE PIECE1011話の内容は期待も込めてルフィとのカイドウの戦いが続くと予想してみる。
コメント
鬼気九刀流 阿修羅 抜剣(ばっけい) 亡者戯でしたね
それとそういえばヤマトの”鳴鏑”は覇王色の応用で間違いないでしょうか?
閻魔におでんの覇王色が纏われてると考える方が自然かも。
ありがとうございます。修正しときました。
ヤマトの鳴鏑ってナンバーズ(八茶)に使用した技ですよね?
黒い電撃をしっかりバリバリ放ってるから覇王色の応用技なんでしょうね。
だから覇王色はどちらかというと「飛び道具」的な使い方がメインになる?
エルバフの覇国やカイドウとビッグマムの覇海も、覇王色の覇から来てたりするのかも。
そう考えると、ルフィのギア5の展開も何となく見えてきそう。
確かにその説も面白そうですね。
でもゾロは既に閻魔で何度かカイドウを攻撃してるんで、
その時点で覇王色を勘付いてないと不自然な気もします。
閻魔は所有者の覇気を吸い取る性質があったので、
そこでゾロの覇王色が無自覚的に引き出されたのかも?
ただ閻魔に未だにおでんの覇王色がまとわれてる可能性は高いと思うので、
もしかすると黒刀化には覇王色が必須なのかも。
だから光月おでんと同様に黒刀を所持していたミホークも覇王色の使い手だったりしそう。
すいません。光月おでんの閻魔は黒刀じゃありませんでしたm(_ _)m
ただ覇王色の覇気は黒刀と関連してる可能性は高いのではないかと思います。
武装色と比べると「まとう力(留まる力)」は強そうなので。
一つ疑問があります。
それはなぜレイリーは覇王色の覇気も纏えることを教えなかったのか?
という疑問です。
ロジャーを間近で見て自身も覇王色を扱えるのだから纏えることを知らないはずは無いですよね。
レイリー自身は纏えないから出来ないことは教えられない?
う~ん冥王とまで称された伝説の男がそれはないと思うのですが。
だとするならば、なぜレイリーはルフィに全てを授けなかったのでしょう?
どう思いますか?
流桜も覇王色を纏わせることも、教えられて会得出来るものではなくて、戦いの中で、瀕死の状態になって初めて会得出来るものなんだと思う。
現実的なことを言えば、当時の尾田さんにも
覇王色をまとって戦う発想がなかったんでしょうね^^;
一応、レイリーは「基礎を叩き込んでやるつもりだ」と語ってるので、
あくまで基本の形しかルフィに教えるつもりがなかったことは読み取れます。
勉強でも仕事でも基礎ができてないと応用はできませんから、
まずルフィには一心不乱で覇気の基礎を習得してほしかったのかも。