『鬼滅の刃』の人気キャラクターが「冨岡義勇」。
冨岡義勇は鬼滅の刃人気ランキングでも堂々の2位。冨岡義勇外伝といった単独のスピンオフ作品が作られるなど、鬼滅の刃初期から活躍してる兄貴分的なキャラクター。
そこで今回ドル漫では「冨岡義勇(とみおかぎゆう)」についてフルカラー画像ありで徹底的に考察してみました。名言や性格、鬼舞辻無惨戦後の最後がどうなったかや、義勇が半々羽織を着てる理由なども幅広く解説。
ちなみに名字は「富岡」ではありません。『HUNTERxHUNTER』の作者・冨樫義博と同様に、冨の上部分に出っ張りはありません
冨岡義勇は水柱
冨岡義勇とは「水柱」。鬼殺隊で上位9名の剣士(柱)の内の一人。年齢は21歳。鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎と出会ったときの年齢は19歳。読み方は「とみおかぎゆう」。声優は櫻井孝宏。
冨岡義勇が水柱に入った時期は不明。ただ後述する同い年の錆兎が13歳のときに一緒に最終選別を受けていることから、少なくとも冨岡義勇が鬼殺隊に入隊した年齢は13歳。そのため義勇が水柱に選ばれたのは、その3年4年後あたりか。
冨岡義勇の誕生日は2月8日。バスケプレイヤーの八村塁と同じ誕生日。身長は176cm、体重は69kg。出身地は東京府豊多摩郡野方村。ちなみに、この出身地はかつて実在した住所。好きな食べ物は鮭大根。趣味は詰将棋と、意外と頭脳派っぽい一面も覗かせます。
冨岡義勇以外の柱については別途記事をご参照ください。
水の呼吸の「凪」を新たにあみ出した剣士
水柱とは「水の呼吸」を極めてる剣士のこと。義勇の日輪刀も青みがかった色に変色してる。水の呼吸は全集中の呼吸の一つですが、つまり冨岡義勇は水の呼吸の使い手の中で一番強いはず。義勇の師匠も、元水柱の鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)。
ちなみに、冨岡義勇は「痣(青色)」は上弦の参・猗窩座との戦いで発現してます。
この冨岡義勇は「凪(なぎ)」と呼ばれる水の呼吸の必殺技を唯一使いこなせる。凪とは、冨岡義勇の間合いに来た攻撃を全て相殺してしまう技。まさに絶対無敵技。
どうやら水の呼吸は鱗滝家が代々継承してきた呼吸法のようなんですが、本来は10の呼吸法(必殺技)しか存在しない。でも冨岡義勇はいつぞやに「11個目の水の呼吸法」の技を新たに開発した模様。それこそが凪。
だから義勇はもともと剣士としての才覚に優れていただけではなく、水の呼吸法との相性が抜群に良かったものと考察されます。
ちなみに、凪以外の「水の呼吸の必殺技」については別記事に全てまとめてるのでご覧ください。
錆兎と冨岡義勇の関係は?
冨岡義勇と言えば、やはり『鬼滅の刃』1話目で竈門炭治郎と竈門禰豆子を救出したシーンが有名です。ちなみに当時から水柱でした。その後、師匠である鱗滝左近次に頼み込んで炭治郎に修行を付けさせ、炭治郎は結果的に鬼殺隊の最終選別に合格する。
まさに冨岡義勇は「炭治郎の兄貴分」といったところ。ワンピースで例えるところの赤髪のシャンクスのようなキャラクターか。
一方、鱗滝左近次との修行編で炭治郎を助けてくれた存在が「錆兎(さびと)」。狐面を被った宍色(ししいろ)の少年。右頬に大きな傷を持つのが特徴。錆兎の声優CVはモテ男の梶裕貴。
錆兎は既に8年ほど前に死亡してるんですが、魂となって巨大な岩を切れという鱗滝左近次の命じられた炭治郎を指導。錆兎は炭治郎が鬼殺隊に入ることができた立役者の一人。「努力はどれだけしても足りないんだよ」という名言も錆兎は残してます。
でも、実は錆兎は「冨岡義勇の兄弟子」でもありました。天涯孤独の身だった錆兎はいつぞやに鱗滝左近次に師事し、冨岡義勇と同じ13歳のときに鬼殺隊の最終選別を受けた過去があるんだそう。
半々羽織を着る理由は錆兎
この錆兎は鱗滝左近次の弟子の中でも最強だったとされます。事実、最終選別では「藤襲山の鬼を殆ど一人で倒してしまった」と述懐するのは冨岡義勇。あくまで錆兎の魂に過ぎませんが、それでも炭治郎が勝利したのが不思議なレベル。
ただし、最後は「手鬼」相手に錆兎は敗北してしまう。手鬼は竈門炭治郎が最終的に倒した敵。最強と言わしめる錆兎が敗北した理由は不明ですが、どうやら手鬼の首を切ろうとしたものの、最後は錆兎の刀が折れてしまった模様。
一方、冨岡義勇は途中で負傷し意識朦朧となった最中、錆兎に選別途中で救出される。錆兎はそのまま他の候補者も助けに行き、その後、手鬼に殺される。冨岡義勇は「ただ一週間生き残った」という理由だけで鬼殺隊に合格した。
冨岡義勇の鬼殺隊の隊服は、左右でデザインが異なる「特徴的な半々羽織」を着用してることでも有名。でも、この理由も錆兎にある。実は左側半分の緑と黄色が組み合わさったデザインは「もともと錆兎が着用していた羽織」と同じデザインだった。
だから冨岡義勇は常に「錆兎の死」を背負って生きてることが半々羽織からも読み取れます。
冨岡義勇の性格は?
一方、「最終選別で錆兎を失ったこと」は冨岡義勇のその後の人生に影を落とす。冨岡義勇が直接的な原因となって錆兎は死亡したわけではないですが、義勇の中では「水柱は錆兎こそ相応しい」と今でも考えてる。
だから「俺は水柱になっていい人間じゃない。そもそも柱たちと対等に肩を並べていい人間ですらない。俺は彼らとは違う。本来なら鬼殺隊に俺の居場所はない」と炭治郎に語るなど、義勇の性格は卑屈さ全開。
もともと冨岡義勇は鬼を前にしても刀は極力抜きたくない。娯楽のように他の剣士と手合わせするのも嫌いなので、確かに鬼殺隊に向いてないと言えば向いてない。
他にも錆兎との一件以前から、冨岡義勇はかつて姉・蔦子(つたこ)を鬼に結婚前夜に殺されてることも影響して、冨岡義勇の性格はTHEド陰キャ。冨岡義勇は「自分が死ねばよかった」と兼ねてから言っていたそう。
でも、錆兎からは「自分が死ねば良かったなんて二度と言うなよ。お前は絶対に死ぬんじゃない。姉が命をかけて繋いでくれた命を、託された未来をお前も繋ぐんだ」と冨岡義勇のほっぺを張り倒して叱咤されることもしばしば。
冨岡義勇はとにかく無口
冨岡義勇はさらに「無口」でもある。今風に言うと、義勇はいわゆる「コミュ障(コミュニケーション障害)」。
不死川実弥と喧嘩したときも、冨岡義勇は「俺は上手く喋れなかったし…」と仲介してくれた炭治郎に感謝の念を述べてたりします。体育座りが謎にかわいいですが、義勇自身も口下手は自覚してるっぽい。
スピンオフ漫画・キメツ学園でも「俺はボッチじゃない。喋りながら食べられないだけだ」とやはり抗弁する姿が描かれてます。でもあくまで喋るのが苦手なだけであって、冨岡義勇自身は他の人と仲良くしたい気持ちはある模様。
ネット上でも「チー義勇(チー牛)」という蔑称もあるとかないとか。
○戦闘中でも口下手っぷりを発揮
また無口の性格に加えて、冨岡義勇は更に「無表情」でもある。表情豊かな竈門炭治郎とは対照的に、冨岡義勇の表情は一切読み取れない。それでいて義勇は相手の動きを的確に捉える観察眼を持ち合わせてるだけに、余計に気持ち悪い。
でも無表情は「相手に次の動きを読まれない」という点で戦闘面で有利に働きそう。
一方、戦闘中でも冨岡義勇は無口っぷりをいかんなく発揮。上弦の参・猗窩座との戦いでは「鬼に名乗るような名は持ち合わせていない。俺は喋るのが嫌いだから話しかけるな」としっかり自己紹介してくれる冨岡義勇。
それに対して、「俺は喋るのが好きだ。何度でも聞くぞ、お前の名を」と笑顔で詰め寄る猗窩座もそれはそれでウザい。
その後も一応喋ることには喋るんですが、「俺は頭にきてる。猛烈に背中が痛いからだ。よくも遠くまで飛ばしてくれたな」とすげー日本語が片言。相手の猗窩座に凄むわけでもなく、挑発するわけでもなく、ただただお気持ちを表明なさっただけ。
正直、鱗滝左近次はこんなコミュ障の義勇と意思疎通をどう図っていたかは興味深いところ。
冨岡義勇はガチで嫌われてる?
だから冨岡義勇はシンプルに面倒くさい人。
柱に選ばれた剣士は本来、下の隊士に対して柱稽古をつけてあげなければいけない。鬼殺隊全体の戦闘力を高めないと、鬼舞辻無惨といった鬼勢力にも対抗できない。でも冨岡義勇は錆兎に対する負い目もあって、この柱稽古に出ないこともしばしば。
冨岡義勇からしたら「自分のような弱小剣士が稽古をつける資格はない」といった申し訳ない気持ちからなんですが、口下手の性格も手伝って「お前たちとは違う」と他の柱に言ってのけて揉めることもしばしば。水の呼吸の新たな技を開発するなどしっかり強いだけに、他の柱からすれば余計に鼻につく。
そのため蟲柱の胡蝶しのぶ曰く、「そんなだからみんなに嫌われてるんですよ。すいません。嫌われている自覚が無かったんですね」などボロクソに言われる始末。「俺は嫌われていない」とボソッと抗弁する義勇の姿が少し可哀想。
一方、作者・吾峠呼世晴の解説によれば、冨岡義勇は「周囲とは馴染めてはいないが、嫌われはいないと信じています」とのこと。だから冨岡義勇は柱の中で「確かにふんわり嫌われてる」のは事実っぽい。作者も義勇をちょびっとだけ嫌ってるのかも。
ただ冨岡義勇の性格は冷たいわけじゃない。一悶着あった不死川実弥に対しては、「今度から懐におはぎを忍ばせて会ったらあげようと思う」など優しさも見せる。おまえはアンパンマンか。
炭治郎の嬉しそうな表情がなんだか微笑ましいですが、あくまで冨岡義勇は表現方法が下手なだけ。
冨岡義勇の名言・名シーンまとめ
こんな無口で不器用な冨岡義勇ですが、意外と名言・名シーンは少なくない。
○生殺与奪の権を他人に握らせるな
まず最初の名言は「生殺与奪の権を他人に握らせるな」。ちなみに生殺与奪の読み方は「せいさつよだつ」。その名の通り、自分を生かすか殺すかを選択させる権利のこと。一応、「せいさいよだつ」という読み方でも大丈夫です。
冨岡義勇が鬼舞辻無惨の痕跡を追って助けに来たものの、既に竈門禰豆子は鬼化していた。義勇は禰豆子を殺そうとするものの、兄の炭治郎は禰豆子を助けようと土下座する。それに対して、義勇がブチ切れた名言。
「惨めったらしくうずくまるのはやめろ!そんなことが通用するならお前の家族は殺されてない!奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す?笑止千万!弱者には何の権利も選択肢もない!」と問答無用の正論で炭治郎を追い詰める。
冨岡義勇は劣等感の塊のくせに、どの面下げて言ってんだっていう。チー義勇の分際で!
ただ冨岡義勇は自分は労せず鬼殺隊に入ったからこそ、「かつての自分」と土下座する炭治郎の姿に重ね合わせたのかも知れない。事実、その直後、義勇は「お前が打ちのめされてるのはわかる」と心の中で炭治郎を思いやってる。
この「わかる」という言葉の裏には錆兎の死が隠されているに違いない。
ただし、「俺があと半日早く来ていればお前の家族は殺されていなかったかも知れない」とも心の中で語ってるんですが、竈門家を殺したのは鬼舞辻無残。水柱・義勇一人だけでは救えてなかったことは言うまでもないため、さすがに舐めプ。
○俺が来るまでよく堪えた(こらえた)
続いての名言は「俺が来るまでよく堪えた。後は任せろ」。先程の生殺与奪と同じくアニメやコラボゲームでよく使われる冨岡義勇の名言。
下弦の鬼・累との戦いで追い詰められる炭治郎。そこにさっそうと現れた冨岡義勇から出た名言がこれ。まさに救世主。義勇は有言実行とばかりに、累を水の呼吸・凪を使って倒す。これぞ強者だけが言っていい名言。
その後、蟲柱の胡蝶しのぶがやって来て一悶着があるんですが、「後は任せろ」という言葉の意味はそこにも繋がっていたのかも知れない。
○炭治郎を殺したければまず俺を倒せ
続いての名言は「炭治郎を殺したければまず俺を倒せ」。
上弦の鬼・猗窩座との戦い。冨岡義勇は痣を発現し、水の型を全て出し尽くしてもなお、猗窩座には防戦を強いられる。義勇の日輪刀は折れて使い物にならず、猗窩座の最終奥義・青銀乱残光を食らって息も絶え絶え。
一方、竈門炭治郎は覚醒し、無我の境地に達する。日の呼吸も徐々に使えるように進化し、猗窩座の首を切り落とす。しかし猗窩座はそれでも消滅せず。最後のあがきを前に炭治郎はダメージを食らって失神。
そこで冨岡義勇が最後の力を振り絞って出た名言がそれ。
○託されたものを後に繋ぐ
続いての名言は「託されたものを後に繋ぐ」。
猗窩座で息も絶え絶えの冨岡義勇。それでも立ち上がる理由は「次に繋げる」ため。冨岡義勇の過去を思い出しても分かるように、「もう二度と目の前で家族や仲間は死なせない」。もちろん義勇自身が死にたいわけでもない。
冨岡義勇は「自分がかつて錆兎に守ってもらった」ように、今度は自分が炭治郎を守りたい。命のバトンを繋げる、という鬼滅の刃のストーリー根幹に流れてるイデオロギーが集約されてる名言。先程の名言の全てにも繋がる名言。
だから冨岡義勇の名言に限った話じゃないですが、鬼滅の刃はテーマや主張が一貫してるので読みやすいんでしょうね。
○また守れなかった
続いての名言は「また守れなかった」。
こちらは鬼舞辻無惨戦での名言。改めて冨岡義勇の最後は後述しますが、炭治郎が結果的に死亡する。それに対して、冨岡義勇は「俺は人に守られてばかりだ。また守れなかった」と肩を落として涙する。
一応、冨岡義勇はこれまで何度も炭治郎を救出し、たくさんのムコな市民も救出してるはずですが、やはり最後に死んでしまっては意味がない。冨岡義勇の責任感の強さが垣間見える名言でした。
○目は心の窓なんだ
最後の名言は「目は心の窓なんだ」。実はスピンオフ漫画・キメツ学園でも冨岡義勇は名言を連発してる。
やはりキメツ学園でも無口な先生役という設定ですが、それはひとえに「言葉を交わさなくても相手の気持ちは分かる」という信念を冨岡は持っているから。誠実な人間の瞳には曇りがないんだそう。それを端的に表した名言がそれ。
確かに「目は口ほどに物を言う」と言いますからね。ただ目の動きで人の感情は読み取ることもできるのであながち間違いではないですが、やはり窓は開いていた方(喋る方)がそれぞれの気持ちは伝えやすいとは思いますが。
冨岡義勇の最後はどうなった?
一方、鬼滅の刃のラスボスが鬼舞辻無惨。冨岡義勇や竈門炭治郎たち鬼殺隊は、この無残を倒すためだけに日々訓練を行っていた。冨岡義勇の最後の結末は一体どうなったのか?
鬼滅の刃終盤の展開を簡単におさらいすると、鬼舞辻無惨は珠世の薬で徹底的に弱体化される。9000年老化した無残相手に柱たちが総攻撃を仕掛け、夜明けが来るまでの時間を稼ぐ。冨岡義勇は片腕を失いながらも懸命に戦い、最終的に太陽光が無残を粉々に燃やす。
ただ心臓が止まった炭治郎を見て、冨岡義勇は「また守れなかった。俺は人に守られてばかりだ。すまない禰豆子」と涙。しかし無残は最後の力を振り絞って、炭治郎の体に自らの遺伝子を残す。そして、陽の光すら克服した鬼化炭治郎が生まれる。
この異変にすぐ察知した冨岡義勇は、鬼化した炭治郎を殺そうと攻撃。ただ片腕を失うなど深いダメージを負う義勇は、鬼化炭治郎に為す術もない。しかしながら炭治郎は無残の呪縛を自身で解いて、最後は大団円を迎えます。
鬼滅の刃終盤の詳細は「最終回のネタバレ記事」を別途参照。
そして鬼殺隊が解散後、冨岡義勇はどうやら「普通の書生」のような生活を送っている雰囲気。確かに冨岡義勇はまともな社会生活を送ってこなかった。一般常識にも欠ける言動も少なくない。学生として一から勉学していたのかも知れない。
他にも鬼滅の刃23巻の描き下ろしシーンでは「後ろめたいなんてそんなこと思わないで」という作者のセリフが冨岡義勇のコマ割りには当てられてる。義勇にピッタリの励ましの言葉。鬼滅の刃はつくづくキャラ作りが徹底して秀逸だったなと思います。
現代編では冨岡義勇の子孫・義一が登場
一方、「現代編」でも冨岡義勇のその後は描かれております。
そこでは「冨岡義勇の子孫」が普通の小学生生活を送ってることが確認できます。また隣には錆兎や真菰が転生したと思しき小学生の姿も確認できます。
この義勇の子孫の名前は「冨岡義一」とのこと。他の錆兎たちの転生後の名前は不明ですが、同じスイミングスクールに通うという設定のため、通ってる小学校そのものは別なのかも知れない。
大正時代では手鬼に殺されてしまったものの、輪廻転生を経ることで義勇と錆兎たちは平和な世界で再び友情を育む様子。現代では何の脅威に脅かされることもなく、冨岡義勇の子孫はこれからも楽しい人生を歩むであろう…という未来が読み取れます。
この冨岡義勇の子孫以外では、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の生まれ変わりはしっかり夫婦だったり、悲鳴嶼行冥は保育園の先生をやっていたり、地味に継国縁壱の生まれ変わりも登場してました。
ただ鬼滅の刃の最後は少し誤解しやすいですが、錆兎と真菰は死亡してるので厳密には直接の子孫ではありません。「あくまで転生」した姿に過ぎない。逆に冨岡義勇はあの戦いで生存してるので、義一は義勇の血をしっかり受け継いだ子孫になります。
例えば不死川兄弟の場合、生き残った兄・実弥の子孫はいるんですが、死亡してしまった弟・玄弥の直接的な子孫はいません。もちろん現代編に登場した警察官の二人も血が繋がってない。鬼滅の刃終盤を読む上で、ここは結構大きな違いと言えそう。
【奥さん】冨岡義勇の嫁は?
そのため竈門炭治郎や我妻善逸たちと同様に、冨岡義勇もその後は「誰かと結婚」してるはず。生存キャラたちはもれなく「それなりの営み」を行ったからこそ、義勇の子孫である冨岡義一は現代に存在できてる。だから、気になるのは冨岡義勇の「嫁(奥さん)」の存在。
ただし、冨岡義勇の嫁の正体は不明です。
本来であれば蟲柱・胡蝶しのぶが最適な嫁候補として挙げられそうですが、上弦の鬼・童磨との戦いでしのぶは死亡済み。現代編でも胡蝶姉妹の生まれ変わりとは絡む気配が乏しいので、胡蝶しのぶは冨岡義勇の嫁候補として微妙だったはず。
個人的な予想を述べると、産屋敷輝利哉が鬼殺隊を解散させた以上、冨岡義勇の嫁はおそらく「普通の女性」だと思います。孫の冨岡義一の容姿が可愛らしかったことから、少なくともお嫁さんも美形だったに違いない。
厳密には日本は大正時代以降も大きな戦禍を何度も経験してるものの、おそらく無残消滅後の日本は素直に平和が訪れてるはず。そのため血みどろの世界とは無関係の女性と知り合った可能性が高そう。
冨岡義勇の無口の性格を考えると、おそらくグイグイと引っ張っていってくれる明るい活発な女性像などが想像できそう。きっと見聞色の覇気なども使用できるかも知れない。
コメント
無惨が数カ所、無残になってますよー。