少年ジャンプの人気バトル漫画が『鬼滅の刃』。2020年5月に惜しまれながら完結しましたが、劇場版映画「無限列車編」の興行収入は公開からわずか4ヶ月で370億円を突破。鬼滅の刃アニメ2期も2021年中の放映が決定。
この無限列車編の大ボスが「猗窩座(あかざ)」と呼ばれる敵キャラクターでした。
そこで今回ドル漫では「猗窩座」の能力強さや正体について改めて徹底的に考察してみたいと思います。当初猗窩座は凶暴なバトル狂として登場したものの、実は繊細なメンタルの持ち主だった。また狛治という人間時代の過去エピソードが泣かせるんですね。
ちなみに鬼滅の刃アニメ派の方はネタバレ注意です。おそらく鬼滅アニメ3期以降の更に次の劇場版で描かれる内容なので、アニメで描かれるのは相当先になるはず。
猗窩座は上弦の鬼のNo.3
まずは猗窩座についておさらい。
猗窩座とは「上弦の鬼(十二鬼月)」のNo.3。鬼滅の刃作中では「上弦の参」などと表現されます。画像は猗窩座の初登場シーン。体に「直線的な入れ墨」が彫られてるのが特徴。モノクロ画像だと分かりませんが、髪の毛はピンク色。
猗窩座の名前の読み方は「あかざ」。声優CVは石田彰。『NARUTO』の我愛羅や『エヴァンゲリオン』の渚カヲル、『銀魂』の桂小太郎の役などで有名な声優。脳筋丸出しの猗窩座とは正反対のキャラも多いだけに意外な配役。
過去は後述しますが、猗窩座という名前は狛治という人間時代の名前も含めて「狛犬」がモチーフなんだそう。猗の部首は犬編。窩座はそのまま解釈すると「穴に座る」。狛犬の銅像をなんとなく彷彿とさせます。
上弦の鬼の順位は黒死牟、童磨、猗窩座という順番でしたが、猗窩座は童磨に追い抜かれた過去があります。しかし元々いた上弦の2が童磨に殺されたのか、元々2番だった猗窩座が3番に降格したかなどは定かではありません。
猗窩座の強さは?
続いては「猗窩座の強さ」を考察。
猗窩座と言えば、やはり炎柱の煉獄杏寿郎との戦いでしょう。無限列車で下弦の魘夢との戦いの直後、突如として猗窩座は襲来。手負いの竈門炭治郎たちの存在もあって、猗窩座は煉獄杏寿郎を最終的に余裕を持って倒しました。
YouTubeの公式アカウントに二人の戦いの動画が一部アップロードされてましたが、再生回数は数千万回超えですからね。さすがに常軌を逸してるレベルで草。二人の詳細な戦いは是非映画などでご覧ください。
ただ日の出が近づいたため竈門炭治郎たちにとどめを刺す前に逃亡を図る。これに激怒したのが鬼滅ラスボスの鬼舞辻無惨。「まだ3人の鬼狩りが残ってたやんけ!われぇ」と大きく叱責されるなど見事なパワハラ社会を見せつけてくれました。
でも猗窩座の戦闘に対する執念は凄まじいため、これでも無惨は期待はかけている模様。
一方鬼滅の刃終盤では、痣を発現させた水柱の冨岡義勇と竈門炭治郎を同時に相手にするものの、やはり猗窩座は余裕しゃくしゃくで戦いを優勢に進めてました。冨岡義勇も「この男は修羅。戦うこと以外全て捨てた男」と猗窩座を評価してました。
猗窩座は上弦の鬼のNo.3だけあってかなりの強敵として描かれます。
猗窩座は喋りたがり屋だが童磨は嫌い
一方、猗窩座の性格は「喋りたがり屋」。性格は意外と構ってちゃんの寂しがり屋なのか、自他共認めるほど人間と喋るのが大好き。
無口の冨岡義勇との戦いでは、「鬼に名乗る名は持ち合わせていない。俺は喋るのが嫌いだから話しかけるな」とする義勇に対して、猗窩座は「俺は喋るのが大好きだ。何度でも聞くぞお前の名を」と絶妙にすれ違う会話が笑わせてくれました。
ただし、猗窩座は童磨とだけは反りが合わない。
前述のように、童磨とは上弦の2。猗窩座のひとつ上の十二鬼月。努力家の猗窩座とは真逆の天才肌。また猗窩座は鬼でありながら一度も女性を殺した経験がない。猗窩座の過去は後述しますが、イデオロギーの根本的な違いも不仲の原因。
だから童磨もペラペラ喋るのが好きなタイプなんですが、猗窩座とは事あるごとに衝突を繰り返す。それに対して、黒死牟が「めっ」と猗窩座をしばしば叱るシーンが見られました。さながら三者は長男、次男、三男といった雰囲気でした。
ちなみに鬼同士であっても脳内対話や視覚の共有ができるものの、童磨があまりにうるさいため猗窩座は無惨に苦情を言った過去もあるそう。鬼滅の公式ファンブック曰く、「猗窩座が無惨に口答えしたのは是一度きり」とのこと。
確かに無惨は無惨で童磨のことが嫌いでしたから、猗窩座の主張をしぶしぶ受け入れたのかも知れない。
【名言】猗窩座の性格は弱者が嫌い
続いては猗窩座の「名言」を考察。上弦の鬼に名言というのは変な話ですが、猗窩座が発してきた言葉から「性格」を掘り下げていこうと思います。
よく生きていたものだ。お前のような弱者が
まずは鬼滅の刃終盤の「無限城」における戦い。煉獄杏寿郎との一戦ぶりに遭遇した竈門炭治郎に対して出たセリフが「よく生きていたものだ。お前のような弱者が」。無限列車編で炭治郎は煉獄のお荷物だった。それに対する嘲りの言葉。
さあ始めようか宴の時間だ
でも炭治郎と拳を交わすことで猗窩座は前言撤回する。「この少年は弱くない侮辱するな」という煉獄の言葉は正しかったと、猗窩座は素直に認めて炭治郎に敬意を表す。ただこれに次いで出たセリフが「さあ始めようか。宴の時間だ」。
猗窩座の思想や人生観の全てが「戦い」に根ざしていることが分かるセリフ。猗窩座にとっての価値基準は「強いか弱いか」の一点のみ。だから猗窩座の性格を一言でまとめると「弱者が嫌い」に尽きます。
弱者には虫酸が走る反吐が出る。淘汰されるのは自然の摂理
そのため「俺が嫌いなのは弱者のみ。弱者には虫酸が走る。反吐が出る。淘汰されるのは自然の摂理に他ならない」などとも猗窩座は語ったりするんですが、炭治郎は「強い者は弱い者を助け守る。これが自然の摂理だ」と見事に喝破。
炭治郎はむしろ強者であるにも関わらず、猗窩座は得体の知れない不快感がこみ上げてくる。でもこれらすべては「猗窩座の過去(人間時代)」が大きく関係してることが判明します。
狛治(はくじ)の過去とは?
ということで猗窩座の「人間時代」について考察していこうと思います。
猗窩座の人間時代の名前は「狛治」。読み方は「はくじ」。前述のように狛犬が名前のモデル。狛治は「鬼の子」と恐れられるなど屈強な体を持っていたものの、病弱の父親のため日頃から盗みを働いていた。
その度に狛治はお役人に捕まっては「罰の入れ墨」を体に彫られていた。猗窩座の体表にある謎の模様は「罪人としての入れ墨」だったりします。
ただある日、父親は息子・狛治を改心させるために「真っ当に生きろ」という遺言を残して自ら命を絶つ。狛治は「貧乏人は生きることさえ許されないのか」と理不尽な世間に更に怒りをぶつけるようになる。
○慶蔵と恋雪との出会い
しかし、そんな折に「慶蔵(けいぞう)」という素流武術の道場師範に出会う。慶三は乱暴者の狛治をフルボッコするものの、「病身の娘の看病をして欲しい」と不憫な狛治を思いやって引き取った。
初めて勝てない相手に出会った狛治は「娘一人の家に罪人の俺を置いていいのかよ」と悪態をつくものの、慶蔵は「罪人のお前は先刻ボコボコにしてやっつけたから大丈夫だ」と笑顔で返すだけ。猗窩座は慶蔵の姿と竈門炭治郎の思想を思わず重ね合わせていた。
そして、狛治が出会った少女が「恋雪(こゆき)」。ピンク色の瞳に思わず一目惚れする狛治だったが、自分が救えなかった病弱の父親の姿も同時に重ね合わせる。二人の仲は急速に縮まり、数年後、将来夫婦になることを誓い合うようになる。
○猗窩座が弱者を嫌う理由
ただ慶蔵の道場はとある老人から譲り受けたものだったが、それを狙っていた隣接する剣術道場から嫌がらせを受けていた。それでも狛治たちは武術の鍛錬に励んでいたが、事件はある日突然起こる。
慶蔵と恋雪は毒殺されてしまう。狛治や慶蔵はあまりに強いため、剣術道場の人間は毒を慶蔵の井戸に入れて殺す。二人と出会ったことで「真っ当な生き方ができる」と信じ始めていた矢先だっただけに、狛治の喪失感は絶望的に大きかった。
狛治は直後に剣術道場の人間67名を全員素手でめちゃくちゃに破壊するも、偶然にも鬼舞辻無惨に遭遇してしまう。そこで十二鬼月の最初の一人として迎え入れられる狛治だったが、猗窩座になったときに記憶を全て失ってしまう。
だから猗窩座が「弱者をひたすら嫌う理由」は、正々堂々と自分たちと戦わず井戸に毒を入れた剣術道場の人間に起因してます。ちなみに毒殺を試みたのは剣術道場の跡取り息子。動機は恋雪と狛治が結婚することを聞きつけて…とのこと。
他にも病弱がちだった父親も含めて、人間はあまりに脆い。鬼のように死ぬことがなければ、狛治が大事な人を失うことも起きなかった。さながら自分の大事な人を死なせてしまった負い目から逃れるため、猗窩座は「鬼としての矜持」を強めていったに違いない。
声優 石田彰を起用した意味とは?ピンクは恋雪の瞳色?
猗窩座が鬼でありながら女性を一人も殺してなかった理由も、狛治の頃の思い出が強く関係してました。好きだった恋雪の理不尽な死に直面したからこそ、そのフラッシュバックを無意識的に避けるためでもあった。
だから猗窩座の髪の毛の色がピンク色だった理由(狛治の頃は普通の黒髪)も、恋雪の「瞳の色」を無意識的に体現してしまっていたからに違いない。さながらピンク色の髪の毛は「恋雪に対する未練」の証。
そのため独特の入れ墨も含めて、猗窩座の「特徴的な見た目」は過去に関する伏線がたくさん隠されていたカタチ。声優が石田彰だった理由も猗窩座の「繊細なメンタル」を表現させるための絶妙な配役だったと考えられます。
一方、「無我の境地」に達した主人公・竈門炭治郎によって、猗窩座の最後は日の呼吸の斜陽転身で首をはねられる。ただ「まだ戦える。まだ強くなる」と猗窩座の強さに対する執念はひとしお。いや、正確には「弱者に落ちぶれること」に対する拒絶からか。
猗窩座は自分の首が落ちないように押さえつける表情が鬼気迫るものがあります。その後、猗窩座は首が完全に削げ落ちてもなお諦めず。デュラハン状態の猗窩座も驚異的な戦闘力を発揮します。
猗窩座の死亡シーンが泣かせる
でも猗窩座の最後を決定づけた存在が、やはり慶蔵と恋雪。
生や強さに執着する猗窩座に対して、慶蔵は「お前がどんなふうになろうが息子は息子。死んでも見捨てない。天国には連れて行ってやれねぇが」と優しく頭を撫でてあげる。猗窩座も潔く地獄に落ちたかった。
ただ自らの肉体を破壊して死を選ぼうとするものの、鬼の肉体は強烈に何度も何度も再生していく。
鬼舞辻無惨は猗窩座の死を強烈に拒否する。猗窩座の頭を優しく撫でる慶蔵の手とは違って、鬼舞辻無惨は猗窩座の髪をグシャッと掴んで「強くなりたいのではなかったのか?これで終わりなのか?」と圧をかけてくる。
○恋雪「もう充分です」
猗窩座は弱者に落ちぶれる恐怖感から再び復活しようと試みるものの、最後に救ってくれたのが恋雪だった。
恋雪は「狛治さんありがとう。もう充分です。もういいの」と優しく抱きしめてあげると、猗窩座のピンク色の髪の毛は次第に黒色に戻っていく。
「ごめんごめん。守れなくてごめん。大事な時傍にいなくてごめん。約束を何ひとつ守れなかった。許してくれ俺を許してくれ」と泣いて謝罪する。恋雪は非難の言葉をかけることもなく、「おかえりなさいあなた」と涙で狛治を受け入れる。
すべての未練と後悔が無くなった猗窩座に、鬼舞辻無惨の声がもう届くことはなかった。猗窩座自身は「何ともまあ惨めで滑稽でつまらない話」と自らの半生を振り返ってるんですが、この死に様は泣かせます。
あそこまで強い言葉で炭治郎や義勇に息巻いていた猗窩座だからこそ、ここまで無様な懺悔を見せつける最後の姿に男らしさも感じさせます。
猗窩座は自分の「弱さ」を許せない一方、自分の「過ち」を許して欲しい感情もあった。でも猗窩座の弱さを無条件で受け入れてくれた唯一の家族が死亡してしまったため、狛治は「猗窩座という亡霊」として現世にさまようしかなかったというオチ。
ちなみに鬼滅の刃第2回の人気ランキングでは猗窩座は17位。下弦の1の魘夢にも負けてる。でも、この猗窩座の人間時代のエピソードが描かれれば、また鬼滅の刃内の人気ランキングも変わってきそうです。
猗窩座の必殺技一覧まとめ
最後は「猗窩座の必殺技一覧」をまとめて終わります。
猗窩座の必殺技は「破壊殺(はかいさつ)」と呼ばれる血鬼術を主に扱います。基本的には殴る蹴るのシンプルな格闘技の延長線上の技ですが、破壊殺は青い衝撃波を放つ点が特徴。構えは慶蔵の素流がベース。
ちなみに、猗窩座の技名は狛治と恋雪との思い出が反映されてるそう。二人が結婚を誓いあった「花火大会」が主に由来だそう。猗窩座は人間時代の記憶は忘れていたため無意識的に命名していたんだと考えられます。
猗窩座たん、つくづく泣かせるやん(´;ω;`)
○破壊殺・羅針…猗窩座の必殺技
まず最初の猗窩座の必殺技は「破壊殺・羅針(らしん)」。破壊殺の基本形態になります。
破壊殺・羅針は、地面に雪の結晶のような陣容を展開する。この空間内では敵の闘気を正確に感知できるため、まるで羅針盤のように正確無比に攻撃できる。まさに回避困難の技。カウンターにも対応できるなど汎用性が高い技。
一発一発の威力もすごいため、敵はダメージを軽減しにくい。敵の闘気が強ければ強いほど感知能力がアップするため、強敵ほど効果を発揮する。ただ闘気を完全に消す達人クラスには対応できないデメリットも。
ちなみに展開の模様は正確には「恋雪の髪飾り」がベースなんだそう。猗窩座たん…
○破壊殺・滅式…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・滅式(めっしき)」。
破壊殺・滅色は炎柱の煉獄杏寿郎を倒した技。猗窩座の中でも絶技とされ、後述する終式に匹敵する破壊力があるそう。冨岡義勇たちには未使用の必殺技なので、そう考えると煉獄杏寿郎の強さも同時に推し量れそう。
○破壊殺・砕式 万葉閃柳…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・砕式 万葉閃柳(さいしき・まんようせんやなぎ)」。
砕式 万葉閃柳は思いっ切り拳を振り下ろす技。砕式という名前から地面や壁を砕く戦法の一つっぽいので、他にも派生技はありそうです。
○破壊殺・鬼芯八重芯…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・鬼芯八重芯(きしんやえしん)」。
鬼芯八重芯は左右の拳から4撃ずつ合計8個の衝撃波を放つ必殺技。猗窩座の一発一発は重いので強力な技だとは思われますが、主人公の竈門炭治郎の日の呼吸とは互角だった模様。
○破壊殺・脚式 冠先割…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・脚式 冠先割(かむろさきわり)」。
脚式・冠先割は背後にいる敵を蹴り上げる技。主人公・竈門炭治郎は日輪刀で受け止めるものの、その衝撃はしっかり顔面を捉えてた模様。大きく足を振り上げる遠心力が大きいのか。
女性に対する価値観は猗窩座とは全く異なりますが、きっとワタナベマホトも体得済み。
○破壊殺・脚式 飛遊星千輪…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・脚式 飛遊星千輪(ひゅうせいせんりん)」。
脚式・飛遊星千輪は8の字を描くように縦横無尽に蹴り上げる足技。これは上空に向けて蹴り上げ続けるため、一度ハマってしまうと抜け出せなさそう。
○破壊殺・脚式 流閃群光…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・脚式 流閃群光(りゅうせんぐんこう)」。
脚式・流閃群光は上中下段に高速で蹴り飛ばす技。さながら格闘ゲーム『ストリートファイターシリーズ』の春麗の百裂脚。
だから猗窩座は殴り合いが好きなイメージがありますが、必殺技の多さだけ見ると足技の方が得意だったりするのかも知れない。絵的に映えるってのもあるか。
○破壊殺・空式…猗窩座の必殺技
続いては「破壊殺・空式(くうしき)」。
空式とは衝撃波を飛ばして遠くの敵を攻撃する技。拳の殴打力がそのまま伝染する上、衝撃波も高速なので敵にはノーラグで到達する。しかも乱打も可能と来たもんだ。おそらく足技による攻撃でも空式はできるはず。
○破壊殺・乱式…猗窩座の必殺技
続いての必殺技は「破壊殺・乱式(らんしき)」。
乱式というニュアンスからも分かるように、乱打を打ち放つ技。先程の鬼芯八重芯も乱式の一種だったりするのか。衝撃波も広範囲に発生するため、これらの技は全て独立してるように見えますが、実質的にはほぼ全部同じなのでしょう。
○破壊殺・終式 青銀乱残光…猗窩座の必殺技
最後の猗窩座の必殺技は「破壊殺・終式 青銀乱残光(しゅうしき・あおぎんらんざんこう)」。
青銀乱残光は全方向に100発以上の乱打を繰り出す技。空式も組み合わされてるはずなので、衝撃波も広範囲に伝わってるはず。冨岡義勇の凪でも全ては相殺できず。終式という表現からも分かるように、猗窩座のいわゆる最終奥義。
ただ青銀乱残光を発動しても猗窩座の体力が大きく削られるわけでもない。そのため破れかぶれで使うような必殺技とかではなく、あくまで「普通の技の延長線上」というのが恐ろしい所。
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