『鬼滅の刃』の舞台は凶悪な鬼が人間たちを喰らう大正時代。鬼殺隊と呼ばれる剣士たちが鬼退治に奔走するものの、鬼は人間よりも遥かに身体能力に優れてるため苦戦する。とりわけ血鬼術と呼ばれる必殺技や特殊能力を使う「異能の鬼」が強かった。
この異能の鬼の中でも最強クラスの実力を誇る12名の鬼の集団が「十二鬼月(じゅうにきづき)」。
そこで今回ドル漫では「十二鬼月」全12名のメンバーを主にフルカラー画像付きで徹底的に考察したいと思います。果たして十二鬼月には一体どんなキャラクターがいるのか?上弦の鬼ばかりがクローズアップされますが、下弦の鬼には誰がいたのか?
ちなみに、十二鬼月のモデルは最後に後述してます。上弦の鬼と下弦の鬼ではモデルにも明確に違いがある模様。あとネタバレ全開なので鬼滅の刃アニメ派は注意です。
十二鬼月とは?
まずは「十二鬼月(じゅうにきづき)」を解説。
十二鬼月とは鬼の始祖・鬼舞辻無惨が結成した12名の「最強の鬼の集団」のこと。読み方は「じゅうにきづき」。「上弦の鬼」と「下弦の鬼」と各々6名のメンバーで構成されてる最強の敵組織。「上限の鬼」でも「下限の鬼」でもありません。
鬼舞辻無惨は上弦の6が死亡した時に「上弦の月が欠けた」などと表現してることから、名前の由来は「月」。上弦の月や下弦の月はいわゆる「半月(弦月)」のこと。上弦の月は左半分が地球の影で隠れ、下弦の月は右半分が影で隠れてる半月を意味します。
鬼は太陽光を浴びると死亡するため、あえて鬼舞辻無惨は「月に関連する名前」を用いたのか。
上弦の鬼と下弦の鬼の違いまとめ
上弦の鬼はいわゆる「上位グループ」に対して、下弦の鬼は「下位グループ」に位置付けられます。十二鬼月のキャラクターの目玉にはそれぞれ数字が彫り込まれており、数字が小さいメンバーほど戦闘力が強くなってます。
つまり「上弦の壱(1)」が十二鬼月最強なのに対して、「下弦の陸(6)」が十二鬼月最弱という位置付けになります。
一方、上弦の鬼は「両目」に数字が刻み込まれてるんですが、下弦の鬼は「片目」にしか数字が刻まれてない。この見た目の違いからも、下弦の鬼は上弦の鬼たちから常に蔑まれてる。鬼は元が人間だけあって、十二鬼月同士でも差別意識や選民意識はある模様。
ちなみに、ドル漫の考察記事では「上弦の1」や「上弦の5」など算用数字で分かりやすく表記してます。『鬼滅の刃』では「上弦の壱」や「上弦の伍」と漢数字が用いるのが正しいです。基本の呼吸も「壱ノ型」といった具合に表現されてます。
上弦の鬼の強さは「柱3人分」
一方、上弦の鬼は100年以上もメンバーが固定されてるのに対して、下弦の鬼は何度も入れ替わってるのが特徴。
理由は至ってシンプル。上弦の鬼は過去100年において鬼殺隊の誰にも負けていないから。逆に言うと、下弦の鬼は頻繁に鬼殺隊の柱に何度も敗北を喫してる。そのため名実ともに最強鬼集団と評価できるのは「上弦の鬼のみ」と言えます。
ちなみに、上弦の鬼の中の数字の順位は「入れ替わりの血戦」で決まります。一対一の戦いを申し込んで勝利した方が「上の数字」を名乗ることが可能。敗北した鬼は勝った鬼に吸収されるそう。ただし、鬼の気分次第で吸収されないこともあります。
蟲柱の胡蝶しのぶ曰く、上弦の鬼の強さは「柱3人分」とのこと。柱は下弦の鬼相手であれば一対一でも倒せますが、上弦の鬼相手にはほとんど苦戦を強いられる。実際、上弦の鬼たちはこれまで柱のメンバーを何十人と葬ってきたのが良い証拠でしょう。
十二鬼月が誕生した時期はいつ頃?
続いては十二鬼月が誕生したタイミングを考察。
まだ鬼滅の刃の公式発表はなかったと思いますが、十二鬼月が結成されたタイミングは「江戸時代」と思われます。
何故なら人間時代の猗窩座が生きていたのは江戸時代なんですが、その猗窩座をリクルートする際に鬼舞辻無惨は「十二体程強い鬼を造ろうと思っているんだ」と語ってるから。少なくともそれ以前には十二鬼月は存在してなかったことは確か。
鬼舞辻無惨が継国縁壱に瞬殺されそうになったのは、大正時代から400年ほど前に遡る。その後、縁壱が死亡するまで無惨は潜伏生活を送っていた。江戸時代は西暦1600年からちょうど始まってるので、十二鬼月を造るキッカケは「その敗北」と重なりそう。
○十二鬼月の作るキッカケは継国縁壱か?
一方、縁壱の兄である継国厳勝が黒死牟として仲間に加入したのも、鬼舞辻無惨が継国縁壱に敗北したタイミングとほぼ同じ。黒死牟含めて以前から無惨の手下はそれなりにいたはずですが、その頃はまだ十二鬼月は誕生していなかったはず。
だから、鬼舞辻無惨が本格的に強い鬼を組織化しようと考えたのは「縁壱との遭遇以降」とやはり考えられそう。十二鬼月が誕生して以降、黒死牟がずっと上弦の1だったというのも納得。鬼舞辻無惨が潜伏していた期間のお世話をしていたのは黒死牟だったのかも知れない。
上弦の鬼のメンバーが入れ替わってない理由も、十二鬼月が誕生して年月がさほど経ってないことも大きいか。
下弦の鬼のメンバーは誰がいる?
まずは「下弦の鬼」のメンバー一覧を紹介。
前述のように頻繁にメンバーが入れ替わってるため、下弦の鬼はそこまで強くはありません。鬼舞辻無惨の血を大量に摂取させられて強化されるものの、その血を吸収しきれずに死亡することも。一部キャラ以外は登場機会もほぼありません。
鬼滅の刃で登場した下弦の鬼のメンバーを見ていくと、下弦の1は「魘夢(えんむ)」。下弦の2は「轆轤(ろくろ)」。下弦の3は「病葉(わくらば)」。下弦の4は「零余子(むかこ)」。下弦の5は「累(るい)」。下弦の6は「釜鵺(かまぬえ)」。
魘夢…下弦の1
下弦の1・魘夢は通称「眠り鬼」。人々を夢心地にいざなって、その相手の精神の核を破壊して廃人にさせる能力を持つ。鬼舞辻無惨の大量の血を摂取しても唯一生き残っただけあって、炎柱・煉獄杏寿郎ですら簡単に騙されてしまったほど。
最終的には竈門炭治郎と嘴平伊之助のタッグを前に敗北しましたが、鬼滅の刃の劇場版映画「無限列車編」ではボス役として君臨してます。煉獄杏寿郎が300億の男と呼ぶなら、魘夢も300億の鬼と呼んであげてほしいところ。
累…下弦の5
下弦の5・累は元々は病弱の子供。
そこで自ら生き延びるために鬼舞辻無惨の力に頼ったものの、鬼化した息子に悲観した両親は無理心中を試みる。ただ親子としての本当の絆があれば両親は喜ぶはず、と考えた累は両親を殺してしまう。下弦の鬼となった以降も「偽装家族」を周囲の鬼に演じさせてメンタルを保つ。
累は下弦の1・魘夢と同様に数少ない活躍した下弦の鬼の一人。ちなみに、この累との戦いでサイコロステーキ先輩なる謎のサブキャラクターが爆誕してます。
○その他の下弦の鬼
一方、せいぜいMAD動画で見かける程度ですが、下弦の2・轆轤は名前の通り、陶芸家風の出で立ちの下弦の鬼。
下弦の3・病葉は顔に十字傷が何個もある鬼。
下弦の4・零余子はおでこに2本の角を持つ女性鬼。
下弦の6・釜鵺は顔に「工」の字型の入れ墨が入ってる鬼。
ちなみに、かつて下弦の6には「響凱(きょうがい)」もいました。
響凱とは太鼓をポンポン叩くテンポに合わせて爪攻撃してくる異能の鬼。かつては小説家見習いだったが夢叶わず鬼と化した。ただし最後は竈門炭治郎に自身のアイデンティティを認められて、穏やかな気持ちのまま成仏したシーンが印象的でした。
だから最終的に無惨に瞬殺されましたが、下弦の鬼であってもそれなりに強いことは確かな模様。
上弦の6…妓夫太郎【死亡】
まずは上弦の6から紹介したいと思います。
まず最初の上弦の鬼は「妓夫太郎(ぎゅうたろう)」。階級は上弦の6。鬼滅の刃アニメ2期のボスキャラとして立ちはだかります。
妓夫太郎は売春街で育った不憫な男。醜い容姿も相まって苛烈なイジメを受けて育ったため、社会に対する憎悪を募らせる。ただし、妓夫太郎には唯一の希望が妹の「堕姫(だき)」。人間時代は「梅」という名前で暮らしていた売春婦。
それでも妓夫太郎は梅を溺愛するなど二人の仲は良かった。ただ梅は兄の妓夫太郎を馬鹿にした侍の客を失明させたことをキッカケに、二人は最終的に不憫な最期を遂げ……ようとした時に上弦の2・童磨に救われる。その後、二人は兄妹揃って十二鬼月に加入した経緯があります。
○二人三脚の攻撃スタイルが仇となった上弦の鬼
妓夫太郎の武器は2本の巨大ガマ。その刃先には毒物が塗られてるので少しでも掠れば大ダメージ。蟲柱の胡蝶しのぶを彷彿。また極度にすぼまったお腹が変幻自在に動くため、妓夫太郎は敵の攻撃を避けたり強烈な回転力を活かした攻撃力が強烈。
一方、妹・堕姫は自在に操る着物の帯による鋭い攻撃が強烈。普段は堕姫が花魁として活動し、その中に妓夫太郎が潜んでいる状態。そして、いざという時に妓夫太郎が飛び出て二人で戦う。まさに人馬一体ならぬ「兄妹一体」の戦闘スタイルで戦う上弦の鬼。
ただし、結果的にこの独特の戦闘スタイルが敗北を招く。何故なら牛太郎と堕姫の実力差が顕著だったから。そのため妓夫太郎が足を引っ張られるカタチで、最終的に妓夫太郎は音柱・宇髄天元と主人公・竈門炭治郎たちに殺される。
鬼舞辻無惨も敗因を堕姫と分析するなど、堕姫は「頭の悪い子供」と無惨からは評価されてる。兄の妓夫太郎にすらアホ扱いされてたので当然。一方、妓夫太郎は「劣悪な境遇と貪欲な姿勢がお気に入り」とのこと。意外と鬼舞辻無惨は「頑張る姿」がベタに好きっぽい。
上弦の6…獪岳【死亡】
続いての上弦の鬼は「獪岳(かいがく)」。階級は上弦の6。妓夫太郎死後の上弦の6は空席状態だったんですが、黒死牟の推薦で獪岳はその後釜に座る。
獪岳はもともと我妻善逸の兄弟子の剣士。雷の呼吸を使う元鳴柱の祖父の下で育った二人は、いつもお互いに反目しあっていた。獪岳の方が剣士としての才能に恵まれていたものの、雷の呼吸の王道である壱ノ型が使えなかった。一方、我妻善逸は壱ノ型だけが使えた。
そのことから祖父は二人を雷の呼吸の後継者として考えていたが、獪岳はそれが一切合切気に入らなかった。そして、ひょんなことから獪岳は上弦の1・黒死牟と出会ってしまう。そこで半ば命乞いするカタチで獪岳は鬼と化した。
○無限城で弟弟子の我妻善逸に殺された上弦の鬼
その後、獪岳は無限城で我妻善逸と再開する。
ただし我妻善逸が新たな「七の型」を体得し、その技で獪岳は最終的に殺される。我妻善逸曰く、「幸せを入れる箱に穴が空いていた」のが獪岳の敗因とのこと。自分が欲しがるばかりで、他人に何も与えられない人間は何も生み出せない。結局、獪岳は技の研鑽ができなかった。
それでも後述する黒死牟の存在を考えたら、「元雷の呼吸の使い手の鬼」という設定だけで考えたら獪岳はもっと強くても良かったか。鬼舞辻無惨からすると「呼吸の使い手の鬼」という設定はお腹いっぱいで一切興味はなかったとのこと。
ちなみに獪岳は更に遡ると、元々は岩柱・悲鳴嶼行冥の寺で育った孤児だったりもします。当初から我妻善逸の噛ませ犬として用意されていたキャラクターではあった模様。
上弦の5…玉壺【死亡】
続いての上弦の鬼は「玉壺(ぎょっこ)」。階級は上弦の5。
玉壺は独特の美意識を持つ上弦の鬼。目の位置は左右ではなく、上下に目の玉が付いてる。また口も二つあるなどまさに異形。どうやら自分の体を改造するのが好きとのこと。あくまで自分の美意識に基づいて、この「配置」にしている模様。
人間時代は漁村で育ったものの、魚の死骸を集めるなど当時から嫌われる。鬼になった以降も変に毒舌で嫌われキャラ。親の水死体を見て感動するなど、当時から美意識は独特だったっぽい。上弦の鬼となった以降は「無惨以外はクソ」と全世界を見下してるそう。
ちなみに人間時代の名前は「益魚儀(まなぎ)」だそう。
○壺による攻撃は多彩
玉壺という名前の通り、普段は「壺(ツボ)」の中に入って活動してる。会話時やバトル時など必要に応じて、ランプの精のように飛び出てくる。移動は一切できないかと思いきや、壺が魔法のように自由自在にあらゆる場所に瞬間移動できる。
だからスピード重視のキャラでも対抗するのは大変。
また壺による移動は潜入調査にも長けているため、刀鍛冶の里を発見した上弦の鬼でもあります。そのため玉壺は「情報収集能力」や「探知探索能力」に長けてる。ただし、性格は至って軽薄。鬼舞辻無惨に未確認の情報を伝えて叱られることもしばしば。
他にも壷には「針を発射する金魚」「毒液に塗れた魚」なども隠されており、自在に召喚できるのも強み。さながら『ドラえもん』の四次元ポケット的なノリ。ちなみに、鬼舞辻無惨からの評価は「壺が高く売れるから割とお気に入り」とのこと。
なんだそれ。意外と美的センスは合うのかも。
○玉壺本体は屈強な半魚人
そして、玉壺の「本当の姿」はムキムキマッチョな半魚人。
玉壺は漁村出身だけあって魚類の鬼と化してる模様。全身の強靭なバネがもたらす動きは、しなやかにして極めて高速。辺り一面に縦横無尽かつ自由自在に動き回る。スピードと圧倒的な腕力で繰り出される攻撃は甚大そのもの。
また玉壺の最大の必殺技は「触れたものをすべて醜い(愛くるしい)鮮魚に変える能力」。
あらゆる物体や生物の能力を奪うことで、自身の手玉として扱える。人間と鬼を合体させるなど、さながら人体実験も可能。壺から召喚した魚に触れても鮮魚に変貌するため、近距離戦から飛び道具まで汎用性に優れる上弦の鬼でした。
ただし、最終的には霞柱・時透無一郎によって倒されます。
上弦の4…半天狗【死亡】
続いての上弦の鬼は「半天狗(はんてんぐ)」。階級は上弦の4。
半天狗はオデコの突起物が特徴的ですが、天狗というよりも「ぬらりひょん」の相貌に近い。
半天狗の人間時代は嘘つきの詐欺師。名前も年齢も嘘を付き続けたため、人間時代の本当の名前は記憶してない。また自分のことを「被害者」と思い込む節が強く、「自分自身は一度も嘘をついたことがない」と頑なに信じる厄介者。
あくまで自分は善良な弱者と思い込んでいるため、半天狗は嘘を責められると逆上しては家族を何人も殺めてきた。最終的に死罪となるものの、最後まで自分の罪と向き合うことなく上弦の鬼に落ちた過去を持つ。
ちなみに鬼舞辻無惨からの評価は「普通。特になし」とのこと。一方、半天狗はウジウジした性格のためか、「たまにうざいと感じる」とのこと。鬼舞辻無惨にうざいと思わせる半天狗も地味にすごい。
○半天狗の武器は分裂
一見すると強そうには思えない上弦の鬼ですが、半天狗の能力は「新たな鬼を具現化(分身)する」こと。窮地に追い込まれるほど強い鬼を具現化できる能力を持つ。画像は「積怒(せきど)」と「可楽(からく)」と呼ばれる半天狗の分身。
どうやら喜怒哀楽をモチーフにしてるキャラクターが多く、この見た目は「半天狗の人間時代の若い頃」がモデルなんだそう。
例えば積怒が持つ錫杖を地面に叩きつけて鳴らす音は、まさに轟音。周囲の人間はもれなく意識が飛ぶ。可楽が持つヤツデの葉っぱは柱・時透無一郎を軽く吹き飛ばすほど。中には空を飛ぶ能力の鬼もおり、それぞれ持つ武器もバラバラ。
中でも半天狗の最強の分身は「憎珀天(ぞうはくてん)」。他の具現化した分身鬼を全て取り込んで、技のパワーや身体能力など全てが向上。巨大な石の龍を具現化して攻撃するなど、チビキャラほど強くなるというバトル漫画の王道を行く鬼でした。
○半天狗本体は心臓サイズ並に小さい
一方、半天狗の本体のサイズは「拳ひとつ分」と非常に小さい。逃げ足がめっちゃ速い上に、半天狗本体は首が硬すぎて斬り落とせないなど、見た目に反してそれなりに防御力は固い。
半天狗本体は舌に「怯」という文字が刻み込まれてる。これが象徴してるように、半天狗本人は分身鬼の中に隠れて逃げる。だから分身鬼の数の多さも相まって、そもそも半天狗を発見しにくい。
逆に言うと、この「現実逃避」の性格こそが最強のボディーガードを次々と産むことに繋がる。半天狗が具現化させた分身鬼は非常に強い上、ほぼ無数に生み出せる能力が「上弦の4」という地位にまで押し上げる。
ただし、最終的に半天狗は主人公・竈門炭治郎や恋柱・甘露寺蜜璃との戦いで太陽光を浴びて消滅します。だから半天狗を純粋に倒そうと思えばかなり大変。上弦の鬼でもかなり奇抜な能力でしたが、先程の上弦の3とは相当な実力差がありそう。
上弦の4…鳴女【死亡】
続いての上弦の鬼は「鳴女(なきめ)」。階級は上弦の4。鳴女は半天狗亡き後、黒死牟の推薦でその後釜に座った上弦の鬼。ワンピースが鬼滅の刃をパクった問題でも話題になる鬼。
鳴女は「一つ目」を利用した索敵スパイ能力を使う。遠方の状況を透視できるため、最終的に産屋敷輝哉を発見した上弦の鬼。「便利な能力がお気に入り」とする鬼舞辻無惨の評価するなど、『鬼滅の刃』最終盤の展開にも寄与しました。
鳴女の血鬼術は「亜空間を操る能力」も持っているため、いわゆる無限城を操る上弦の鬼でもあります。下弦の鬼が初めて一挙に登場した際など、上弦の鬼に昇格する前から頻繁に登場。四方八方に亜空間を操る能力に恋柱の甘露寺蜜璃と蛇柱の伊黒小芭内は苦戦を強いられました。
ただ最後は愈史郎に視界を奪われる。最終的に近づかれると弱いのか。少なくとも上弦の4ですが、戦闘力は半天狗よりも大きく見劣りします。その後、愈史郎が無限城を操作しようと試みると、それはさせまいと無惨が呆気なく鳴女を殺してしまう。
ちなみに、人間時代の鳴女は琵琶の演奏者。ただ琵琶演奏の着物を売った博打好きの夫にブチ切れて殴殺。意気消沈のまま職場に向かうものの、何故か演奏をべた褒めされる。それ以降は誰か殺害してから琵琶演奏に励むという、割とヤバい女だった模様。
上弦の3…猗窩座【死亡】
続いての上弦の鬼は「猗窩座(あかざ)」。階級は上弦の3。かつて黒死牟に血戦を挑んで敗北するものの、唯一吸収されなかった鬼でもあります。
猗窩座は「術式」なる必殺技を展開。主に肉弾戦を得意とする上弦の鬼。性格も圧倒的に好戦的。猗窩座の圧倒的な身体能力がもたらすスピードは、「虚空を拳で打つ」だけで攻撃を相手に与えられるほど。上弦の3・猗窩座は既に炎柱・煉獄杏寿郎を殺害済み。
かつて猗窩座が人間時代だった頃の名前は「狛治(はくじ)」。生まれ付き歯が生えるなど、圧倒的な身体能力を有していた。病弱の父親を救うために悪さを働くものの、息子に悪事をさせまいと自死。更に生活が荒む狛治でしたが、ある日、慶蔵という素流道場の達人に拾われる。
そして、恋雪という病気がちの娘に一目惚れする。猗窩座は道場で鍛錬を積み重ねて順調に更生しつつあったが、二人の親子はライバルの剣術道場の息子に毒殺される。猗窩座が「弱き者」が大嫌いな理由も、かつての自分の過去と重ね合わせたから。
猗窩座は最終的に水柱・冨岡義勇と主人公・竈門炭治郎によって倒されます。
ちなみに、鬼舞辻無惨からの評価は「忠実で生真面目な性格がお気に入り」とのこと。同じく好かれていた妓夫太郎並に境遇も割と悲惨なので、無惨は意外と頑張る鬼がベタに好きなのかも知れない。
上弦の2…童磨【死亡】
続いての上弦の鬼は「童磨(どうま)」。階級は上弦の2。前述の上弦の6の「妓夫太郎」を引き入れた張本人。だから上弦の鬼は割とリクルート活動も担ってる模様。鬼舞辻無惨は結成時こそ積極的に活動したものの、現在は最終判断を下すだけなのかも知れない。
童磨の正体は「万世極楽教」の教祖。いわゆるカルト教団のリーダー。虹色の瞳などから「神の声が聞こえる子」と周囲から特別扱いされ、童磨は幼い頃から教祖として崇められていた。しかし、本人に信仰心は一切なし。そのため周囲の大人を憐れみの目で常に見ていた。
ちなみに、万世極楽教における現在の神は鬼舞辻無惨とのこと。
20歳のときに十二鬼月に入った以降の童磨は、この宗教団体を隠れ蓑にして数々の人間(とりわけ女性)を食べることで肉体を強化してきた上弦の鬼。かつて嘴平伊之助の母親や蟲柱・胡蝶しのぶの姉であるカナエを殺めてきた過去もある。
一方、童磨の性格はひょうひょうとしてるものの、人間として抱く感情は皆無に近い。馴れ馴れしく接するなど空気は読めない。上弦の3・猗窩座からは常に嫌われてるものの、実は鬼舞辻無惨からも好かれていない。理由は感情がないが故に、強い執着心もないから。
○「扇子」と「氷」が武器の上弦の鬼
童磨の武器は「扇子(せんす)」。
鋼鉄のそれは簡単に人間の肉を裂き、また扇子で仰げば暴風で相手を吹き飛ばせる。近接遠距離にも無難に対応する強さを持つ。これまで上弦の鬼は特殊な武器や自らのフィジカルの強さを誇示するキャラが多かったですが、それ故にヤバい。
そして、童磨の最大の必殺技は「氷の血鬼術」。
巨大な氷の観音像を具現化したり、凍てつく吹雪を扇子から発現させる能力を持つ。この童磨の「凍てつく空気」は触れるだけで眼球が凍るほど威力が凄まじい。肺に取り込めばそれだけで窒息死してしまう。吹雪はとてつもなく広範囲に攻撃することができため非常に厄介。
まさに「氷の心」を持つ上弦の鬼だからこそ使えるのか。栗花落カナヲや嘴平伊之助も苦戦を強いられる。
ただし本気を出した時とのギャップ感も魅力でしたが、最終的に童磨は全身毒化させた蟲柱・胡蝶しのぶを取り込んで死亡します。いわば胡蝶しのぶの自爆テ口と表現できそうですが、さすがに40kg以上の猛毒を取り込めば上弦の鬼でも勝てなかった模様。
上弦の1…黒死牟【死亡】
続いての上弦の鬼は「黒死牟(こくしぼう)」。階級は上弦の1だけあって、上弦の鬼の中でも「最強の鬼」に位置付けられます。鬼滅の刃作中の表現を借りると「他の上弦の鬼とは比べ物にならない」とのこと。
黒死牟の正体は「継国厳勝」という400年前に存在した元鬼殺隊の剣士。呼吸の使い手だけではなく、痣も発現するなどは剣士としての才覚は現在の柱並でした。ただし、継国厳勝よりもっと強かった剣士が弟の継国縁壱。
この継国縁壱は日の呼吸を生み出した開祖。弟・縁壱は鬼舞辻無惨を追い詰めた最強の剣士。『鬼滅の刃』序盤から登場してた天才剣士。それ故に黒死牟は弟・継国縁壱への嫉妬心から鬼舞辻無惨の甘言につられて十二鬼月に落ちぶれた経緯があります。
黒死牟は「月の呼吸」の使い手。変幻自在の愛刀の攻撃範囲は無限大に広がる。基本的に弱点は少なく、何でもオールマイティーにこなす。霞柱・時透無一郎を圧倒し、柱最強の悲鳴嶼行冥や不死川実弥が二人がかりでも苦戦。
ただし、時透無一郎と不死川玄弥の犠牲もあって、最終的に岩柱・悲鳴嶼行冥と風柱・不死川実弥といった最強の柱の連携プレイで黒死牟は死亡してしまう。つまり、『鬼滅の刃』最新話では十二鬼月…もとい上弦の鬼はほぼ全滅状態にあります。
ちなみに、鬼舞辻無惨からの評価は「ビジネスパートナー」とのこと。鬼舞辻無惨にここまで言わしめる以上、鬼化させた当時から黒死牟は上弦の鬼だったか。
十二鬼月を支配するラスボスが鬼舞辻無惨
そして、上弦の鬼や下弦の鬼を含めた十二鬼月の頂点に立つ存在が鬼舞辻無惨。
鬼舞辻無惨は1000年以上前の日本に誕生した最初の鬼。もともとは産屋敷一族の一人だったんですが、病弱がちだった。でもとある医者の治療をキッカケに何故か鬼と化す。その後は「変化とは劣化そのもの」として永遠の命を求める。
一方、産屋敷家は一族が滅亡する呪いがかけられ、当初は極端に寿命が短くなる。そこで鬼舞辻無惨を駆逐するために誕生させたのが「鬼殺隊(柱)」。まさに『鬼滅の刃』のストーリーは産屋敷一族と鬼舞辻無惨は「お互いの存亡を掛けた骨肉の争い」がベース。
この鬼舞辻無惨は「自分の血」を分け与えた人間を鬼化させる能力を持つ。この能力を使って鬼舞辻無惨は大量の鬼を生み出してきた。まさに世にはびこる鬼の全ての「鬼の親玉」。逆に言うと、鬼舞辻無惨が死亡すれば世の鬼も全て消滅してしまう。
鬼舞辻の血を摂取すればするほど、その鬼はどんどん強くなる。上弦の鬼も大量の血を摂取してる。でも無惨の血はあまりに強力なため自滅する鬼も多数。これを裏返すと、鬼舞辻無惨の強さは十二鬼月を遥かに上回るということ。
鬼舞辻無惨を倒せるのは「太陽の光」と「かつて存在した天才剣士の継国縁壱」のみとされます。まさに『鬼滅の刃』における不動のラスボスキャラ。
上弦の鬼の「モデル」は感染病や伝染病に由来?
最後は「上弦の鬼のモデル」を考察してみようと思います。既にドル漫では「ハンターハンターのキャラクターの名前の由来まとめ」など考察してますが、どうやら『鬼滅の刃』の十二鬼月のメンバーにも由来やモデルは存在するっぽい。
○黒死牟はペスト?猗窩座は麻疹?
まずは「病気説」を考察。
コメント欄で教えてもらったネタですが、上弦の鬼のモデルは実在する感染病や伝染病が元ネタとする説。結論から書くと、「上弦の鬼の由来≒疫病説」の可能性が高いとドル漫でも考えます。コメント欄の情報にいろいろ補完しながら考察してみました。
例えば、上弦1の黒死牟のモデルは「ペスト(黒死病)」。名前の通り、感染すると皮膚が黒ずんでしまう疫病。かつて世界では1億人以上が死亡しためちゃくちゃヤバい伝染病。どうやら死者数の多さが上弦内の強さランクに反映されてるとする考察もあります。
上弦3の猗窩座のモデルは「麻疹(ましん)」。「はしか」という病名の方が有名だと思いますが、ワクチンのおかげで死亡者数は随分と減ってるものの、未だに年間10万人以上が世界で亡くなってる感染病。かつては徳川綱吉も麻疹で死亡したと言われてます。
かつて麻疹は「あかもがさ(赤斑瘡)」と呼ばれていたことが由来だと思われます。またワクチンがなかった時代は、民衆は「九紋龍宅」と書いた手紙を門口に張って病除けにしたんだそう。これは全身タトゥーが彫り込まれた猗窩座の特徴と酷似。
○獪岳はコレラ?半天狗はハンセン病?玉壺はアメーバ赤痢?童磨は?
上弦6の堕姫のモデルは「梅毒」。堕姫の本名は「梅」。堕姫の堕も堕胎を彷彿とさせます。堕姫の兄の妓夫太郎の名前の由来は「牛太郎」。遊郭でお客を呼び込みをしていた人たちのこと。だから上弦6の本体ですが、名前の由来は伝染病ではありません。
その後、十二鬼月に加入した上弦6の獪岳は「コレラ」と言われてる。コレラは経口感染する病気。一方、口腔感染病に対応するのが口腔解剖学(こうくうかいぼうがく)。少し無理があると思いますが、略すと「かいがく」。元剣士という意味も込められてるのか。
上弦4の半天狗のモデルは「ハンセン病」。別名は「らい病」。死亡者数は決して多くはないようですが、皮膚に異常をきたす病気。上弦の鬼でも半天狗本体の見た目は醜かったものの、分身そのものは非常にキレイな見た目だったのはこれが理由か。
そのため日本の総理大臣が謝罪するなど、ハンセン病は太古から周囲から差別されることの方が問題になりがち。半天狗がやたらと「弱者ぶっていた背景」にはハンセン病の過去が関係してるのか。これ以上深く考察するとまた問題になりそうですが。
上弦5の玉壺のモデルは「赤痢」。『ヒロアカ』のキャラクター名で問題になったこともありますが、厳密には「アメーバ赤痢」が元ネタ。玉壺は水を使った攻撃を多用しましたが、まさにアメーバを彷彿。また開発途上国では「生水」を通して感染することも多い伝染病だそう。
上弦2の童磨のモデルは不明。ただし、一切の人間的感情を持たない性質から童磨のモデルは「あらゆる精神病」になってる可能性もありそう。氷系の必殺技も素直に精神的な心の冷たさを象徴してるのか。上弦4・鳴女のモデルも不明。
鬼舞辻無惨や珠代の元ネタも「伝染病」だった?
ここまで考察してくると、上弦の鬼の元ネタは「感染病」と断定しても良さそう。
実際考えてみると、鬼舞辻無惨自身が病気を発症したことが原因で鬼化してる。鬼舞辻無惨の血を摂取することで鬼化していく様は、まさに伝染病そのもの。無残の元ネタ自体が「世界で流行したあらゆる伝染病」を象徴としてる可能性が高そう。
例えば、鬼舞辻無惨と昔から因縁が深かった珠代のモデルも「天然痘」の可能性が高い。
何故なら、天然痘はほぼ唯一人類が克服したとされる伝染病だから。天然痘は致死率は最大で50%と高く、対人間に強い感染力を持っていた。これは珠代という存在が「鬼舞辻無惨という最強の疫病を打倒する」という何よりの伏線だった。珠代の肩書もまさに医者。
また天然痘は根治できても見た目に醜い跡が残るため、かつて江戸時代には「美目定めの病」と呼ばれたそう。これは視覚を操る愈史郎のモデルも同様に天然痘が由来と考察できそうです。
そして、鬼滅隊の「痣(あざ)」も疫病がモチーフの可能性がありそう。黒死病を筆頭に疫病は痣ができることも多い。上弦の鬼のモデルが疫病としたら、『鬼滅の刃』の世界観では本来は死に至る疫病も鬼以上に戦闘力が強化されるものと解釈すれば納得。
【仏教】上弦の鬼の元ネタは六道輪廻説か?
一方、こういった伝染病や疫病はかつて明確な治療法を持たなかった過去において、「仏罰神罰の仕業」と考えられていました。いわゆる天罰の類い。そのため上弦の鬼のモデルは「仏教が由来」と考察する人もおります。これもコメント欄参照。
結論から書くと、どうやら上弦の鬼のモデルは「六道説」の可能性も高そうです。六道とは「仏教における6つの世界」のこと。まさに上弦の鬼の数と全く同じ。
これは六界とも呼ばれますが、人間は輪廻転生する中において善い道と悪い道がそれぞれ3つずつ用意されてるそう。前者が「天道」、「人間道」、「修羅道」。後者が「畜生道」、「餓鬼道」、「地獄道」。
天道とは「天神が住む世界」のこと。天に輝くのは月。まさに月の呼吸の使い手の上弦1の黒死牟。地獄道とはまさに「地獄」のこと。地獄にいるのは閻魔様。上弦2の童磨はまさに閻魔様のような風貌をしており、両者の名前も響き的には似てます。
修羅道は「阿修羅が住む世界」のこと。阿修羅は仏教における「八部衆」の一人として君臨する戦闘の神さま。これは肉弾戦を得意とし、最高の武を目指すなど極めて好戦的な性格だった上弦3の猗窩座。
人間道とは「人間が住む世界」のこと。人間は喜怒哀楽といったさまざまな感情を見せる弱い生き物。これは可楽や積怒、空喜といった分身鬼を大量に作り出していた上弦4の半天狗がモデルと考察できそう。
畜生道とは「畜生が住む世界」のこと。畜生とは魚や牛豚といった人間以外の動物のこと。これは肉体が魚だった上弦5の玉壺がモデル。餓鬼道とは「餓鬼が住む世界」のこと。これは性格や言動が子供染みていた上弦6の堕姫がモデル。
下弦の鬼に元ネタは存在するのか?
ちなみに、下弦の鬼もモデルが存在しそう。
例えば、下弦の1・魘夢の元ネタは「猿夢」という日本の都市伝説の可能性が高いです。猿夢はそっち系のYouTubeチャンネルでも割と鉄板のネタ。YouTubeで調べるとわらわら動画が出てきます。
簡単にストーリーを説明すると、ある日、遊園地にありそうな先頭に猿のマスコットキャラクターが鎮座した電車に乗った人が次々と虐殺されていく。ただし、それは単なる悪夢。いわゆる夢オチ。しかし、主人公はたびたび同じ夢を見るようになって苦しめられる。
主人公は必死に「覚めろ覚めろ」と願うものの、次同じ夢を見れば確実に死が待っている。前述のように、魘夢は「夢を見させる能力」でした。また戦いの舞台も無限夢列車でした。もはやパクリと言ってもいいぐらい設定が酷似。
下弦3の病葉は「阿修羅城の瞳」という舞台がおそらくモデル。かつて江戸時代には鬼を退治する「鬼御門」なる組織があった。ここにかつて在籍していたのが鬼殺しの異名を持つ「病葉出門(わくらばいずも)」。病葉もかつて鬼殺隊にいた過去があるのかも。
○妖怪や都市伝説に「実害」はないが疫病は「実害」がある
一方、下弦2の轆轤は「ろくろ首」、下弦6の釜鵺は「鵺(ぬえ)」といった日本の妖怪がモデルのはず。 鵺は「平家物語」で登場した猿とトラと蛇のミックスした妖怪。鳴き声が鳥だけあって、『ONE PIECE』ではトリトリの実にカテゴライズされます。
そう考えると、下弦5の累は「土蜘蛛」あたりの妖怪がモデルか。土蜘蛛はマラリアに感染した源頼光を襲うなど、上弦の鬼のモデルと思われる感染病と関連するエピソードもあります。下弦4の零余子はオデコに生えた2本の角から、素直にモデルは鬼か。
病気は人間に大きな実害をもたらしますが、都市伝説や空想上の妖怪は人間に実害をもたらさない。あくまで漠然とした不安を煽るだけ。この「人間に対する悪影響の明確な違い」が上弦の鬼と下弦の鬼の強さやモデルの違いにも反映されてる可能性が高そう。
コメント
すでに外出かもしれないけど上限の鬼の元ネタのベースに感染病や伝染病が使われてる?
無惨の病気から始まり。
黒死→ペスト/麻疹→あかもざか→あかざ、予防に九紋龍宅と書き門口に貼る(全身刺青の男)/梅毒.エイズ→痩せ病、差別、毒、梅→上限の六/ハンセン→歴史的に宗教が関係アリ童磨かと思ったが症状が皮が鱗状になり赤や緑になるとあったので玉壺?
でも下限の一の魘夢はどう考えても猿夢が元ネタっぽい。
何か情報があったら考察お願いします。(もしかしてファンブックに書いてある?)←読んで無い。
半天狗と獪岳と鳴女の説明がついてない
俺は上弦の鬼六道説を推す
1 天道 天に輝く月の呼吸を使い全ての頂点であるから
2 地獄道 閻魔をモデルとしている
3 修羅道 修羅がモデルである
4 人間道 どこまでも自己中心な人間の性
5 畜生道 見た目も中身もど畜生
6 餓鬼道 モデルが餓鬼
ウィキっただけだからちゃんと調べてないんだ。ただモチーフだから○○×△△+□□みたいなのもアリだと思う。ぶっちゃけ自分も3は人修羅を思い浮かべたし。
あと恥ずかしながら「限」じゃなく「弦」だった。
自分の推す説は上弦→無惨が存在した千年の間に日本で流行した体液感染するタイプの病。
順位は日本で死者を出した順位、メンツの変動がほぼ無く入れ替わりの血戦は時代が変わり環境も変わったので死者数の変動があった。(調べて無いので妄想)
病によってアザや斑点などが出たり残る物が多い。欠損や変形縮小パターンも。
下弦→結構なスパンで入れ替わる。
魘夢からの完全な妄想だけど、階段や妖怪から?時代の流行りとかあるし。
でも猿夢って現代の2ちゃんからだった気がするから違うかな……。
あと関係あるかわからないけど、この説の場合、天然痘→高い死亡率で完治しても瘢痕を残すが人類が唯一根絶した感染症/鬼滅隊のアザブースト?
ちょっとウィキって来たけど日本のペスト流行は明治以降だからやっぱり妄想の域をでないかな。
あと3のイメージで人修羅をイメージしたって書いたけど、他の上弦の似てるキャラでマーメイドメロディーの敵キャラとかも参考程度にしたかも?(これも妄想)
蝶の羽に扇子、小さな分身。歌詞のワードに下弦、竪琴(蘭花)歌詞に月、永遠、堕ちる(レディーバット)
女だしさすがにコレはこじつけっぽい感じだけどね。
天然痘→たまよ。でも良いかもあの世界観で術でも武でもなく医学で呪いを外す所が。
それと六道説を否定する訳では無いので。特にウィキ斜め読みで天道はいくつかのランクに分かれて下位は欲界の六欲天(兄)上位は無色界(弟)な所が納得。
あと読み切りで吸血鬼を日本で和風にしたら面白そうみたいなコメントがあったから、ベタに七つの罪をコンセプトにしてる(洋→和)可能性もありそう。
有名な七つだけでなく増えたり合体したり減ったり宗教によって違ったりするから意外とマッチするかもね。
こりずに、また来ました。
古く疫病の原因として疫神【疫鬼】仏罰神罰の仕業と言われていた。(ウィキ調べ)
ハンセン→童磨コレラ→かいがく赤痢→玉壺麻疹→あかざマラリア→半天狗梅毒→兄妹ペスト→黒死(なげやり)
六道輪廻説の場合+四界の、十界説が濃厚?
天界をいくつかにわけたウチの下位欲界→六欲天→黒死牟。上位無色界→透明な世界→レベルUP後の主人公。
六道の上に
声聞界→自己の解脱のみ目的(無惨)
縁覚界→字からイメージ(縁壱)
菩薩界
仏界
でも最初に言ったように○○×△△+□□とかもアリだと思うので両方の説でも良いよね。
お二方ともいろいろ面白い考察ありがとうございます。
「ほえ~」と感心ながら読んでました。
いずれ記事の内容にも反映させたいと思います。
また気軽にコメントしてもらえればうれしいです。
六道輪廻説推しの人に乗っかるようで悪いですが、36種類の餓鬼のいくつかにピンポイントで兄妹のキャラ術出来事が合っている点。(おそらくかいがくも。)
地獄道の八寒地獄が皮膚が裂けて紅い蓮の花のよう。閻魔は餓鬼の上司
からして、六道輪廻説は確定だと思います。
六道輪廻【図】で見た場合、中心の三毒。外周の十二因縁も会わせると。【柱】にも適応できます。
炎柱→地獄→ダンテ/神曲/煉獄/アケローン川(三途の川)
→奈落→舞台裏→嫉妬→父親?
水柱→三途の川→(花)→畜生(虫)(蛇(三毒の絵))/餓鬼/地獄を通る→もっとも使う人数が多く派生も多い。
修羅→風柱→豚(猪?)の絵が近い
天道→上弦最強なら柱最強の岩柱。(雷の可能性もあるがかいがくが鬼化したので餓鬼道)
分かりやすい物から当てはめていくと地獄近くの十二因縁=愛=恋柱。主人公五感組=六処。三毒の絵など鬼滅隊と合致する物が多いです。
人間道の外周の十二因縁、生と老死は産屋敷と無惨?
老死は無惨じゃなくて鬼滅隊の在り方(希望?)かな。
鬼にならず、戦死しないみたいな?
王道で考えるなら四元素とか五行かな?五行から神話も紐づけられてるっぽいし(ウィキ)日ノ神までたどれそう。
雷柱と風柱を風神雷神で考えると、鬼=病で考えたばあい、風神は病を呼び込むパターンと追い払うパターンがあるので稀血になるんだろうか?
そこまで細かく見た場合半天狗は餓鬼道か餓鬼に該当するし、人間道に該当する鬼がいない。
最近鬼滅の刃がモンストとコラボしましたが
いずれ上弦の鬼たちも登場するんでしょうねぇ
それを想像すると今から興奮とワクテカがとまらねぇぇぇ
六道輪廻と見せかけて、無残と上弦1をのぞいて上弦は人間道から餓「鬼」道に転生した「鬼」なのでは?
上弦3は修羅道に転生しそうなのを拒否。
上弦2は地獄道に転生しようとして失敗。
餓鬼道の地獄のバラエティーを考えると上弦の鬼を網羅できそうだし。
!?
気付かないうちに書きなぐった駄文がまとめられていた???
管理人さんありがとうございます!!
さすがマトメサイトの主、わかりやすい。
自分の中でもメタゴチャな妄想が整頓できそうです。
六道輪廻は通常円環だけど縦に並べた場合地獄道は餓鬼道より低い最下層。
閻魔のデザインというなら餓鬼道から天界の十二天の焔魔天(閻魔王)に転生しようとして失敗したと考えても良いかもしれない。
あんがい玉壺は畜生道への転生に成功しているのかも?
天界の十二天には羅刹鬼がいるが、修羅道の阿修羅は元は正義だというし迷う所。
逆に3は修羅道の阿修羅から天道の羅刹鬼に転生拒否。
(上1を天道と仮定しての嘆きから)
2は天道の焔魔天から菩薩(日本だと閻魔と菩薩は表裏一体)に変わろうとして失敗した可能性も?
半天狗は六道輪廻とは別という説。
「中世には仏教の六道とは別に天狗道がある」
山岳信仰に近く死後転生する魔界の一種を天狗道という。
天狗とは傲慢で我見が強く形状は一定せず多くは僧侶形。時として童子や鬼形である。
もしかしたら作者のワニさんは「鬼」の設定を作るさい古今東西の鬼と言われている物や概念をかたっぱしから集めたのかもしれない。
怪のたぐいも鬼と総称され、疫鬼、餓鬼、阿修羅鬼、などから鬼をたどればもっと何かわかりそう。
もっとも肝心なのを忘れてた。
吸血鬼も「鬼」ですね。
妖怪は百鬼夜行の「鬼」からかな?
妖怪には現在の都市伝説もふくまれるようだし。
羅刹鬼//訂正
武神らしいので帝釈天で、
感染症で第2の結核が童磨かぁ
肺が壊死するとかあったし
めっちゃドヤって上弦→疫病説書いた者だけど、ググると他のまとめが普通に出てくるね。すごい恥ずかしい><
追加でサイト主さんが阿修羅城の瞳という版権の説を出してくれたので思い出したんですけど、魘夢→猿夢×ロボトミーコーポレーションの空虚な夢
幸せな夢を見せてくれる、目のたくさんある羊。ずっと夢を見ていたいと思うほど。暴走すると目が開き光る。
天道の夜摩天→閻魔王(地獄道は餓鬼道より下なため)
天狗道→六道とは別らしい。天狗をwikiると絶対こっち感。雑魚~神まで様々なヤツがいて人格にあうヤツがいそう。
鬼のwiki→目一つの姿で現されており、隻眼という神の印を帯びた神の眷属と捉える見方や、「一つ目」を山神の姿とする説
鬼としてあつかったのが鬼滅。神として参考にしたのが別の作品の虚構推理の琴子ちゃん。説明によると→一つ目、一つ足。→鳴女がずっと座っているのは足が一本しかないから?
蜘蛛妖怪×累ヶ淵
蜘蛛の妖怪が何種類もあるのと、蜘蛛息子という、上半身人で下半身蜘蛛、姿を見せないために床下から頭だけ出してるというピンポイントなのがいた。
累ヶ淵はネットの噂に作者の考えていたストーリーに担当編集から横槍が入った的な話を聞いたから。
家族に愛されず父親に何度も頃されて異形と化す話し。父鬼だけ姿が異形なのは当初の予定だと酷い性格だったとか?
ちなみに、猿夢は2ちゃんねるの創作オカルト。ロボトミーコーポレーションは海外のネット民の創作オカルトSPCからの派生ゲーム。
魘夢に協力してる人間の状態と羊の世話係の職員のメンタルがほぼ同じ。→幸せな夢を見ていたい。
グーグルトップが2020年ばっかりだし2019年にしたコメントだからセーフですよね。
気づいてなかった人もたくさんいるってことで。
1人だけじゃ無かった本当に良かった。
まとめサイト主さんメモ超みたいに使ってすいません。感謝です。
ちなみに、リトルワールドに行くと大きな六道輪廻図が見れるかもしれないですよ。
ほぼ自分だけしか書き込んでないと思ったら、たまに人が来てるっぽいね。
自分は単語をググってwikiるくらいしか能がないけど2019年の最初の書き込みの六道説の人みたいなオタクとしての発想力とか、サイトの管理人の病葉=阿修羅城の瞳みたいな知識力みたいな。
十二鬼月のネタがある人は教えて欲しい。
病葉が植物だけの意味じゃないならムカゴちゃんも植物以外の元ネタがあるはず。
あと○○×○○なら釜鵺はブンプク茶釜×鵺かな?姿形を変えられるとか、別々の組み合わせって所とか。
今、鬼滅をワンピースがパクってるって言われてるけどどちらの能力も氷鬼ごっこがモチーフの可能性。
どんなに姿形を閻魔王や能力を表裏一体の菩薩にしてもけっきょくはその名前のとおり童の遊びっていう。
ちっちゃい童魔がたくさん出てくるのもソレっぽい。
確かに氷鬼のパクリ説は可哀想でしたね^^;
自分も鬼ごっこの一種がモデルだと思いますが、
氷鬼という遊びがそこまでメジャーじゃないのかも?
ただONE PIECEのバオファンは見た目も能力も含めて、
上弦の鬼・鳴女と産屋敷輝利哉の合体版って感じはしました^^;
あかざ
おにになりたいぼくも
五条さんなら瞬殺だよね
雷の柱は雷柱じゃなくて鳴柱
だっきじゃなくてだき
修正お願いします
こちらの内容で主とした事ではなく
突っ込むところではありませんが、気になったので。
「上弦の月は左半分が地球の影で隠れ」との記載がありますが、
地球の影で隠れるのは、「月食」です。
上弦、下弦と表現されるのは、
単なる月の満ち欠け(太陽の光があたってる部分、あたってない部分の見え方)です。