少年ジャンプで連載中の面白いバトル漫画が『鬼滅の刃』。この鬼滅の刃で数少ない女性キャラクターが「甘露寺蜜璃(かんろじみつり)」。
甘露寺蜜璃はやはり「ピンクの髪色」が特徴のキャラ。コミケでも甘露寺蜜璃のコスプレしてた女性がめちゃくちゃ多かったそう。見た目的に女性に嫌われそうなキャラクターですが、実は女性人気も高い甘露寺蜜璃の魅力とは一体何なのか?
そこで今回ドル漫では「甘露寺蜜璃の能力強さ」をフルカラー画像付きで徹底考察してみた。恋の呼吸の必殺技や甘露寺蜜璃の強さの秘密、伊黒小芭内との関係性などをメインに「甘露寺蜜璃のアホっぷり」も紹介していこうと思います。
甘露寺蜜璃とは恋柱
まずは甘露寺蜜璃の正体をおさらい。
甘露寺蜜璃とは柱の一人。恋の呼吸を操る「恋柱(こいばしら)」。柱では数少ない女性キャラ。恋を象徴するように、ピンク色の髪の毛が特徴。関連があるか不明ですが、色恋沙汰で鬼と化した上弦の3・猗窩座の髪色もピンク色。
甘露寺蜜璃の年齢は19歳。わずか1歳違いではあったものの、炎柱・煉獄杏寿郎の継子(つぐこ)だったこともあります。声優CVは「花澤香菜」。読み方は「かんろじ・みつり」。
甘露寺蜜璃の性格はアホなぐらいに社交的。本来は鬼殺隊や柱は敵視すべき鬼化した竈門禰豆子も可愛がり、竈門禰豆子も甘露寺蜜璃に柱の中で最もなついてる様子。
○甘露寺蜜璃が「特徴的な隊服」を着用する理由は?
一方、甘露寺蜜璃は「特徴的な隊服」も印象的ですが、これは鬼殺隊の隊服縫製係の「前田まさお(あだ名はゲスメガネ)」による陰謀が原因。ドンピシャの寸法ですという言葉に騙されて、「女の子はみんなこう」と甘露寺蜜璃は勘違いし続けた。
ただし、甘露寺蜜璃は浴衣姿もはだけるなど、「恥ずかしい」と言いつつも好んでいる様子。実際、同じく紅一点ならぬ紅二点だった「胡蝶しのぶ」は前田さんの目の前で油をかけて燃やししてる。
何を着用するかは柱本人に任されてる以上、わざわざ甘露寺蜜璃が特徴的な隊服を着る必要性はない。不死川実弥も胸が空いた隊服を着用してるため、意外と甘露寺蜜璃と趣味は共通するのか。ただし、正確には「ピッタリ寸法が合う服」がそもそも少ないのが現状か。
【性格】甘露寺蜜璃が鬼殺隊に入った目的とは?
続いては「鬼殺隊に入隊した理由」を考察。甘露寺蜜璃は柱の中でも鬼殺隊に入った理由がアホすぎて面白い。
結論から書くと、甘露寺蜜璃が鬼殺隊に入った理由は「未来の旦那様を見つける」ため。あまりのぶっ飛んだ理由に、『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎もチンプンカンプン。自分が死ぬ可能性なんて微塵も考えてない。
甘露寺蜜璃曰く、女性は自分よりも強い男性に守ってもらいたいもの。そこでめちゃんこ強い柱の人にはなかなか会えないから、甘露寺蜜璃は自ら鬼殺隊に入ってお近づきになろうと試みた。
しかも、甘露寺蜜璃の「性格」は惚れやすい体質。主人公・竈門炭治郎が鬼舞辻無惨を倒しますと勇ましい宣言をした際には、一瞬の間があった後に思わず「キュンキュン」の表情。
他にも甘露寺蜜璃は胡蝶しのぶ相手にも「しのぶちゃん怒ってるみたい。珍しいわね。カッコいいわ」とやはりキュンキュン。一方で甘露寺蜜璃はすぐ泣きやすく、どちらかと言うと「感情表現」がムダに豊かなだけなのかも知れない。
ちなみに、甘露寺蜜璃は前述のようにアホみたいに社交的なため、不死川玄弥に対しても気さくに話しかけてドギマギさせたことも。まさに『鬼滅の刃』では最強の思わせぶり子ちゃん。
甘露寺蜜璃はアホでもドジでもありません(キリッ)
だから甘露寺蜜璃はいちいち言動が面白い。奇抜な服装から女性読者に嫌われそうですが、どこか言動に愛らしさも感じる。おそらくこの理由は生まれ持っての天真爛漫さとオツムのゆるさ。端的に言うと、甘露寺蜜璃はアホの娘。
例えば、上弦の鬼の「鳴女(なきめ)」との戦いに苦戦していた甘露寺蜜璃と伊黒小芭内。決して戦闘力は高くないものの、空間を操る技に甘露寺たちは為す術もなかった。そこにさっそうと現れたのが愈史郎(ゆしろう)。かつて珠世が生み出した鬼ですが、鬼舞辻無惨を倒すという目的で共通してる。
そのため愈史郎は柱や竈門炭治郎たちにとっては味方なんですが、甘露寺蜜璃にとっては初対面。愈史郎は「馬鹿じゃないなら今すぐ理解して協力しろ」と、これまでの経緯の説明をかなりすっ飛ばして甘露寺蜜璃を説得。
普通であれば愈史郎に簡単に説明を求めるべきですが、甘露寺蜜璃は「私 馬鹿じゃないわ」と納得する理由が完全にアホ。割とドヤ顔で返事してるものの、絶対何も理解してない表情に草。せめて仲が良い竈門禰豆子を理由に「そういう鬼もいるのか」と納得せぇ。
○甘露寺蜜璃の中身は意外と男子小学生?
その後、愈史郎は変則的な攻撃を繰り出す鳴女の「視覚」を乗っ取ろうと画策しようとする。それに対しても、甘露寺蜜璃は「かっこよ」。感想がただの男子小学生。ここでは愈史郎に惚れないんかい、というツッコミは華麗にスルーします。
また『鬼滅の刃』のラスボスである鬼舞辻無惨と邂逅した瞬間には「間合いに入らずんば即死せよ!みたいな怖すぎて語彙がおかしくなっちゃう!」と、甘露寺蜜璃の緊張感ゼロのはしゃぎっぷりっぷりが笑う。
甘露寺蜜璃のノリを見てる限り、『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴の性別はなんとなく女性っぽい雰囲気も感じます。ワニ先生の性別はそこまで興味ないですが、女性漫画家が描くからこそ、甘露寺蜜璃は女性ウケできてるのかも知れない。
これが『ワンピース』の尾田栄一郎なら…。
甘露寺蜜璃の強さは「筋肉八倍娘」
一方、甘露寺蜜璃はそこまで強くなさそう。鬼殺隊に入った理由もアホ。そもそも言動がアホ。髪の毛もアホみたいにピンク色。当サイト・ドル漫でも「甘露寺蜜璃は柱の中では胡蝶しのぶより少し強い程度」と予想してた時期もありました。
ただし、甘露寺蜜璃は見た目こそ可愛らしいですが、中身は「完全な吉田沙保里」の上位互換。
甘露寺蜜璃の筋肉の密度は「常人の8倍」もあるため、実質的には筋肉ムリンムリン。通称、捌倍娘(はちばいむすめ)。実際、甘露寺蜜璃はわずか1歳2ヶ月にして15kgの漬物石を軽々と持ち上げて、母親に度肝を抜かせたほど。米10kg持つのは大人でも大変ですからね。
上弦の4・半天狗との戦いでは本来なら人間の肉体が弾け飛ぶ攻撃を食らっても、甘露寺蜜璃はせいぜい失神するだけ。それもこれも常人の8倍を上回る筋肉量の多さを持つが故。
○食欲旺盛な女の子はモテませんか?
そのため甘露寺蜜璃はめちゃくちゃ食欲旺盛。
ギャル曽根も真っ青。やはり圧倒的筋量を支えるには、圧倒的なエネルギーが必要。普段から力士三人分より食事量は多く、これでもまだ食べ足りないという言葉も本物。仮に甘露寺蜜璃の体重が50kgと仮定しても、実質的には400kg。そら、食欲は力士を超えるはず。
だから、甘露寺蜜璃は『バキシリーズ』のビスケット・オリバと『喧嘩稼業』の金隆山康隆をかけ合わせたようなキャラクターと言えそう。
一方、前述のように結婚相手を見つけるために鬼殺隊に入ったわけですが、それ以前から甘露寺蜜璃はお見合いを繰り返してた。むしろ見合いで殿方を見つけられなかったからこそ鬼殺隊に入った。もちろん甘露寺蜜璃の見合いが成功しなかった理由はシンプル。
この甘露寺蜜璃の食欲旺盛っぷりを目の当たりにした男性はことごとくドン引き。「君と結婚できるのなんて熊か猪か牛くらい」「おかしな髪の色も子供に遺伝したらと思うとゾッとする」とこっぴどくフラレて以来、髪の毛を真っ黒に染めて女の子らしくか弱いふりをした悲しい過去もあった。
ただし、「私が私のままできること人の役に立てることあるんじゃないかな?こんなのおかしいよ」と自問自答した末に見合いの日々とはおさらばし、鬼殺隊に入っていた。だから甘露寺蜜璃の動機が完全に不純かと言うとそうでもない。
その後、産屋敷輝哉には「自分の強さを誇りなさい」とアドバイスされて感涙し、甘露寺蜜璃は恋柱として活躍。最終的に竈門炭治郎と出会い、甘露寺蜜璃はそこから「本当の力」を完全に解放できるようになった経緯があります。
文通相手の伊黒小芭内とは相思相愛?
続いては「伊黒小芭内(いぐろおばない)」との関係性を考察。甘露寺蜜璃は割と誰とでもすぐ仲良くなるものの、同じ柱の伊黒小芭内とは「文通友達」。今でいうとメル友(これも古いか)。
鬼舞辻無惨戦で甘露寺蜜璃が負傷して動けなくなってしまったため、伊黒小芭内は「もういい十分やった」と男らしくカッコ良く守ってあげる。もちろん鬼舞辻無惨に勝てる保証はないため、甘露寺蜜璃は「伊黒さん死なないで」と泣いて叫ぶ。
いかにも相思相愛(少なくとも友達以上恋人未満)といった雰囲気ですが、あくまで惚れてるのは伊黒小芭内。甘露寺蜜璃にしましまの長い靴下をプレゼントしたり、甘露寺と馴れ馴れしく喋っただけで竈門炭治郎にブチ切れるなど愛が止まらない。
一方、甘露寺蜜璃は「将来の殿方」を探すために鬼殺隊に入ったわけですが、未だにその目的を達成してないことからも分かるように、伊黒小芭内をあくまで「柱の一人」としてしか認識してない様子。甘露寺蜜璃の食欲旺盛っぷりを微笑ましく受け止めてくれるのは伊黒だけなんですが、悲しいすれ違い。
恋愛って難しい。
○甘露寺蜜璃と伊黒小芭内が付き合う可能性は?
例えば、甘露寺蜜璃が上弦の4・鳴女戦で見事なドジっぷりを発揮。鼻血ピューしながら直立不動で落ちていく様が笑えます。まさに甘露寺蜜璃は緊張状態に笑いをもたらす一服の清涼剤。
それに対して、伊黒小芭内は「相手の能力が分からないうちは冷静にいこう」と目も合わせず冷静に諭すだけ。普段は冷たい態度を取ることが多い伊黒小芭内にして、めちゃくちゃ気を使わせるのも甘露寺蜜璃に対する愛があるゆえ。
じゃあ、二人の恋愛が成就するかというと微妙。何故なら、伊黒小芭内は壮絶な過去を背負ってることもあって、どうやら告白する気はサラサラない様子。あくまで遠目から見守るだけ。甘露寺蜜璃は自分からグイグイ行く割に、好意を直接伝えられないと理解できない意外と鈍感ガール。
しかも、鬼舞辻無惨戦では甘露寺蜜璃より死亡フラグがびんびん。
ただし、「この戦いが終わったら告白するんだ」という死亡フラグを逆説的に理解したら、伊黒が生き残る可能性も現時点ではゼロではないか。どちらも生存さえできれば甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の関係性が進む可能性もありそうです。
【日輪刀】恋の呼吸にはどんな技がある?
続いては「甘露寺蜜璃の強さ」を改めて考察しようと思います。前述のように、甘露寺蜜璃は圧倒的なフィジカルの強さや体幹の強さがあるものの、それ以外に何か能力はないのか?
結論から入ると、甘露寺蜜璃の強みは「日輪刀」。実は他の柱と違って、甘露寺蜜璃は「ムチのようにしなる刀」を使用してる。敵の斬撃すらも攻撃して跳ね返せるのが強み。動体視力もかなり高そう。
鉄地河原が作ったこの日輪刀は、いとも極めて薄いがゆえに簡単にしなってしまう。また極めて長刀であるため本来は自分自身も傷付ける危険性がある。それでも甘露寺蜜璃の肉体のしなやかさと関節の可動域の広さのおかげで華麗に使いこなす。
そして、甘露寺蜜璃の全集中の呼吸(呼吸法)は「恋の呼吸」。
恋の呼吸は甘露寺蜜璃が「独自で編み出した呼吸法」とのこと。前述のように甘露寺蜜璃はかつて煉獄杏寿郎の継子だったことから、おそらく恋の呼吸は「炎の呼吸の派生型」と予想してみる。まさに戦いに関して天性の才能に恵まれる。
例えば、恋の呼吸には5ノ型「揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ)」といった必殺技があります。敵の攻撃を無効化させるなど、攻撃と防御を同時に行えるのが恋の呼吸(というより甘露寺蜜璃)の強みなのかも。
他にも恋の呼吸には1ノ型「初恋のわななき(はつこいのわななき)」、2ノ型「懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい)」、3ノ型「恋猫しぐれ(こいねこしぐれ)」、6ノ型「猫足恋風(ねこあしこいかぜ)」といった技が今まで披露されてます。全部恋に関わる技名ばかり。
【死亡】甘露寺が伊黒に想いを告げる最期が胸アツ
続いては「甘露寺蜜璃の最期」を考察。ちなみにネタバレ注意です。
結論から書いてしまうと、甘露寺蜜璃は鬼舞辻無惨戦で死亡します。女子にしては圧倒的な身体能力と筋量を持つ甘露寺でしたが、生まれた時から痣があった継国縁壱と比べると遥かに見劣り。岩柱の悲鳴嶼は言うまでもなく、風柱の不死川、水柱の冨岡と比べても及ばず。
鬼舞辻無惨の吸引攻撃で負った致命傷は最後まで尾を引いたカタチ。出/血多量のせいか甘露寺の体は一切の痛みを感じなくなっていたものの、これを優しく抱き寄せたのが伊黒小芭内。
伊黒も同様に瀕死の状態だったが、「俺ももうすぐ死ぬ。君は独りじゃない」と安心させた。会話を交わせる時間が限られる中、伊黒は生まれ変わった後に告げようと秘めていたこれまでの想いを甘露寺に伝える。
それに対して、甘露寺は涙ながらに「わああん嬉しいよぉ。わたしっ…伊黒さんが好き」と反応する。割と鈍感ガールで伊黒の気持ちを理解してないと思ってましたが、内心では甘露寺も同じ想いを抱いており、いわゆる相思相愛だった模様。
「伊黒さんと食べるご飯が一番美味しいの。だって伊黒さんすごく優しい目で私のこと見ててくれるんだもん。また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と懇願。これはまさに伊黒にとっての悲願でもあった。
「絶対に君を幸せにする。今度こそ死なせない。必ず守る」と甘露寺を抱きしめる伊黒の姿は、さながら至極の恋愛マンガのよう。女子は自分の話を聞いてくれる男性が好きっていいますもんね。きっとアニメ版『鬼滅の刃』が放送されれば甘露寺の最期に女性ファンは涙なしでは見れないか。
コメント
自分より強い相手がいいなら悲鳴嶼や不死川がいるわけで、この2人が既婚者か甘露寺が柱最強じゃなきゃ辻褄合いませんね。
そもそも柱になるまで修行すれば、それだけ強い相手が少なくなるわけで、鬼殺隊に入ってすぐに相手見つけてれば良かったのでは。。
考えるだけ野暮かもしれないけど。
辻褄とかロジックで恋愛する人はいませんからね
ランキング最上位が優勝するのはスポーツとかコンテストとか、ルールで決められた狭い枠組みの中だけであって
人間関係とか命かけた戦いはそういうものではありませbn
ひひ
しなずがわ、たんじろう、ねずこ、伊之助、ぜんいつ、義勇生き残る。
かっけぇー!