ワンピース最新1048話ネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のONE PIECE1047話のネタバレ感想は別途ご参照下さい。
ちなみに次のワンピース最新1049話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
猿神銃 vs 火焔八卦
ルフィがギア5を発動させた後、カイドウが作った雷雲の中で「巨大な拳」を作る。その大きさは龍のカイドウの数倍の規模を誇る。しかし真下には浮遊する鬼ヶ島。そこでルフィは「鬼ヶ島をどけろ」と要求すると、光月モモの助は弱気ながらも家族を思い出して奮闘する。
一方、カイドウは「20年前、この国の英雄が焼かれて死んだ。以来、この国は無法の国。お前たちは20年待たれた英雄だ。ただお前がその右手を振り下ろすことはない。溶けて消えるからだ」とルフィにある必殺技を繰り出す。
それが「火龍太鼓(かえんだいこ)」という必殺技。全身火だるま状態で熱を発生させる技ですが、神じゃなくても炎出せるんかいと改めて。ちなみに、元ネタは「火焔太鼓(かえんだいこ)」という落語の演目。ワノ国編だからというのもありそうですが、本当に落語が好きっぽい。
ヒトヒトの実モデル・ニカが覚醒したルフィであっても、灼熱に燃えるカイドウに触れることはできない。エネルとの戦いを振り返っても、ニカは雷や電撃に耐性があっても熱には弱いっぽい。
しかしカイドウも同じ幻獣種とは言っても、どれだけの付加能力を持ち合わせているのか。お前もニカ以上に伝説級やん。
ただルフィは「溶けてたまるか」と繰り出したのが、まさに巨大な拳を振り下ろすという【猿神銃(バジュラングガン)】。太陽の神・ニカの元ネタはインド神話の猿神ハヌマーンと言われていたため、その考察がおそらく当たっていたカタチになります。
更に加えて、ルフィは花のヒョウ五郎から習った流桜で「触れない攻撃」で応戦しようと試みる。そのためここに来てようやく流桜が真価を発揮する模様。果たして両者の結末はいかに?
ワノ国4大名の選択
燃え盛るドクロドームの内部では敵味方入り乱れて逃げようと動く。赤鞘九人男の河松は20年前の一連の顛末を思い出していた。その際も光月おでんが処刑された直後、赤鞘九人男たちは泣きながらおでん城に向かって走っていた。
光月家を慕うワノ国の市民たちは必死に食い止めようと試みるも、カイドウにフルボッコされて為す術もなし。その後、トキトキの実の能力で一部は未来のワノ国に逃亡し、河松と光月日和が裏から逃亡を図ったのは周知の事実。
それを知らない黒炭オロチとカイドウは燃え尽きたおでん城を前に、勝ち誇ったようにワノ国の大名たちに仲間に入るように促す。ただ兎丼、鈴後、白舞、希美の4名の大名たちは断固拒否し、カイドウに立ち向かう。しかしながら惨敗したワノ国大名は、天の岩戸に収監される。
既にSBSで判明していますが、兎丼大名が雨月天ぷら、鈴後大名が霜月牛マル、白舞大名が霜月康イエ(トの康)、希美大名が風月おむすびです。そこのクダリが改めて描かれたカタチ。とはいえ省略されてる部分も多いのでアニメにお任せコースか。
オロチを傳ジローがようやく?
その後、ワノ国は現在に至るまで「鎖国国家としての辛酸」を舐め続ける。オロチの悪政を咎めるものは誰もおらず、民衆は飢えで苦しみ続ける。SMILE(人造悪魔の実)の残り滓を分け与えた結果、えびす町の町民は常に笑い続ける病に冒される。
それを見た黒炭オロチは「貴様らのような虫ケラにはお似合いじゃ。腹が減っても家族が死んでも、明るくへらへら笑って生きよ」と爆笑する。
しかしカン十郎が生み出した呪いの炎を浴びて、黒炭オロチの現在は息も絶え絶え。運良く海楼石の釘は外れたものの、光月日和を道連れにしようと試みる。
ただ傳ジローがタイミング良く駆けつけて、黒炭オロチの首を何度目かのチョンパ。修羅場を乗り切るものの、傳ジローの表情に笑顔はなし。かつて光月日和を花魁として匿っていた男が、傳ジローこと狂死郎でした。それでも再びの邂逅も日和にも笑顔なし。
尾田さんが某ワンピース最強マニアさんにネタ提供しているとしか思えませんが、果たして黒炭オロチは本当に死んだのか?そして鬼ヶ島がまだ移動させられていない中、ルフィはカイドウに拳を振り下ろせるのか?ワノ国の民は地獄から逃れられるのか?
ONE PIECE1049話予想まとめ
以上、ワンピース最新1048話のネタバレ感想でした。
ルフィがまだ巨大な拳を振り下ろしていないことから、一部ネットでは出し惜しみという評価もありました。確かに自分も今回の1048話である程度決着が付くと思っていただけに、一向に何も進んでいなくてちょっと笑いました。
ただ黒炭オロチの過去の蛮行が改めて描写されていたため、カイドウを倒す前に「ワノ国編のおさらい」を兼ねていたようにも思えます。ワノ国編はワンピースのシリーズの中で一番長い。空島編やウォーターセブン編よりも既に長い。
カイドウを最後に倒すに当たって、改めて悪を悪として描きたかったのか。
とはいえ何度も復活しているオロチの姿を見ていると、本当に傳ジローがとどめを刺したかは不透明。ヤマタノオロチの能力を発動させている以上、いくら体が燃え盛ると言ってもまだ復活の余地は残されているはず。本当に傳ジローが最後なのか?
そこで次のONE PIECE1049話の内容を予想すると、さすがにルフィがカイドウにとどめを刺すはず。鬼ヶ島の位置も動いていませんが、土壇場で光月モモの助が覚醒してくれる?まだ長引く可能性もありますが、現状だととどめの大技が猿神銃になりそうか。
しかし、こんなカイドウ相手に勝利したヤツが7人いるのが改めて笑います。ゴールド・ロジャーやら赤髪のシャンクスやらに一度敗北しているはずですが、ルフィはギア5だけで太刀打ちできまっか?伝説の悪魔の実の意味は…という。
とはいえ五老星ですら「カイドウを怒らせてええのんか?」とビビっていた理由には合点がいくほどの暴れっぷりでした。
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