ワンピース最新1039話ネタバレ感想を画像付きでレビュー。前回のワンピース1038話のネタバレ感想は別途ご参照ください。最近とあるネタバレサイトが摘発されたようですが、自分のようなブログもアウツなんでしょうかね。はてさて。
ちなみに次のONE PIECE最新1040話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ビッグマムの腕が折れるも…
前回ローは「衝撃波動(ショックヴィレ)」で動きを封じ、キッドの「磁気大魔牛(パンクコルナディオ)」でビッグマムを大きく吹っ飛ばしました。
これに対して、ローが率いるハートの海賊団は歓喜し、百獣海賊団は大きくうろたえる。そういえばキッドの部下はキラーぐらいしか登場してないので、今後登場してくる可能性も大だったりする?
ただローはいつも最後のトリをキッドが持っていくため、「おれはてめぇの前座じゃねぇ」とブチ切れる。四皇・ビッグマムを目の前にして、くだらない喧嘩が二人の間で勃発。さながらゾロとサンジのような関係性を彷彿とさせるため、キッドとローを今後活躍させたい狙いも垣間見えます。
一方、ビッグマムは二人の攻撃で手首がプラプラに折れてしまう。ついにアバラも何本か折れるなど、おそらく悪魔の実が覚醒してるキッドたちの攻撃はかなり強力だった模様。それでもビッグマムは自らの魂を折れた骨に分け与えることで、逆に更に肉体が強力されてしまう。
現在ビッグマムの年齢は68歳ですが、ここまで自らの魂を定期的に削り取ってもピンピンしていることから「異様な長寿」という性質も見えてきます。ビッグマムの種族はあくまで人間とされますが、どこか巨人族の要素もやはり臭ってくるのは気の所為なのか?
ビッグマムの反撃が始まるも…
そして、ビッグマムの反撃の狼煙が上がる。すっかり部下として定着したヘラとプロメテウス、ナポレオンの三者が合体した「鳴光剣(メーザーサーベル)」でキッドの磁気大魔牛を一刀両断。キッドは「ムダだ。元々鉄クズ」を虚勢を張るが、その威力たるは一目瞭然。
「夢見る時間は終わりだよ。てめぇらみてェのを何百人も海に沈めてきた!小僧共!何十年も【君臨】してんだ!おれ達は!」と目に気迫を滾らせるビッグマムは、更にキッドを一刀両断しようと三者が合体した剣を大きく振り上げる。
このビッグマムの「何十年も君臨」という表現の言葉を信じると、【四皇】という呼称が世界で使われ出したのはビッグマムやカイドウ以降の話なのかも。そこにはロジャーや白ひげの姿もあったんでしょうが、逆にロックス・D・ジーベックがいた時代にはなかったのかも。
まさに40年以上前の当時はロックス海賊団の一強だった?
ただクイーンごときにフルボッコされたキッドの姿はそこになし。
アサイン(付与)でビッグマムと巨大な鉄塔をくっつけて攻撃を回避し、更に磁気大魔牛をそのまま叩きつけようと試みる。それでもビッグマムは巨大な鉄塔を背負ったまま立ち上がり、クルッと反転してキッドの攻撃をそれにぶつけて回避する。
まさに最強パワー系BBA爆誕。
ローのオペオペの実が進化しすぎてワロタ
ビッグマムは「オウ!何 背負わせてくれてんだ」と極妻ばりのどすを効かせて、母訪砲 三千里(ばほうほう ミザリィ)を振りかざす。主にヘラの炎攻撃を主体とした必殺技だけあって、周囲が炎に包まれる。ゼウスが改めてポンコツだったことを思わせる強力っぷり。
ただローが間髪入れずに「タクト」で巨大な鉄塔の一部をビッグマムの頭上からドカンと落とす。そう考えると、鉄といった素材に関係なく物体を操作できるオペオペの実の汎用性の高さがエグい。そして、倒れたビッグマムにめがけてローはK・ROOMを突き刺す。
でもそれまでのKROOMとはサイズ感が全く違っていた。「まだだもっと深く!」とローがズズズと伸ばしたその剣はヤマトたちがいる地下武器庫すらも突き破って、はてにはワノ国本土まで突き刺さるほど巨大かつ長大に伸び切っていた。『BLEACH』の市丸ギンの神鎗も真っ青か。
逆に言うと、鬼ヶ島は既にワノ国本土まで到達しており、花の都まで目と鼻の先にまで迫っていた形。まさにワノ国編も佳境ということが視覚的にも描かれています。
○ローの攻撃は藤虎の隕石並?
そしてローはビッグマムに覇王色の拳でボカスカ殴られながらも、「穿刺波動(バンクチャーヴィレ)」で内部から破壊する。いくらビッグマムは内部に強烈なダメージを負っているとは言え、何気にローの耐久力も凄まじく上がっている感じ。
ただ今回の衝撃波の威力は地面を大きく穿つほどの威力だった。ドレスローザ編で海軍大将・藤虎が巨大隕石を落下させた穴を彷彿とさせるその威力たるや、ナチュラルボーンストロングのビッグマムにして「お”ーえー」と絶叫させるほどだった。
それでもビッグマムにとどめを刺すことはできずに、最後はキッドが「電磁砲(ダムドパンク)」でビッグマムを三度吹っ飛ばす。再び大トリを持っていかれた形のローでしたが、「お前らの時代は終わりだ」という捨てゼリフを吐いてワンピース1039話は終わります。
ONE PIECE1040話予想
以上ワンピース最新1039話のネタバレ感想でした。
いよいよビッグマム(シャーロット・リンリン)も「年貢の納め時」といった印象です。最初は四皇を倒すのは不可能だと思っていましたが、迫力あるバトル展開の連続で一気に敗北のリアリティが高まった印象です。素直に面白かった気がします。
ダグラス・バレットが登場した劇場版映画『スタンピード』はサボやボア・ハンコックなどが勢揃いで豪華でしたが、正直巨大化しすぎてバトル描写が大味すぎました。でも、今回のバトル描写はちょうどいいサイズ感で描かれていたため、アニメ版では期待大でしょう。
ビッグマムにとどめを刺すのがキッドとローかぁ…と思ったりもしますが、さすがに四皇だけあって麦わらの一味の面々では倒せない模様。ゾロやサンジはカイドウより格下のキングやクイーンと対峙していたため、実力的にはキッドとローの方が船長だけあって格上と位置付けられているっぽい。
それでも人気度も考えるとゾロたちがビッグマムを倒してほしかった気もしますが、最悪の世代(超新星)の存在感が俄然高まっている模様。今後また明らかにされるであろうワンピースの懸賞金ランキングでは、それなりに金額に顕著な違いが現れそうです。
ただ逆に考えると、ここまで疲弊した最悪の世代たちを回復させる時間を考慮すると、ワノ国編後の展開はもっと長い時間軸で語られそうです。ワンピースの最終回もあと3年4年以内に本当に迎えられるのかと言うと、やはり疑問と言わざるを得ないか(良い意味で)。
だから次のONE PIECE1040話の内容を予想しておくと、このままビッグマムとの戦いが引き続き描かれそう。ビッグマムとマザー・カルメルの関係性も以前気になるところですし、カタクリを筆頭とした残されたビッグマム海賊団の動向も気になるところ。
そして四皇の一角が崩れることで、世界の勢力図が大きく一変することは確実。そこで五老星や黒ひげ、赤髪のシャンクスがどう動くのか?ズニーシャがタイミング良く登場したのも非常に意味深です。どこか第三者的なCP0やロブ・ルッチの動きは?
だから今回のバトル描写は圧巻でしたが、今後の終盤のストーリーの大きな節目にもなっている模様です。
コメント
ドル漫さん
やっぱすごいですね
ONE PIECEもこの解説も
いつもコメントありがとうございます。
お褒めいただいて嬉しいです。
面白い漫画を解説したら、
どうやっても面白くなるのかも知れません。