漫画「亜人」の登場人物キャラクター&実写版キャスト一覧まとめ【画像あり】

おすすめバトル漫画で思いつくマンガが『亜人』。不死身の体を持った謎の亜人たちを軸に、かなり壮絶なアクションバトルが展開される内容。『亜人』は実際に人気で2017年9月30日に実写映画も公開されました。

そこで今回ドル漫では『亜人』のキャラクター登場人物を簡単に解説したいと思います。また実写映画も公開されるということで実写版キャストも含めて、漫画『亜人』の登場人物たちを網羅的に紹介していきます。もし漫画・実写映画に興味がある方は参考にして下さい。

登場人物・永井圭(キャスト・佐藤健)

まず最初の登場人物キャラクターは、主人公の永井圭(ながいけい)。妹・永井慧理子の病気を治すために医学部進学を目指す、いわゆるエリート高校生。

頭脳明晰ではあるもののどこか感情の起伏には乏しく、他人を気にかける場面は少ない。そのため友達を見捨てたことがある兄・永井圭に対して、妹からは「冷たい人」と思われている。しかし永井圭本人はあくまで「立派な人間になるために合理的に努力している」だけという立場で意に介さず。

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(亜人1巻 講談社)

永井圭はいつものように通学中に勉強しながら歩いていると、つい赤信号に気付かずそのままトラックに轢かれてしまう。ただ普通であれば即死ではあるものの、永井圭の体は徐々に再生されていく。

今まで不思議な予兆は感じていた永井圭だったが、そこで初めて自分が亜人だと自覚。しかしながら世間は亜人を敵視しており、もし捕獲されれば研究対象・捕獲対象されてしまうため、そこから永井圭の逃亡生活が始まる。

永井圭は「IBM(通称「黒い幽霊」)」を発動することが可能。永井圭は亜人の中でも特に能力が高く、黒い幽霊を複数体以上操ることが可能。また大量にIBM粒子を放出することができるため、亜人同士の戦いにおいて目眩ましとして使うこともできる。

○論理的かつ感情的な亜人の主人公

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(亜人10巻 講談社)

永井圭は亜人・佐藤との戦いにおいて当初は及び腰ではあった。何故なら合理的に判断すれば、どうあがいても佐藤には勝てない上、自らの命を狙う人間を救出するメリットがないから。

ただ一方で本音では「佐藤を倒す必要性」を感情的に理解しており、そのハザマで永井圭は揺れ動きながら激情的に自らを鼓舞したこともある。母・永井律曰く、「私ほど合理的ではない。感情的だった父親にも似てる」とのこと。

永井圭は自身が亜人であることが発覚して以降、様々な事件や事故に巻き込まれているが、本人曰く「自分が亜人だった自体を恨んだことは一度だってない」と戸崎優との会話で振り返る。

○永井圭役…佐藤健

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この永井圭を演じるキャストが佐藤健(さとうたける)

オンナ泣かせの若手俳優さん。画像は実写映画版『亜人』の予告動画から黒いIBMを放出してる場面。佐藤健は実写映画版『るろうに剣心』でも主演を演じてましたが、今回の映画版『亜人』でもCGを多用したアクションバトルが満載とのこと。

登場人物・永井慧理子(キャスト・浜辺美波)

続いての『亜人』の登場人物は永井慧理子(ながいえりこ)。前述のキャラクター・永井圭の妹。

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(亜人10巻 講談社)

永井慧理子は幼い頃から病弱体質。ずっと入院してる。

そのため兄・永井圭は妹の慧理子の病気を治すために9歳の頃に医者を目指す。つまり妹の病気は小学校に上がるか上がらないか頃に発症したと考えられます。ちなみに何の病気かは『亜人』内では明らかにされていません。

永井慧理子は海斗と呼ばれる兄・永井圭の友達とも仲が良かった。

しかし自身の病気が発覚して以降、永井圭は妹と自身の将来のために海斗との友達関係を切った。あくまで「妹の病気を治すため」という前提があるものの、それ以降、永井慧理子は兄を「冷たい人間」として距離を置くようになる。

ただ画像左の母親・永井律は「圭は自分の置かれた状況で自分にとって大切なものを取捨選択し、その中で自分のできることに全力で尽くせる。そんな人間を【冷たい】の一言で断罪すべきではないわ」と叱りつける。

永井律は永井圭以上に合理的な人間ではあるが、中身はイケメンすぎるぐらいイケメンである。

○永井慧理子役…浜辺美波

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永井慧理子というキャラクターを演じるキャストが浜辺美波

ぽっと出の女優さんなのか、自分はよく知りません。佐藤健の毒牙にかからなければいいですが…。ちなみに漫画版『亜人』ではほとんど登場しないキャラクターのため、実写映画版ではどうなってるかは不明。

登場人物・海斗

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは海斗(かいと)。幼いころは主人公・永井圭と妹ぐるみで遊ぶ仲ではあったが、前述の理由で関係が途絶される。ただ近所に住む同士ではあるため、高校に進学して以降もお互い顔を合わせることは度々あったが声を掛け合うことはなかった。

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(亜人1巻 講談社)

しかし永井圭がトラックに轢かれて亜人だと発覚して以降、海斗はその逃亡劇を手助けしてくれる。亜人である永井圭に対しても「お前は人間だよ」と真顔で応えるなど、海斗の中では関係が途絶された以降も永井圭を「普通の友達」として思っていたと考えられます。

海斗は『亜人』の序盤でこそ活躍するキャラクターではあるものの、中盤以降はアクションバトル要素が増したこともあって最近はほとんど登場せず。そのため実写映画版『亜人』でも登場する機会はなく、キャスト役も存在しません。

登場人物・戸崎優(キャスト・玉山鉄二)

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(亜人7巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは戸崎優(とさきゆう)。「とざき」と読むと半ギレ気味になるので注意。亜人の捕獲などを担当した厚生労働省の公務員。見た目通り、頭が切れる頭脳派。

「亜人は経済動物」という考えを持ち、目的のためにはどんな汚い手段でも取る狡猾な一面も見せる。たとえば植物人間状態の婚約者の医療費を稼ぐために、「人体実験」として利用できる亜人(後述する田中)を製薬会社や自動車メーカーといった裏ルートで横流しして暴利を貪っていた。

ただ亜人・佐藤の登場により亜人の経済的利用は頓挫し、また婚約者も亡くなってしまったことで佐藤打倒への執念を燃やす。

○戸崎優…玉山鉄二

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この戸崎優というキャラクターを演じるキャスト役が玉山鉄二。さすがにイケメンになりすぎやろ。

登場人物・下村泉(キャスト・川栄李奈)

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(亜人8巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは下村泉(しもむらいずみ)。前述の戸崎優の秘書として働く。ただ実態は亜人。戸崎は黒い幽霊が見えないため、そのために下村泉は雇われた。また戦闘に駆り出されることも多く、実態としては戸崎のボディーガード役として雇われている側面も強いか。

下村泉の生育環境はあまり芳しくなく、義理の父親に貯金を盗まれることもしばしば。果てには犯されそうになった時に死亡してしまうが、自身が亜人であることが発覚。そして逃げるように転々と生活するものの、結果的に再び病死してしまう。

そこで戸崎と出会い、「下村泉」という新たな戸籍と経歴を与えられた。不遇の時代を払拭するように今を生きる女の子。下村は実父の性、泉は母親の旧姓から来ている。ちなみに当時の本名は「田井中陽子」。

○下村泉役…川栄李奈

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この下村泉というキャラクターを演じるキャスト役が川栄李奈。元AKB48の女の子。マンガ『僕たちがやりました』の実写ドラマでも重用されていました。何故か前田敦子や大島優子あたりより推されている謎のゴリ押しパワー。 

登場人物・曽我部

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(亜人8巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは曽我部(そがべ)。戸崎優と同じく厚生労働省の亜人を担当する部門で働く戸崎の後輩。

戸崎優の後釜に座ろうと裏で暗躍し、亜人を使った裏の実験の復活を目論む。無表情とは違って、ふつふつと湧き出る出世欲の強さに対して、戸崎から「ドブネズミでも夢を見るんだな」などとディスられたことも。しかし最終的に戸崎の手によって曽我部は…。

曽我部というキャラクターの配役キャストはなし。地味にそれっぽく登場したはいいものの、地味にひっそりと死んでいったキャラクター。

登場人物・オグラ イクヤ博士

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(亜人3巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターはオグラ・イクヤ。アメリカで亜人研究をしていた生物物理学者。IBMや黒い幽霊に関する知識は豊富であり、戸崎に対して亜人に対する助言をしばしば行う。ただし性格は飄々としており周囲を苛立たせることもあり、当初は戸崎からごうもんを受けることもあった。

ちなみにマイルドセブンFKをこよなく愛するヘビースモーカー。またオグラ・イクヤの配役キャストは存在せず、どうやら実写映画版『亜人』ではやはり登場しないキャラクターの一人。

登場人物・中野功

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(亜人10巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは中野功(なかのこう)。当初は佐藤が集めた亜人の一人であったが、佐藤の狂気さに気付き逃亡する。

その後、山奥に潜んでいた永井圭に遭遇し、協力を仰ぐ。一悶着はありつつも、最終的に佐藤打倒に動く。ただし、同じく永井圭と同様に亜人ではあるが、黒い幽霊は出せない。同じく永井圭と同様に亜人ではあるが、黒い幽霊は出せない。

中野功というキャラクターの配役キャストはなし。マンガ版『亜人』では主人公・永井圭と反目しつつも、佐藤打倒のために動いてるそこそこ重要っぽいキャラではあるものの、実写映画版だと「佐藤健 VS 綾野剛(ちょいややこしい)」という対立構造を鮮明にさせたいためか登場しません。

そして続いてはお待ちかねの『亜人』の最強のラスボス・佐藤。

登場人物・佐藤(キャスト・綾野剛)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは佐藤。『亜人』最強のラスボス。永井圭などと同様に亜人ではあるものの、その無敵の体を利用して暴虐の限りを尽くす。「亜人の人権獲得」を美名の下に日本政府に宣戦布告し、各地でテロを起こす。

ただ実際には佐藤にとって大義名分はどうでも良かった。実際に佐藤を突き動かす行動原理は「ゲームを楽しみたい」という安易なもの。何故なら死と隣合わせのスリルこそが、佐藤が唯一生きてることを実感できるものだから。

佐藤は生まれた時から共感力に欠け、佐藤は秘めた残忍性を持つ。この背景には佐藤の徹底した共感力のなさがあり、普段は常に無表情。よく言えばポーカーフェイス。

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(亜人3巻 講談社)

ただ時たまに見せる佐藤の極悪表情がヤバすぎる。普段は大きく感情が芽生えることがなく表情もほとんど変化は乏しいものの、殺意に関しては「感情」があふれる出す。そして、それが表情としてカタチとなって現れたときはヤバイ。

○米軍で鍛えた戦闘力×不死身の肉体=マジヤベェキャラ

佐藤は見た目も含めて日本人にしか見えませんが、本名はサミュエル・オーウェン。そのためかつてベトナム戦争に参加したこともある元軍人。捕虜奪還のために超少数精鋭で極秘作戦に参加した時には、捕虜を助けた直後に敢えて銃声を鳴らしてベトナム兵との大規模な発砲戦を誘発したほど。

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(亜人5巻 講談社)

とにかく佐藤は軍隊上がりだけあって、めちゃんこ強い。警視庁の特殊急襲部隊をあらゆる手段で一掃しちゃう。確か予告動画などを見ると、実写映画版『亜人』ではこの場面が描写されている模様。

○佐藤役…綾野剛

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佐藤というキャラクターの実写映画版キャストは綾野剛

愛用のハンチング帽は同じですが、マンガ版佐藤と比べると年齢がかなり若返っている模様。マンガ版の佐藤は見た目的に派手さがない。そのため主人公・佐藤健と似たような年齢で対戦した方が盛り上がるという判断があったのかも知れない。

予告動画を見ただけですが、少しツッコミを入れるなら綾野剛は戦闘中に綾野剛は少し笑いすぎか。

確かに佐藤は不敵な笑みを浮かべるものの、基本的にはポーカーフェイス。時たま殺意を見せる時などにニヤッと笑う。でもバトル中はせいぜい微笑む程度。そこら辺の演じ分けが実写映画版でできてるかはやや疑問か。

ちなみに【亜人】佐藤のクレイジーな名言集まとめも興味があれば参照。

登場人物・田中(キャスト・城田優)

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(亜人1巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは田中功次(たなかこうじ)。日本国内で2番目に確認された亜人。ただ10年以上にも渡って繰り返し、日本政府から残酷な実験(前述のキャラクター・戸崎優の解説も参照)をされていたため権力者に対して憎悪を強く抱く。佐藤に救出され、以降は佐藤と共にテロを主導する。

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(亜人8巻 講談社)

ただ田中はいかにも悪そうな顔をしてますが、実は根が優しい性格の持ち主。涙ながらに命乞いする女性(フォージ安全の社長秘書・李奈緒美)を見て、思わず引き金を引くのをためらう。ゲーム目的の佐藤とは違って、あくまでテロを目論むもの純粋な正義心から。

○田中役…城田優

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田中というキャラクターの実写映画版キャストは城田優。いや、どんだけカッコ良くなってんねんと。漫画版『亜人』のハゲ散らかし感がゼロ。お笑い芸人のバイキング小峠が渡辺謙にいきなり進化したぐらいの衝撃。綾野剛と城田優の内部対立も描かれるか。

つか、さっきから映画版『亜人』のイケメン率半端なくね?

登場人物・奥山真澄(キャスト・千葉雄大)

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(亜人7巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは奥山真澄(おくやまますみ)。亜人・佐藤と田中の仲間。

見た目は陰険なオタクといった風貌ですが、そのまんま頭脳は明晰でありハッキングといったIT技術に長けてる。奥山自身は亜人化しても右足が動かず杖での移動を強いられているため、主に作戦の指揮など後方から佐藤たちをバックアップしている。

一方で見た目とは裏腹に捨て身攻撃も行うなど、奥山真澄は大胆不敵な一面や行動力の高さも時たま見せる。地味に佐藤のテロを影で支える功労者でもある。意外と『亜人』の中では活躍するキャラクター。

○奥山真澄役…千葉雄大

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奥山真澄というキャラクターの実写映画版キャストは千葉雄大。明らかに漫画版『亜人』のときと見た目が違いますが、基本的に端役のキャラクターのため誰も怒る人はいないでしょう。

千葉雄大の人知れず裏でパソコンカチャカチャやってそうな陰湿感が配役の決め手か。イメージですが帰宅したら真っ先のペットのハムスターとかイジメてそうです(偏見)。

登場人物・高橋(キャスト・山田裕貴)

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(亜人5巻 講談社)

続いての『亜人』の登場人物キャラクターは高橋。キメるのが大好きな亜人・佐藤の仲間。

射撃が得意であり、黒い幽霊を出すことも可能。もう一方のキャラクターであるゲンと一緒に行動を共にすることが多いが、ゲンは黒い幽霊を出せない。普段から言動はチャラチャラしており、基本的に何も考えていないノリだけ人間。

高橋というキャラクターの配役キャストは山田裕貴。またゲンというキャラクターの配役キャストは平埜生成。

漫画『亜人』では端役も端役といったキャラクターですが、実写映画版『亜人』ではアクションバトルをメインに据えることもあって、亜人側だと佐藤と田中以外のキャラに対してもそれっぽい知名度がある俳優を起用している模様。

以上、『亜人』の登場人物キャラクター一覧まとめでした。実写映画版の配役キャストも含めてるため、マンガ版に登場する細かいサブキャラクターなどは割愛しました。フォージ安全の社長や佐藤対策班の黒服キャラなど。

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