つい先日、少年サンデー(小学館)で連載していた『マギ-The Labyrinth of Magic-』が完結しました。具体的な号数は2017年46号。まさに少年サンデーを代表するようなおすすめファンタジー漫画でした。
それだけに名残惜しい読者さんも多そうですが、そこで今回ドル漫では『マギ』の最終回・最終話のネタバレ感想をあっさりめにレビューしたいと思います。ちなみに『マギ』最終37巻は今月11月17日に発売(電子版は一ヶ月遅れ?)されるらしいので要チェケラ。
ルフが消滅して魔法は使えなくなるが…
「世界をルフに還す魔法」を完遂させようとするダビデ。
それに対して「運命」は自らの手で勝ち取るべきと動くアリババは「王の器」に目覚める。自分は少年サンデーはリアルタイムで読んでおらず、まだ36巻分しか読んでないので最終回直前の展開は知らないんですが、何やかんやでアリババたちは世界を救います。
ただ世界がルフに還る魔法こそ止まったものの、世界は大きく変わってしまう。
山だった場所は海に、海だった場所が天空に、まさに天変地変。大地の境目がなくなったことで暗黒大陸とも自由に行き来できるようになる。アリババも金属使いではなくなり、かつてのように単なる商人に戻る。
でも、そこでアリババたちは利害関係を乗り越えて復興事業に励む。
アリババとモルジアナたちが結婚して完結
ちなみに復興事業を最優先させるために、アリババとモルジアナの結婚は延期。
血の涙を流しながらも、しぶしぶ受け入れるアリババだったものの、周囲からは「女心は変わりやすいからなぁ」と煽られまくって泣きべそをかくことも。だから一応モルジアナと口喧嘩したり何やかんやがあったものの、二人の結婚は既定路線。
そして何やかんや遅れたものの、無事アリババとモルジアナは結婚へ、という流れ。
相変わらず『マギ』は『乙嫁語り』のように細かい模様の描き込みが丁寧。「乙嫁語りのすごい刺繍模様まとめ」も興味がある方は参照してください。アシスタントを酷使させてるのか、作者さんが頑張っているのかは不明ですが、いかにも女性ならでは。
モルジアナの花嫁衣装を用意したのがアラジンは、ラストにウーゴにお願いしたのは「僕の友達になってよ」。
その言葉を象徴するようにアラジン、アリババ、モルジアナたちは和気あいあいの日々を送る。全ての境界線が消えた世界で、再び彼らの「広大な未知なる大地への扉を開き、冒険の旅へと足を踏み出」すのであった。ちゃんちゃん。
マギ最終回・最終話まとめ
以上、『マギ-The Labyrinth of Magic-』のラストの最終話・最終回のネタバレ感想でした。
結婚して完結という終わり方だと、アリババとモルジアナの子供が活躍させる第二編が開始してもおかしくなさそう。少年ジャンプでも『BORUTO』とか連載してるぐらいなんで、割りとジリ貧らしい少年サンデーなら『マギ』続編の可能性は割りと高そう。
ちなみにも『マギ』に興味がある方はご覧ください。
コメント
マギの最終回はやっつけ感が際立っていて心に残らなかった
シンドリア編までが一番面白かったわ