ワンピース最新971話ネタバレ感想をレビュー。
ちなみに自分は自動車情報サイト「カーギーク」もほそぼそと運営してるんですが、複数の「とあるYouTubeチャンネル」にまるまるパクられてたことが最近発覚。東南アジア風の人が「日産新型セレナの発売時期は…」と自分が書いた記事を独特のイントネーションで朗読してて笑いました。
ちょうど昨年の今頃にはドル漫の記事を転載してた漫画考察チャンネル(その人は日本人)を通報して何個か潰れたんですが、さすがに自動車関連の記事もパクられるとは思いませんでした。「日本語もっと勉強汁」といった面倒くさいコメントもたまに来るんですが、我ながら文才あるのかなぁ(笑)
来週までには通報しようと考えてるんですが、わざわざチクって…情報をおせっかいに教えてくれる方がいて「通報しろ通報しろ」と煽ってくるためこちらも動かざるを得ない。注意してください。そろそろYouTubeをやれと誰かに言われてるような気がするのは気の所為。
ちなみにワンピース最新972話のネタバレ感想はレビュー済みです。
ワンピース最新971話までの展開をおさらい
まずはワンピース最新971話までのあらすじ内容をおさらいしたいと思います。
ロジャー海賊団の一員としてラフテルから帰還した光月おでん。空白の100年やDの一族の秘密を知り、いざ開国しようと考えたが、既にワノ国は黒炭オロチの手に落ちていた。強制労働や軍国化が進み、鎖国政策を敷いていたワノ国の自由が更に失われていた。
カイドウの武力を背景にオロチには誰も逆らえない日々が続いたが、5年の歳月を経て光月おでんと赤鞘九人男たちは決起。まさにワノ国の存亡と未来を掛けた戦いが始まろうとしていた。
しかし、おでんは鬼ヶ島にいるはずのカイドウの寝首をかくつもりだったが、おでんの計画は全て筒抜けの状態だった。そして、おでんとカイドウは兎丼でついに相見える。既にキングやクイーンたちがいた百獣海賊団相手に多勢に無勢と思われたが、そこは侍。
おでんとカイドウの戦力は拮抗。不覚にも長期戦を強いられたカイドウは、最終的に光月おでんの「閻魔」と「天羽々斬」で十文字の傷をつけられる。
しかし、マネマネの実で息子の光月モモの助に変身した黒炭ひぐらしを前に動揺。おでんはカイドウの叩きのめされ、赤鞘九人男たちもついには捕らえられてしまう。「極悪なる10名の侍」という汚名を着せられ、ついに三日後に「釜茹での刑」に処せられることが決定。
果たして、おでんや赤鞘九人男たちの運命は?
おでんが一人で釜茹での刑を耐える
ということでさっそくワンピース最新971話のネタバレ感想をレビュー。
いよいよ光月おでんと赤鞘九人男たちの釜茹での刑の日がやってくる。油でグツグツに煮えたぎった釜は一瞬で人間が焦げてしまうほど高温。ただおでんは「10人全員で窯に入って耐えたら解放してくれ」と提案。カイドウは笑いながら「一時間だ」と応じる。
てか、オロチと並んだカイドウの大きさちっちゃくね?
そして、「二言はないな?」とカイドウは念押ししたおでんが取った行動は、赤鞘九人男たち全員を板の上に乗せて自分だけが釜茹でにされることだった。「こりゃ立場が逆ぜよ」と狼狽するネコマムシたちだったが、おでんの気迫に誰も抗えなかった。
つまり、おでんは自らが犠牲となることで部下の命を救おうとした。本来は釜から湧き上がる熱気だけでヤケドするレベル。御庭番衆のメンバーも「どうなってんだ奴の皮膚は」と語るものの、もしかすると武装色の覇気で熱湯の熱さを相殺していたのかも知れない。
オロチの目的はワノ国への復讐
一方、公開処刑に集まったワノ国の民衆は誰もが冷ややかな目を送る。「意外とつまらねぇ」「バカ殿にこれ以上は付き合えない」など、必死に耐え抜くおでんに対して心無い言葉を次々と投げかける。それに怒り心頭だったのが、元くノ一の「しのぶ」。
せっかくおでんに助けてもらったものの、バカな民衆に掴みかかって「オロチとおでんが交わした約束」を暴露する。しのぶは実は屋根裏で二人のやり取りを聞いていた。さすがに怒髪天の姿を見る限り、とりあえずしのぶは裏切り者ではなかった模様。
どうやら黒炭オロチの目的は「ワノ国に対する復讐」にあった。祖父がクーデターを犯した罪で切腹させられたものの、その後、オロチなど家族にも標的が向かった。そこでワノ国を更に腐った国に仕上げるため暴政を敷いてる。要するに自暴自棄のクソガキだった。
カイドウへの貢物や大量の武器以外にも、シャボンディ諸島で行われていた人身売買にもオロチは手を染めていた。おでんは怒り狂ってカイドウと対峙したものの、オロチは「毎週無様な踊りを街中ですれば100人の命を救ってやる」と提案。
そして、おでんはそれに応じて「5年経ったら自分とカイドウはワノ国を出ていく」という約束を頑なに信じて守り守り続けていた。嘲笑するワノ国市民を前に「ずっとこの国を守り続けてたんだ」と絶叫したしのぶの場面で、ワンピース最新971話はひとまず終わります。
ワンピース最新972話の展開予想まとめ
以上、ワンピース最新971話のネタバレ感想でした。
確かに今週の釜茹でのシーンは壮絶でしたが、光月おでんの設定は曖昧なまま描写されてる印象は否めない。今回ようやくオロチとの約束は明らかにされましたが、何故おでんがそれを鵜呑みにしたのか納得感はやはり薄い気はします。
何故なら、「ワノ国に復讐したい」と豪語してる腐りきった人間が、果たして5年後ワノ国を素直に飛び出るんだろうか?これまでも安倍総理よろしく、黒炭オロチは常習的な嘘つき人間ということはおでんも承知していたはず。
それにも関わらず、光月おでんは全くの無策で5年もオロチを信用し続ける姿は「まさにバカ殿」と言わざるを得ない。家族も既に傷付けられてる以上、また破天荒すぎる性格と謳っていた以上、おでんの頭の片隅に「武力で叩きのめす」ことが微塵もなかったのはいかがなものか。
またゴール・D・ロジャーに親しい人物が次々と処刑されたようなノリだと思いますが、それと比べるとオロチも動機としては陳腐。
そもそもマネマネの実といった能力の力を借りてのし上がったとは言え、そこまで恨まれていた黒炭家がワノ国のトップに就任できた不思議は残る。ましてや「黒炭家はやっぱりクソ野郎だった」という政治も現在進行系で行っておきながら。
おそらく先に作った設定に合わせてるんだと思いますが、逆に言うと釜茹での刑のクダリは後々考えたネタか、おでんは悪魔の実の能力者でもない以上、何故おとなしく従い続けるのか分からない。「燃え盛るおでん城」や「おでんらしさ」を考えたら、最期まで死ぬまで抗い続けてほしかった。
結局、おでんがケジメを取って死んだ所でトキやモモの助といった「家族の命」の保証もないんですから。オロチの十八番はまさに嘘と裏切り。この後おでんが釜茹でに耐えて赤鞘九人男たちは生き残るとは思いますが、実際最終的には焼き討ちにあってることからも明白。
おそらく来週のワンピース972話はそのクダリがいよいよ描かれそう。ちなみに来週のワンピース最新972話は土曜日発売なので、紙雑誌版のジャンプを購入してる方は注意しましょう。
コメント
確かに「先に作った設定に合わせてる」後付け的なニュアンスが
否めないですが、私は971話はとても面白い回だったと思います。
現実的に考えるといろいろと綻びがあり、考察対象としては
内容が薄かったかもしれませんが
「後付けである」「サイドストーリーである」「漫画である」こと
などを踏まえるとよくここまで描けたなと十分納得もできましたし
とても感動的なストーリーだと思いましたけどね。
(泣けるというのがワンピースにハマった理由のひとつ)
この釜茹でを描きたかったからキャラ設定を石川五右衛門風にした
というほどこのシーンは壮絶で絵力が凄いと思いました。
あの変な髪型も釜茹での伏線かというほどフィットしてますしねw
あとオロチの生い立ちシーンで大衆からの仕打ちについて
“正義の味方”と表現してますが、今のネット社会への風刺なのか?
それともクォーテーションを付けたくらいなのでそういう存在が
実際にいたのか?尾田先生の意図が気になりました。
おでんはオロチの境遇を聞きオロチさえも救おうとしたんだろうな
↑
私もそう思いました。
黒炭家がそうなってしまったことに対しておでんが責任を
感じたような描写もありましたしね。
ワノ国だけでなく我が国もそういうトップを持ちたいものですw
確かにそう言われてると「しっくり」は来るかも。
ワノ国の過去や歴史は光月家の歴史そのもの。
光月家の一員としてオロチたちの苦悩に気づいてやれなかった意味で、
おでんが良心の呵責を感じた可能性は高そうです。
今後アニメ版ワンピースではおでんたちの心理描写がもう少しちゃんと掘り下げられるのかも知れない。
>あとオロチの生い立ちシーンで大衆からの仕打ちについて
>“正義の味方”と表現してますが、今のネット社会への風刺なのか?
自分もそうだと思います。
タイミング的にヒロアカ騒動は関係ないでしょうが、
尾田さんの中で「何か思うこと」があったんでしょうね。
確かに加害者家族には本来罪はないですから、
最近のネット上の正義マンの存在は明らかに意識してそう。
やはりワノ国のモデルは日本ですから。
憎しみはさらなる憎しみを生むということを伝えたかったんだと思います。
個人的にはオロチは最後まで悪役を貫いてほしかったのが本音ですが。