少年ジャンプを代表するおすすめバトル漫画と言えば、やはり『HUNTERxHUNTER（ハンターハンター）』。このHUNTERxHUNTERは休載と連載を繰り返しながらも、個性的なキャラや展開の面白さから安定して幅広い読者層に人気です。
（HUNTERxHUNTER32巻）
特にハンターハンターの人気キャラクターと言えば、クラピカ。つい先日、クラピカの全念能力まとめという記事も作りましたが、やはり見た目のカッコ良さとクールな性格が人気の要因。
ただ『HUNTERxHUNTER』連載の序盤から論争になりがちなのが、クラピカの「性別」の問題。どうしてもルックスが中性的なため、未だにクラピカは男性なのか女性なのか議論が巻き起こることがあります。
正直、個人的には不毛だなーと思いつつも、確かに疑問といえば疑問。そこで今回ドル漫ではクラピカの性別に関して完全決着となる考察をしてみました。クラピカの性別は男なのか？女なのか？
【考察】クラピカの性別は男性である根拠
さっそく結論から書いてしまうと「クラピカの性別は男（男性）」と結論付けることができます。
では、何故クラピカの性別が男性と結論付けることができるのか？そこで『ハンターハンター』内の画像を用いながら筆者ドルジ露瓶尊が考察していこうと思います。
○【理由1】クラピカがとらえたクロロのセリフ
例えば、クラピカの性別であると判断できる場面が「クラピカが因縁の相手である幻影旅団の団長・クロロを捉えた」シーンに隠されております。
（HUNTERxHUNTER12巻）
そこで男性説を裏付けるシーンを確認すると、その場面でクロロが「鎖野郎が女性だと思わなかった」と強がると、クラピカは即座に「私がそう言ったか？見た目に騙されぬことだな」と否定してる。
つまり、クラピカが「鎖野郎が女性」というクロロの発言を否定したということは、クラピカの性別は「男性」であることが自ずと導き出されます。もし男性じゃないと仮定したら、わざわざクラピカが否定する必要がないから。
もしクラピカの性別が女性だと仮定すれば、この発言に対してはおそらく「女性で悪かったか？」と返答するのが自然だと思います。クロロのセリフからは女性を見下してるようにも聞えるので、プライドが高いクラピカであれば真っ先に噛み付くはず。
○【理由2】クラピカが女性であればカツラをかぶる必要がない
一応、クラピカはクロロを捉える直前に女装してカムフラージュしてる。あくまでこの女装を漠然と否定してるだけ。クラピカの性別そのものを否定してるわけではない、という反論も聞こえそう。
ただクラピカが仮に女性だと仮定すると、更に疑問が湧いてくる。
何故クラピカはわざわざカツラをかぶる必要があったのか？そもそも女装する必要があったのか？という疑問。
もしクラピカの性別が女性であるならば、わざわざ女性であることを印象付けるカツラを着用する必要はない。むしろクラピカは男装すればいい。もちろんクロロは「鎖野郎」と男性像を想像していたものの、クラピカがその情報を把握していたはずがない。
以上の考察から、やはりクラピカの性別は男という結論が導かれます。
まだまだクラピカの性別女性派は納得しない方もいそうなので、そこでクラピカの性別が女性であれば不都合になる事実を更にドル漫では補完してから今回の記事を終わりたいと思います。
【理由3】クラピカが女性ならビスケは興奮しないはず
先程のシーンはかなり古かったため、最近の『HUNTERxHUNTER』からクラピカの性別を考察したいと思います。
その最たるシーンがクラピカと初めて会ったときのビスケット・クルーガー（以下ビスケ）の反応から性別が分かります。
（HUNTERxHUNTER32巻）
具体的に見ておくと、クラピカが暗黒大陸に差し掛かる前にビスケや師匠のイズナビ、ハンゾウを仲間に引き入れる場面がある。
そこで面倒くさい反応を示すビスケに対して、クラピカは敢えて「君のように華奢で儚げな少女を」などホメゴロシという手段で手懐ける。ビスケはただのゴリラババアやんけというツッコミはさておき、思わずビスケは頬を赤らめる。
でも、もしクラピカが女性だったらここでビスケが照れるはずがない。何故ならかつてヒソカのモッコリに大興奮してた過去を思い出すと、ビスケはイケメンの色仕掛けにとことん弱いタイプであることは明らか。
つまり、ビスケは男性であるクラピカの異性的な要素に興奮したと考えられます。もしセンリツが同じようにビスケをなだめても効果はなかったでしょう。
他にも冒頭のクラピカの画像の「手」を改めて見てもゴツゴツ感が表現されてることなど、やはりクラピカの性別は「男」という答えが導き出されます。
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