【おすすめ】ダンジョン飯が名作漫画すぎて面白いwww【感想レビューまとめ】

『ダンジョン飯』のネタバレ感想をレビュー。作者は九井諒子。掲載誌はハルタ。出版社はKADOKAWA。ジャンルは青年コミックのグルメ漫画。AmazonのKindleや楽天koboなどでも試し読み・立ち読みができます。

既に『ダンジョン飯』の発行部数は100万部を超えてるらしい。

そこで今回ドル漫では『ダンジョン飯』が面白い漫画なのかつまらないマンガなのかを徹底的に考察してみました。結論から書くと、非常におすすめのグルメ漫画になります。もし『ダンジョン飯』を購入するか迷っている方は、今回のおすすめ感想レビューを参考にして下さい。

ちなみに、少し前に楽天KOBO vs アマゾンKindleを比較しましたが、何故かこの『ダンジョン飯』の電子コミック版は楽天とAmazonで価格が70円も違う不思議。作者は楽天に恨みでもあるのか。

【解説まとめ】ダンジョン飯 あらすじ内容ストーリー

まず簡単に『ダンジョン飯』のあらすじや内容から解説。

ある日、とある小さな村の地下墓地に巨大なダンジョンが現れる。そして、謎の男が現れて言った。「自分は一千年前に滅びた黄金の国の王。しかし魔術師によって地下深くに囚われてしまった。もし魔術師を倒した者には全ての黄金や財宝を与えよう」。

この一言からダンジョンの噂は世界中に広まって、一獲千金を狙う冒険者たちがとある小さな村に世界各地から大量に集結するようになった。

『ダンジョン飯』の主人公は、その中の一人の戦士・ライオス。このライオスは魔法使い・マルシル、鍵師のチルチャック、そして妹のファリンと共にダンジョン攻略に挑む(厳密には他にも何人かいるものの、ここでは敢えて割愛)。

(ダンジョン飯1巻 KADOKAWA)

しかし、レッドドラゴンがいるダンジョン最奥部まで進んだときには、ライオスたちは完全な空腹。本来の力を発揮できず、まさに万事休すの状態。そして妹・ファリンがレッドドラゴンに食べられてしまう

ただファリンは魔法使いだったため、最後の力を振り絞って兄・ライオスたちを魔法でダンジョンの外まで脱出させた。まさにファリンの尊い犠牲によって、他のライオスを筆頭としたパーティーの命は助かった。

○妹ファリンを取り戻すため再びダンジョン深奥に向かう物語

ただライオスはリーダーだった自らの責任を痛感し、一人で再びダンジョンに潜って妹・ファリンを助けようと目論む。仲間のマルシルとチルチャックは「無茶」と自らも行くことを申し出る。

でも、これがまさに前途多難の始まりだった。

(ダンジョン飯1巻 KADOKAWA)

何故ならライオスは「ダンジョン内のモンスターを食べる」と言い出したから。

ダンジョン内で立派に食物連鎖が成立している以上、人間もそこで自給自足生活を遅れるというのがライオスの主張。確かに空腹が原因でレッドドラゴンに倒された以上、外から持参した食糧だけでやりくりするのは無謀。

でも、果たして本当にスライムなどのモンスターを食べても大丈夫なのか?毒はないのか?お腹は壊さないのか?食事バランスガイドもこのタイミングで出す意味は?ライオスはパット見とは違って、完全にヤベェ奴だったwww

一方、マルシルとファリンはかつて魔法学校の同窓生だったこともあって、安請け合いしてしまった手前引くに引けない状態。そしてファリン奪還のため、再びダンジョン攻略が始まる。今まさにモンスター食べ歩きの旅が始まる…といった漫画タイトル通りの内容。

そのためジャンルはグルメ漫画ではあるものの、『ダンジョン飯』はファンタジー要素もたっぷり。まさにグルメとファンタジーを足して2で割ったようなマンガ。

「モンスターを食べる」という穴場な発想が面白い

冒頭でも言いましたが、『ダンジョン飯』は面白いグルメマンガ。既に『ダンジョン飯』の発行部数が100万部超えしてる事実もうなずけます。

じゃあ『ダンジョン飯』のどこが面白いのかを考察すると、一言で言えば「モンスターを食べる」という発想が面白い。

意外と誰か描いてそうで描いてなかった、まさに穴場的発想がおすすめ。また、この新しいアプローチに対してしっかり漫画として作品化できてるのもドル漫では評価。アイデア頼みの出落ちで終わってない点でもおすすめできる。

○食べられるモンスターの種類が豊富で面白い

例えば食べられるモンスターと思い浮かべれば、ありがちな発想としてはスライムなどが挙げられます。

実際に何度かスライムは登場するものの、この『ダンジョン飯』では登場するモンスターの数が意外と豊富。そして描写も一匹一匹、一体一体が丁寧に描かれてる。

(ダンジョン飯2巻 KADOKAWA)

例えば「コイン虫(宝虫)」と呼ばれるモンスターだと、本当にどっかにいそうなリアル感がヤバイ。特にこの羽の半透明感がヤバイ。絶対触りたくねーよ。

パカっじゃねーよ。もし財布に入れておいて急に暴れだしたらと思うとゾッとする。もちろん後でしっかり主人公・ライオスたちは食します。

(ダンジョン飯3巻 KADOKAWA)

他にも人魚(魚の方が強いバージョン)だと、こんな感じ。

でも、ただただグロテスク。このサイズ感の魚類は完全にアウト。ましてや人間要素が半分入ってるもんだから余計にたちが悪い。一応残念ながら(?)、この人魚は全て食すことはありません。

(ダンジョン飯3巻 KADOKAWA)

あらすじでも説明しましたが、主人公・ライオスがちょっとヤバイ奴。色んなモンスターに魅入られてしまって、常に「食う」ことで頭がいっぱい。画像はクラーケンに寄生していた巨大寄生虫も初見で空腹中枢が刺激される。

この時のライオスの目が完全に逝ってて、もはや完全にムツゴロウさんの目しててワロタ。

ライオスとマルシルのテンションのギャップが面白い

だからライオスが足を運ぶところに珍食材モンスターあり…みたいな展開がしょっちゅう。

グルメ漫画に『トリコ』というバトル要素が入ったマンガがありましたが、その設定で例えるならライオスも強力な「食運」を持ち合わせてる。まさに幸か不幸か巡り合わせが凄まじい。

(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)

例えば「ドライアド」という植物モンスターを退治した時、ライオスはそれらが花として成長する前に「実」を見つけてテンションあげあげ気味。ただドライアドの実は「気持ち悪い人面カボチャ」みたいな食材。しかも何故かちょいイケメン風なんが腹立つ。

そのため魔法使い・マルシルはなんとも言えない表情を浮かべるだけ。やはり所詮はモンスター。どう調理しても美味しそうにはならない。とりわけマルシルは女子。丸の内OLだったら今頃カフェでランチしてキャッキャウフフしてる頃合い。

この2人のテンションのギャップ感というのか、マルシルのスーンとした表情や透かし芸なんかも面白くて笑える。

キャラクターも癖がありすぎて面白い

だから『ダンジョン飯』はそれぞれのキャラクターも個性的で面白い。特にマルシルのキャラクターは「一般的な女子読者の価値観」を代表してる感があるため、評定による無言のツッコミが面白い。空腹で死ぬより先に、魂がどっか逝っちゃってる感も笑える。

(ダンジョン飯3巻 KADOKAWA)

普段は理知的で優秀な魔法使い役なんですが、マルシルはちょいちょい堪忍袋の尾が切れて「ブラック」な部分を見せるところなどキャラとして面白い。カエルのスーツを着せられた場面では、「しゃべってないで、とっとと行くぞ」と謎の兄貴感を醸し出した時とか面白かった。

(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)

ちなみに先程のモンスター(ドライアドの実)を調理後の光景がコチラ。誰もが「コッチミンナ」とツッコんだことでしょう。せめて器として使うなら裏に向けろと。まあ手間入らずのハロウィン素材としては最適か。

あと毎回原材料や5大栄養素を詳しく表示してくれてるんですが、大体が何の役にも立たない。たまーに美味しそうなモンスター料理があるものの、大体がこんな風に「お…おう…」みたいな残念な仕上がりがおすすめ。

ダンジョン飯は現実的な解釈や考察が面白い

もちろんモンスターをただたんに食べるだけではつまらない。

でも『ダンジョン飯』の面白さは、そのモンスターをどう調理・食するかという発想や理屈さにこそある。ファンタジーの世界観ではあるものの「リアル」に即した現実的な考察力や解釈力が裏打ちされてる。

(ダンジョン飯2巻 KADOKAWA)

例えば、ゴーレム

『ドラクエ』のイメージから完全な石の塊と思いがちですが、これは泥と土で形成されてるモンスター(魔法生物)。だから放っておくと乾いてしまうため、ゴーレムは自分で水分を補給しなければならない。

(ダンジョン飯2巻 KADOKAWA)

つまりゴーレムは「野菜畑(お手軽家庭菜園)」としてめちゃめちゃ最適。

センシというドワーフ戦士が苗を植えて育ててるんですが、完全に農家のオッサン。光合成はどうしてるのかなどツッコミどころもありますが、この半自動野菜畑に関する考察は面白い。まさかの野菜ゴミすらリサイクルしてくる万能性すら持ち合わせています(笑)

ただグルメやモンスターに対する考察だけじゃない。『ダンジョン飯』の世界観はあくまでファンタジー。何故ダンジョン内では蘇生することができるのかなど、魔法描写に対しても現実的な解釈や古いようで新しい考察が面白い。

○魔法における副作用もあるらしい

(ダンジョン飯4巻 KADOKAWA)

例えば魔法使い・マルシルは回復魔法も使えるんですが、そこで大怪我をしたチルチャックという鍵師を急いで治癒してあげる。そうすると急激に負傷した肉体が回復したもんだから、そこに肝心の肉体が追いつかない。結果、「回復痛」なるものが発生してしまう。

確かに考えてみると人間は無機物ではありませんが、いくら魔法でモノと同じように元通りにできたところで、そこに「何かしらの副作用」がないのは不自然。現実の医療においても、どんなに万能の薬でも副作用は必ず存在する。

『ダンジョン飯』ではモンスターの料理描写以外でも、魔法に関してもお節介なぐらいに考察を展開してくれてる。この考察や解説にいちいち変に説得力があるので、『ダンジョン飯』を読んでると「うーん…なるほど」とつい唸ってしまう。

だから『ダンジョン飯』の面白さを更に考察するのであれば、思わずニヤリとしてしまう面白さがあります。爆笑に近い笑いはないものの、

ダンジョン飯のおすすめ総合評価・評判・口コミまとめ

以上、ドル漫による『ダンジョン飯』の面白さの考察レビューでした。今回の個人的な感想が参考になれば幸いです。

ワンアイデア一本で勝負してるものの、だからこそ『ダンジョン飯』は面白いと評価。悪く言えば出オチ感満載ではあるものの、それでも作者・九井諒子の設定や展開の引き出しが多いため読者を意外と飽きさせない。

漫画のストーリーの軸も「妹ファリン救出」とシンプルのため、『ダンジョン飯』は読みやすい。設定をゴチャゴチャさせず、しっかり一つのテーマで展開を広げていく見事さ。突拍子もないモンスター料理もストーリー展開に自然と落とし込まれており、違和感なく楽しめる。

まさに「豊富な発想や着想をしっかりカタチにできる作者の力」が面白さの根源にあると評価できそう。笑いの中に時たま来るシリアスな空気感など、グルメ的な表現を借りるなら食い飽きがない。

そのため不思議と『ダンジョン飯』はダラダラと読んでしまう面白さがある。『ダンジョン飯』は読み物として素直に面白いと評価していいのではないか。意外と長く楽しめる点でおすすめのグルメ漫画と言えましょう。