【感想】明日ちゃんのセーラー服が可愛すぎておすすめwww【漫画ネタバレまとめ】

『明日ちゃんのセーラー服』1巻のネタバレ感想をレビュー。作者は博。掲載サイトはとなりのヤングジャンプ。出版社は集英社。ジャンルは青年コミックの青春日常漫画。『明日ちゃんのセーラー服』はAmazonのKindleや楽天koboなどでも試し読み・立ち読みができます。

我が「ドル漫」は健全なマンガ考察ブログということで、今回は『明日ちゃんのセーラー服』のどこが面白いのか、何がおすすめなのか割りと頑張って考察してみました。今回の感想や評価が購入時の参考になればこれ幸いであります。

明日ちゃんのセーラー服 あらすじ内容・ストーリー登場人物

ということで、まずは『明日ちゃんのセーラー服』の簡単なあらすじ内容から解説したいと思います。

主人公は明日小路(あけび・こみち)。今まさに中学進学を控えた女の子。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

この明日小路は福元幹という人気アイドルに憧れていた。

この福元幹は「セーラー服」を着用してよくテレビコマーシャルに出演していた。そこでアイドルに近づく手段の一つとして、自分も同じようにセーラー服が着たいと考えて蝋梅学園(ろうばいがくえん)という女子中学に進学する運びとなる。

つまりマンガタイトルから主人公の名前だろうと誰もが想像できたとは思いますが、まさかの「明日ちゃん」とは苗字だった。読み方もかなりえげつないですが、結構色んな地名で使われている模様。実際に「ナントカ明日中学校」みたいな学校も存在するとかしないとか。

『明日ちゃんのセーラー服』の内容としては、学園内でのちょっとした日常の出来事が描かれます。だからマンガの読み方としては「ゆる~い感じ」で読み進めるといいと思います。良くも悪くも、いかにも「内容はないよう」的な日常漫画。

明日小路の天然炸裂の挙動が面白い!

『明日ちゃんのセーラー服』の面白さは、やはりまずは主人公・明日小路のキャラクター性にあると評価できます。とにかく天然。突拍子もない行動をとりがち。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

例えば『明日ちゃんのセーラー服』の序盤では、蝋梅学園の入学が決まった喜びから田舎道でいきなりバク転宙返りを繰り出す。この場面は爽快なので是非コミックスで御覧ください。序盤に描写されているため試し読みで確認できるかも知れません。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

他にも入学後に仲の良い友達を作ろうと自分自身に発破をかけようとする場面だと、急に空手の型をやり出す。

友達を倒す気マンマンでどうする、というツッコミを誰もが入れることでしょう。こういう抜けた感じの一挙手一投足がすごくいじらしい。「狙ってるけども良い感じに狙ってない」ようにしっかり見えるのが良い。

○妹思いの明日ちゃんが愛おしい

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

ただ明日小路は単なる痛い子ではなく、家に帰宅すると小学生の妹・花緒の相手をしてあげる「お姉ちゃん」に返信する。この2人のやり取りに思わずホッコリさせられる。世の中には実際にこんな仲の良い姉妹がいるんだろうなぁーと。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

他にも家でただ靴下を履いてるだけの仕草なんですが、何故グッと来るのかを考察してみると例えば明日小路の足裏

意外と見かけない女子の部分。そこをサラッと見せられてることに対して、無意識的にドキッとしてるのかも。膝を抱える仕草もあざといっちゃあざといんですが、敢えてコマを小さくして部分的に見せないことであざとさも削げてるのかも知れない。

明日小路などキャラクターの些細な仕草がかわいい!

だから明日小路を筆頭に様々な女の子キャラクターの「ささいな仕草」がいちいち可愛らしい。もっと言うと、ちょっと艶めかしかったりします。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

例えば明日小路が給食をゆっく~りよそう姿だと、お玉の持ち方一つにしても「ほ~ん」。大きめのエプロンに着られてるしまってる姿も、一つのたどたどしさを演出する表現にすら思えます。「わたしかわいいでしょ?」と暗に表現してるようなぶりっこ的な立ち方も意外と不快感もなし。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

他にもリップを塗るシーンだと、さながらCM風に唇プルルン

いずれ【漫画】口の描き方まとめ【作り方・考察】も時間がある時に作りたいと思いますが、作者の画力が高いからこそ見入ってしまいます。歯も地味にポイントか。その後、ワンモアを求めるスケベオヤジ風の女友達のノリも笑えます。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

ちなみに、この場面は『明日ちゃんのセーラー服』の表紙のそれ。作者に限らず、編集者的にもきっと自信があった描写だと考察されます。確かに大きな惹きになるコマ。『明日ちゃんのセーラー服』が一体どういう内容の漫画であるかを的確に伝える良表紙。

○明日ちゃん以外の同級生キャラもおすすめ

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

だから『明日ちゃんのセーラー服』は他の蝋梅学園の同級生の女の子たちも可愛らしい。画像は一番最初に友達になった木崎江梨花という友達。画像は初対面時。

何故か足の爪を丁寧に切ってる姿なんですが、やはりグッとくるような色気があります。漫画に限らずですが、女性の足が細いと色気を感じないことが大半ですが、この『明日ちゃんのセーラー服』に登場する女の子キャラクターは…。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

ただサブキャラクターも絵や画力だけに頼っておらず、彼女らも意外とキャラ立ちしてて面白い。木崎は明日小路に庇護欲が芽生えてるお姉さんタイプの性格なんですが、切った爪の臭いを嗅いじゃう女の子。

「ほぅ」という一言が笑えました。一体その臭いで何を察したんだと(笑)

意外とキャラクターの絵柄は気持ち悪い?

だから基本的に『明日ちゃんのセーラー服』という漫画に対しては好意的な感想を抱いてるんですが、ネット上の評判ではややネガティブな口コミも見られます。それを端的にまとめると「気持ち悪い」という評価。

(明日ちゃんのセーラー服1巻)

確かに気持ち悪い描写を探してみると、どうしてもキャラクターの顔が小さいので、角度によってはちょっと気持ち悪いように見える場面もゼロではありません。画像だと目鼻口がギュッと凝縮されすぎじゃね?と正直思ったのは内緒。

あと『明日ちゃんのセーラー服』から引用した画像を見てもらえば分かるように、作者の画力が高い。作者のpixivを見ると『けいおん』の絵を描いてたり、いわゆる同人誌上がりなのかも?

でも、画力が高いからこその弊害もゼロではない。何故なら可愛らしいキャラクターではあるものの、そこに生々しいリアリティさが加わってるから。

これは良く言えば「ギャップ感」に繋がってるものの、悪く言えば「ミスマッチ感」や「アンバランスさ」にも繋がってる。そのため捉え方によっては読者に合う合わないが存在して、確かに「妙な気持ち悪さ」を感じる人もいるかも知れない。

ただ個人的に「ほとんど気にするレベルではない」とは思います。マンガ制作において基本的に画力が高いことがデメリットに繋がる場面は少ないですから。

明日ちゃんのセーラー服 評価評判・口コミ考察レビュー

以上、『明日ちゃんのセーラー服』が面白いかつまらないかの感想レビューでした。

面白いポイントを一言でまとめると、作者・博は画力の高さがおすすめ。

どうやらイラストレーターの仕事も請け負ってるだけあってか、本当に基礎的な画力が身についてる実力者。そのため『明日ちゃんのセーラー服』は日常学園漫画ではあるものの、結構割りと激しい動きで魅せてくれます。

『明日ちゃんのセーラー服』は構図も工夫されていて、飽きないように様々な視点から描写されてるのもおすすめ。

先程の木崎が爪の臭いを嗅いでる仕草も、二コマ目は目を開けてるのに対して、一コマ目は目をつぶってる。さり気ない違いではあるものの、この微々たる差があるからこそ日常系マンガでも読者は飽きない。

また「ちょっとしたエロさ」。見えそうで見えないムフフなシーンは意外と多い。ただ女子読者が読んでも不快になる工口さがないのもおすすめ。ちゃんと「かわいい部分」に軸足が置かれているため、かわいい好きの女性読者も読みたくなるように仕上がってる。

ストーリー構成も明日小路を中心として展開し、他の個性的な女子キャラクターも出すぎず出なさすぎずの塩梅が読みやすい。肩に力が入って下手に展開を作ろうとしがちの漫画家も多いですが、内容は良い意味で薄い。

○女子キャラクター同士のキャピキャピ感がおすすめ

そのため女子同士の他愛ないキャピキャピ感やイチャイチャ感が凝縮されており、それが素直に楽しめる。

萌え豚が好きそうないかにもマンガ的な絵柄ではないものの、作者の武器の使い方が適切かつ的確。『明日ちゃんのセーラー服』は日常学園漫画としては面白く、百合好き読者におすすめできるはず。

強いて気になる点を言えば、『明日ちゃんのセーラー服』の発行ペースは年1ぐらいとかなり遅そうという点。そのため『明日ちゃんのセーラー服』の2巻以降のレビューをするかは不明ですが、おそらく今後自分がネタバレ感想をレビューする機会は少なそう。