【おすすめ漫画】約束のネバーランドが評判通り面白いwww【レビュー感想まとめ】

『約束のネバーランド』のネタバレ感想をレビュー。略称は「約ネバ」。

作者は白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)。掲載誌は少年ジャンプ。出版社は集英社。ジャンルは少年コミックのサバイバル漫画。AmazonのKindleや楽天koboなどで無料で試し読み・立ち読みができます。

(約束のネバーランド3巻 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

この『約束のネバーランド』は割と最近色んな方面から評価されてる漫画らしい。そこで今回ドル漫では改めて面白いかつまらないか徹底的に考察してみようと思います。当ブログの感想を元に購入時の参考にしてください。

漫画「約束のネバーランド」あらすじ内容・ストーリー解説

『約束のネバーランド』の舞台は、とある孤児院「グレイス=フィールドハウス(GF)」

GFは優しいママと合計38名たちの子供たちが仲良く暮らす、どこにでもある孤児院…ではなかった。何故なら将来のためという名目のもと、子供たちの首元には謎のナンバーが刻み込まれ、毎日のように難問ばかりのテストを繰り返し受けさせられていた。

でも子供たちは学校に通うことはなく、そもそも施設以外の場所に足を運んだことがなかった。GFの周辺には柵が設置されており、そこから外には出ないようにママからキツく教えられていた。明らかに異様な状況。

ただ、子供たちは決して勉強は苦ではなかった。何故なら子供たちは天才児ばかりだったから。中でも『約束のネバーランド』の主人公であるエマとノーマンとレイはとびっきりの天才だった。

○孤児院という名の「人肉農園」

この孤児院・GFは12歳の誕生日を迎える前に、慣例として里子に出されて施設を巣立つことが慣例化していた。主人公のエマ・ノーマン・レイたちの年齢は11歳。仲間を見送る機会も多い中、そろそろ自分たちが巣立つ未来を想像する。

今日もまたコニーという女の子が里子に出されようとしていた。涙腺が緩みながらも、エマたちは笑顔で送り出す。ただコニーの忘れ物に気付き、エマたちはそれを届けてあげようと普段は立ち入れない外の世界に繋がる「門」にこっそり忍び込む。

(約束のネバーランド1巻 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

しかし、そこで待っていたのは恐ろしい鬼だった。

そして、更に鬼たちの口から衝撃的な事実を耳にする。「この農園の人肉は全部金持ち向けの高級品」。つまり孤児院の子供たちは、鬼に食べられるためにエリート教育を受けていたことが発覚。

首元のナンバーも管理番号であり、里子という名の「出荷」に過ぎなかった。しかも大好きなママも鬼の部下だったことも発覚。まさにエマたちは絶望の淵に落とされる。ただエマたちは天才児。このまま黙って食われるはずがない。

果たしてエマたちは孤児院という名の人肉農園(ブタ小屋)を脱出することはできるのか?鬼たちは何故わざわざ子供たちを養殖する必要があるのか?そして少年少女たちの決死の脱獄劇が始まる。

『約束のネバーランド』の内容は、少年コミックでは意外と珍しいサバイバル漫画になります。

プロットが緻密だから約束のネバーランドは面白い

ということで、さっそく『約束のネバーランド』の何が面白いか、ドルジ露瓶尊が解説していこうと思います。

まず筆者ドルジ露瓶尊が最初におすすめするポイントは「ストーリーの良さ」が挙げられます。要するにプロットの完成度が非常に高い。約束のネバーランドは「これぞ原作者付き漫画www」と評価できるぐらい面白い。

だから原作者・白井カイウがすごい。最近多い漫画の形態ですが、正直、原作者付きのマンガって意外とストーリーがつまらない。内容がとっ散らかってて、ホンマに原作者いる意味ある?っていう。でも、白井カイウは違う。

先程説明したように、内容は「脱獄」というストーリーの目的が明確。このゴールに着々と素直に展開していくので、『約束のネバーランド』は非常に読み味が良い。週刊連載ならではの、変なバタバタ感がない。

また「ウィリアム・ミネルヴァの正体」など謎や伏線の回収もテンポが良い。下手な引き伸ばしなどがないため、人気漫画にありがちなイライラ感もないのがおすすめ。極端な例だと『ONE PIECE』は20巻以上先にようやく伏線が回収されることもしばしば。

だからコミックスでまとめて読むと面白いけど…っていうマンガも多いですが、『約束のネバーランド』は雑誌でリアルタイムで読んでても面白い。まさにストーリーが面白いってのは「こういう」ことであることが体現されている漫画。

絶望からの打開が見事で面白い

続いての『約束のネバーランド』のおすすめポイントは、「見事なまでの絶望からの打開」が挙げられます。

もちろんストーリーの完成度が高いからと言って、即座にそのことだけで「面白い」とはならないはず。伏線そのものを回収する行為事態が、何か直接的な面白さに繋がるとは限りません。

でも、この約束のネバーランドはとにかく「絶望の状況作り」が非常に上手い。前述のあらすじを読めば分かるように、どう抗っても打破できない状況。この設定の時点で期待させる面白さがある。

そして、大事なのは「絶望からの打開」も見事であること。設定だけ面白くても出オチで終わる。

絶体絶命のピンチの状態に陥ったり、無理ゲーすぎる状況に出くわしても、しっかり最後はクリアする。明らかに捕球できなさそうな高めのボールが毎回投げられるんだけど、毎回ちゃんと最後はキャッチして処理してくれる。

前フリが投げっぱなしで終わらず、ちゃんと乗り越えるからこそ展開が面白い。

約束のネバーランドのストーリーはまさに「小気味よさ」と「重厚さ」が両立されてるようなマンガ。少年ジャンプで連載されてるものの、大人読者でも…いや、大人読者だからこそ安心して読める面白さがある。

『約束のネバーランド』は本当に読み物としての完成度が高いとドル漫では評価。

生き抜こうとするキャラが王道で面白い

ただストーリーが面白くても、漫画って結局は「キャラクター」。読者のみんながみんな最初の1話目からマンガを読んでくれるわけじゃない。途中から入れる場合、その多くはキャラの良さに惹かれてこそ。

結論から書くと、約束のネバーランドはキャラも面白い。

『約束のネバーランド』の主人公であるエマたちは11歳の子供。でも、一方で天才。だからキャラは弱いけれども弱くない。「信念の強さ」と「知恵力」で前に力強く進む様や、必死にもがきながら仲間たちと協力して窮地を脱する様に読者の多くが共感を抱くはず。

また子供だけど大人顔負けという設定は、読者を引きつけるちょっとしたスペシャリティ感に繋がっており、また展開を打開するための大きなエッセンスと推進力にもなってる。若者読者は無条件で共感できるし、大人読者でも『約束のネバーランド』の子供たちには素直に応援したくなる。

そのためジャンル的にはサバイバル漫画であるはずなのに、少年ジャンプが掲げる「友情努力勝利」というテーマが約束のネバーランドの根底には流れてる。月並みな言い方で評価するなら、まさに「王道マンガだからこそ面白い」という一言に尽きます。

漫画「約束のネバーランド」口コミ評判・評価レビューまとめ

以上、ドルジ露瓶尊による『約束のネバーランド』が面白いかつまらないかの考察レビューでした。

本当に作品の完成度の高さが、そのまま漫画の面白さに直結してる。『約束のネバーランド』1話目から構成力の高さが伝わるレベル。当初期待した通りの面白さがずっと続くような感じ。

程よい脚色とリアリティが入り混じっており、荒唐無稽な世界観ではあるものの不思議と不自然さや安っぽさはない。色んな賞レースで評価されるのも、世間での評判が高いのもうなずけます。

『約束のネバーランド』は一度は読んでおいて損はしないとドルジ露瓶尊は考えます。