【考察】ウィリアム・ミネルヴァの正体まとめ【約束のネバーランド】

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少年ジャンプが現在売出し中の面白い漫画が『約束のネバーランド』。作者の一人・出水ぽすかのルックスがパンチ効き過ぎてて、一部ネット界隈をざわつかせました。まさか髪色が緑色(笑)

(約束のネバーランド2巻 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

それはさておき、今回取り上げるテーマが「ウィリアム・ミネルヴァ」という謎の男。『約束のネバーランド』では重要な鍵を握るキャラクター。でも、その分だけ謎が多い人物として読者に植え付けられています。

そこで今回は「ウィリアム・ミネルヴァの正体」について私ドルジ露瓶尊が考察を繰り広げたいと思います。果たしてウィリアム・ミネルヴァは敵なのか味方なのか?

ウィリアム・ミネルヴァは何度も手助けしてくれる

結論から書くと、ウィリアム・ミネルヴァは主人公・エマたち食用児の味方と考察されます。

何故なら農園・グレイス=フィールドハウスの図書室に蔵書された本に、様々なメッセージや情報を暗号(フクロウをモチーフとしたモールス信号)を刻み込んでるから。

例えば「RUN」や「DANGER」、「MONSTER」「FARM」など、グレイス=フィールドハウスが危険な場所であることを遠回しに伝えてる。

最終的に主人公・エマたちがグレイス=フィールドハウスの脱獄した後も、次の安全な行き先を示すペンも残してくれていたり、「ウーゴ冒険記」と呼ばれる本の情報は生存競争に役立つこともしばしば。

まさにウィリアム・ミネルヴァは世界の真実を知っている存在。その導きによって何度も助けられており、ウソ偽りない味方と断言できましょう。でも逆に言えば、エマたちの脱獄話はハッピーエンドで終わらなかった。

ウィリアム・ミネルヴァは鬼と人間世界を行き来できる?

詳しくは【約束のネバーランド】約束の意味とは?という考察記事も参考にしてもらうとして、何故なら『約束のネバーランド』の世界観は「鬼と人間」にそれぞれ分断された閉ざされた世界だったから。

1000年前に「人間は鬼を狩らないし、鬼も人間を狩るな」という約束をした人物がおり、それ以来鬼と人間がお互いの世界を行き来できなくなった。ただ鬼たちは自分たちの世界で「一部の人間」を養殖して食べていた。

それがエマたち。つまり現在もなお、鬼の世界に取り残されている状態。まさに『約束のネバーランド』における脱獄とは「鬼の世界からの脱出」を意味しており、これぞ絶望的な状況。

(約束のネバーランド6巻 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

でもウィリアム・ミネルヴァはおそらく「人間と鬼の世界」を行き来してる張本人。

何故なら鬼の世界(グレイス=フィールドハウス)には本以外にも、人間社会で作られたと思われる文明の利器が数多く持ち込まれてる。そのため現在も人間の世界は存在し、ウィリアム・ミネルヴァが人間世界から持ち込んだのではないか?という考察が成り立つ。

ただそう考えるとウィリアム・ミネルヴァは何故素直に助けてくれないのか?という疑問が浮かび上がるは当然。そこまで食用児を助けたいのであれば、そのまま文明の利器を使って鬼たちを殲滅してくれてもいいはず。

ウィリアム・ミネルヴァの本名はジェイムズ・ラートリー

(約束のネバーランド72話 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

そこで少年ジャンプ最新号を読むと、ようやく「ウィリアム・ミネルヴァ」の正体が明らかにされてきたので私ドルジ露瓶尊の考察も交えて解説したいと思います。

(約束のネバーランド72話 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

ウィリアム・ミネルヴァの本名はジェイムズ・ラートリー。どうやら架空の人物であり、偽名だった模様。本名を名乗ると支障が出るのは明白。ただ便宜上、今後も「ウィリアム・ミネルヴァ」という名前を使用します。

(約束のネバーランド72話 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

ウィリアム・ミネルヴァのご尊顔も発覚。

意外と年齢は若そうですが、おそらく30代ぐらいではないか。少なくとも、シェルターに隠れていたオッサンの年齢よりは下に見えます。ただ実際には13年前に10代前半で生き残ってるため、シェルターのオッサンは最大で20代後半?

○ウィリアム・ミネルヴァは約束をした一族の末裔

ただここで重要な情報は、ウィリアム・ミネルヴァはかつて鬼たちと「約束」をした一族の末裔ということ。

前述の考察記事で自分が予想した通り。「約束」をした人物の肩にフクロウが乗ってましたが、ウィリアム・ミネルヴァことジェイムズも暗号にフクロウを多用したのもそのことが理由。

ウィリアム・ミネルヴァで35代目にあたるらしく、約束をした一族は約1000年近くも人間と鬼との間の調停役として「約束」を守り続けてきた。おそらく食用児を優秀に育てるために、人間世界で行われてる以上の情操教育やエリート教育などのシステムも持ち込んだのかも知れません。

だから大多数の人間を守るため、一部の子供たち(食用児)を真正面から助けることができなかった。「29年」という割とハイペースで当主が入れ替わってるのは気になる所。

でも食用児たちが延々と犠牲を強いられてることを嘆き、ウィリアム・ミネルヴァは数十年前ぐらいからグレイス=フィールドハウスなどの高級農園に様々な暗号を残すようになった。

そして「一部の子供たちだけでも逃亡できる」ように安全な隠れ家も用意し、ゴールディ・ポンドなどに秘密の隠れ抜け道を用意した。結果的にエマたちはウィリアム・ミネルヴァが残したペンが指し示す「A08-63」地点にある「ゴールディ・ポンド」を目指した。

でも、そこは安住の地として紹介されていたものの、既に凶悪な知性鬼たちが「狩場」と称して人間狩りを楽しむ危険な場所だった。じゃあウィリアム・ミネルヴァはエマたちをダマしたのか?改めて敵なのか?

でも、そうではなく別に理由があった。

ウィリアム・ミネルヴァは誰に裏切られたのか?

(約束のネバーランド72話 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

実はウィリアム・ミネルヴァには信頼していた腹心がいたんですが、その仲間に裏切られてしまった模様。だから安全なゴールディ・ポンドを作ったものの、結果的に鬼たちに奪われるハメになった。

しかもウィリアム・ミネルヴァ自身が裏切り者であることがバレたため、鬼たち(貴族の一族?)に追われる立場となる。そして現在のウィリアム・ミネルヴァは録音テープに残した発言を聞く限りは「既に命は既に絶えてるだろう」と自身の未来に言及。

いかにも伏線臭がすごいためウィリアム・ミネルヴァはまだ生存してる可能性もありますが、「あの子」という表現から考察すると、どうやら裏切り者の年齢はかなり若いと考察されます。さすがに10歳以下の幼い少年少女は「腹心」にはしないと思うので却下。

(約束のネバーランド72話 白井カイウ・出水ぽすか/集英社)

改めてウィリアム・ミネルヴァのご尊顔を確認すると、もし当時の年齢が30代と仮定すると、その年代の人間が「あの子」と表現するぐらいですから、裏切り者の腹心の年齢は10代ぐらいのはず。ちょうど主人公・エマたちより少し年上程度か。

ウィリアム・ミネルヴァが消息を絶った(録音を最後に残した時期)のは2031年。現在は15年後の2046年にあたるため、裏切り者の腹心はちょうど30歳になるかならないかの年齢だと考察されます。

ちょうどシェルターのオッサンあたりと同じアラサー世代。『約束のネバーランド』ではいずれ「裏切り者」がきっと登場するはず。つまり今後「アラサー前後のキャラクター」をチェックしておけば、ウィリアム・ミネルヴァを裏切ったキャラを当てることが可能なはず。

以上、ウィリアム・ミネルヴァの正体に関する考察でした。

もう既にお役御免のキャラクターになりつつあるのか、今後の焦点はウィリアム・ミネルヴァを裏切った「謎の少年少女」に移りそうです。ウィリアム・ミネルヴァの発言を信用する限り、裏切り者は完全に鬼側。果たしてエマたちは無事人間世界に逃げることはできるのか?