【ネタバレ感想】刃牙道の最終回が大不評?【完結レビュー】

随分前に「刃牙道が面白い!」という考察レビューを執筆。現代の世に蘇った宮本武蔵がバキシリーズの登場したキャラをバッタバッタと切り倒す、まさに痛快無比な大暴れがおすすめそのものでした。

だから個人的に『刃牙道』は非常におすすめの格闘漫画と思ってたので、今後もずっとしばらく連載が続くと思ってた。でも『刃牙道』はつい先日、いつの間にか最終回を迎えて完結しておりました。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

最後は主人公・範馬刃牙と宮本武蔵が戦うという流れ。これぞ「クライマックス」と呼べるような終わり方。そのためいち読者として期待はしていたものの、『刃牙道』の最終話はどうやら不評だった模様。

そこで「範馬刃牙vs宮本武蔵」の決着方法やオチの賛否も考察しつつ、今回ドル漫では『刃牙道』の最終回・最終話のネタバレ感想をレビューしたいと思います。

範馬刃牙 vs 宮本武蔵の最終決戦勃発!【最終話】

何度も書いてるように、『刃牙道』の最終局面は「範馬刃牙 VS 宮本武蔵」の一点に尽きます。範馬刃牙が初手で段打ちと金的を食らわせたかと思ったら、宮本武蔵も金的と顔面手刀で応酬。

まさに一進一退の攻防。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

そこで『刃牙道』最終回では範馬刃牙は日本刀を手に持って、「アンタの領域だから、アンタの真似だ」と応戦。宮本武蔵に別の日本刀を渡して「これからお前を屠る」と高らかに宣戦布告。さすがの宮本武蔵も「頭は確かか少年」とポカーン。

そして範馬刃牙は超至近距離で日本刀を宮本武蔵に向かって、全速力で投げつける。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

もちろん宮本武蔵は軽々と微動だにせず刀をキャッチ。普通なら手の平は切れているものの、いかに一瞬で刃先を握力で静止させたか。まさに、この宮本武蔵のコブシ感がいろいろとヤバい。

無刀の極地にたどり着く宮本武蔵【最終回】

当然、刀を掴まれることは範馬刃牙は織り込み済み。あくまで狙いは「宮本武蔵の両手を塞ぐ」ことにあった。いくら宮本武蔵とはいえ、両手が塞がれてしまえば対応できる選択肢は極端に狭まる。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

そして範馬刃牙はそのまま宮本武蔵のアゴにめがけてドーン。さすがの宮本武蔵もアゴを狙われて脳みそがグラグラ揺らされてしまえば、まさに為す術がない。そのまま後ろにズドンと倒れて、無様にも手に持った刀を離してしまう。

一瞬の気絶の後、ムクッと起き上がった宮本武蔵は「手にする者は離れる物か…」と意味ありげにポツリ。そして天を見上げて「離れぬ剣が欲しい。孤独は耐えるが、剣との別れは寂しい」と再びポツリ。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

つまりは、宮本武蔵が行き着いた答えが「無刀」。範馬刃牙たちのように五体そのものを「刀」にすれば、その「刀」は自らの五体を離れることはない。まさに一見すると相反するかのような哲学的発想に宮本武蔵はたどり着く。

ちなみに実際の宮本武蔵も二刀流のイメージはありますが、最終的には武を極めることで「無刀の極地」に辿り着いたと言われてる。宮本武蔵を題材にした『バガボンド』といった漫画然り、基本的にそういったテーマがベースに描かれがち。

そのため『刃牙道』の作者・板垣恵介も、そういったアプローチで最終回を締めにかかったと思われます。だから『刃牙道』の宮本武蔵は割と無茶苦茶ではあるものの、最終的には王道に完結したと言えそう。

徳川姉の接吻によって最終的に宮本武蔵は召される!【完結】

でも、ここで『刃牙道』はまだ完結しません。無刀の極地に辿り着いて更に強くなったのであれば、ますます範馬刃牙は苦戦するだけ。範馬刃牙も「道半ばで悪いんだけどあの世でやってくれないかな?」と苦笑い。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

じゃあ最終的にどうやって宮本武蔵を倒したのかと言うと、『刃牙道』2巻で登場した徳川姉の霊媒師であるBBA(寒子)を召喚。かつて武蔵の魂を天国から呼び寄せたように、今度は武蔵の魂を肉体から剥ぎ取った。

『刃牙道』最終巻にして二度目の誰得シーンwww

そして、このまま何事もなく宮本武蔵を倒した…というオチ。範馬刃牙の肉体的なダメージを負うこともなく完結。二人の戦いを観に来た観客達もシーンと静まり返ったまま、宮本武蔵の亡骸を合唱で送り出す。

皆が挑発を催した。そしてみんな確認せずにはいられなかった。剣の威力を、冴えを。もっと云うなら残虐非道振りすらも。俺たちも同罪です」と範馬刃牙たちは宮本武蔵を蘇らせたことに強い反省の心を抱く。

○宮本武蔵の肉体そのものは残るのでいずれ復活?

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

一応、スカイツリーの某研究所で宮本武蔵の亡骸は凍結保存される。鎬紅葉は「いつの日か復活を視野に入れたものですか?」と徳川に尋ねるものの、何ともイマイチ微妙な返答が返ってくるだけ。

もしかすると『刃牙道』の続編では再び宮本武蔵は復活する可能性も?

刃牙道の続編は野見宿禰(のみのすくね)編

今回の最終回の感想については最後に後述しますが、『刃牙道』最終22巻では続編となる「次の敵」が前フリとして描写されております。

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(刃牙道最終22巻 板垣恵介/秋田書店)

結論から書いちゃうと、バキシリーズの新作では「野見宿禰(のみのすくね)」という、2000年前に存在した力士が主人公・範馬刃牙の前に現れる予定らしい。日本最古の公式試合で圧倒的な強さを発揮した伝説的なヤツらしい。

え?またバキシリーズにはクローンキャラクターが登場?と思いきや、答えはNO。

正確には「野見宿禰の子孫」。かつて野見宿禰は石炭を握り潰すると、その握力だけでダイヤモンドに変えてしまったという逸話を持つ。範馬勇次郎も同じ逸話を持つものの、あくまで「神話は神話」と刃牙は鼻で笑う。

でも現代の世に石炭を握り潰して、実際にダイヤモンドに変えてしまった野見宿禰の子孫が現れた。まさに筋肉の鎧を身にまといし、最強力士・二代目野見宿禰が次期バキシリーズでは主役に取って代わる模様。

漫画「刃牙道」最終話 最終回 ネタバレ感想まとめ

以上、『刃牙道』の最終話・最終回のネタバレ完結まとめでした。

感想を一言でまとめるなら、確かにヒドい終わり方。ここまで宮本武蔵の強さを引っ張っておいて、こんなオチなのかよ…っていう。こんな呆気ない終わり方なら、何のために烈海王も死んじゃったのか。「花山薫」についても、あそこまで凄絶な戦いを繰り広げた理由もいまいち解せない。

もちろん宮本武蔵を最終的に倒せるのは、実際に魂を降臨させた徳川姉のBBAだけ。刃牙道の完結のさせ方としては悪くはない。おそらく作者・板垣恵介も最初から考えていたオチだった可能性は高そう。

ただハンターハンターのネテロ風に表現するなら、範馬刃牙と戦わせるという盛り上げた前フリが悪手も悪手。範馬刃牙にとって何の成果や成長も描かれることなく完結したので、ただただガッカリ感やもやもや感だけが残った最終回でした。

宮本武蔵とBBAとキスさせるだけなら、別に範馬刃牙じゃなくても良かった。黒人のオリバも観戦しにやって来てたぐらいだし、まだまだ宮本武蔵というキャラはしゃぶり尽くせたのにもったいない。

それこそ「宮本武蔵 vs 野見宿禰」を描いても良かったぐらい。今回の最終回は刃牙道のアニメ化なども影響したのか。

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