【名言】レオリオの名演説が東日本大震災の被災者向けだった説【ハンター考察】

少年ジャンプが誇る人気バトル漫画といえば『ハンターハンター(HUNTERxHUNTER)』。

今現在はカキン王子と守護霊獣によって王位継承戦が行われている最中。この直前まで行われていた話が「ハンター会長選挙編」。ネテロ会長亡きハンター協会において、十二支んメンバー同士で血なまぐさい選挙戦が行われてた。

そこで久しぶりに登場したのが『HUNTERxHUNTER』の準主役・レオリオ。しかも会長選挙にガッツリ絡むなどハンターハンターファンは歓喜したに違いない。ちなみに十二支んメンバーとして、レオリオはその後もハンターハンターのストーリーには絡んできます。

(ハンターハンター32巻 集英社)

特にレオリオが選挙戦終盤において名演説を繰り広げたシーンは、まさにレオリオを代表する名場面の一つとして挙げられるでしょう。『HUNTERxHUNTER』読者なら誰もが覚えてると思います。

画像はレオリオは投票権を持つハンターたちを前にして、「瀕死のゴンを助けてくれ。とにかく考えろ。オレに出来ることがあるなら言え。なんでもやる」と迫真の演説を発表。でも、実はレオリオの名演説は東日本大震災の被災者に向けて発言したものだったらしい。

自分はつい最近それを知ったばかり。そこで今更ながらドル漫では考察してみようと思います。果たして本当にレオリオの名演説は311の東日本大震災の被災者に向けてのものだったのか?

レオリオの得票数が「311」票

結論から書くと、レオリオの名演説は東日本大震災の被災者に向けての伏線だった可能性が高いと思います。

もちろん根拠が無いのであれば単なる眉唾情報。じゃあ、何故レオリオの演説が「東日本大震災」に関連するものだと言えるのか?

(ハンターハンター32巻 集英社)

何故「東日本大震災」に関連するとほぼ断言できるのが、レオリオが最終的に獲得した得票数にあります。

レオリオが演説した直後、チードルの語りが始まってレオリオの予想得票数が明らかにされるんですが、そこで判明した数字がまさに「311票」。東日本大震災が発生したのが、ご存知のように2011年3月11日。まさにピッタリと符号。

この『ハンターハンター』32巻が発売されたのは2012年12月28日。詳しいことは記憶してませんが、おそらく少年ジャンプでは2011年頃に掲載されていたストーリー。

そのため「2011年という連載時のタイミング」、「311という数字」、「冨樫義博という漫画家の性格」の3つを考え合わせると、さすがに関連性がゼロとは思えない。

チードルの87票、ミザイストムの72票、浮動票の57票、レオリオの95票の全く関係ないと思われた数字が、この「311」に全て用意された布石だったとしたら震えます。

レオリオの名演説全文まとめ

そこでレオリオの名演説を改めて振り返ってみたいと思います。

ハンター協会を私物化するという出だしから始まった演説は、「最初にお前ら全員に出す命令はゴンを助けるために全員動けだ。オレなぁ…こんな事してる場合じゃねーんだよ。ま、オレが行ったところでゴンのために何もしてやれねーんだがよ」。

ゴンは今死にかけてる。仲間なのに…友達なのに…知ったのはつい最近だ。あいつはオレが勉強して酒飲んで部屋替えてズリセンこいて女連れこんでネットしてる間中…誰かのために戦ってた」。

俺はゴンに声を掛けることしかできなかった。声を掛け続けることしか出来ねぇ…。頼む!ゴンを助けてくれ!とにかく考えろ!思いついたら動け!オレに出来る事があるなら言え!何でもやる!」と、最後はズリセンネタを反省してレオリオの演説は締めくくられる。

確かに名演説ではあるものの、当初自分は「ゴンに声を掛け続けろ」というレオリオの主張に違和感があった。だって会長選挙と全く関係がないだから。いくらレオリオの仲間だからと言って、ゴンと面識がないハンターからしたらポカーン状態。

それにも関わらず、レオリオが何をそこまで必死に怒っているのか見えづらかった。

でも「東日本大震災」と絡めてレオリオの発言を読むと、いろいろと合点がいくことも多い。ゴンを被災者だと仮定すると、声をかけることしかできないレオリオはさしずめ作者・冨樫義博自身

レオリオの名演説は冨樫の心の叫び?

つまりレオリオの発言や演説そのものは、作者・冨樫義博の声そのもの。

だから「オレが行ったところで何もしてやれない」という発言は、まさに冨樫の無力感が伝わってきます。じゃあ、無力であるレオリオこと冨樫義博は何に怒っているのか。

それが今もなお苦しむ東北を中心とした被災者が救われないという現実そのもの。

だから「ズリセン」のクダリはネットで見ているだけの国民や市民…そして冨樫自身に向けての発言。「思いついたら動け」は今の日本政府、またはそこに属する組織に対する義憤あたりかなぁーと結びつけて考察することができます。

もちろん、未だに冨樫義博がこういった高尚な感情を持ち合わせているのかはさておき、レオリオの名演説は東日本大震災に関するものであった可能性は高そう。以上、ハンターハンターの考察記事でした。

ちなみに他にも「ハンターハンター未回収の伏線一覧まとめ」なども考察してるので、ハンターハンターの伏線に興味がある方は是非読んでみてください。