【vs幻影旅団】ヒソカの「船内の居場所」が判明か!?イルミなりすまし説を徹底考察【ハンターハンター】

現在、『ハンターハンター』は暗黒大陸編に突入中。正確にはまだ暗黒大陸にすら上陸しておらず、そこに辿り着くための船内(ブラックホエール号)でカキン王子たちの継承戦が行われている最中。

どこぞの中東アジアの王子様に匹敵する最強ツェリードニヒの爆誕や謎の念能力・サイレントマジョリティーによる暗殺事件の勃発など、まさにブラックホエール号の船内の展開はシッチャカメッチャカ状態。

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(HUNTERxHUNTER34巻 冨樫義博/集英社)

しかも、この船内にはヒソカが潜り込んでおり、幻影旅団との全面戦争が実質的に水面下で行われており、もう冨樫義博の脳ミソにハンター読者は誰もが付いていけないことでしょう。だから最近は新キャラクターも急増して自分も興味を失いつつあった。

ただハンター最新刊には「ヒソカの居場所」に関する伏線がどうやら隠されていた様子。

そこで今回は「ヒソカの居場所」について徹底的に考察してみました。ネット上では既にヒソカの居場所は様々な考察がされていますが、ドル漫では「イルミなりすまし説」に一本に絞って考察してみたいと思います。

【ヒソカの居場所】イルミなりすまし説の根拠まとめ

ということで、さっそく「ヒソカの居場所」を解説していこうと思います。

結論から入ると、「ヒソカはイルミになりすましてる」という説をドル漫でも推したいと思います。そのため今回の「ヒソカの居場所」の疑問の答えは、そのまま「イルミの居場所」と言い換えることができます。

何故ならヒソカはイルミになりすますことで、その真隣からいつでも幻影旅団のスキを伺うことが可能。結果、ヒソカは有利に戦いを進めることができる。まさに今回は「相手十分の条件」とは正反対の状況を自ら作り上げたヒソカ。

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(HUNTERxHUNTER9巻 冨樫義博/集英社)

実際既にヨークシンシティ編において、ヒソカは幻影旅団(正確にはクロロ)を倒すためにクラピカと手を組むことを提案してる。それだけ幻影旅団全員を一度に相手にすることは困難であることは、クロロ戦後のヒソカも重々承知のはず。

そのため今回ブラックホエール号にクラピカが乗り込んでる状況も踏まえると、最終的には「ヒソカ・イルミ・クラピカの連携」なども予想されます。とはいえ、ここで終わっても面白くありません。

じゃあ、何故ヒソカがイルミになりすましてると言えるのか?

○【考察】ヒソカとイルミの「一人称」の違い

続いては「ヒソカがイルミになりすましてる」という根拠や理由をメインに考察。逆にイルミの居場所はどこなのか?今の状態でヒソカは幻影旅団メンバー全員に本当に勝つることができるのか?なども考察していこうと思います。

結論から根拠を書くと、ヒソカとイルミの「一人称」の違いが最たる理由。

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(HUNTERxHUNTER36巻 冨樫義博/集英社)

現在ブラックホエール号に乗船してる最新ver.のイルミの一人称は「ボク」。画像はイルミが初めて幻影旅団に参加し、団長のクロロ・ルシルフルに対して自己紹介してる場面。

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(HUNTERxHUNTER31巻 冨樫義博/集英社)

ただ、以前のイルミの一人称は「オレ」でした。見た目に反して、非常に男気感満載。プロハンター試験時の序盤でもイルミは「オレ」という一人称を使用し続けていたので、なんとなく違和感を覚えたハンターハンター読者も少なくないか。

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(HUNTERxHUNTER34巻 冨樫義博/集英社)

そして、ヒソカの一人称は「ボク」。非常にナヨっとした表現がオカマキャラとマッチ。もちろん冨樫義博がこんな初歩的なミスを犯すはずがないため、どう解釈しても「イルミの中の人がヒソカ」と同一人物性を匂わせているような伏線描写。

また、画像の偽物イルミがヒソカのことを「彼」と第三人称で表現してるのも実に意味深。もしヒソカがイルミになりすましているとすれば、自分自身を「ヒソカ」と呼ぶのは不自然そのものですから。

【36巻の表紙】口がないイルミは「ヒソカの秘密」を意味してる?

また『ハンターハンター』36巻の表紙には、実は「ヒソカなりすまし説」を裏付ける伏線が隠されてる。

この36巻の表紙は12巻の表紙と連動させて、既に死亡済みのキャラクターの位置に「花」が置かれてる。死亡済みのキャラの詳細は「幻影旅団メンバー一覧まとめ」も参照してもらうとして、どうしてもこの伏線に焦点が当たりがち。

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(HUNTERxHUNTER36巻 冨樫義博/集英社)

ただ「ヒソカ≒イルミ」という前提で表紙を確認すると、何故か中央にいるイルミだけが「口がない」ことに気付く。他の幻影旅団メンバー全員に口が描写されてるにも関わらず、あからさまに不自然。

じゃあ、これは一体どんな伏線が隠されてるのか?

結論からサクッと考察すると、「口がない=言えない=秘密を隠してる」と筆者は解釈しております。実際、ハンターハンター11巻の表紙はクロロが手で口を覆ったデザインが描かれており、これは後のクラピカとの一戦を案に伝えてた伏線でした。

つまり、現在登場してるイルミが「自身はヒソカになりすましてる秘密を言えない」という状況を暗に伝えてる伏線の可能性がある。

もちろん「死人に口なし」といった死亡フラグも考えられますが、今後幻影旅団メンバーはクラピカも巻き込んで全滅するとも予想されていることから、逆にイルミの口だけが描写されないのは不自然。

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(HUNTERxHUNTER35巻 冨樫義博/集英社)

またハンターハンター35巻の表紙カバーを見ると、謎の「目」が描かれてる。ヒソカの居場所の視点で考察すると、この目が「イルミの死んだ目」に見えてきませんか?オレだけ?ボクだけ?

逆にハンターハンター36巻のカバー部分には「口唇」があるんですが、こちらは「ビルの正体はパリストンの刺客説まとめ」という記事もご参照ください。個人的には別の可能性を考察済み。

居場所以前にヒソカのなりすましに幻影旅団は気付かないのか?

一応、ヒソカなりすまし説には疑問も発生。

確かにイルミになりすませば、いつでも幻影旅団暗殺を伺うことは可能。しかしながら、いくらイルミとは初対面とは言っても、こんなに堂々と間近にいればヒソカの存在に他の幻影旅団はさすがに気付くやろ?って話。

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(HUNTERxHUNTER4巻 冨樫義博/集英社)

ただゾルディック家長年暮らしてきたキルアが実兄のイルミの変身に気付かなかったことから、イルミの変身能力は幻影旅団すらダマせるレベルと考えてもいいでしょう。骨格含めて全部変わってしまうのですから。

またイルミはハンター協会会長選挙では禍々しい毒針を使用して、人間を死ぬまでこき使うことも可能でした。まさにイルミの実力は操作系能力者の中でもトップクラスの強さを誇ると考えていいでしょう。

さすがにヒソカは今回の戦いで多勢に無勢。たったクロロ相手に惨敗してる始末。いくらイルミになりすまして油断を誘ったところで、ヒソカがたった一人で幻影旅団メンバーに勝てるのか疑問でした。

でも、もしイルミの針でヒソカは肉体の変形だけではなく、オーラや念能力・身体能力も同時に強化されていればどうでしょう?ヒソカ一人でも「幻影旅団全滅」は十分に可能ではないか?

他だとヒソカとイルミの肉体がドラゴンボールのように「フュージョン」してる可能性も…って、さすがに突拍子がなさすぎてあり得ないか。それでもヒソカとイルミが船内で協力し合ってる可能性は高そう。

ちなみに【最強】ハンターハンター強さランキング【最強】幻影旅団強さランキングなども参照。既に徹底的に考察済みの決定版。

【予想】逆にイルミの居場所はどこなのか?

まさに、なりすまし説はヒソカにとって「最強の居場所」とすら表現できます。これぞ灯台下暗し。幻影旅団はブラックホエール号内でバラけて行動しており、同時にカキン王子系のマフィアも暗躍するなど、ヒソカが間隙を縫う瞬間は多いはず。

ただ今現在ヒソカが「イルミ」だとすれば、じゃあ本物のイルミは今どこで何をしてるのか?って話。

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(HUNTERxHUNTER34巻 冨樫義博/集英社)

結論から書くと、どうやらイルミも別人になりすました状態でブラックホエール号の船内で暗躍中らしい。カキン王子継承戦を知ってるか定かではないものの、船内の治安を悪化させて混乱を引き起こしてる。船内が混乱すればするほど間隙を縫う機会が増える。

そのため現在のイルミの居場所は不明ですが、ヒソカの擬態変化を手助けしてるだけではなく、幻影旅団との一戦が有利になるように水面下で様々に協力してる雰囲気。もちろんここは素直に考察すれば、ヒソカが船内を混乱させているということになるのでしょうが。

でも、先程の画像に戻ると矛盾も発生。

○あくまでヒソカの目的は「クロロ」のみ

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(HUNTERxHUNTER36巻 冨樫義博/集英社)

何故なら、イルミになりすましたと思しき偽物ヒソカは「彼が死ねばボクに報酬が入る婚前契約」と言ってるから。表面上は幻影旅団に協力しておきながら、裏ではヒソカに協力する意味は何なのか。

この場合の結婚とは「ヒソカ自身の死」を意味しており、偽物ヒソカも「最後はどちらかがどちらかを殺すと思ってた。今回それが叶う」と両者の対決を匂わせてる。これまでの過去や二人の性格を振り返ると、確かに不思議ではない展開。

でも、あくまで注意したいのは画像は「偽物ヒソカ」が語ってる可能性があるということ。

もし本当に「ヒソカ暗殺」をヒソカ自身から依頼されたのだとすれば、素直にイルミは幻影旅団と協力すればいい話。そもそもヒソカが死ぬだけで報酬が一方的に手に入るんなら、逆に自分は何も動かなくたっていい。

もちろん「弟・カルトをヒソカから守るため」という理由なども考えられますが、それならそれでイルミの口から説明すれば済む話。それこそ他の幻影旅団に隠す理由がなく、現状は少なくともヒソカを倒すために積極的にイルミが動く理由が少ない。

また本気で両者が戦いたかったとしても、「幻影旅団に入る≒ヒソカとすぐ戦う」でもない。むしろ他のライバル(幻影旅団)が増えれば、かえってヒソカと直接戦う機会が減ってしまう。画像の「本気」というニュアンスとはやや乖離がある。

逆にヒソカの立場で考えても、あくまで「幻影旅団殲滅」を掲げてはいるものの、最終目的はクロロ。やはり最初からヒソカにとって多勢に無勢で不利な状況に、新たにイルミを加入させれば目的達成がますます困難になるだけ。

前述のように、ヒソカが幻影旅団を倒すためにクラピカに交渉を持ちかけている点からも、この状況でヒソカにとっても「イルミという敵を追加するメリット」がない。そういったことからもヒソカなりすまし説が補強されるのではないか。

【婚前契約】イルミにとっての報酬は「ヒソカの死体」か?

とはいえヒソカに協力する以上、イルミにとって「婚前契約における報酬」があるのは確実。そのためヒソカの居場所やイルミなりすまし説を深く考察していくと、最終的にはこの疑問に行き着く。

んで結論から書くと、イルミにとっての婚前契約の報酬とは「ヒソカの死体」

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(HUNTERxHUNTER34巻 冨樫義博/集英社)

ヒソカは暗黒大陸編に入る直前のクロロ戦で「死後に強まる念」が散々と強調されていたように(実際ヒソカは死後に強まる念で蘇生済み)、ヒソカの体内に埋め込まれたイルミの針も死後に強まるようになってる可能性が考察されます。

おそらく「ヒソカが敗北すればイルミの念人形」として永遠に歩むことになり、一方でヒソカはこの制約を受け入れることで今まで以上に能力が強化されてるのではないか。五大厄災アルカの「何かを得るためには何かを失う」という念能力にヒントも得たのか。

だから、偽物ヒソカの「死ぬことで報酬が手に入る」という発言そのものはおそらく本当。

もちろんイルミが死体を操作できるのかは定かではありませんが、ヒソカが一定のダメージを食らって瀕死の状態になれば、自動的にヒソカは脳死状態になって操り人形になってしまうのかも知れない。

ヒソカとの一戦でクロロが「人間の証明(オーダースタンプ)」を披露したのも、今回の一件の伏線だったりしそう。以上、ブラックホエール号船内におけるヒソカの居場所に関する考察でした。

ちなみに【予想】ハンターハンター最終回まとめ【考察】ハンターハンター伏線一覧まとめなども参照。

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