【ハンタ考察】十二支んメンバー全一覧完全まとめ【キャラクター画像あり】

休載と再開を繰り返す漫画が『ハンターハンター(HUNTERxHUNTER)』。つい最近も(2017年7月現在)、『ハンターハンター』の連載がようやく再開されてネットをざわつかせてくれました。

休載が多くて忘れてる方も多いかも知れませんが、現在のストーリーはハンター協会の会長選挙後、暗黒大陸に向かう航路でカキン王子たちによる王位継承戦が勃発。そこにクラピカたちや幻影旅団も巻き込まれて、さあ一体大変といった展開になっております。

(ハンターハンター30巻)

そこで今後ドル漫ではさらに重要な鍵を握るであろう「十二支ん(じゅうにしん)」のメンバー構成について徹底的に考察してみました。

会長選挙ではバチバチと頭脳戦が繰り広げられましたが、まだまだ消化不良感はあります。実際その後、暗黒大陸編でも引き続き十二支んのメンバーはストーリーに関与してくる予定。今の内におさらいしておきましょう。

【意味解説まとめ】十二支んとは?

まず十二支ん(じゅうにしん)とは何かを簡単に説明。

十二支ん(じゅうにしん)とは、ハンター協会の会長・ネテロが実力を認めた12名の精鋭メンバーのこと。それぞれのメンバーが戦闘、医療技術、情報収集、索敵など様々な専門性に特化してる念能力者。

そして十二支んメンバーはネテロを心の底から信奉しており、ネテロが一声かけたら全員一挙に集結する。また十二支んは戦争や有事のときにハンター協会の運営などが一時的に任せられることも多い。

ただややもすると建前の側面も強く、多くはネテロが暇な時に遊び相手をさせられることがメインか。結果的に十二支んメンバーはネテロに振り回されることも少なくないが、それでもネテロは死ぬまで十二支んのキャラからは愛されていた。

○全12名のメンバーには十二支に基づくアダ名が命名

十二支んのメンバーには、それぞれ一人ずつにコードネーム(アダ名)が渡される。

十二支んという名前から想像される通りに、それぞれキャラクター名前には全員「十二支」の干支が割り振られてる。そのため『HUNTERxHUNTER』の世界観に「干支」という文化や風習があるらしい。

しかも十二支んのキャラクターはネテロ会長に心酔してるので、それぞれ十二支の動物に合わせて改名や見た目の変更を行うほど(ただし一部のキャラクターは除く)。作者・冨樫義博曰く、「涙ぐましい努力」と表現。

まさに「十二支ん」はネテロ直属の何でも屋集団と解釈するのが一番もっとも妥当なのかも知れません。ってことで、ここからは本題。いよいよ十二支んのメンバーを干支順に解説していきたいと思います。

パリストン…十二支ん・子(ね)

(ハンターハンター30巻)

まず最初の「十二支ん」メンバーはパリストン。

干支は「子(ねずみ)」。先程は干支に合わせて…と書きましたが、初っ端から干支とは無関係の例外キャラクター。

一見すると爽やかイケメンにしか見えませんが、パリストンの腹の中はドロドロ。一体何を考えてるのか、パリストンの思考は誰にも読めない。後述するチードル曰く、「抑制のきかない怪者」。元会長・ネテロにして「ワシが最も苦手なタイプ」と言わしめる。

その言葉を裏付けるように、パリストンは会長選挙ではしたたかに大暴れ。でも何か特定の意図があるわけではなく、パリストンは「ひたすら楽しみたい」だけ。それ故に「パリストンは勝つ気も負ける気もないから強い」と評価するのは、同じく「十二支ん」のジン。

○最も危険かつ謎に満ちた十二支んメンバー

それだけパリストンは感情の起伏が乏しい。また他人に対して興味もなければ、憎しみといった負の感情を持つこともないため「予断」というものが存在しない。そのため勝負事では冷徹な思考力と相まって、パリストンは驚異的な強さを発揮する。

ちなみに会長選挙で勝利するものの、その座を十二支ん・チードルに譲る。そして約5000個のキメラ=アントの卵を裏で所有し、パリストンはその足でネテロの息子・ビヨンド=ネテロと共に暗黒大陸へ向かう。

まさにパリストンはルールの中で「ルール外の理屈」を用いて戦うような、発想が外道も外道。それ故にクライムハンターでもある十二支ん・ミザイストムにして「確実にこいつは闇側の人間」と言わしめるほど、パリストンは完全な悪役キャラ。でも意外と善人という難しいキャラを演じてるような気がします。

その理由は十二支んの派閥で後述。

ミザイストム…十二支ん・丑(うし)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはミザイストム。

干支は「丑(うし)」。帽子や左目周辺が完全な牛模様。ややもするとパンダに見えなくもありませんが、帽子にはちゃんと角もあります。

ミザイストムはクライムハンター。ただ民間警備会社を経営しつつ、弁護士資格も持つインテリ。だから一見すると武闘派かと思いきや、どちらかと言えば情報収集能力に特化した探偵に近い色合いか。

ミザイストムの念能力は「密室裁判(クロスゲーム)」。三色のカードを相手に提示することで行動を制限することができる。種類で大別すると操作系なため、どちらかと言えばミザイストムは頭脳派寄り。

だから暗黒大陸編ではクラピカと協力し、船内の安全や統率、またビヨンドネテロ一派の監視に努めている模様。割りと汎用性(死亡も含む)が利くキャラクターのため、「十二支ん」の中ではストーリーを中心的に動かしていくタイプなのでしょう。

カンザイ…十二支ん・寅(とら)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはカンザイ。

干支は寅(とら)。髪型然り、細かい部分の特徴だけでしっかり虎に見えるデザインセンス。ちなみに冒頭画像の一番初めに十二支んが登場した場面では、カンザイはややオランウータン顔だったのは内緒。

本業がボディーガードだけあって、カンザイは完全な武闘派。また一方で頭が回らないという完全なステレオタイプであり、性格も直情的。ミザイストムに内通者であることを疑われた時にもガチギレ。まさに見た目通りの十二支んキャラ。

カンザイはトレジャーハンター。意外と正統派。

ピヨン…十二支ん・卯(う)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはピヨン。

干支は「卯(うさぎ)」。そのため画像では分かりづらいですが、ピヨンは頭にうさ耳カチューシャみたいなんを頭に付けてる。本業は言語学者であり通訳者ということもあって、ピヨンは古文書ハンター。情報収集や分析を得意とした「十二支ん」の中では頭脳派。

一方、ピヨンは会長選挙編では司会を努めていたことからも、意外と表向きの華のある仕事もこなせる模様。ただピヨンは口が達者な分だけ、意外と口が悪い腹黒女子。攻撃力ではなく、口撃力という点では十二支んナンバーワンの実力を持つか。

ボトバイ…十二支ん・辰(たつ)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはボトバイ。

干支は「辰(りゅう)」。ボトバイの顔がドラゴンに見えるかはさておき、頭の2つのツインテール(?)はさながら竜のヒゲ。また顔のゴツゴツしたシワシワはさながら竜のウロコを表現してるのか。

ボトバイの本業は検事であり、軍事アナリスト。そしてテロリストハンター。暗黒大陸編では防衛班に配属されるなど、おそらく頭脳派+武闘派をバランス良くこなす「十二支ん」のメンバー。

ボトバイは見た目こそ怖いですが、会長選挙では上位の得票数を誇る(モラウやツェズゲラよりも多く得票)など意外と人脈は豊富で人望も厚い模様。今後の『HUNTERXHUNTER』では縁の下の力持ちとして活躍するか、もうあっさり死亡するかのどっちかでしょう。

ゲル…十二支ん・巳(み)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはゲル。

干支は「巳(へび)」。長いクビやスタイルの良さ、髪の毛の雰囲気で蛇を表現している感じか。ゲルの念能力は明らかになってないものの、ハンターハンターを読む限りは腕を蛇のように使うことが可能。

ただゲルの本業は検視官かつ薬剤師。ポイズンハンターと名乗っていることからも、やはり武闘派ではなく頭脳派。後方からサポートするタイプの「十二支ん」と見受けられます。見た目的には怖そうですが、性格は優しいというギャップ萌え。

サッチョウ…十二支ん・午(うま)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはサッチョウ。

干支は「午(うま)」。まさに馬面。しかも出っ歯で青ヒゲ、襟足の長さといった細かいアイテムも馬面さに拍車をかけてる印象。でも意外とサッチョウみたいな顔の人はリアルでいそう(笑)

サッチョウの本業は探偵かつ便利屋。またお悩みハンターというフザけたジャンルを名乗っていることからも、実力的にはそこまで強くなさそうです。個性的な見た目とは反して、意外と動かしづらい十二支んのキャラクターかも知れない。

やはり武闘派ではなく頭脳派タイプの十二支ん。

ギンタ…十二支ん・未(ひつじ)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはギンタ。

十二支は「未(ひつじ)」。画像だけ見るとどこがヒツジやねんと思っちゃいますが、ギンタの特徴はモジャモジャのアフロヘアー。あと腕毛の濃さや毛皮をまとってることなど、どうやら毛量でヒツジを表現した模様。決してカールのおじさんではありません。

ギンタの本業はレンジャー。密漁ハンターを自称するなど、暗黒大陸編では生物班を担当。いかにも優しい性格で、ギンタは立ち位置的に穏健保守(十二支んの派閥については後述)。だからギンタは弱そうなのかと思いきや、実は意外と強いっぽい。

○ギンタさん怒らせたら大したもんっすよ…(長州小力風)

(ハンターハンター33巻)

十二支ん強さランキングについては後述しますが、ギンタのブチ切れたときの表情がめちゃめちゃ怖い。優しそうに見えて実は…という一番怒らせちゃいけないタイプ。画像はパリストンが軽いノリで会長になると宣言した場面。

だからといって寅のカンザイほど頭が悪くはなく、むしろギンタは平均以上に頭が回る。どういった念能力を使うかは現段階では不明なものの、『HUNTERXHUNTER』の中では動かしやすいキャラクターの一人か。

サイユウ…十二支ん・申(さる)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはサイユウ。

十二支は「申(さる)」。おそらくキャラクター名は「西遊記」のサイユウから来てると推察されます。サイユウの本業は格闘家だけあって、ブラックリストハンター。暗黒大陸編でも防衛班に配属されるなど、十二支んの中では筋金入りの武闘派か。

サイユウの念能力は「ミザル・キカザル・イワザル」。それぞれの念獣を操ることで攻撃された相手は視覚聴覚言語を奪うことが可能。「言わざる」の場合は味方に助けを呼べなくなる効果が期待されますが、やはり特に視覚を奪うことができたら強力。

○十二支んに潜り込んだ協専スパイ

ちなみにサイユウはパリストンが潜り込ませたスパイ。「ビヨンドの監視はオレ一人で十分」という発言もいかにも意味深であります。そのためサイユウは武闘派ではあるものの、意外と頭が回るタイプなのかも知れない。

そのためサイユウはまだ他にも念能力を隠している可能性もあるか。キャラ名の由来が西遊記であれば、今後サイユウの仲間の協専ハンターからは猪八戒や沙悟浄などをモチーフとしたキャラも登場しそう。

クルック…十二支ん・酉(とり)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはクルック。

干支は酉(とり)。若干インディアン風ではあるものの、いかにもな羽をあしらった衣装が鳥。

クルックの本業は音楽家でありダンサー。プラントハンターということからも、十二支んの中ではサポート系のキャラクターと推察されます。十二支んの強さランキングは後述しますが、やはりそこまで強くはなさそうです。

このクルックは会長選挙前に投票用紙を全世界の全ハンターに鳩を使って届けたことから、強力な操作系かつ感知系の念能力者と推察されます。クルックの「発」に関しては今のところ不明ですが、そこまで操作できるオーラ量だけで考察すれば十二支んの中でも膨大と言えそう。

チードル…十二支ん・戌(いぬ)

(ハンターハンター33巻)

続いての「十二支ん」メンバーはチードル。

干支は「戌(いぬ)」。さながらディズニーアニメに登場しそうな見た目。おそらく鼻あたりをネテロのために整形したと推察されます。ちなみにチードル初登場時は、もうちょいアヒル口。冒頭画像を参照。

チードルの本業は医者かつ法律学者。まさにエリート中のエリート。難病ハンターということからも、まさに性格は清廉潔白。ただ冷静沈着に見えて、実は感情的。まさに自民党の豊田真由子さんのよう(さすがにそれはチードルが可哀想か)。

○チードルは使えないエリートの典型?

エリートであるが故に、チードルはルールに関して厳しい。逆に言えば、ルールや常識にとらわれすぎるのが玉に瑕。そのため邪道もいとわないパリストンに対して、会長選挙では圧倒的に苦戦を強いられる。

融通の効かなさや柔軟性のなさをジンに詰られるものの、チードルは至って頑固に自分のスタイルを変えることはない。だからチードルはリーダーの素質は十二分にあるものの、実際にはてんで役に立たないリーダーのお手本。

今後は『ハンターハンター』で悪い意味で活躍してくれそうなキャラクターナンバーワン。一応、結果的にハンター協会会長の座を射止める。

ジン…十二支ん・亥(い)

最後の「十二支ん」メンバーはジン。主人公・ゴンの父親であり、世界で3本の指に入る念能力者。十二支で例えると「亥(いのしし)」。ただ冒頭でも書いたように、パリストンと同様に干支に似せない数少ない十二支ん。

ジンは頭もすこぶる切れ、念能力もピカイチ。身体能力も極めて高く、巨大な龍と思しき生物を操るなどまさに好きなしとも呼べる十二支んの一人。強いて言えば、飽きやすいのが玉に瑕。

(ハンターハンター32巻)

ただ既にパリストンと同様に、ネテロ亡きハンター会長選挙後は十二支んからは脱退済み。そして現在二人のキャラは、ビヨンド=ネテロの仲間たちと共に暗黒大陸へ向かっている最中です。

だから十二支んはメンバーが二人欠員状態。じゃあ現状のメンバー構成を考えると「十二支ん」ではなく「十支ん」と改名しなければいけないのか?ノンノン。十二支んのメンバーには『ハンターハンター』の名物キャラクターが直後に加入します。

クラピカとレオリオが十二支んに参加

それがクラピカとレオリオ。チードルやミザイストムなどが裏で勧誘した結果、十二支んのメンバーに加入します。つまり「十二支ん」は「十二支ん」のまま。

(ハンターハンター33巻)

それがクラピカ

ミザイストムから「緋の眼」の在り処を教えてもらう引き換えに「十二支ん」に加入。既にカキン王子のツェリードニヒが所有していることが判明。暗黒大陸へ向かうカキン王国の船内で跡目争いが繰り広げられており、現在クラピカはその間隙を縫って緋の眼の奪還を試みる。

他にもクラピカはスパイの炙り出しなどで「十二支ん」に貢献しているものの、あくまで「一時的な加入」と考えた方が良さそうです。おそらくクラピカが十二支んから離脱する可能性は高い。

○該当する十二支名は具体的に不明

(ハンターハンター32巻)

続いて十二支んの欠員を穴埋めしたキャラクターがレオリオ。

残念ながらまだ医大生止まりではあるものの、チードルなどの暗黒大陸編では医療サポートメンバーとして裏から支える模様。だからレオリオが後から仲間に参加したものの、そこまで「十二支んメンバー感」はありません。

ちなみに、どっちが子(パリストン)なのか亥(ジン)なのかは不明。どうでもいい些細な部分なのでスルーされると思いますが、強いて言えばクラピカが子、レオリオが亥といった感じか。

ラストは十二支んメンバー内の派閥関係をチェックして終わりたいと思います。やはりどんな有能な組織においても個々人には好き嫌いの感情が存在して、どうしても派閥や小さなグループはできる模様。

十二支んメンバー内の派閥・相関図まとめ

(ハンターハンター33巻)

「十二支ん」の派閥の内訳がコチラ。やはり目立つのは例外のパリストンとジン。

パリストンは「極左愛国」と呼ばれる思想の持ち主。だから「愛国的」ではある以上、前述のように周囲が思うような「悪人ではない」と推察されます。一方、ジンは「不動のバカ」。アナーキストでもなければ、リバタリアンとかでもない。究極のノンポリ寄りとも言えるか。

寅のカンザイは性格が直情的と書きましたが、内面そのものは意外とリベラル・ノンポリ寄りらしい。他には寅・カンザイを含めると、巳のゲルと午のサッチョウがリベラル・ノンポリらしい。

そして意外にも改革推進・タカ派は酉のクルックと卯のピヨン、そして申のサイユウ。まだサイユウはパリストンの息がかかってることからも納得ですが、女性の「十二支ん」がタカ派。現実政治でも実は女性政治家の方が威勢のいいことを言いがち。自民党の稲田朋美はガッカリするほどのポンコツでしたが…。

最後はバランス重視・穏健保守派は辰のボトバイ、丑のミザイストム、戌のチードル、未のギンタ。まさに納得といえるメンバー。若干チードルはうさん臭い気はしますが、あくまで「体制維持」という観点からこの派閥に属しているのか。

ちなみに【HUNTERxHUNTER】十二支ん 最強ランキングも作ったので、もし興味がある方はご覧ください。未だに戦闘描写は少ないものの、果たして「十二支ん」の中で誰が一番強いのか?