『呪術廻戦』で最強の呪術師が「特級術師」と呼ばれるランクのキャラクター。現時点では五条悟、乙骨優太、夏油傑、九十九由紀のわずか4名しかいません。
でも、この特級術師に最も近い男が「秤金次(はかり・きんじ)」と呼ばれる謎の男。
そこで今回ドル漫では「秤金次」のヤバい正体について画像つきで徹底的に考察してみました。既に本名も判明済み?秤の術式や能力は一体何?果たして正体は敵なのか味方なのか?
秤金次は呪術高専3年生
まずは秤の本名と現在判明してる略歴をおさらい。
秤の本名は「秤金次(はかり・きんじ)」。現在は都立呪術高専の3年生になります。京都校の3年生には1級術師の東堂葵や加茂憲紀などがいますが、中学時代に一回留年してダブっているため年齢は秤金次が一個上の19歳程度と予想できます。
初登場時と髪色が違っているのは、キャラ名の「金」感をより出したかったからだと思うので、能力や術式はお金が関わってくるのか?秤金次の声優CVはまだ不明。
秤金次のパートナーは星輝羅羅(ほし・きらら)。秤金次と常に行動を共にする同じく都立呪術高専の3年生。見た目はゴスロリ少女といった雰囲気ですが、性別は男性。それでも秤金次を「金ちゃん」と呼ぶなど、恋心が垣間見えます。
大人向け女優のアッーー日香キララを彷彿とさせる名前でもありますが、秤金次が星輝羅羅をどう思っているかは不明。
秤が停学してる理由は?
秤金次は前述のように都立呪術高専の3年生なんですが、現在は高校に通っていません。理由は「停学」になったから。呪術高専に通ってはいけない状態に置かれてるため、秤金次は死滅回游編までほとんど登場する機会がなかった。
じゃあ、何故秤金次は停学になったしまったのか?
秤金次が停学になった理由は「夏油傑が1年前に引き起こした百鬼夜行に出向した際、守旧派のお爺ちゃんたちをボコった」ことが原因とは五条悟などが語る所。いわゆる呪術界の上層部と秤金次は揉めたっぽい。でも何が原因で呪術界の上層部と揉めたのかは不明。
ただパートナーの星輝羅羅曰く、純粋な正義感で揉めてるっぽい。少なくとも、秤は呪術界の言いなりになる人物ではないため、何となく伏黒甚爾と同じ自由奔放なアウトローな匂いがします。
ただし、秤は停学になった過去はこれ一度きり。また呪術高専で一度も留年していないため、やはり秤金次の年齢は19歳前後と予想されます。
秤の現在はファイトクラブを運営する元締め
一方、停学中の秤金次は現在何をしているのか?
秤金次は栃木県のとある立体駐車場跡地で「ファイトクラブ」の元締めとして活動中とのこと。ファイトクラブとは呪術師同士で戦わせて、客に勝ち負けを賭け合せるというもの。いわゆる非合法な地下格闘技の興行主として大金を稼ぐ。
いきなり虎杖悠仁に月収100万円の仕事を持ちかけるなど、秤はお金が大好き。
一方、ファイトクラブのお客は非術師。術式の類いは見えないものの、秘密を守る義務を強いた呪術規定8条に完全に違反。高校3年生という設定を思わず忘れますが、秤金次は見た目よろしく完全な半グレ。
いつからファイトクラブを運営していたかは不明ですが、冒頭の星輝羅羅と共に運営。普段は監視カメラを使って競技者や部下の動きなどを監視。秤金次は悪さをしてる自覚があるのか警戒心が強く、競技者として引き入れたパンダも一度も会ったことがないほど。
秤の強さは特級術師並?階級は?
そこで気になるのは「秤金次の強さ」でありましょう。
まず確認しておくと、秤の現在の階級は不明です。『呪術廻戦』では1級術師→特級術師の順番で強いわけですが、特級術師の数は合計4名と決まっている。でも秤金次はこの特級術師に含まれていないことから、おそらく東堂葵などと同様に1級術師と推察できそう。
それでも秤金次の強さは「特級術師の乙骨優太並」とは呪術廻戦最強の五条悟。そのため階級は1級術師と想像されますが、五条悟が「いずれ僕に並ぶ術師」と乙骨優太と共に名前を出してる以上、秤金次の潜在的な強さは特級術師並と考えるのが自然でしょう。
事実、秤金次の強さは「ノッてる時は僕より強いよ」とは乙骨優太の評価。これは禪院真希が即座に否定してるものの、乙骨優太は戦闘に関しては冗談でもお世辞は言わない気がするので、秤の強さは特級術師クラスであることは間違いないはず。
秤金次の性格はギャンブル好きだが…
あくまで「ノッてる時」に限るとのことですが、これは秤金次の性格が関係していました。
秤金次の性格は「ギャンブル(賭けごと)」好き。生きることはギャンブルと豪語する秤金次にとって、人間誰しもがギャンブラーと考えている。大きく勝負に出られない人間と引き際を知らない人間を嫌悪。秤金次は将来的にファイトクラブで日本を支配しようと考えるほど。
そして、秤は「命を懸ける」ことこそが至上と考える。そのため「命を懸ける≒熱」という解釈をする秤金次にとって、口癖もそのまんま「熱」。主人公・虎杖悠仁と出会った際にはいくら殴っても屈しない姿勢に熱を感じ、そこから秤は死滅回游に参戦する。
秤金次にとってルールとは破るためにあるかと思いきや、あくまで根底にある「熱量」が重要。そのため冥冥のようなお金至上主義者かと思いきや、元々は「人助け」が好きだった模様。呪術界上層部と対峙した理由も熱に動かされたから。
虎杖悠仁が呪術高専生なのにパチンコをしててあーだこーだがありましたが、ここらへんが秤金次がコンプライアンス違反と言われる所以か。
秤金次の領域展開は「坐殺博徒(ざさつばくと)」
続いては秤金次の領域展開を考察したいと思います。
秤金次の領域展開の名前は【坐殺博徒】になります。読み方は「ざさつばくと」。簡単に言うと、【パチンコ台】をモデルにした領域展開になります。三つの絵柄が合致すれば大当たりというギャンブルの一種。まさにコンプライアンスギリギリの能力?
そのため文字通り、「座っている博打打ちが殺す必殺技」的なニュアンスで命名されている感じか。
坐殺博徒で使われるCR機は、敵に応じていろいろ変わるっぽい。シャルル・ベルナールという術師との対戦では、そいつが描いた漫画をモチーフにした演出が流れていましたが、これが固定ではないはず。今後は敵の過去の思い出などをベースにした演出が流れるのかも。
秤金次が「保留玉」で攻撃すると予告演出が流れて、敵の両隣に「シャッター(扉)」が現れてバンっと勢いよく閉まる。初対面の虎杖悠仁を攻撃した際に使われた術式がありましたが、秤金次は最初から領域展開を繰り出していた模様です。
○パチンコ台がモデルの領域展開だが…
保留玉やシャッターの色は「緑」「赤」「金」と分かれており、それに応じて当たる確立が変わる。もっとも期待度が高い金色は80%の確率。虹色は大当たり確定。自分は一度も打ったことがないので分かりませんが、どうやら実際のパチンコと同じ仕組みっぽい。
この大当たりの確立は239分の1。ぶっちゃけ低い確率とは思えませんが、秤金次の領域展開が解かれるには大当たりを引く必要がある。
未来予知ができる術師であっても、いつ当たりが出るかは読めない。敵からすると身動きを封じるシャッター攻撃を避けつつ、秤金次の打撃以外にも、さらに確変によるパワーアップに気を配りつつ戦わなければいけないためなかなか厄介。
○ボーナスは4分11秒の無敵状態
領域展開のスロットで大当たりが確定すると、「4分11秒間」は呪力が無限にあふれ出てくるというボーナスを得る。ボーナス発動中は独特の音楽が鳴り響くのも特徴。何故、4分11秒なのかは不明ですが、秒数に置き換えると親友を意味する【251秒(ニコイチ)】になるから?
秤金次自身は反転術式を習得していないものの、この無限の呪力が反射的に反転術式を発動してくれるため、腕が千切れても自動的に治してくれる。秤金次は実質不死身の肉体も得る。術式の開示が大前提というのが、一つの大きな縛りっぽい。
また4分11秒経過後は呪力が回復した状態で復活するため、再び領域展開を発動させることが可能。そこでスロットが239分の1の確率で大当たりすると再び不死身の肉体を得ることができ、それが切れると三度領域展開が続けざまに発動できる。
「ノってるときは強い」という乙骨優太の発言もこれなら確かに納得。
そのため秤金次の坐殺博徒は【必中の領域展開にして必中ではない】のが特徴。
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