ワンピース最新1093話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「ルフィvs黄猿」。前回のワンピース1092話のネタバレ感想は別途でご参照ください。
ちなみに次のワンピース最新1094話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
ルフィと黄猿の戦いが勃発
舞台はエッグヘッドの研究層。ベガパンクたちが迎撃システム・フロンティアドームのコードを解除した直後、海軍大将の黄猿ボルサリーノが襲来していた。ただベガパンクが抹殺されかかる寸前、ギア5を発動したルフィが黄猿の体をふいに掴んだ場面の続きから始まります。
笑顔で黄猿をグルグルとぶん回すと、そのままルフィは遠くに投げ飛ばす。「お手柔らかにィ~頼むよォ~」という言葉からは黄猿の余裕も伺えます。確かに殴られたわけではないので、黄猿自身に直接的なダメージはありません。あくまでベガパンクが逃げるための時間稼ぎ。
その間、アトラスはパシフィスタの命令権を奪うために下の工場層に向かう。現状だとベガパンクを超える威権は存在しない以上、50体以上のパシフィスタを制した勢力がこの戦いを制するのは明らかだった。ベガパンク本体はフランキーも連れ立って動く。
ただし、ベガパンクたちは五老星(サターン聖)までもが到着している事実を知らないため、早くも嫌な予感。
ロロノア・ゾロ vs ロブ・ルッチ
一方、下層の工場層ではボニーが年齢操作の能力を使って、大量の海兵たちが老人や幼児化されて大幅に戦力が削がれていた。海軍はボニーを討ち取ろうと探索するものの、ボニーはいつも通り隠れ潜んで様子をうかがっていた。
前回1092話でボニーは黄猿の攻撃で吹き飛ばされていたものの、戦桃丸に救出されていた。しかし、その際の衝撃で戦桃丸はさらなる瀕死のダメージを負っていた。海軍に発見された際には真っ黒焦げだった。戦桃丸の犠牲を前に、ボニーはこのまま最後まで隠れきるか悩む。
そして研究層では麦わらの一味のロロノア・ゾロと、CP0のロブ・ルッチの戦いが勃発していた。ゾロが「これしきの力でウチの船長と戦わせて貰えると思うなよ」と挑発すると、ルッチは「四皇No.2…殺しがいがある…」と不敵な笑みを浮かべる。
ゾロは既に百獣海賊団のキングを撃破済みなので、ルッチの実力の程もいろいろと知ることができそう。あの戦いでゾロは「謎の死神」に遭遇していましたが、この謎もルッチ戦で今後明らかになるのかもしれない。
またA棟2階ではサンジとジンベエがベガパンクから頼まれた荷物を回収し、そのまま下層に向かうベガパンクに合流しようと動くのであった。
黄猿の多彩な攻撃
そして、ルフィに大きく投げ飛ばされた黄猿・ボルサリーノ。エッグヘッドから遠ざかる中、まさに海面に落ちようとしていた。しかし、そこは縦横無尽に動ける光人間の黄猿。八尺瓊勾玉を大量にエッグヘッドに向けて飛ばす。
そうすると光の粒ひとつひとつが黄猿自身と化す。さながらナルトの多重影分身の術。さながらベガパンクのホロホロ(ホログラム技術)。思わず目が飛び出るほど驚くルフィ。しかも、ひとつひとつの大量の黄猿が天叢雲剣を発現させてルフィに攻撃を仕掛けてくる。
ただルフィは追いかけてくる黄猿を一列にまとめて、ドーンスタンプで一斉に反撃して蹴散らすのだった。ニカ化したルフィですが、基本的には武装色の覇気で攻撃している模様。だからギア5に自然ロギア系に特化した攻撃があるかというと、現時点ではまだ描かれず。
しかし黄猿本体はルフィをすっぽかして、ウソップたちの元に到達していた。ベガパンク本体は下層の工場層に向かっていたため、黄猿は「おっかしいねェ~ベガパンクはどこに?」と状況を把握できないでいた。というか、ひたすら呑気すぎて緊張感ゼロ。
パシフィスタを奪え!
一方、ベガパンク本体はサンジたちと合流し、ボニーの救出に向かおうとしていた。この際のベガパンクの「私が今助けに行くぞ!ボニー!あんな【幼い子】を見殺しにできるか!」というセリフを聞くと、ボニーの実年齢は10歳前後の可能性も出てきたか。
少なくともボニーの実年齢=老人説は改めて消えた形ですが、推定年齢24歳の女性に対して幼い子という表現は普通使わないでしょう。ただベガパンク本体が黄猿に発見されてしまう。間髪入れずにレーザービームを放つ黄猿に対して、ルフィはそれをパックンチョと口に入れる。
光の熱で熱さを感じるルフィだったが、全身はピカーッと神々しく輝くのだった。この描写を見る限り、黄猿の攻撃はあまりルフィに効いていない印象。どう黄猿を倒すのかという問題もありますが、逆に黄猿がルフィを倒すのかもまた難しい問題と言えそう。
そして、下層の工場層に到達したベガパンクたちは全てのパシフィスタたちに「ベガパンクより命令を変更!島の海兵を一掃せよ!」と早速命令を下す。しかし、そこには威権順位がベガパンクを上回る五老星のサターン聖が不気味に佇んでいた。
…という場面でワンピース1093話は終わります。
ワンピース最新1093話ネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1093話のネタバレ感想でした。
今回はタイトル通り、内容はルフィと黄猿のバトルがメインで描かれていました。前回、突如として目覚めた900年前の巨大ロボットは絡んでこなかったものの、あと数話は二人の戦いが描かれそう。読者が存在を忘れかけた頃に巨大ロボが再登場する流れか。
肝心の二人の戦いですが、黄猿の戦法が意外と多彩だった印象。自らを分身させて相手を撹乱させるなど、光の反射を生かした戦いを見せてくれました。光の特徴は別に速さだけではないので、まだまだ奇抜な戦いを黄猿は見せてくれるかも知れない。
マリンフォード頂上戦争前後ではルフィと絶望的な差はありましたが、現時点では互角の戦いを演じられているように見えます。どうやって光人間のボルサリーノに勝つのかという勝ち筋はハッキリと見えないものの、それでもルフィ勝利の匂いは普通に漂っています。
またゾロとルッチ戦も描かれていました。どっちも肉弾戦を主体としたキャラクター。キングのような飛び道具もないため、まさに力と力のぶつかり合いが描かれそうか。ルナーリア族のキング以下とは思うので、ルッチの実力は10億ベリーちょい程度に落ち着くと予想できそう。
ワンピース1094話予想
最後は次のワンピース1094話を予想して終わります。
このままルフィと黄猿のバトルが引き続き描かれそう。存在感を俄然高めそうな五老星のサターン聖を筆頭に、海軍側の戦闘も激化していくか。前述のように、900年前の巨大ロボが絡んでくるかと言うとしばらく時間はかかるか。エッグヘッドを脱出する際にでも活躍するか。
一応、エッグヘッド以外のその他の要素を確認しておくと、マリージョアから逃げ出したバーソロミュー・くま、エッグヘッド周辺海域まで迫る黒ひげ海賊団、それに敗北して遁走したロー、エルバフに滞在する赤髪海賊団、それに敗北したキッドなどがあります。
他にもイム様の正体に迫ったサボと革命軍、その現場を見て逃走を図ったネフェルタリ・ビビ、ワポル、モルガンズなどもいます。だからエッグヘッド以外に舞台が移る可能性もワンチャンあります。それでも空白の100年にどれも繋がる展開であることに違いはないでしょう。
果たしてワンピースの最終回はいつ迎えるのか?
ちなみに次号の少年ジャンプでワンピースは休載のため、次の1094話が掲載されるのはおそらく10月10日(火曜日)発売の掲載号になるはずです。ただハッピーマンデーを挟むため、電子版少年ジャンプ+だけは一日早い月曜配信になると思います。
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