ワンピース最新1098話ネタバレ感想!ボニー誕生!ジニーと天竜人の娘だった?1099話予想

ワンピース最新1098話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「ボニー誕生」。前回のワンピース1097話のネタバレ感想は興味があれば別途ご参照ください。

8c0d6f55cbe6dedf4219f2b1469f1586 259x430

そういえば最近インスタグラムを見ていると、サンジのことが好きじゃないという女の子がいました。その理由が「男の人に厳しいから」だそう。確かにサンジは女性キャラを持ち上げるため、男性キャラを不必要に冷遇しがち。

これが「ほんまの男女平等精神」というのか、時代は進んでるやな~という。まさにこれぞ【新時代】。是非、フェミニストの皆さんにも見習ってほしい気がしました。

18d2d9a763100d6f2156e70bb108c775
ワンピース最新1099話ネタバレ感想!平和主義者!一人革命!運命の風の赴くままに!ワンピース1100話予想
ワンピース最新1099話のネタバレ感想を画像付きでレビュー!平和主義者(パシフィスタ)が生まれた瞬間!一人革命!運命の風の赴くままにワンピース1100話予想

ちなみに次のワンピース最新1099話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。

天竜人にさらわれていたジニー

場所は10年ほど前の革命軍総本部のバルティゴ。勢力の拡大を図りつつあった革命軍だったが、それに対する世界政府による鎮圧も凄まじかった。南の海・トゥミでの反乱を支援していたが、革命軍は劣勢を強いられていた。

イワンコフといった幹部は東の海のゴア王国の帰りで、多くの怪我人を乗せていたため身動きが取れなかった。おそらく、この中にサボもいた。そこでバーソロミュー・くまが立ち上がるものの、イワンコフは「アレ以来、無茶しすぎなのよ!」と苛立ち気味にキレる。

そのアレとは14年前に起きた幼馴染の東軍軍隊長のジニーがさらわれた事件。実は世界政府に連れ去られて、ジニーはとある「天竜人の妻」にさせられていた。くまはジニーの一件以降、天竜人に復讐を果たすかのように、まるで暴君のように革命軍として暴れまくっていた。

世間からは「革命軍こそ市民のヒーロー」と持て囃されるものの、くまの心が癒えることはなかった。

ジニーは天竜人から解放されるが…

ジニーが天竜人の妻になった2年後(今から12年前)、革命軍の元にジニーから連絡が入る。

実はジニーは「とある病気」にかかったため、聖地マリージョアから捨てられてしまっていた。「くまちー帰ってきたよ!下界へ!!ラッキー!!」という明るい声とは裏腹に、ジニーの病状は進んでおり既に死の淵にあった。またジニーの「下界」という表現を聞くと、天竜人と長い間共に暮らしていた痕跡も伺えます。

くまたちは一報が入った直後は一瞬喜んだものの、「みんなにまた会いたかったけど、これはお別れの通信なんだ…気持ちは嬉しいけど絶対に会いに来ないで」というジニーの言葉にイワンコフも当惑する。ただくまは「ジニーが帰る場所」には心当たりしかなかった。

それが共に過ごしたソルベ王国の教会。実際、ジニーはそこでかつて面倒を見ていた老人たちによって看病されていた。

ボニーを連れて帰ったジニー

5ccd1c2e238d21be870e6b01aab3a4ee 500x418

(ONE PIECE1098話 ©尾田栄一郎/集英社)

しかし運命の再会も束の間、ジニーの病状は誰が見ても危ない状態だった。ジニーは「自然光」を浴びるだけで、皮膚が石みたいに青く固まる病気に罹患していた。既に全身に症状が現れていたジニーは、まさに息も絶え絶えだった。懐かしいジニーの姿はどこにもなかった。

ただ、ジニーの傍らには「赤ちゃん」の姿があった。まさにそれが【ボニー】だった。ジニーはボニーがマリージョアで殺されないように、陽の当たる危険性も顧みずにソルベ王国まで決死の覚悟で帰ってきたのであった。逆に言うと、無理して帰ってこなければ、ここまで病状も悪化してなかった。

泣き叫ぶボニーの姿を抱きかかえたくまは「ジニー安心してくれ…この子はおれが育てる」と、その目からは覚悟と後悔の涙が大量に流れていた。

eb59f39a757d698e77f61b3fdb151af0 437x430

(ONE PIECE1098話 ©尾田栄一郎/集英社)

その後、間もなくして死亡したジニーを埋葬したくまはボニーを我が子のように育てた。ボニーがミルクを飲み干す姿は、大食いだった幼い頃のジニーと思わず重なった。ボニーは周囲の老人たちからも愛情がたっぷりと注がれるのであった。

くまの元ですくすくと育つボニーだったが…

くまは父親としてボニーを大事に育てながら、その一方で各地で激しい戦闘を繰り広げるなど、革命軍幹部として両立させる日々を送っていた。この時代に、くまはサボをドラゴンと共に鍛え上げていたりもした模様。

ただくまの元ですくすくと育つボニーだったが、そんな幸せな生活も長くは続かなかった。ある日、くまは突如として教会中の窓を全て木の板で閉じてしまう。周囲の仲間は唖然とするが、くまは扉すら開けることすら許さなかった。

6e7aac538fe1edaeb1fa86e771149562 500x204

(ONE PIECE1098話 ©尾田栄一郎/集英社)

何故なら、ボニーの右目の下に「青い石の結晶」が突如として現れたから。

7a0c6ff9967421a7792e46bbcc9e0578 500x239

(ONE PIECE51巻 ©尾田栄一郎/集英社)

ちなみにボニーの現在の顔をよく見ると、右目下に「黄色い何か」が最初から描かれていました。この病気の名残だった模様。ただ青色と黄色で全く違います。アニメ版のボニーを見ると「三日月型」をしているため、太陽とは相対するデザイン。意味深。

革命軍を辞めたくま

医者にボニーを診せても誰も病名は診断できなかったが、これはジニーの病気の症状と酷似していたことは誰の目にも明らかだった。

つまり、ボニーの死期は明らかに近かった。そこでくまは革命軍を辞めて、ボニーの側にずっといることを選択する。ゴッドバレー島を共に脱走した仲だったイワンコフは少し狼狽えるが、ドラゴンは「よくわかった。後悔なく生きろ。おれ達も世界中の医者に当たってみる」とくまを送り出す。

そして、今から7年前。ボニーは5歳のわんぱく少女に育っていた。くまからしっかり愛情が注がれていたはずですが、ミドルフィンガーをおっ立てながら近所の悪ガキをしばき倒していた。ただ日光を避けるため外に出られなかったことから、ボニーは周囲から「吸血鬼」とバカにされていた。

また右目下にできた青い石の結晶は大きく拡大していなかったものの、やはり近所の悪ガキからバカにされていたことに悩んでいたものの、くまは「その【宝石】が?綺麗だから羨ましいんだな!!私は大好きだ!」と褒めることでボニーの自尊心を高めてあげた。

ボニーの病名は青玉麟

革命軍を辞めたくまは、すっかり父親としての顔を見せることが多くなっていた。

普段から「病気が治ったらどこに旅行したい?」といった会話で、ボニーに将来への希望を持たせるよう心がけていた。ボニーは既に空島に興味を見せており、「太陽に近いから【ニカ】がいるかもね!そしたらお父さんも楽しみだね」と語ると、くまはドンドットットと解放のドラムを踊っておどけてみせた。

やはりというか、空島編からニカの存在は考えられていたことは間違いない?

そしてある日、とある医者からボニーの病名は「青玉麟(せいぎょくりん)」だと知らされるくま。太陽光だけではなく、月明かりといったあらゆる自然光で病状が悪化する(結晶石が広がっていく)というものだった。完全に光を塞いでも進行は止められない難病だった。

ソルベ王国で再び政変が起きる

そのため医者は「10歳までに死亡する」と診断した。当時5歳だったボニーには、あまりに早すぎる余命宣告だった。治療法もないことから愕然とするくま。この話を偶然聞いていたボニーだったが、5歳のボニーにそれを理解する力はなかった。

それでもあっけらかんといろいろ聞いてくるボニーに対して、くまは思わず「10歳までに治る」と結果的に嘘をついてしまう。

ちなみに時間軸が少し分かりにくいですが、最悪の世代としてシャボンディ諸島に集まったとき(ルフィがフーシャ村を飛び出した年)、ボニーの年齢は10歳だった計算になります。つまり、何故ボニーが未だに生きているのか?という話が今後重要になってくる模様。

そこから一年後(今から6年前)、ソルベ王国で再び大きな政変が起きてしまう。

べコリ王が16年前と同様、足手まといの貧民たちを大量に燃やし殺そうと画策していた。さながらゴア王国で起きたそれ。べコリ王は革命軍に倒されてたんじゃね?という疑問は芽生えますが、貧しい老人たちがくまに助けを求めてきた場面で今回のワンピース1089話は終わります。

ワンピース最新1098話ネタバレ感想

以上、ワンピース最新1098話のネタバレ感想でした。

ボニーはくまの血筋はどうやら引いていなかった模様です。ジニーのくまに対する深い愛情を見ると…と一瞬思いましたが、やはり見た目からもバッカニア族の血は引いていませんでした。むしろ今回新たに明らかになったのは、ボニーが「天竜人の血筋」を引いていたということでしょう。

同じ最悪の世代のトラファルガー・ローはDの一族でしたが、ボニーもまた天竜人という歴史的に重大な意味を持つ血族でした。ボニーは「天竜人のハーフ」だったからこそ、赤犬サカズキに丁重に扱われていた模様。

ボニーの出自を考えると、赤髪のシャンクスも同様に「天竜人のハーフ」という可能性も十分考えられそうか。純粋な天竜人ではないからこそ、ゴッドバレー島で宝箱に入れられて捨てられていた?その後もシャンクスは回収されることはなかった?

ジニーが天竜人に拉致された理由も、シャンクスに代わる子供を産ませようとしていた?

またボニーの年齢は12歳と確定しました。ジュエリーという名前の由来も、大好きなくまから来ていた模様。だから、ジュエリーという名前は本名ではなさそうか。天竜人の血筋ということを考えると、ボニーの名字はバーソロミューではなく、「そっち系」の可能性が高いのか。

○くまは今は亡きジニーの面影を追う?

バーソロミュー・くまのボニーに対する強い愛情は、裏返すと「ジニーに対するそれ」が背景にあったことも分かりました。

だから現在のサイボーグと化しているバーソロミュー・くまはボニーの元にではなく、どうやら亡き「ジニーの元」に向かおうと無意識的に動いていているのではないか?そう考えると、くまが真っ先に聖地マリージョアに向かった理由も納得です。

もちろんジニーは既に死亡しているものの、くまはサイボーグ化によって記憶が混乱・錯乱している状態と考えたら不思議ではないでしょう。くまが信奉する【人類を救出する太陽の神ニカ】と、ボニーたちが感染した【太陽光を浴びて発症する病気】。この対比も実に意味深です。

太陽の神ニカと関係してそうなバッカニア族という特殊性も加味すると、くまが「愛した人間」は病気に罹患するパターンも考えられるか?

○過去編の中の「過去」編

ただ過去編の中で「別の過去」が描かれているから、時間軸が分かりにくかった印象です。

また新キャラは突発的に思いついたパターンが多いと思うので、くまに影響を与えたキャラクターなのであれば、ジニーについてはもう少し丁寧に描写しても良かったか。読者がいろいろ感情移入する前に淡々と死なせちゃってる感じ。

あとジニーが天竜人に拉致されたのであれば、何故革命軍たちがマリージョアまで取り返しに乗り込まなかったのかというのも不思議。テンポ感を重視して内容をさっくり割愛している結果、かえって内容が分かりづらくなっている印象もあります。

次のワンピース1099話予想

最後は次のワンピース1099話の内容を予想して終わります。ちなみに、来週号の少年ジャンプは休載です。今回1098話は珍しくネームっぽいクオリティのまま掲載されていましたが、どうやらペース的には結構カツカツなのかも知れない。

次のワンピース1099話では、バーソロミュー・くまがどういう過程を経てソルベ国王になっていくかが描かれるはず。革命軍がベコリ王を一度打倒しているはずですが、だからこそ、くまは「やっぱり、こいつじゃアカン!ソルベ王におれはなる!!」という展開で国王に就任しそう。

ただくまの人生を振り返ると、その後、ソルベ国王から王下七武海(海賊)という道を辿っていることから、やはり裏で世界政府(天竜人)が暗躍していることは想像に難くない。そこでもしかするとジニーをめとった天竜人の存在や、その狙いも明らかにされたりするか。

またボニー自身は現在も元気に生存していることから、「何故、病気(青玉麟)が治ったのか?」という部分も描かれるに違いない。青色から黄色に変わっている理由も、治癒の結果と考えるのが自然か。三日月型に変えることで、太陽の悪影響を無害化した?

ここでベガパンクが過去編でようやく登場するのか?くまが王下七武海となり、完全サイボーグ化する道を歩んだ理由も、ボニーの病気が関係していそうです。少なくとも、バーソロミュー・くまの救いようがない鬱展開が描かれることは間違いないか。

コメント

ドル漫@YouTubeチャンネルも運営してるので是非チェックしてね◀

タイトルとURLをコピーしました