ワンピース最新1127話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「謎の国の冒険」。前回のワンピース1126話は別途でご参照ください。
次のワンピース最新1128話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
謎のユグドラシルと巨人族
エッグヘッドからの脱出後、エルバフの海賊船から突如としてナミやルフィが消えた続き。
そこはどうやら「おとぎの国」のような謎の場所だった。
ユグドラシル(世界樹)と呼ばれる大木が国の中心部にそびえ立ち、なにやら「太陽神」を信奉している国らしい。しかもナミたちが来たのが原因か、それ以前からは知りませんが、街は火事に見舞われている様子。その影響か、国を守る蜜蜂の兵士(スティングモル)も息も絶えだえ状態。
ちなみに、ユグドラシルは有名な北欧神話に登場する巨大な木。『進撃の巨人』でも登場していますが、9つの世界を繋げる一本の大木。このユグドラシルは巨人族(霧の巨人・ヨトゥン)とも関係が深いため、この話はエルバフに繋がるシリーズとして描かれる模様です。
『ワンピース』の世界観もいずれそっち系に寄せていくのか?
ナミたちがいる謎の城
この謎の国の住民たちが話すには「森の者が言うにはさっきの地響き…耳神様が倒れた音だと…」とのこと。また耳神様の見た目は巨大ウサギである模様。だから森の火災はナミたちが原因ではないのか。
一方、ナミはビッグステイン城と呼ばれる場所にいた。雷雲ゼウスの力を借りて、前述の巨大な蜂の兵士を次々と倒していた。
それでも服装もいつの間にか変わっていることに戸惑い、エルバフの海賊船に乗った以降の記憶がないため、思わず「えーん誰か倒すけて~」と泣きべそをかくだけだった。てか、ナミのキャラが軟弱になりすぎてて笑う。ゾロとかと違って登場シーンは一貫して多いはずなんだけどな。
ナミとウソップの再会
そこへウソップの声が聞こえてくる。
安堵の表情を浮かべたナミはそこへ向かうものの、レゴブロックのような地面につまづいてしまう。そして顔を上げると何故か、巨大なハリモグラのような生き物がいた。思わず叫び声を上げるナミだったが、その声を聞いて驚いたハリモグラは怒り心頭で追いかけてくる。
しかしウソップもまた王冠をかぶった巨大猫に食われそうになっていた。そこでナミはゼウスを如意棒のように伸ばして追走してくるハリモグラを感電させるが、そのまま弾かれたハリモグラは巨大猫に追突し、結果的に2匹同時に攻撃することができた。
ただ巨大猫は防御力が高いのか軽く火傷しただけで致命傷には至らず、やはり激怒したためナミとウソップは追いかけられるハメとなる。
緑の妖精という謎のお酒
全く状況を掴めないナミとウソップは逃亡しながらも、昨夜の出来事を思い返す。
そこで思い出されたのが「緑の妖精と呼ばれるお酒」のことだった。
エルバフの巨人族は「幻覚を見る」と言っていたことから、今の状況も幻覚ではないかと考えるナミ。しかし、それを確かめる間もなく、いつの間にか城のバルコニーに到達して気付くと完全に追い詰められるナミ。飛び降りようにも地面は遥か下だった。
ただウソップは「あの猫も見えるだけで…本当は幻覚かもな」と余裕しゃくしゃくの笑みを浮かべるが、巨大猫にワンパンで倒されてしまう。しかもワンパンの威力はバルコニー全体がぶっ壊れるほど凄まじく、そのまま落下するナミとウソップ。
だから幻覚ではなく現実ということ。確かにエルバフの海賊船から姿を消しているわけなので、実際にどこかに飛ばされている以上、ナミたちの目の前にあるものも全て現実ということ。
ユグドラシルの森を破壊した犯人は?
しかし、この窮地を救ったのがやはりいつもの3名。
サンジ、ルフィ、ゾロは各々の必殺技を繰り出して、ナミたちを襲ってきた巨大猫を吹き飛ばす。ただ何故か、巨大猫はライオン獅子の姿に変わっていた様子。ミンク族のスーロン化とも違う様子なので、誰かの意思や能力で自由に見た目が変わる?
やはりおとぎの国(想像の世界)なのか。
すっかり3名はおとぎの国に溶け込んでおり、ルフィは「さっきの焼きウサギはうまかったよな~」という発言から既に耳神様とやらを食べていた?またサンジの発言を聞くと、ユグドラシルの森の蜂の兵士たちをフルボッコした張本人がゾロだった模様。
早くも波乱の予感しかしないところでワンピース1127話は終わります。
ワンピース最新1127話ネタバレ感想まとめ
以上、ワンピース最新1127話のネタバレ感想でした。
結局、ナミたちが飛ばされた場所が分からずじまいだったものの、前述のようにユグドラシルと巨人族の関係性は深いことから、この流れでエルバフ編に繋がる可能性が高い模様です。何故、お酒(緑の妖精)を飲んだだけでワープしたのか?誰かしらの能力なのか?
緑の妖精と言えば、ピーターパンに登場するティンカーベルとかが想起されますが、壊れたモノを修復する能力があったそう。ここらへんの設定を考えると、サウザンド・サニー号を強化させる展開に繋がったりするのかも知れない。
また緑繋がりで考えると、緑の騎士と呼ばれる敵はガウェインという円卓の騎士とも繋がりが深いです。ガウェインはアーサー王の甥。このアーサー王はルフィのモデルとも思っているので(アーサー≒朝 or 父親が同じドラゴンetc)、ここらへんもいろいろ絡んでくるのかも知れない。
次のワンピース1128話予想
最後は次のワンピース1128話の内容を予想して終わります。ちなみに翌週号は休載のため、1128話が掲載されるのは10月7日になります。
このまま緑の妖精編(?)が続くはずです。一応、この謎の国はエルバフとも言われていますが、さすがに意味不明な経路でルフィたちに先回りさせるとは考えにくい。住民も巨大という雰囲気はなく、シャンクスがキッドと戦った場面を見ても、家屋のデザインがそれぞれ異なります。
ナミたちの服装が全員ガラッと変わっている点からも、この謎の国はメルヘンと言うかオモチャの国っぽい雰囲気は、既出情報と比べるとエルバフではないはず。ただやはりエルバフへ繋げるための場所ではあると思うので、直接的に関係ないかと言うと微妙ではありますが。
今回登場したユグドラシルの北欧神話で考えると、巨人族の国がヨトゥンヘイムと呼ばれるんですが、光の妖精の国をアルフヘイムと呼ぶそう。この妖精のとある鍛冶屋(ヴェルンド)が作った剣が主神オーディンの剣とされます。
そのためルフィたちが「新たな武器」を入手する流れなのかも知れない。そう言えば、ゾロの死に際に現れた謎の死神も未だに不透明なままですが、あの正体も明らかになるのか。
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