『約束のネバーランド』で様々な食人鬼たちが登場。
どうやら一種類ではなく様々なパターンの鬼が存在してるらしい。
そこで今回ドル漫では『約束のネバーランド』に登場する食人鬼一覧をまとめてみました。
もしかすると鬼の正体や一端を掴めるかも知れません。
鬼の種類は主に4つに大別される?
結論から書くと、『約束のネバーランド』に登場する鬼は主に4種類ほどに大別される模様。
○一般的な知性鬼たち
まずは一般的な知性鬼。
その名の通り、知性鬼は「人語を話す」ことができる鬼。
知性鬼には人肉農園を管理するボスやその手下たちがおり、人間社会と同様に階級社会で成り立っている模様。
知性鬼の特徴は話すこと以外にも手足や指が長く、とりわけ戦闘力が高い。
また猿のように木々を登ったり、嗅覚が発達した知性鬼は犬のように4足歩行で獲物を追跡することも可能だったり、知性鬼は様々な身体的特徴を持ちます。
そして、知性鬼は「仮面」を被っていることも大きな特徴。
そのため鬼の弱点は顔や目などと考察されています。
○知性鬼を上回る最上級鬼?貴族鬼?
そして知性鬼を上回る鬼が「最上級鬼(仮称)」。全ての農園を管理・統括するの謎の存在。おそらく貴族という肩書を持つため「貴族鬼」と仮称するのが適切かも知れない。そのため呼びやすい方の貴族鬼を便宜上使用します。
例えばバイヨン卿などが貴族鬼に該当するか。
特徴としては上述の一部の知性鬼たちも含めて、食器を使って食事を行うなど完全に行動様式が人間そのもの。画像のバイヨンだとタバコをぷかぷか吸ってる。
あと後述しますが貴族鬼の最大の特徴は「目が横並びっぽい」こと。
他の一般的な知性鬼の目の並びはほぼ全て縦並び。
画像のバイヨン卿は目が縦並びに付いてますが、仮面の左右に黒い窪みみたいなんが確認できます。
グレイスフィールド農園も管轄していた貴族鬼も目の並びが横っぽい。
もしかすると何が大きな意味がありそう。
○野生の下等鬼
続いての鬼は、野生で暮らす下等鬼。
知性鬼と違って、まともに話すことは不可能。主に森の奥に生息している模様。
そして野生の下等鬼の目の並びは全部バラバラ。顔全体に発疹のように点在してる。
じゃあ、下等鬼特有の特徴なのかと言えば、答えはNO。
実は、食人鬼そのものの顔面に無数の目玉が存在している様子。だから前述の知性鬼たちも仮面の下は、以下同文。そのため全体を覆う仮面を被っていると推察されます。
下等鬼でも再生能力がハンパないため、確実に目を潰さないと死なないっぽい。鬼の種類を考察するにあたって「目」というのは非常に重要なキーワード。
ちなみに知性こそないものの、仲間を叫び声で呼ぶなど集団行動は得意らしい。
○ソンジュやムジカなど放浪鬼
最後の鬼の種類は、どれにも属さないソンジュやムジカといった鬼。
宗教的価値観を重んじ、世界中を放浪している鬼。
さしずめ「放浪鬼」とでも表現すればいいでしょうか。
ソンジュやムジカなどは人語を話すことができるため、
基本的に「知性鬼」にカテゴライズしても良さそう。
また知性鬼も一定程度は宗教的価値観を重んじているため、
そこら辺の境界線は薄そう。
鬼たちの「目の位置」から見る種類の違い
以上、鬼たちの種類を解説してきた訳ですが、個人的に注目したいのが目の並び。
改めて食人鬼の画像を確認しておくと、知性鬼や貴族鬼たちの仮面の目の並びはことごとく「縦並び」であることが確認できます。
さながら知性鬼が「歩行者用信号」だとしたら、貴族鬼は「普通の信号機」といった並び方。
ただ「鬼が仮面をかぶる意味」でも考察済みですが、その後、知性鬼も貴族鬼も仮面下の素顔は判明。
貴族鬼であろうと下等鬼であろうと、基本的に顔には無数の目玉があるのは一緒。
知性があるから仮面を被ってるだけに過ぎない。
仮面の違いで知性鬼同士のランクを表現してる可能性はありますが、この「目の並び」どうこうという考察は我ながら特に意味はなさそうです。
○鬼たちは元々人間だった?
ただドル漫では「鬼は元々人間だった」んじゃないかと考察しております。
元々が知性が高い人間であれば、鬼化した後は生前の特徴(宗教を信仰していた等)が色濃く反映されている可能性は高い。
下等鬼ほど目の位置が煩雑だったことから、実は鬼たちは人間を食べることで「人間らしさ」を維持しようとしてる特性かも知れない。
もしそうであれば一部の特権階級ほど、人間の様態に近づく or 維持できてる理由も納得。
またムジカによると「1000年で鬼たちの姿は無秩序に変化した」らしい。
人間を食べられない期間が長ければ長いほど、鬼の姿は無秩序に変わっていく、さながらウイルスが世界が蔓延したのかも。
ただムジカは現時点のストーリーでは「唯一人間を食べなくても問題ない鬼」らしく、まだまだ疑問点も多く残るため、今後『約束のネバーランド』で徐々に謎が解明されていくことでしょう。
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