【2017】第48回衆院選 終盤情勢の予想まとめ(東日本編)

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先日2017年10月10日に公示がされました。国会を開くことなく疑惑から逃げおおせた安倍総理に批判もありましたが、10月22日に第48回衆議院議員選挙が行われます。国会議員定数が10ほど減らされて、改選議席数が465議席は戦後最小とのこと。

そこで今回は2017年10月22日に投開票が行われる第48回の衆議院議員総選挙の情勢をまとめてみました。ただし記事のボリュームが膨大になるため、今回は「東日本の選挙ブロック」に限定して絞ってます。またそれぞれの選挙区の細かい候補者などについては、新聞社のサイトでもチェックしてください。今回の情勢記事では明らかな泡沫候補などについては基本的に割愛。

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北海道ブロックの情勢予想

北海道1区は立憲民主・道下大樹と自民・船橋利実が横一線。横路孝弘の地盤を引き継いだことと共産の離脱も伴って、立憲民主の道下がやや有利な情勢か。ただ終盤情勢では自民・船橋が自民支持層を固めて、立憲民主・道下を逆転。

北海道2区は自民・吉川がリード。希望に移った松木謙公は、共産などの候補乱立に伴って勢いが削がれている。北海道3区は立憲民主の荒井聡がやや優勢だったが、中盤情勢では自民・高木と競り合う展開に。ただ最終盤では立憲民主・荒井が共産支持層も固めて再逆転とデッドヒートの展開。

北海道4区は自民・中村裕之がやや優勢。元維新の希望・高橋美穂の立候補もあって、立憲民主の本多平直は苦しい。ただ中盤情勢では希望の失速に伴い、追い風の立憲民主・本多が追う展開。終盤情勢では立憲民主・本多がややリードか。まさに接戦。

北海道5区は自民・和田と立憲民主の池田が横一線。補選の雪辱なるか。中盤以降の最終情勢でも接戦が続き、まさにつばぜり合いの戦い。北海道6区は立憲民主の佐々木隆博がやや優勢。中盤情勢では立憲民主・佐々木が更に一歩抜け出し、終盤情勢では立憲民主・佐々木が先行する展開。北海道7区は自民・伊東良孝が安定した戦い。共産候補しかおらず無風。

北海道8区は無所属・逢坂誠二が優勢。元々は鳩山由紀夫の地盤だったため自民への雪辱なるか。中盤情勢では無所属・逢坂が更に一歩抜け出し、終盤情勢でも優位に戦いを進める。北海道9区は希望・山岡達丸と自民・堀井学が接戦だったが、中盤情勢では自民・堀井が先行する展開。やはり自民アシストの共産党が足を引っ張る。

北海道10区は公明・稲津久と立憲民主・神谷が横一線。中盤情勢以降は更につばぜり合いが続く。前回の衆議院選挙では公明・稲津が8.6万票、民主・神谷が7.1万票、共産が2.1万票。今回は共産不出馬に伴って、まさに公明と立憲民主の総評数がほぼ同じ。そのため無党派の取り込みに躍起。まさに情勢的には投票率次第か。

北海道11区も立憲民主の石川香織と自民の中川郁子が横一線。血みどろのオンナの戦いはどっちに軍配があがるか。ただ終盤情勢では立憲民主・石川がややリードする展開。北海道12区は自民・武部新が優位に戦いを進め、共産の邪魔も手伝って希望・水上美華が猛追するも終盤情勢では更に引き離される。

北海道の情勢としては、野党側が半分程度の選挙区で当選する可能性はありそう。とはいえ全体的に見れば自民が優勢であることには変わりなく、もし立憲民主で最初から統一できていたとしたら…と思ってしまう。

東北ブロックの情勢予想

続いては東北ブロックの情勢。

○青森県の情勢

青森1区は自民・津島淳、青森2区は自民・大島理森、青森3区は自民・木村次郎が共に優勢。

青森1区の希望・升田世喜男は区割りの変更で票田を失ったのが痛い。また共産党が全ての選挙区で邪魔してるのも悪影響…もとい自民にとっては好影響。中盤情勢でも構図は変わらず。終盤情勢では更に自民が盤石化。

○岩手県の情勢

岩手1区は意外にも希望・階猛と自民・高橋が横一線とのこと。これまで階猛は鉄板とも呼ぼえる強さを発揮していましたが、希望の退潮と区割りの変更が影響か。ただし毎日新聞の中盤情勢ではやはり希望・階が先行するという報道。終盤情勢では希望・階が全体的に優勢といった予想が目立ちます。

岩手2区は自民・鈴木俊一がややリード。希望・畑浩治が追う展開。これまで自民・鈴木俊一が安定した強さを発揮していましたが、共産離脱が希望・畑にやや奏功。ただし区割りの変更に伴って、これまで民主・黄川田徹を支援してきた首長の多くが自民・鈴木の支持を表明するなど希望・畑は苦しい展開。

一方、産経新聞の最終情勢では横一線といった報道。今回新たに加わった旧3区が選挙区だった黄川田の応援も相まって、希望・畑の巻き返しが功を奏している様子。逆に言えば、自民・鈴木は強固な支持基盤を持つものの、新しく加わった地域での浸透が遅れているのか。

岩手3区は無所属・小沢一郎が優勢に戦いを進める。前回は自民・藤原に追い詰められていましたが、共産の離脱も多少影響。今回の小池騒動で黄川田徹がすんなり退いてくれたこともあって、無所属・小沢一郎は前回の衆議院選挙よりやや楽に展開しているか。

岩手は今回の2017年で唯一野党が全制覇する可能性がある選挙区。

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○宮城県の情勢

宮城1区は自民・土井亨と立憲民主・岡本章子が接戦。希望・伊藤は知名度不足と党自体の失速で伸び悩む。ただ結果的に希望などと野党票が分散してるため、立憲民主・岡本も中盤情勢以降もやや苦しい展開を強いられている。そのため終盤情勢では自民・土井が先行。

宮城2区は元民進の無所属・鎌田さゆりが自民・秋葉賢也と接戦。今回衆議院選挙では共産が不出馬のため、やや無所属・鎌田が有利に展開するか。秋葉は自民党内でのゴタゴタが足を引っ張るのが不安要素。

ただ毎日新聞の中盤情勢では自民支持層を固めて秋葉がリード。無所属・鎌田は無党派層への浸透が遅れるなど劣勢か。でも一方で産経の最終情勢では無所属・鎌田がリードと報道されるなど、情報は錯綜。それだけ大接戦と予想されます。

宮城3区は自民・西村明宏がリード。希望・一条は知名度不足・組織の支援も弱く、幅広い年齢層で伸び悩む。宮城4区は自民・伊藤信太郎がリード。希望・坂東は地元の選挙区が区割りで5区に移動したことが響くなど、希望の選挙戦略を担当していた中山成彬や細野豪志の明らかな痛恨のミス。

宮城5区は無所属・安住淳が優勢。宮城6区は自民・小野寺五典が安定した戦い。

昨年の参院選では民主・桜井充が勝利を収めたものの、衆議院選挙では個人の質にも影響してくるため野党側は依然として厳しい戦い。また農政連(農協政治連盟)などが自民支持に再び傾く上、更に共産の自民アシストが執拗に続く中、落下傘の希望の候補は特に苦しい展開。

そのため2017年衆議院選挙で宮城県で見どころがあるのは、1区(立憲民主)と2区(無所属)。

○秋田県の情勢

秋田1区は自民・冨樫博之と元民進の希望・松浦大悟がやや接戦。希望・松浦太語は2016年参院選で戦った知名度を生かすものの、直前で寺田学との公認調整のゴタゴタが響き、後援会や組織の動きが鈍い。

河北新報の情勢調査によると自民党幹部などは「寺田ではなく松浦で良かった」と述べているとかいないとか。また共産出馬が足を引っ張り、毎日新聞の中盤情勢では自民・冨樫が優勢とのこと。産経の終盤情勢でも同様。

秋田2区は自民・金田勝年が組織力をフルに活かしてやや優勢。国会内でのポンコツっぷりを物ともしないかと思いきや、さすがに河北新報の情勢調査などによると女性の支持が弱い模様。希望・緑川貴士は元民法アナウンサーという知名度を活かして巻き返しに懸命だが、やはり自民アシストの共産が邪魔をするため苦しいか。

秋田3区は自民・御法川信英と元民進の希望・村岡敏英が今回も接戦。共産党が自民アシストしてるものの、前回は自民・御法川が9.4万票に対して、維新・村岡が8.8万票。立憲民主や希望など幅広い野党票を集められるかがカギ。終盤情勢でも接戦。どっちの候補も与野党の支持層に食い込むなどど、凄まじい戦いを展開中。

ただし河北新報などの情勢調査ではやはり共産党が邪魔していることも手伝って、全体的には自民優勢。結局選挙直前で希望と立憲民主に分裂した余波は大きく、前回衆議院選挙並に1万票差ぐらいは付けられるかも知れない。

○山形県の情勢

山形1区は自民・遠藤利明が安定した戦い。希望候補者は明らかな落下傘のため、知名度・組織不足で大きく突き放される。希望の党の選挙対策を取り仕切った中山成彬、細野豪志といった選挙参謀のミス。

山形2区は自民・鈴木憲和と希望・近藤洋介、山形3区は自民・加藤鮎子と希望・阿部寿一は前回と同様に接戦を繰り広げる。ただ今回の衆議院選挙も共産党が邪魔してることも手伝って、野党側の戦況はやや苦しい。そのため政権批判票を必死にかき集める。

山形は昨年の参院選と同様に野党側が有利と見られていましたが、共産が相変わらず邪魔な候補を立ててる事や希望の党の失速が足を引っ張る。また農政連が山形の自民候補を全て応援することも不利に働く。終盤情勢では山形県では自民が全勝する可能性ありとの報道。

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○福島県の情勢

福島1区は自民・亀岡偉民と無所属・金子恵美が接戦を展開。前回の衆議院選挙では自民・亀岡が10万票に対して、民主・金子が9.7万票。そして今回出馬を取りやめた共産の1.6万票の動向がカギを握る。終盤情勢では野党支持層を幅広く固めた無所属・金子が一歩リードとのこと。

福島2区は自民・根本匠が安定した戦い。希望、維新は苦しい戦い。福島3区は無所属・玄葉光一郎が今回も安定した戦い。自民・上杉を突き放す。終盤情勢でもそれは変わらず。

福島4区は希望・小熊慎司と自民・菅家一郎が横一線の戦い。前回の衆議院選挙では維新・小熊が56856票に対して、自民・菅家は56440票と大接戦を繰り広げたが、今回でも同じ情勢。元民主・渡部恒三の地盤を引き継いだ希望・小熊の勝利は至上命題。勢いがある立憲民主の票が社民・共産に流れないようにするかがカギ。終盤情勢でもデッドヒートは変わらず。

福島5区は自民・吉野正芳が優勢。元民進の希望・吉田泉は共産だけではなく、新たに社民候補の邪魔も手伝って前回の衆議院選挙より苦しい戦いを強いられている。終盤情勢でも自民・吉野の優勢は変わらず。

福島県は安倍晋三が最初に遊説を始めた場所ですが、福島県の内閣支持率がわずか30%。しかも女性より男性の方が不支持率が高い。昨年の参院選よりも不支持率が増加してるものの、共産の邪魔が奏功。安倍総理は共産の志位和夫に足を向けて寝られないでしょう。

北関東ブロックの情勢予想

○茨城県の情勢

茨城1区は自民・田所嘉徳がやや優勢。希望・福島伸享は安倍政権追及で知名度アップしたことで前回より有利に戦いを進めるが、希望の失速と共産の邪魔が足を引っ張る。前回の衆議院選挙の3万票差を埋めきるのは大変。

茨城2区は自民・額賀福志郎が今回も安定した戦い。茨城3区は自民・葉梨康弘が優勢。前回の衆議院選挙では民主が維新に候補を譲るなど、野党側の地盤は崩壊してるのも奏功。茨城4区は自民・梶山弘志が安定した戦い。

茨城5区は自民・石川昭政が優勢。元々は民主・大畠章宏の地盤だったが、元公設秘書であり日立労組役員の浅野哲を希望から擁立。しかし知名度不足と準備不足、希望の失速も手伝って不利な戦いを強いられている。

茨城6区は自民・国光文乃と希望・青山大人が互角の戦いを展開。自民・丹羽雄哉の後継である国光は知名度不足が課題。一方、希望・青山は医師連盟など組織離れが課題。筑波研究学園都市など新しい住民が多い場所柄であり、無党派層への支持拡大を図る。

茨城7区は今回も無所属・中村喜四郎と自民・永岡桂子の戦い。無所属・中村は再び公明党からの支援を取り付けるなど、今回も有利に戦いを進める情勢。公明が堂々と自民を支持せず、他の候補を応援してるのはここぐらいでしょう(笑)

茨城県は保守王国のため自民が全体的に有利。本来なら希望の勢いが席巻する予定だったんでしょうが、無名の落下傘を落とした程度では…。

細野豪志や中山成彬といったシロートを選挙参謀に迎えたのが、希望の党の運の尽き。元々は民主鉄板区と言われた茨城5区すら落とすようでは、保守を標榜する希望のオリジナルメンバーは全員クビかな。

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○栃木県の情勢

栃木1区は自民・船田元が安定した戦い。栃木2区は無所属・福田昭夫が優勢。自民・西川公也は共産党が候補を取り下げたことなどが不利に働く。終盤情勢でも変わらず、自民・西川は劣勢。

栃木3区は自民・簗和生が安定した戦い。ちなみに希望・渡辺は渡辺喜美の弟。場当たり的な選挙戦略が響いて、知名度不足なども足を引っ張る。栃木4区は佐藤勉が優勢。元民進の希望・藤岡隆雄は懸命に追いかける。栃木5区は茂木敏充は安定した戦いを進める。元足利市長の希望・大豆生田実は知名度アップに懸命だが苦しい。

今回2017年の衆議院選挙も前回と同様に、野党側は2区だけの当選になりそう。この期に及んで共産が大量に擁立するなど、基本的に野党側は厳しい展開は終盤情勢でも変わらず。

○群馬県の情勢

群馬1区は自民・尾身朝子がやや優勢に戦いを進める。中曽根康隆と佐田玄一郎の保守分裂を避けたことが奏功。元民進の希望・宮崎岳志は共産党の邪魔も手伝って劣勢を強いられる。終盤情勢では更に引き離される。

群馬2区は自民・井野俊郎がやや優勢。元民進の希望・石関貴史は連合などの組織的支援を受けていない点と共産の出馬が不利に働く。前回の衆議院選挙では自民・伊野が8.4万票に対して、維新・石関が5.3万票だったことから巻き返しは大変。

群馬3区は自民・笹川博義が優勢。立憲民主・長谷川嘉一は共産取り下げが奏功するが、内閣支持層からの支持取り込みが課題。群馬4区は自民・福田達夫が安定した戦い。群馬5区は自民・ドリル姫…小渕優子が安定した戦い。非自民票・野党票の分散も奏功し、典型的な無風区。

群馬県も基本的に自民全勝の勢い。小渕優子を当選させるとか群馬県民は本当にどうしようもないなーと思ったりしなくもありませんが、唯一野党側に可能性があるのは2区と3区。それでも全体的には厳しい。

○埼玉県の情勢

埼玉1区は自民・村井英樹と希望・武正公一が接戦。元々は民主党時代から武正公一の鉄板区だったが、希望の失速が気がかり。希望・武正公一は立憲民主を筆頭に、野党票の取り込みをどこまで行えるかが課題。ただ終盤情勢では自民・村井がリードとの報道。

埼玉2区は自民・新藤義孝が優勢。前回の衆議院選挙では共産党しか出馬しなかったこともあって圧倒したものの、今回は地元に張り付くなど希望・菅克己の追い上げを食らっているとか。

今の希望の風のなさを考えると可能性は低いですが、新藤は民主候補に負けていた過去を持つため意外と本来はそこまで盤石ではなさそう。ただ終盤情勢を読むと、やはり自民・新藤が優勢のまま。

埼玉3区は自民・黄川田仁志が優勢。3区は元民主・細川律夫の地盤だったこともあり立憲民主・山川百合子が追い上げを狙うものの、維新・希望などの乱立に伴って勢いに欠ける。希望・山川はどこまで非自民票を集められるかがカギ。

埼玉4区は自民・穂坂泰が優勢。埼玉県知事・上田清司の支援を受ける元埼玉県議の希望・吉田芳朝はやや苦しい。前回の衆議院選挙は自民・豊田が8.8万票、民主・神風が6.2万票、共産が3.3万票。希望・吉田は保守色が強いこともあって、立憲民主票の取り込みが課題か。

ただし終盤情勢では自民・穂坂が組織を固めて、希望・吉田を突き放しにかかったとの報道。ちなみに「違うだろー」の豊田真由子は…。

埼玉5区は立憲民主・枝野が優位に展開。前回は自民・牧原に4000票差まで追い詰められたものの、今回の衆議院選挙では自民・牧原を大きく突き放す。立憲民主の追い風と、代表としてテレビに出演するなど自身の知名度アップがマイナス面をカバー。

埼玉6区は自民・中根一幸と希望・大島敦が今回も接戦を繰り広げる。大島は希望の失速が気がかりだが、勢いのある立憲民主票の取り込みが課題。終盤情勢でもデッドヒートを繰り広げる。

埼玉7区は自民・神山佐市と希望・小宮山泰子が今回も接戦。やはり立憲民主票の行方がカギ。終盤情勢では自民・神山が優勢に進め、希望・小宮山が必死に追い上げを図る。埼玉8区は自民・柴山昌彦が優勢。元民進の希望・小野塚勝俊は希望全体の失速が足を引っ張る。埼玉9区は自民・大塚拓が優勢。

埼玉10区は自民・山口泰明が優勢に戦いを進めるが、元民進の希望・坂本祐之輔が知名度を活かして必死に追う。ただ終盤情勢では希望・坂本がやや引き離される。

埼玉11区は保守分裂だが、無所属・小泉龍司が今回も安定した戦い。無所属・今野智博は自民支持層を固めきれていないなど苦しい戦い。希望・三角は勢いに欠ける。埼玉12区は自民・野中厚と元次世代の希望・森田俊和が接戦を展開。森田は立憲民主などの刺客がおらず、看板を希望に掛け替えたことも奏功。

埼玉13区は自民・土屋品子が優勢。埼玉14区は父親の地盤を引き継いだ自民・三ッ林裕巳が優勢。希望・鈴木義弘が懸命に追うが、やはり希望の失速に伴ってやや苦しい展開。埼玉15区は自民・田中良生が優勢だが、元民進の希望・高山智司が懸命に追う。

今回2017年の衆議院選挙ですが、やはり前回並みの結果に落ち着きそう。野党側に可能性があるのは、1区と4区と5区と6区と7区と12区の6議席ぐらい。ただ毎日新聞の中盤情勢では「13選挙区で自民が先行」と報じられるなど全体では野党側が不利。相変わらず、空気が読めない共産党が邪魔をする。

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南関東ブロックの情勢予想

○千葉県の情勢

千葉1区は希望・田嶋要と自民・門山宏哲が接戦を展開。維新・長谷川豊は極めて厳しい戦い。ただ維新・長谷川や共産候補が野党票を削る結果、前回よりもデッドヒートが予想される。

ちなみに前回の衆議院選挙では民主・田嶋が8.4万票に対して、自民・門山は7.6万票と差はわずか。次世代・田沼が2.6万票を獲得していたことや希望の党の失速も考えると、余談は許さない。

毎日新聞の中盤情勢では自民・門山がリード、産経新聞の終盤情勢でも同様に自民・門山がリードしていると報道されるなど、これまでずっと勝ち続けていた希望・田嶋は苦戦を強いられている状況が続く。

千葉2区は自民・小林鷹之が優勢。希望や立憲民主の候補乱立に伴って、維新・藤巻健太は極めて厳しい戦い。千葉3区は自民・松野博一が優勢。元生活の立憲民主・岡島一正は、元民進の希望・櫛渕万里の立候補で野党票も分散して苦しい戦い。

千葉4区は無所属・野田佳彦が今回衆議院選挙でも安定した戦いで、自民・木村を突き放す。千葉5区は自民・薗浦健太郎が優勢。希望と立憲民主の候補は野党票が分散するため、やはり厳しい戦い。千葉6区は自民・渡辺博道、千葉7区は自民・齋藤健が優勢。立憲・希望・共産が乱立するなど、今回の衆議院選挙では更に漁夫の利を得る構図。

千葉8区は自民・桜田義孝と元民進の希望・太田和美が接戦を展開。前回の衆議院選挙では自民・桜田が9.8万票に対して、維新・太田は6.9万票。太田はドブ板戦略を続けるなど地道な活動を行うなど、希望支持層を固める。

しかし終盤情勢では自民・桜田が頭一つリードしているとの報道。党の失速と共産の自民アシストが響く。

千葉9区は自民・秋本真利と元民進の希望・奥野総一郎が横一線。前回の衆議院選挙では自民・秋本が8.5万票、民主・奥野が6.8万票、共産が2.0万票。今回も政権批判票が共産に奪われていることに変わりはなく、立憲民主など他の野党票の取り込みがカギを握る。終盤情勢でも接戦が続く。

千葉10区は自民・林幹雄、千葉11区は自民・森英介、千葉12区は自民・浜田靖一、千葉13区は自民・白須賀貴樹がそれぞれ優勢に戦いを進める。特に野党側の希望の候補者は共産の邪魔に加えて無理な国替えを強いられているケースが多く、知名度不足や組織固めができてないことが響く。

8区9区など前回の衆議院選挙よりも接戦区も増えたとは言えなくないですが、それでも今回の衆議院選挙でも前回同様に自民が大勝を収めるでしょう。安倍という共通の敵を作っておきながら、共産党が候補を退かないんだから本当にコイツラは…。

○神奈川県の情勢

神奈川1区は自民・松本純が優勢。立憲民主・篠原豪が追うものの、希望・長島一由と票が分散するため苦しい戦い。神奈川2区は自民・菅義偉、神奈川3区は自民・小此木八郎が今回2017年の衆議院選挙も安定した戦いを展開。

神奈川4区はみんなの党から自民入りした無所属・浅尾慶一郎と、自民・山本朋広の保守分裂。そこに元神奈川県議の立憲民主・早稲田夕季が間隙を縫って追う展開。圧倒的な知名度を誇る浅尾慶一郎が優勢に戦いを進めるかと思いきや、終盤情勢では無所属・浅尾と立憲民主・早稲田が接戦を展開する。神奈川5区は自民・坂井学が優勢。

神奈川6区は公明・上田勇と立憲民主・青柳陽一郎が横一線の展開。これまでの衆議院選挙では野党乱立に伴って、公明・上田が救われてきた状況が続いたが、今回は共産党が候補を引っ込めたことが波乱含みの展開につながっている。

前回の結果はちなみに公明・上田が7.8万票、維新・青柳が5.2万票、民主・三村が4.3万票、共産が2.3万票だったため、そのまま野党票をいかに立憲民主・青柳に集めるかがカギ。ただ公明・上田は自民支持層の5割も固めるなど、終盤情勢では公明・上田がリードとのこと。

神奈川7区は自民・鈴木馨祐が優勢。立憲民主・中野一馬は希望の出馬で苦しい展開。神奈川8区は無所属・江田憲司が安定した戦い。

神奈川9区は希望・笠浩史がやや優勢。強固な支持基盤を持つ上、数万票近くを奪う維新が立候補してないことも奏功。ただし毎日新聞の中盤情勢では立憲民主に政党支持率が追い抜かれるなど、希望の失速に伴ってか自民・中山に追い上げられている様子。終盤情勢では横一線の展開。

神奈川10区は自民・田中和徳、神奈川11区は自民・小泉進次郎が共に安定した戦い。希望は知名度と準備不足で泡沫レベル。

神奈川12区は自民・星野剛士と立憲民主・阿部知子が横一線。自民・星野は自民支持層だけではなく、組織固めに躍起。一方共産の出馬取りやめに伴い、立憲民主・阿部は政権批判票の取り込みを図る。

前回の結果が自民・星野が8.3万票、民主・阿部が8.2万票、共産が1.6万票、次世代が1.4万票だったため、それらの票の動向もカギを握る。終盤情勢では立憲民主・阿部が優勢といった報道が目立つ。

神奈川13区は自民・口利k…甘利明が安定した戦い。神奈川14区は自民・赤間二郎が優勢に戦いを進め、希望・本村賢太郎が必死に追いかける。希望・木村は無党派層に広がりが欠けるため、立憲民主など政権批判票の取り込みがカギを握る。

神奈川15区は自民・河野太郎が安定した戦い。急遽大阪から落下傘として投入された希望・乃木涼介は準備不足も手伝い、極めて厳しい戦い。

神奈川16区は自民・義家弘介と希望・後藤祐一が接戦を展開。前回の衆議院選挙の結果が民主・後藤が103116票だったのに対し、自民・義家は101627票。今回の衆院選でも同様のデッドヒートが予想されるが、終盤情勢では自民・義家が一歩抜け出す展開。後藤は立憲民主など他の野党票の取り込みがカギを握るが、希望の党の失速も相まってやや苦しい。神奈川17区は自民・牧島かれん、神奈川18区は自民・山際大志郎が共に優勢。

神奈川でも終盤情勢を見ると、やはり自民が大勝。特に知名度が高い候補者が多く、この地盤を崩すのは至難の業。しかも希望の選挙対策がシロート以下。どこから連れてきたか分からないような落下傘で勝負するなど話にならない。

そのため前回並みの議席数になると思いますが、野党乱立の中でも面白い選挙区もチラホラ。例えば6区の公明や12区の阿部知子など注目しておくことをおすすめ。

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○山梨県の情勢

山梨1区は自民・中谷真一と無所属・中島克仁が接戦。今回自民・宮川典子は比例に回るが、前回の衆議院選挙の結果は自民・宮川典子が101026票に対して、民主・中島が102111票だった。今回も相当の接戦が予想されます。中盤情勢でも接戦は変わらずだったんですが、産経の終盤情勢では無所属・中島が先行しているとの報道も。

中島は輿石東の影響力をバックに希望と立憲民主の双方から手広く野党支持層をまとめ、連合からの組織的支援も受ける。ただ参議院議員だった父・中島真人の自民支持層の取り込みには遅れ、自民アシストの共産の出馬が足を引っ張る。一方、自民・中谷は今回は比例に回った宮川典子と共に自民支持層を手堅くまとめる。比例復活が不可能になった中島は背水の陣でどこまで挑めるか。

山梨2区は無所属・堀内詔子と無所属・長崎幸太郎が横一線の戦い。いわゆる保守分裂の戦い。勝った方が自民の公認候補になれるという仁義なき戦い。今回は立憲民主の出馬に伴って、前回長崎に流れた連合票の行方が注目。

ただ終盤情勢では無所属・長崎が一歩抜け出したとの報道。無所属・堀内が猛追する展開。ちなみに希望や立憲民主も同様に分裂しているため当落線上には食い込めていません。自民アシストの共産は言うまでもなく。

北陸信越ブロックの情勢予想

○新潟県の情勢

新潟1区は自民・石崎徹と立憲民主・西村智奈美が横一線。西村は共産の不出馬が奏功。前回の衆議院選挙の結果が自民・石崎が9.2万票に対して、民主・西村は8.4万票。加えて共産票が2万票。いかに政権批判票を集められるかがカギを握る。終盤情勢では立憲民主・西村が一歩リードとのこと。

新潟2区は無所属・鷲尾英一郎と自民・細田健一が横一線。ここは空気を読まずに共産党が出馬しているものの、前回の衆議院選挙の結果が自民・細田が70589票だったのに対して、民主・鷲尾は70487票。鷲尾本人は保守思想をアピールしてるようですが、立憲民主など幅広い政権批判票を集められるかがカギ。終盤情勢でも接戦は変わらず。

新潟3区は無所属・黒岩宇洋と自民・斎藤洋明が横一線。前回の衆議院選挙の結果が民主・黒岩が8.2万票、自民・斎藤が7.4万票、共産票が1.1万票。今回は共産が候補を取りやめたものの、産経の終盤情勢では自民・斎藤が引き離すとのこと。本来は優勢の情勢でなければいけないと思いますが、共産候補を引いたことで逃げ出す連合票も多かったのか。

新潟4区は無所属・菊田真紀子と自民・金子恵美が横一線。前回の衆議院選挙の結果は自民・金子が7.7万票、民主・菊田が7.4万票、共産票が1.4万票。今回は共産不出馬のため菊田が有利ではあるものの、無所属である点と無党派への取り込みが課題。自民・金子は夫・宮崎の不倫疑惑が未だに足を引っ張るか。最終情勢でもデッドヒートは変わらず。

新潟5区は自民・泉田裕彦と無所属・大平悦子が接戦。泉田は新潟県知事だった知名度を活かし、自民の組織も7割ほど固める。しかし反原発を唱える姿勢など新潟自民との軋轢も多く、5区は泉田の地元ではないことも不安要素。逆に大平悦子は5区の魚沼市長だった知名度を活かし、野党統一候補として戦うことがどこまで有利に働くか。

ただ産経の終盤情勢では知名度の高さも活かして、自民・泉田が大きく引き離すとのこと。序盤情勢は何だったんだと言いたくなりますが、脱原発の有権者も泉田には投票しやすいのかも知れない。

新潟6区は元民進の無所属・梅谷守と自民・高鳥修一が接戦。前回の衆議院選挙の結果は自民・高取が8.3万票、民主・梅谷が6.2万票、共産が1.2万票。共産不出馬は有利に働くが単純計算では足りてない。

そのため無所属・梅谷は無党派層にも食い込むなど、組織を固める自民・高鳥を必死に追う。どこまで立憲民主や希望など政権批判票を集められるかがカギを握るが、終盤情勢では自民・高鳥がやや優勢。

新潟の選挙区は無所属出馬が多いのは気になるものの面白い選挙区は多く、自民が全敗してしまう可能性はゼロではありません。少なくとも2017年の衆院選で自民が負け越す可能性はありそう。

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○富山県の情勢

富山1区は自民・田畑裕明、富山2区は自民・宮腰光寛、富山3区は自民・橘慶一郎が安定した戦い。

野党側は維新や社民など候補として相手にならない人ばかりのため、富山県の情勢ほど盛り上がりに欠ける場所は存在しないでしょう。まさに「お国柄」を見事に反映してるような情勢。中盤情勢以降もそれは変わらず。

○石川県の情勢

石川1区は自民・馳浩が優勢。前回の選挙から希望・田中美絵子は連合巡りなどドブ板戦略を続けているが、無党派層への広がりに欠けるのが痛い。また1万票前後を得票する共産の邪魔も痛い。ちなみに前回の衆議院選挙の結果は自民・馳が7.6万票、民主・田中が5.9万票、共産が1.4万票。石川2区は自民・佐々木紀が森喜朗の地盤を引き継ぎ、今回も安定した戦い。昨年の参院選に出馬した希望・柴田は苦しい。

石川3区は自民・西田昭二と元民進の希望・近藤和也が横一線。中盤情勢以降も大激戦は変わらず。前回の衆議院選挙の結果が自民・北村茂男が7.1万票だったのに対し、民主・近藤は6.5万票と僅差だった。

今回は自民が新人のため知名度不足は否めず、希望・近藤が無党派層への浸透が更に拡大させられるかがカギを握る。ただ産経の終盤情勢では組織を固めた自民・西田が一歩抜け出すと報道される。

もうちょい石川1区は健闘するかと思いきや、共産党の自民党アシストがやはり効いているのか希望・田中美絵子の勢いはそこまでではなかったのか。

○福井県の情勢

福井1区は自民・稲田朋美、福井2区は自民・高木毅が共に優勢。まさに地獄のような選挙区。さすがに福井の有権者は色々と大丈夫?

○長野県の情勢

長野1区は無所属・篠原孝が幅広く政権批判票を集めて優勢に戦いを進める。前回の衆議院選挙では民主・篠原が9.6万票、自民・小松が7.4万票、共産が2.6万票などだったが、共産が引っ込めたことに奏功。無所属・篠原は希望支持層からは半分程度しか集められていないのは不安要素だったが、終盤情勢でも優勢に戦いを進める。

長野2区は希望・下条みつと自民・務台俊介が横一線。下条は希望支持層の8割を集めるが、党の衰退が不安要素。そのため立憲民主の政権批判票も幅広く集められるかがカギを握る。ただ前回の衆議院選挙で4万票前後獲得した維新・百瀬智之の不出馬も奏功し、終盤情勢では希望・下條が無党派層にも浸透するなどやや優勢に戦いを進めている。

長野3区は希望・井出庸生が羽田孜の地盤を引き継ぎ、今回も優勢に進める。前回の選挙では維新・井出が7.7万票、民主・寺島が6.3万票、自民・木内が5.6万票。民主・寺島は5区へ鞍替えしたため、幅広く政権批判票を集める情勢になっている。終盤情勢でも自民・木内は苦しい。

長野4区は自民・後藤茂之が優勢。前回3区から出馬した元民進の希望・寺島義幸は鞍替えを図るものの、知名度不足は否めない。また共産が出馬したことで2万票前後の野党票が奪われるのも痛い。終盤情勢でも自民・後藤と差を縮めることはできていない。

長野5区は自民・宮下一郎が優勢。元民進の希望・中嶋康介は苦しい戦い。失速する希望の支持層すら固められておらず、無所属・曽我が共産票を奪うななど野党票の分散も痛い。

共産党の自民党アシストは依然として目立つものの、見どころとしては長野2区。元々は下条みつが勝ち続けた選挙区なので、なんともしても野党側としては取り戻したい所でしょう。ただ終盤情勢を見る限りは、自民・務台の不祥事もあって安心して良さそうか。

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第48回衆議院選挙 情勢予想まとめ(東日本編)

以上、2017年第48回衆議院議員総選挙の東京を除く東日本の情勢まとめでした。

関東圏に関しては意外と自民党が強い情勢は、今回の2017年の衆議院選挙でも同様。ここは希望の党の存在で駆逐してくれると信じていたんですが、選挙対策が中山成彬や細野豪志といったシロートが担当したこともあって結果はこのザマ。訳の分からない候補者を土壇場でねじ込んだり、あちこち選挙区を移動させてみたり、本当に目も当てられない。

とはいえ共産は共産でこんな状況でも未だに自民党のアシストを続けるなど、もう少し野党側が勝てそうだった東北や北陸信越でもやや劣勢な感は否めません。選挙後は小池百合子を中心に立憲民主の政策をベースに再合流する可能性はあるため、

ちなみに「2017年 第48回衆議院選挙の情勢予想まとめ(西日本編)」、「2017年 第48回衆議院選挙の情勢予想まとめ(東京ブロック編)」、「2017年 第48回衆議院選挙の情勢予想まとめ(近畿・東海ブロック編)」、「2017年 第48回衆院選 比例情勢+全議席数予想まとめ」なども衆院選挙の情勢に興味がある方はチェックしてみてください。

以上、2017年第48回衆議院議員総選挙の東日本に関する情勢まとめでした。