日産のチューンナップモデルといえば、やはり「NISMO(ニスモ)」。ちなみにNISMOとは「Nissan Motorsports International」からそれぞれ取った略語。インターナショナルはどこに消えたんやという疑問も残りますが、オーテックジャパンと呼ばれる会社が日産車を改造してる。
2013年にジュークニスモが先駆けて投入されて、それ以降はノートニスモ(ノートe-POWERニスモ)やGT-Rニスモ。中にはマーチニスモというチューンナップモデルも販売されています。ちなみにノートe-POWERの試乗インプレッションも良かったらご参照ください。
ただNISMOモデルは価格が割高になることもあってか、年間の販売台数は全世界で現在1万5000台前後らしい。月販1000台以上確保されてるわけですから、決して数字として悪いとは思えません。ただ日産的にはNISMOモデルは「年間10万台の販売」を予定しているとのこと。スズキのコンパクトカーがようやく年間10万台を達成したばかりですから、かなり意欲的な数字。
そこで日産は新たにエクストレイルNISMOを投入する予定だそう。このエクストレイルNISMOが割りとカッコいい件。
赤の差し色が入った専用バンパーが何とも活かします。ガンメタ塗装のパーツがSUVでありながら低重心な見た目に演出。またNISMOモデルあることをより強調付ける専用ホイールや専用ステアリングが奢られる。インテリアやシート表皮はフロントグリルと同様にブラック基調にあしらわれる予定。
現時点でモデル末期に差し掛かろうとしているものの、今年2017年のマイナーチェンジでエクストレイルはエクステリアが清潭に変貌。そのことも手伝ってエクストレイルニスモも見た目的にはそこまで古くささは感じさせません。
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エクストレイルニスモの発売時期と価格
このエクストレイルニスモは今年2017年秋に開催される東京モーターショーで出品予定。ただ同時に発売される可能性は少なくもう少し遅れて、エクストレイルNISMOの発売時期は2018年初旬か春頃になりそうか。
ちなみにエクストレイルにも「ニスモパフォーマンスパッケージ」というオプション装備が用意されてるので、厳密には「新たに」という表現は誤りかも知れません。現時点でもNISMO風のエクストレイルを購入することは可能なので、是非日産ディーラーでお確かめください。
このエクストレイル・ニスモパフォーマンスパッケージの価格は、+78万円高。ただあくまでサスペンションや足回りを少し強化した程度。一方、今回の本格NISMOモデルはエンジンもテコ入れされたガチのパフォーマンスモデルに仕上がるはず。ハンドリング性能も向上するか。
それらを考慮すると、新型エクストレイルNISMOの価格はノーマルグレードより+100万円以上は固いか。エクストレイル 20X(4WD)をベースにチューンナップするとしたら、エクストレイルNISMOの価格帯は間違いなく300万円台後半からとなるはず。ぶっちゃけかなり割高。
ただエクストレイルは世界的に人気ですから、NISMOモデルの需要は少なくないはず。果たしてエクストレイルニスモは売れるんでしょうか?ちなみにエクストレイルと同様に2018年以降に投入されるであろう、日産セレナNISMOもカッコいいので良かったらご覧ください。
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