『ワンパンマン』といえば原作・ONE、作画・村田雄介が描いてるヒーロー漫画。
「となりのヤングジャンプ(集英社)」というサイトで無料配信されてるものの、既に『ワンパンマン』のコミックスや単行本の発行部数は1200万部以上と売れまくってる大人気ヒーロー漫画。
DeNAというハングレ企業が運営しているキュレーションサイトが検索を汚染して問題になりましたが、今でもLINEが運営してるNAVERまとめの犯罪行為が横行中。中には『ワンパンマン』に関する違法な名言記事が作られています。
そこで今回ドル漫では合法的に『ワンパンマン』の名言記事をまとめてみました。ヒーロー側、怪人側の両サイドからいろいろと18個ほどの名言を紹介。今後も名言の数を増やすかも知れませんがお暇つぶしにごらんください。
「正義執行」 by サイタマの名言
まず最初のワンパンマンの名言は主人公・サイタマの「正義執行」。
『ワンパンマン』1話目の初っ端に登場した怪人・ワクチンマンを倒すために、サイタマが立ち上がった瞬間の名言。「執行」という表現がシンプル・イズ・ベストにカッコいい。マントをヒラリと返す仕草が何とも様になっており、少年コミック読者的にはビビンと来そうな名言。
ただ実際にはまだサイタマは正式なヒーローではなかったので、ノリ的には弱小プロ野球チームの試合を見てド素人が「よっしゃ!打ったろか!」と勝手に球場に足を運んでるようなもんですが(笑)
「今日のお前に明日以降のお前は一生勝てないのか?」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言もサイタマから。
「限界は何をもって誰が決める?お前は努力したつもりだと言ったな?じゃあ答えは単純に強くなるまで努力してないだけなんじゃねーの?お前の強さ…本当にそれが限界か?」。
この名言が出たのは災害レベル・鬼の怪人「扇風鬼」が襲ってきた回。B級ヒーロー・フブキの部下の一人が扇風鬼に立ち向かおうとするものの、フブキですら完敗してしまい立ち尽くす。
そこでS級ヒーロー2位であり、フブキの姉でもあるタツマキがさっそうと現れて扇風鬼を倒してくれる。でもタツマキは捨てゼリフ的に、「情けないわね!弱い上に根性もなし!ヒーローやめれば!?」と毒舌を吐いて立ち去る。
フブキの部下はショックを受ける間もなく、倒したはずの扇風鬼が再び復活。万事休すの場面にサイタマがさっそうと現れる。まさにヒーロー。タツマキにディスられた直後だけあってフブキの手下は「凡人には限界がある!才能あるものと僕らでは根本的に限界値が違うんだ!」とサイタマが戦うのを止めようとする。
もちろん人類最強のハゲ頭・サイタマは扇風鬼をワンパンで倒し、その直後にフブキの部下を諭すように出た名言がそれ。
この名言はヒーロー活動だけではなく、スポーツや勉強、はたまた漫画制作でも通用する話。結果を出す前から諦めてたら、自分が望む結果なんて出しようがない。それを暗に伝えてくれてる。
でもサッカー日本代表の本田や野球選手のイチローから同じように「何で努力しないの?だから君はダメなんだよ」と目の前で言われたら逆に相当凹みますけどね(笑)
「ここが俺の墓場か!」 by ジェノスの名言
続いてのワンパンマンの名言はジェノスから。
「ここが俺の墓場か!」。
災害レベル・竜の隕石が襲来した回。そこでジェノスは一人で立ち向かおうとするものの、さすがに一人の力では隕石に太刀打ちできない。ただ一瞬、様々な思いが頭の中を駆け巡るものの、師匠であるサイタマを思い出して一点集中。
そして、「失敗や二次的な被害など考えない。この一撃に俺の今を全てを捧げる!」とジェノスは全力のフルパワーで焼却砲を放つ。もちろん結果は残念ながら全力を出し尽くしても隕石を全く破壊できなかったものの、ある意味、この「無謀さ」こそがヒーローの犠牲心をそのまま体現したような名言ではないか。
ちなみに隕石はサイタマが一発でぶっ壊して一応事なきを得るんですが、名言どうこう以前の話として、ジェノスファンであれば是非チェックしておきたい回。
「ヒーローが逃げたら誰が戦うんだよ」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言はサイタマから。
「ヒーローが逃げたら誰が戦うんだよ」。ノリ的には軽いですが、中身としては名言そのもの。思わずジェノスも大急ぎでメモるほど。
割りと『ワンパンマン』の中では有名な名言だと思いますが、もうちょい良いこと言ってる雰囲気感を出してると尚良かった。サイタマがあまりにあっさり発言してるので意外と探すのに苦労したのは内緒。ただ同じような内容の後述するサイタマの名言も必見。
「正義ごっこなどしている連中では本物の強敵には勝てない」 by ソニックの名言
続いてのワンパンマンの名言はソニックから。
「正義ごっこしている連中では本物の強敵には勝てない。何も守ることはできない」。
ソニックは正確には怪人ではないものの、ヒーロー(もっと言えばサイタマ)と相対する敵。ただ実力的に強いような弱いような、何とも中途半端なレベル。そのためソニックはヒーローだけではなく、怪人と戦うケースも少なくない。
だから異様に強い怪人が現れた時(画像のケースは深海王)には、当然ヒーローと違って戦う義務はないので割りと頻繁に戦略的撤退を図る。そこでおせっかいにも怪人を倒しにやって来たジェノスに対して、前述のセリフを放つ。
ただ言い得て妙の名言。結局は実力が伴っていなければ、誰かを救うことはできない。もちろん強さこそが正義ではないものの、「ヒーローの前提条件はまさに強さ」であることを教えてくれる名言。
敢えてヒーローの立場ではないキャラクターに言わせてるからこそ説得力が増すのか。
「ここで俺はお前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!」 by 無免ライダーの名言
続いてのワンパンマンの名言はC級ヒーロー・無免ライダーから。
「自分が弱いってことはちゃんとわかってるんだ!俺がお前に勝てないなんてことは俺が一番よくわかってるんだよぉッ……!それでもやるしかないんだ!俺しかいないんだ!勝てる勝てないじゃなく!ここで俺は お前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!」。
セリフ量がやや長くなりましたが、要するにこの名言で一番言いたいのは見出しタイトルの内容。『ワンパンマン』の中ではC級ヒーローは、実力的にはそこら辺の格闘家の方がよほど強いレベル。ヒーローと名乗ってはいるものの、正直一般人に毛が生えたレベル。
だからC級ヒーローは役に立った試しがあるのかという疑問しかわかないんですが、それでも無免ライダーはどんな強敵の怪人に対しても必死に立ち向かう。その素直な力強い姿勢も相まって、『ワンパンマン』の中でも胸熱な名言に入るのではないか。まさにヒーローの本髄が現れてる。
ただそこまでの心意気を持っているんなら、先程の『ワンパンマン』の名言を借りるなら「弱いなら弱いなりに努力しろよお前」と言いたくもなりますが、そこら辺のことは無免ライダーの場合はスルー推奨(笑)
「退屈な人生に刺激がほしくて他の星を襲うなんてOLでも考えねえぞ」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言は再びサイタマから「退屈な人生に刺激がほしくて他の星を襲うなんてOLでも考えねえぞ」。
この名言が出たのが、宇宙から襲来したボロスの回。
このボロスは圧倒的な戦闘力を持つだけではなく、驚異的な再生能力も持ち合わせる最強の宇宙生物。それ故に自分とまともに戦える相手がいなくなり、ある預言者から「地球にボロスと対等に戦える相手がいる」と予言されたので地球侵略にやって来た。
この目的をべらべらと語るボロスに対して、思わずサイタマは京都へ行こう的な軽いノリで侵略してんじゃねーよと一発ぶん殴る。名言というか強く罵るわけでもなく優しく小ボケにいなす感じが笑えます。
「もう終わりなのか戦いは?」 by サイタマの名言
同じくボロス戦で出たサイタマの名言が「もう終わりなのか戦いは?」。
その後もボロスはサイタマ相手に一方的に攻撃を仕掛けてくる。まるで大人が子供と遊んであげるそれの如し、サイタマは一方的に攻撃を受け続ける。圧倒的な手数と破壊力からボロスは「手応えあり」とペラペラと勝ち誇ったかのように振る舞うものの、サイタマは至って無傷。
そこで思わずイラッと出たセリフが「うるせえ。ペラペラペラペラともう終わりなのか戦いは?」。ボロスは互角でやりあうために地球侵略しに来たものの、サイタマとは実際に互角にすらやり合えていない。それにも関わらず、何故かボロスは勝ち誇ってる。
それこそ夢とギター片手に上京するミュージシャン志望の若者のような軽いノリで、普通に暮らす市民の命を奪う重さのギャップ感。先程とは違って、ここにピリッと楔を打ち込むような本気度を感じさせるサイタマの名言。
「また飛び降りたくなったら俺がメシ食ってるビルからにしろよ」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言もサイタマから。
「オッサンのスキにすればいいけどさ、また飛び降りたくなったら俺がメシ食ってるビルからにしろよ」。
奥さんにも子供に逃げられ、会社からリストラされてしまった中年サラリーマン。屋上から今にも飛び降りようとした瞬間、その隣には何故か昼飯を食うサイタマ。ただサイタマは中年サラリーマンを止めることはなく、「確かに俺がリストラも家族問題も解決できねぇし、そもそも飛び降りるのはオッサンの自由」と少し突き放したようなことを言う。
でも中年サラリーマンがビルから落ちそうになると、しっかりサイタマは物理的に助けてあげる。そして、この名言が飛び出る。心が弱った相手には下手に説教して改心させるより、相手の不満を聞くだけ聞いてあげるだけで基本的に十分なのかも知れない。
ちなみに飛び降りの場合は長時間悩んだ挙句に足を滑らせて…という事故パターンが実際に多いらしいので意外と理にかなってる。もし一度死にかけてしまえば、今度は頑張って生きようと思えるはず。主人公・サイタマの包容力あふれる名言。
「お願いされて動くもんじゃない。ヒーローもケーサツも」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言もサイタマから。
「お願いされて動くもんじゃない。ヒーローもケーサツも」。この名言も『ワンパンマン』の番外編から。
ある日、職質後に誤認逮捕されてしまうサイタマ。「人気のないヒーローはフリーターみたいなもん」とディスられるなど、警察はヒーロー協会そのものを敵視してる模様。治安維持のための機関は一つだけで十分という理屈。
そんな矢先に怪人・奇襲梅が襲来。ただ警察は全く歯がたたないためヒーロー協会に助けを乞うものの、ヒーロー協会は「警察はヒーロー協会を徹底して認めない主義では?」とニヤリ。そしてヒーロー協会は警察に対してヒーローの派遣を出し渋る。しかし、サイタマはその電話を取り上げて、この名言が飛び出る。
大事なことは怪人を倒すこと、市民を守ること。取り締まる側同士の立場関係や権力争いは市民にとっては関係ない話。ヒーローはどういう事情があろうと、真っ先に駆けつけてくれるのがヒーローたるゆえん。
加計学園など様々な悪巧みが絶えない安倍政権に対して忖度せず、さっさと警察や検察は自主的に動いて摘発して欲しいもんですとつい言いたくなる名言。
「ここには俺がいる。借りを返すとでも思ってくれ。カツ丼のな」 by サイタマの名言
続いてもそれに関連するサイタマの名言。
「電話の向こうにゃヒーローはいねーだろ?ここには俺がいる。ま、借りを返すとでも思ってくれ。カツ丼のな」。
取り調べの最中にサイタマは警察官からカツ丼を提供された。敢えて「借りを返す」という表現を使うことで、どうしようもない警察の顔も立ててあげた優しいサイタマの配慮が読み取れます。
ちなみに警察がカツ丼を提供すると利益供与に当たるので、実際には被疑者側がお金を出して自分で購入する必要があるらしい。
「悪を執行する」 by ガロウの名言
続いてのワンパンマンの名言は人間怪人ガロウから。
「臆病者には罰を。悪を執行する。皆殺しパーティーだ」。一応、ガロウは怪人の部類に入るキャラクターらしいですが、一番最初に触れたサイタマの名言「正義執行」とは真逆の名言。
ヒーロー協会が開いた「地球がヤバい予言緊急対策チーム」に収集された有象無象たち。その場にはヒーロー候補生や賞金首もおり、その中にガロウもいた。それだけ地球に人類滅亡レベルの危機(災害レベル・神)が訪れている。
『ワンパンマン』のストーリーを少しネタバレすると怪人協会と呼ばれる怪人たちが次々と襲来してくる。しかしガロウは地球の存亡など一切興味がなく、次々とヒーローを倒していく。話の展開としては三つ巴の状態が続いてる。
ガロウの理屈としては「違うお前らは怪人をわかっていない。いいかヒーローはいつも遅れてやってくるが怪人はいつも先手。理由もなく突発的に現れるものだ」。
実際にガロウは裏社会で暮らす悪者に対してもキッパリ言い放つ。怪人はいちいち連絡して襲ってきませんから、先程のソニックもそうでしたが、『ワンパンマン』では意外と悪者の立場・目線からの名言も多いか。
「ジェノス…お前のパーツはくだらん喧嘩用か?」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言はサイタマから。
「ジェノス…お前のパーツはくだらん喧嘩用か?」。
ある時、ソニックがジェノスを襲撃。実際にはソニックはサイタマを倒そうとやって来たものの、それをジェノスが阻んだため二人のバトルが勃発。ジェノスもソニックも実力的には拮抗するため、なかなか勝負がつかない。
そこでジェノスは最終手段として「周囲一体を消し飛ばすほどの焼却砲を最大出力」でぶっ放そうと試みる。二人は町中で戦っているため、当然、周囲には民家やビルが立ち並ぶ。そこでサイタマがジェノスを倒して、その名言を吐く。
確かに考えてみると、ヒーローは意外と周囲のものを壊しがち。ウルトラマンが好例ですが、ちゃんと住民たちを避難させてるのか問い詰めたくなるほど派手にぶっ壊す。当然、ジェノスたちのように私怨でバトられた日には市民側からしたらたまったもんではない。『ワンパンマン』らしい名言。
「派閥?新人狩り?関係ねーじゃねぇか。ヒーローなめんじゃねーぞ」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言もサイタマから。
「派閥?新人狩り?関係ねーじゃねぇか。ヒーローなめんじゃねーぞ!この野郎!」。
先程のジェノスとソニックと戦いの直前で、サイタマとフブキがバトル。フブキはB級ヒーロー一位で数々の手下を抱える派閥のトップでもある。そこでフブキはサイタマに「私の傘下に入ればB級上位のポジションを約束してあげる」など、割りと面倒臭いことを要求してくる。
何故ならフブキは実力は平凡だがプライドが高いため、「B級の中でトップ」という肩書に固執し、その組織維持にのみ邁進していた。でもサイタマはそんなフブキに対して怒る。
「ヒーローを分かってない。世の中にはとんでもなく強くて悪いやつがたくさんいる。そいつらに立ち向かうのがヒーローだ。たとえたった一人でもな。自分より弱い手下を集めて強くなった気でいるお前には無理だ。」
「派閥?新人狩り?ランキング?関係ねーじゃねぇか!ヒーローなめんじゃねーぞこの野郎!」と。単に集団に群れて安堵感に浸っている人間が誰かを救うことなんて無理。本来自分たちが為すすべきことを忘れてる人たちにチクリと響く名言。
例えば敵よりも内側同士の小競り合いに終始してる政治家や、売れない雑誌やジャンルで人気にあぐらをかいてるマイナー漫画家など実生活でもこんなタイプの人は案外多いのではないか。
「周りを気にすんな!」 by サイタマの名言
続いてのワンパンマンの名言もサイタマから。
「周りを気にすんな!」。そしてプラス、タツマキから「生きていくのに周りなんか関係ないのよ」。
先程の名言の延長線上ではありますが、フブキの姉は圧倒的な実力を誇るS級ヒーロー・タツマキ。できる姉を持つが故に、幼い頃から無意識的にフブキの中ではコンプレックスが積み重なっていった。
だから小さい集団でトップを張ることで、そのささいなプライドを守って生きてる。それに対してサイタマは「上っ面の部分を気にしすぎ。それじゃ素の本気を出せないだろ?本当に強くなりたいんなら周りを気にすんな」とアドバイス。
人間誰しもプライドは存在しますが、他人は興味がないチンケなプライドも実は多い。そんなプライドばかりを気にして生きてると、本気を出すことすら躊躇してしまう人間になってしまう。勉強や部活、遊びでもテキトーにやることが習慣付いてしまう。
でもそれより自分が生きたいように生きることが、自分の成長にも繋がっていく。シンプル・イズ・ベストな名言。
「死ぬまでだぁ?勝つまでだ!」 by 金属バットの名言
続いてのワンパンマンの名言はS級ヒーロー・金属バットから。
「死ぬまでだぁ?俺はそんな甘くねぇよ!勝つまでだ!」。
ヒーロー狩りを行うガロウと金属バットの一戦。ガロウのスピードと格闘術に翻弄される金属バット何度攻撃しても一向にガロウには当たらない。そこでガロウは「まだ振り回してやがる。そうやって死ぬまで続ける気か?」と金属バットを嘲笑する。
しかし金属バットは「死ぬまでだ?お気楽な発想してんなぁ…俺はそんな甘くねぇよ。勝つまでだ」。結局、諦めさえしなければいつかは当たる。金属バットの熱血漢っぷりがよく現れた名言ですが、『スラムダンク』の安西先生も彷彿とさせます。
ちなみに金属バットの名言は他には「気合いがありゃ大抵なんとかなるんだよ(ワンパンマン10巻)」「会計がまだだ(ワンパンマン10巻)」など割りと多くあるので、是非ご自身で『ワンパンマン』の中から探してみてください。
「もうおうちに帰りなさいフブキ。全部私が片付けるから」 by タツマキの名言
続いてのワンパンマンの名言はS級ヒーロー・タツマキから。
「もうおうちに帰りなさいフブキ。全部私が片付けるから」。
怪人協会から数々の怪人が襲ってくる中、タツマキだけは驚異的なパワーを発揮して次々と打破。誰も寄せ付けない。だから妹であるフブキが苦戦する姿を見て、思わず出た名言が「もうおうちに帰りなさいフブキ。全部私が片付けるから」。
まさに圧倒的な上位者だからこそ言えるセリフ。さも子供扱いするタツマキの姿勢からは、そりゃあフブキはコンプレックスの塊になるものうなずけるよなーと。ただタツマキはフブキに対する愛があるからこそ言える名言。
他にもタツマキの名言だと『ワンパンマン』6巻でボロスが襲来した場面。ザコ敵に苦戦してる他のS級ヒーローたちに対して放った「どいつもこいつも私がいないと駄目ね!もう一回C級から出直したらどうかしら!」。
B級どころか同じS級ヒーロー相手にすら、この毒付きっぷり。そらフブキが頭が上がらないわけです。きっと自民党の豊田真由子さんもタジタジでしょう。
「皆お前ほどバカじゃねぇってよ」 by アトミック侍の名言
ラストのワンパンマンの名言はS級ヒーロー・アトミック侍から。
「皆お前ほどバカじゃねぇってよ」。
アトミック侍たち一流の剣士たちが集まる剣聖会が開かれ、ヒーロー狩りを行うガロウ対策について話し合う。しかしハラギリという男は不意に「お主らもこの場で怪人になれ」と言い出す。実は怪人細胞を体内に取り入れ、強さを求めたハラギリは怪人化していた。
そこでハラギリは急き立てるように「さあ3秒待つ!怪人細胞を食え!」と要求したものの、他の剣聖会たちのメンバーは沈黙を貫く。そしてアトミック侍は「皆お前ほどバカじゃねぇってよ」とぽつり。そのままハラギリを木っ端微塵にたたっ斬る。その後アトミック侍は怪人協会打倒のため弟子たちと共に動く。
オッサン特有の渋いカッコ良さ+展開の見せ場としての演出。それらが上手く混合された名言だったのではないか。以上、『ワンパンマン』の名言まとめでした。まだまだ探せば名言はあるので是非『ワンパンマン』を読んで探してみてください。
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