ハンターハンター最新403話ネタバレ感想!成果!ハルケンブルグの逆襲!

ハンターハンター最新403話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「成果」。前回のハンターハンター402話もご参照ください。

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ハンターハンター最新404話ネタバレ感想!思惑!
ハンターハンター最新404話のネタバレ感想を画像付きでレビュー!思惑!

次のハンターハンター最新404話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。

第9・ハルケンを狙うバルサミルコ

ハンター協会・センリツと第10王子・カチョウが第11王子・フウゲツを守るため、各王子に秘密の手紙をそれぞれ送った続き。

第1王子・ベンジャミンの兵隊長・バルサミルコが、鳴動する念能力を身に着けた第9王子・ハルケンブルグ暗殺にいよいよ動く。カキン帝国が管理する船内には、何故か検察が管轄する司法省ビルもあった。

そこで裁判を行うためハルケンブルグも呼ばれていたため、この裁判中で細菌兵器による暗殺を目論むバルサミルコだった。

第9・ハルケンブルグの念能力には私設兵の協力が不可欠と考えたバルサミルコは、その周囲に来ないように第1・ベンジャミンの権限を利用し、強制的に配置転換させて排除した。裁判中の反対尋問などの際に近づけば、ハルケンブルグだけ暗殺できると確信していた。

ハルケンブルグに撃ち抜かれるバルサミルコ

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しかし裁判の部屋に向かう際、バルサミルコは第9・ハルケンブルグを監視する部下のビクトと遭遇する。もちろん二人が対峙することは、ハルケンブルグ監視の任務を放棄したに等しい。まさに第1・ベンジャミンの隊では死を意味する裏切り行為。

虚を突かれるバルサミルコだったが、そこにハルケンブルグの脅威の念能力が鳴動を始める。ますます状況を掴めないバルサミルコは、思わずビクトに何があったかを尋ねると、何故か軍用手話でバルサミルコにハルケンブルグの能力の秘密を伝えようとする。

しかし、これは「バルサミルコを足止め」させるためのハルケンブルグの罠だった。

ハルケンブルグは円は使えないものの、方方に配置した別の部下から伝達される手話情報を用いて、バルサミルコの位置を正確に把握。ビクトの手話の解読に気を取られるバルサミルコに向かって、コンクリートの壁越しではあったがハルケンブルグは正確に撃ち抜いた。

第1・ベンジャミンの思考

兵隊長・バルサミルコの計画をもちろん知っていた第1・ベンジャミンだったが、一向に裁判が始まらないことに苛立っていた。そこで司法省に自ら電話するが、バルサミルコとハルケンブルグ側の双方から裁判の延期が要請されていた事実を知る。

ハルケンブルグ側は王子本人が倒されたことを理由にしていたが、バルサミルコは機器トラブルという謎の理由だった。

信頼する兵隊長が職務放棄するはずがないため、作戦不可能の暗喩かと考えるベンジャミンだったが、ハルケンの鳴動を遠く離れた場所でも否が応でも感じ取っていたことから、その攻撃がバルサミルコに向けられたことは明白だった。

お手並み拝見

しかし攻撃した側のハルケンブルグが倒れて、攻撃された側のバルサミルコに異常がないのは不自然な話だった。

つまり、バルサミルコはハルケンブルグが操作するため生かされてる可能性が高い。ハルケンの念能力はまさに操作系の強制型。集団で結束して生み出される攻撃は、操作系の「早いもの勝ち」という壁をいとも簡単に乗り越えた。

そこへちょうどベンジャミンに伝えたいことがある、と要求するバルサミルコに電話が代わる。ただ高確率で罠と既に悟るベンジャミンは「操作された兵隊長がオレに何を仕掛けてくるのか…お手並み拝見だ」とバルサミルコの出方を探る展開となる。

完璧な任務完了とは?

ただバルサミルコが電話で語る内容は、少し意外なものだった。

任務が未完了なこと、ハルケンブルグの鳴動があったこと、その影響でハルケンが倒れて裁判が延期されたことなどを素直に語る。また自らを黒に近いグレーであることを正直に認めて、今日中に意識を失っているハルケンを暗殺するまで決して戻らないことを誓った。

「完璧な任務完了」を誓うバルサミルコの見事な忠誠心を聞いて、ベンジャミンは思わず全幅の信頼を寄せそうになるほどだった。

しかしバルサミルコは「ハルケンの攻撃が外れた」など虚偽の説明を微妙に織り交ぜており、ベンジャミンの「完璧な任務完了を確認するまで黒」という予感はしっかり当たっていた。バルサを疑うほど合理的根拠はなかったものの、ベンジャミンは警戒態勢を引き上げた。

ハルケンはベンジャミンとツェリードニヒの実の弟

このベンジャミンとバルサミルコのやり取りの直後、司法省のカイザルと第11・フウゲツが手紙を渡しに部屋にやってきていた。そして、司法省・カイザルたちが渡した手紙の「衝撃的な内容」がここでついに判明する。

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それが第9・ハルケンブルグの実の母親が「第1・ベンジャミンの母親・ウンマ(第1王妃)」というものだった。公には第2王妃・ドゥアズルとされていましたが、ハルケンブルグは第1・ベンジャミンと第4・ツェリードニヒと実の兄弟だったことが判明。それ故に強かったのか。

しかも、第1王妃・ウンマはかねてからハルケンブルグを溺愛しており、両者は裏で協力関係にあった。

この衝撃情報に「政治的意図のない普通の内容」とベンジャミンは語っていたわけですが、内心でも「所詮ブラフと憶測のネット情報。小娘の政治力でオレ以上の情報を掴んでいたとは思えぬ」と吐き捨てていた。まさに圧倒的強者ゆえの驕り。

動くクラピカ

その後、司法省・カイザルや第11・フウゲツは各王子にリーク情報を記載した手紙を渡したのは前回通り。最終的に第4・ツェリードニヒ、第13・マラヤームなどには渡せなかったものの、詳細は不明ですが、やはり王子たちが抱える弱点がそれぞれ記載されていたに違いない。

そして、この手紙をキッカケにクラピカも動く。

第14王子・ワブルはまだ赤ちゃんなので、母親の第8王妃・オイト宛に渡された手紙を全王子に公開しようと提案する。クラピカ曰く、上位王子の手紙にはお互いの醜聞が記載されているため、敢えて公開することで疑惑を自ら解消できるというもの。

逆に言うと、オイト宛や下位王子の手紙にはリーク情報などは記載されていない感じか。やはりクラピカ宛の手紙の内容も現時点では不明ですが、一連の提案からセンリツたちの作戦や目的が記載されていたに違いない。

他にも上位王子からの直接的な接触も期待できるため(下位王子は自らが会いに行くことができない)、第14・ワブルを守るための交渉を進める余地が生まれる点も大きかった。

第3・チョウライの謎のコイン

一方、第3王子・チョウライは自らの守護霊が生み出す謎のコインに頭を抱えていた。

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現在までに合計10枚のコインを生み出し、その内の3枚は既に他人に譲渡済みだったが、このコインに一体どんな意味や効果があるのか皆目見当がつかなかった。

現時点で判明しているのは、あくまで一日1枚コインが作られることだけ。あとは10日経過したコイン表面に描かれた数字が1→10に増えていること。ある程度の日数が経過する度に数字が変化するとしても、それ自体に何の効果があるかは不明。

凡庸な部下たちに質問しても、チョウライの推測を超えるものは何一つ出なかった。ただ思考能力が劣る以前に、念能力に対する造詣がなかった点が最も大きかった。そこでチョウライは念能力に長けると思われたクラピカの協力を更に仰ごうと動く。

確かに誰かを攻撃するわけでもなく、誰かにバフをかけるわけでもなく、運を上げるわけでもなく。コイントスのように運試しした時点で何かが起きるのか。

バルサミルコに憑依するハルケンブルグ

第7・ルズールス襲撃を明日に控えた司法省・カイザルは、同僚のメガネと共に第9・ハルケンブルグについて議論し合う。何故なら、強烈な鳴動と共にハルケンブルグ周りで集団失神が起きていたから。その中には帯同する司法省の局員も含まれていた。

ハルケンブルグは自分との接見の喜びと極度の緊張からの解放を理由にしていたが、だとしたら司法省の局員も失神するのは不自然だった。そのため検査と経過観察を名目に、その司法省の局員を自室に待機させていた。

司法省・カイザルはハルケンブルグの狙いも聞き出す目的で、その失神した局員の聴取を始める。そうすると失神局員は例の葉っぱの印を見せ、ハルケンブルグの目的を包み隠さずに話す。もし念能力に聞かれれば全て吐露していいと言われていたから。

そこで「ハルケンブルグは間もなく死にます」という衝撃の事実を語る。

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何故なら、ハルケンブルグは第1・ベンジャミンの兵隊長・バルサミルコに憑依していたから。つまり、第9 VS 第1の対決は不可避!果たして両者の対決はどうなるのか?王位継承戦の構図はどうなるのか?という場面でハンターハンター403話が終わります。

ハンターハンター最新403話ネタバレ感想まとめ

以上、ハンターハンター最新403話のネタバレ感想でした。

まさかのベンジャミンやツェリードニヒと同じ母親を持つ兄弟だったと判明しましたが、今回の中心は「第9王子・ハルケンブルグ」。兵隊長のバルサミルコが語る「完璧な任務完了」とは、この体を乗っ取る第9・ハルケンブルグが目論む第1・ベンジャミンの暗殺のことだった。

だから前回の幻影旅団のクダリとは違って、ストーリーはトントン拍子で進んでいきそう。少なくとも上位王子同士の衝突によって、今回の10話分で王位継承戦が終結しそうな雰囲気。上位王子はマフィアを従えていましたから、この流れで幻影旅団とクラピカが衝突する流れか。

404話の展開を予想するなら、第1・ベンジャミンと第9・ハルケンブルグの対決が描かれそう。何故、同じ母親である必要性があったのか。ベンジャミンは全く信じていませんでしたが、母親・ウンマは何故ハルケンブルグの方に肩入れしていたのか?

実力的にベンジャミンが勝利しそうですが、わざわざ強調して描かれていることから第3・チョウライの謎のコインが展開のアクセントになりそう。

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