ハンターハンター最新402話ネタバレ感想!手紙!鍵を握るハルケンブルグ?

ハンターハンター最新402話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「手紙」。前回のハンターハンター401話は良かったらご参照ください。

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ハンターハンター最新403話ネタバレ感想!成果!ハルケンブルグの逆襲!
ハンターハンター最新403話のネタバレ感想を画像付きでレビュー!成果!ハルケンブルグの逆襲!

次のハンターハンター最新403話のネタバレ感想は既にレビュー済み。

第3・第5王子のそれぞれの思惑

クラピカがビヨンド・ネテロの血を引く、第5王子・ツベッパの私設兵・ロンギとの平和協定を結んだ続き。その後、最後に念覚醒の手ほどきを行った第3王子・チョウライの私設兵に一連の顛末を説明し、クラピカは以下の内容で両者との契約を交わした。

もしカキン継承戦で第3・第5・第14王子がそれぞれ残った場合、第5・第14王子はそれぞれ離脱して第3王子に王位を譲るというものだった。第3チョウライは第5ツベッパも離脱に承認したことを意外に感じるも、ツベッパはあくまで第1王子の敵意から逃れることを優先しただけだった。

◯ツベッパの守護霊獣は何の薬を作る?

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第3チョウライ(上)、第5ツベッパ(下)の各々の思惑が入り交じる中、突如としてツベッパの念獣(守護霊獣)が再び姿を現す。何故、和平条約締結後に現れたのか?各々の協力を後押しするため?第1王子の私設兵も監視する中、念獣たちに与えられた役割、使命とは?

ちなみに、ハンターハンター36巻でツベッパの守護霊獣は薬品を生成する能力とされます。発動条件はパートナーの存在が必要なため、クラピカかチョウライが協力したため発動した模様。果たしてツベッパの守護霊獣はどんな薬を作るのか?

後述するヤクブーツ大好きの第7王子との関連性も匂います。

第1王子・ベンジャミンの兵隊長バルサミルコの殺意

一方、第1王子・ベンジャミンの兵隊長バルサミルコも動き出す。

ベンジャミンが率いる私設軍は独自の大量破壊兵器を日頃から開発していた。その中でも開発途中で欠陥品と判明したものも多数あったが、中には有用な失敗作もあった。特に細菌兵器はターゲットを秘密裏に暗殺する上で役立つものもあった。

初期症状は感染性胃腸炎と酷似しているため、感染経路や時間帯を特定することを困難とする。大気中では脆すぎて30秒以内で即座に不活性化するものの、その間に一度呼吸器に取り込まれれば半日足らずで多臓器不全をもたらす代物。

しかも死体の腐敗を早める性質を持つため、ピンポイントの暗殺にうってつけの細菌兵器があった。

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これを使って兵隊長バルサミコが狙うは、第9王子のハンケンブルクだった。第9王子は正義感が最も強くて血みどろの王位継承戦には向いていなかったものの、最強の念能力を覚醒した男だった。

第4王子・ツェリードニヒの止まらない覚醒

そして第4王子・ツェリードニヒ。

ツェリードニヒの守護霊獣の攻撃を受けて負傷したテータの代わりに、サルコフという別のハンター協会の男が監視にあたっていた。サルコフは生まれ持って絶の能力を使えた手練れだったが、ツェリードニヒの絶はそれを遥かに上回っていた。

10秒以内に絶の状態にするのに、サルコフは丸一年ほどの期間を要したものの、ツェリードニヒはわずか2日足らずで達成していた。しかも、ツェリードニヒはランニングマシーンで走ってゲームしながらの状況。

それに加えて、まだ満足してなさそうにタイムを縮めることができるかのように語るなど、ツェリードニヒはどこまでもポテンシャルの高さを見せる。

やはり規格外の怪物

サルコフは「前代未聞のスピードです」と称賛してみせるが、その言葉に嘘偽りはなかった。ツェリードニヒはまさに「規格外の怪物」だった。これは発(『ジョジョ』のディアボロのように時を飛ばす能力)においても同じだった。

テータの証言から考えると、絶の状態で発動されるツェリードニヒの念能力は、特質系の中でも異端。あらかじめ蓄えておいたオーラを絶キッカケで発動するというもの。しかし発動条件は不明なため、サルコフはまだ確認できないでいた。

他の上級王子たちも興味を示すセンリツにどう接触するか、ツェリードニヒは参謀と作戦会議するものの、その間も絶は一切乱れることはなかった。サルコフは監視すればするほど無力感にさいなまれつつあった。

罠にかかった第11王子・フウゲツ

一方、第10王子・カチョウを監視していたセンリツ。

既にカチョウは死亡しているものの、死後発動する念で本人の幽体は残っていた。一度は脱出を図るものの、結果的に現在は司法省の監視下の元で拘束されていた。その間にも司法局のカイザルと共に、第11王子フウゲツをどう守るか作戦会議を行っていた。

カチョウはフウゲツの背中に「注射のような跡」を発見していた。

しかしタイミング的に注射を打つタイミングがなかったため、センリツは念で作られた罠にかかったからと推察する。フウゲツは今まで1日1回に回数制限されていた念能力が何度も使えるようになっていたと語っていたことから、この罠が原因だと推察するセンリツ。

フウゲツの衰弱しながらも精神的ハイになっている姿から、センリツやカチョウは依存症のある麻薬などと表現した。

犯人は第7王子・ルズールス?

センリツにはカチョウを罠にはめた人間の心当たりはなかったが、カチョウにはあった。

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それが第7王子のルズールス。いつもハッパを吸っているようなジャンキー。またマフィアのシャ=ア組の元締め。そこでもクスリを売りさばいて莫大な利益を稼いでいた。このマフィアと幻影旅団は結託し、その中にオウ=ケンイなどがいました。

実際、ルズールスの守護霊獣は「標的の欲望を具現化して罠を張り、標的が欲望を満たすことで発動する」という操作タイプだった。これ以上の詳細は解説されていないものの、半強制的に自身の能力を使い続けさせる代わりに、寿命も強制的に消耗させる感じか。

カチョウの見立てはほぼほぼ正しかったが、守護霊獣は王子の意思に関係なく無意識的に発動されるため王子たちを直接殺す以外に解決法はなかった。そこでフウゲツのトンネルの能力を使って、ルズールスを救命艇まで運んで事故死に見せかけようと画策する。

フウゲツからの「手紙(遺言)」

そこでルズールスの寝室に直接トンネルの扉を繋げるため、フウゲツに「カチョウの遺言」を各王子に手渡すという体でルズールスと直接面会する手筈を取る。戦略上、各王子の部屋に繋がるトンネルを増やしておくに越したこともなかった。

そして、この鍵となるのが司法局のカイザルだった。センリツにベタ惚れ故に行動するが、そのカイザルの実直すぎるひたむきさに、センリツはあくまで敵側として常に心構えていた。果たしてカイザルは敵なのか?味方なのか?裏切りはあるのか?

即座に行動に移ると、カイザルは口八丁手八丁で第1・ベンジャミンとの面会を取り付ける。フウゲツと血の繋がりがあるからか、低級呪霊に取り憑かれて余命いくばくもない妹の姿を見て、ベンジャミンもいくばくかの同情心を抱く。

手紙(遺言)の内容とは?

しかし肝心の遺言を見ると、ベンジャミンは「極々普通の内容」とつとめて冷静に振る舞うが、ここに書かれていた内容は司法局・カイザルが入手していた各王子に関する極秘裏ネタのリーク情報だった。

それ故、ベンジャミンは内心では少し動揺しており、カイザルのカマかけにいくらかの綻びを見せたほどだった。

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そして第7・ルズールスにもカチョウの遺言を手渡すと、こちらは第4ツェリードニヒに関するヤバい内容ではあったが、第1ベンジャミンと違って「ぶったまげた」と素直に驚きの表情を見せる。

実際、最期のメッセージとして妹フウゲツの庇護を依頼するのではなく、他の王子のリーク情報を残したことに違和感を覚えつつも、ルズールスは遺言をカイゼルに突き返して司法局に問題を丸投げして静観を決め込むことにした。

鍵を握る第9王子ハルケンブルグとクラピカ

カイゼルはルズールスの予想外の行動に意外感を覚えつつも、部屋にトンネルを通せたことにひとまず安堵する。このカイザルと共に帯同し、センリツと同じチームでもあったバショウは見かねたのか俳句の能力を使って、フウゲツに取り憑く低級呪霊を一掃して見せる。

これによって一時的にフウゲツは体調が回復したものの、一連の動きで守護霊獣の大本を突き止められていたわけではなかった。カイゼルたちが再び戻ってくると善は急げとばかりに、フウゲツが昼寝から覚めれば即座に第7ルズールスの拉致に動くことに決めるセンリツたち。

また状況打開の鍵となる第9王子・ハルケンブルグにも会えていなかった。何故なら辺り一帯に轟いた鳴動後、ハルケンブルグは倒れたままだった。このハルケン宛の手紙には第1ベンジャミンの秘密、第4ツェリードニヒの悪行、自らの出生の秘密が書かれていた。

そしてセンリツたちはクラピカにも手紙を送っていた。果たして、継承戦攻略の糸口は見つかるのか?また継承戦で勝ち残るのは一体誰なのか?という場面でハンターハンター402話は終わります。

ハンターハンター最新402話ネタバレ感想まとめ

以上、ハンターハンター最新402話のネタバレ感想でした。

前回は久しぶりにビヨンド・ネテロが登場したこともあって、そのままの流れが続くのかと思いきや今回は登場せず。長期休載が当たり前の漫画なので、こういう出し惜しみは勘弁してほしい。ただでさえ空白期間が続くので、週刊連載的なノリで描かれると少ししんどい。

ただ話そのものは地味に進んではいるか。何となくですが特に上位王子同士がぶつかる時は一気にまとめて死にそう。今回の10話分で一気に片が付きそうな雰囲気も。話を大きく一区切りすると仮定したら、第1、第4、第9の三つ巴の戦いが勃発する直前で終わる?

ちなみにジャンプ巻末の作者コメントを読むと、冨樫さんは椅子に座れるぐらい快復している模様。前回分と比べると文字量が心なしか少なかったのも、その影響か。だから来年以降のハンターハンターは毎年10~20話分ぐらいで快調に掲載されるかも。

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