ハンターハンター最新405話ネタバレ感想!本物ヒソカがついに登場!芝居!

ハンターハンター最新405話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。タイトルは「思惑」。前回のハンターハンター404話も興味があればご参照ください。

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ハンターハンター最新406話ネタバレ感想!カキン三種の神器!壺中卵!儀座禅仏!吉兆丸!
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次のハンターハンター最新406話は既にレビュー済みです。

本物ヒソカの居場所は?

ついに本物のヒソカが登場。

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ヒソカが潜り込んでいた場所は「第1層のVIP専用カジノ」でした。既に上位王子の誰かに取り入っていた模様。この時にキメラアント討伐戦に参加しなかった理由なども述懐しています。簡単に言うと、ヒソカは獣♡姦に興味がないノーマルだから。

一対一の戦いを好むいかにもヒソカらしい理由ですが、そう考えると暗黒大陸に向かう理由に動機づけも難しくなりそうですが…。何故なら、暗黒大陸はまさに「非人間のバケモノ」が巣食う魔境でしょうから。

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ハンターハンター393話 ©冨樫義博/集英社

ちなみに、ヒソカが偽物だった伏線は「語尾のトランプマーク」。シュ=ウ組のヒンリギと会話している最中のヒソカの語尾には何もありませんでした。最初は誤植かと思っていましたが、これは偽物という伏線としてトランプマークを意図的に書いていなかった模様。

偽物ヒソカの正体はボノレノフ

じゃあ、最初に登場した偽物ヒソカの正体は誰なのか?

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それが幻影旅団のボノレノフ。

メタモルフォーゼ(変身)という技は、実際に会話した人間になりすますことが可能らしい。コルトピの人間バージョンと言ったところか。ボノレノフは戦闘要員と思ってましたが、隠密要員として幻影旅団では重宝されていたのかも知れない。

変身できる時間は、その相手と会話した時間と同じ分だけ。制約としてはかなり低め。ボノレノフは具現化系ですから、念能力者としてはかなり長けている模様。ただ基本的に単独行動が多い幻影旅団において、ヒソカとどこまで会話する時間があったのかは不思議なところ。

それでも当初は無口なイメージが強かったボノレノフですが、割とお喋り好きではあるのでしょう。

ボノレノフの目的

ちなみに、画像は陰獣の男。ファンファンクロスという風呂敷の技を使っていました。シルバ戦などでも使用していましたが、クロロが既に奪っているため未だにどこかで生存しているはず。それ故に、ボノレノフも陰獣メガネと会話する時間は多く担保されていたのでしょう。

このボノレノフの目的は「ヒソカとして第1層に招待される」こと。

カキンマフィアは平和という均衡を重視するため、幻影旅団とヒソカの衝突を避けたかった。これが抗争の火種に繋がる可能性が高いから。そこでもしマフィアが先に発見すればヒソカだけ第1層に隔離すると考えたため、ボノレノフは敢えて見つかったということ。

結果的にヒンリギの部下のリンチに正体が発覚してしまうものの、それがバレないように動いた一連の謎も解明されてますが長いので割愛。現状ボノレノフはヒソカを始末するため他の旅団員が来るのを待っている状態ですが、どうやら電話連絡とかはしてない模様?ひたすら待つだけ?

クロロが探すお宝

だからボノレノフがヒソカを発見した情報がどう伝わるのかは知りませんが、ボノレノフは重大な事実をいろいろ話してます。

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例えば、クロロがカキン船内で欲しがっているお宝が「とある念能力」ということ。正確にはヒソカを殺すために必要な能力らしい。カキン継承戦前に二人は天空闘技場で戦ってますが、今度はルール無用の戦いが強いられるため、ヒソカの方がやや有利と見たうえでの判断か。

しかしながらクロロが先にヒソカを殺す前に、ボノレノフたちは先にヒソカをどうしても殺したがっている様子。だから、クロロが欲しがっている能力は「自爆系」に近いのかも知れない。少なくとも、その能力を使えば相打ちになる可能性が高そう。

幻影旅団、全滅の兆し

ボノレノフは「お前がナンバー9(パクノダ)を欠番にしてる時点でわかってる。ヒソカで終わりにしよう、この芝居」と語っていることから、そもそもクロロは幻影旅団という組織を維持することはもう考えていない or 意義を見出していないのかも知れない。

実際、クロロが旅団設立のキッカケとなった、サラサ殺しの犯人には既に復讐を果たしていた様子。どうやらママヘルプ(子供の未来)という財団理事長・リスノースとやらが裏で手引きしており、何らかの方法で突き止めたクロロは10年前に殺していた模様。

だから、現状クロロとしては「惰性」だけで幻影旅団を運営しているのでしょう。もう奪うモノは奪い尽くした以上、元々好青年だった男は今は悪人を演じているだけ。いつぞやに冨樫さんは幻影旅団は全滅するとか言ってた記憶がありますが、その足音が着々と聞こえている感じ。

幻影旅団とエイ=イ組の共通点

一方、ヒソカが発見されたことを知らないノブナガやフィンクスたちは、シャ=ア組のオウケンたちと次の展開を話し合っていた。既にヒソカ探しよりもマフィア同士の抗争に軸足に移っている気もしますが、ノブナガはエイ=イ組の組織体制に疑問を抱いていた。

何故ならカキンマフィアは均衡を好む割に、エイ=イ組の動き方が幻影旅団と似通っていたから。つまり、全てを手当たり次第に壊すために動いているそれだった。実際、エイ=イ組は無関係な民間人を大量にしていた。

ただモレナという最近襲名した女頭領が破滅願望を持っていただけの可能性もあるが、どうやら目的を持って動いているようにも見える。ここからノブナガはエイ組は「強い念能力を得るためには死人の数が必須」と考えるようになる。

エイイ組・モレナとシャア組オウケン

これはエイイ組の兵力が今後更に拡大していことを予期していたため、シャア組とシュウ組が結託して幻影旅団の全面サポートに動く。

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ただまさかのシャア組幹部のオウケンと、エイイ組組長のモレナが繋がっている様子。最近、エイイ組は代替わりしたと言っていましたが、これも裏でオウケンあたりが絡んでいたのでしょう。オウケンが語るジョーカーとやらが鍵を握る?

そして、第9王子・ハルケンブルグの葬送がタイミングよく執り行われることになった。ここには野次馬の市民やハルケンの部下たちが多く参列することから、エイイ組の戦力強化にうってつけのタイミングだった。またどうやら特定の声質を持つ人間を集めようとしている様子。

エイイ組の戦力がどんどん強化されていく中、ノブナガたちはシャア組の手引でエイイ組の殲滅に改めて動く。果たして何が待ち受けるのか?という場面でハンターハンター405話は終わります。

ハンターハンター最新405話ネタバレ感想まとめ

以上、ハンターハンター最新405話のネタバレ感想でした。

ここに来て、本物のヒソカの登場。語尾にトランプマークが付いてることから、さすがに偽物ではないでしょう。だから消去法的に、イルミもヒソカではなく本物イルミと解釈して良さそうか。ただイルミはイルミで別人になりすませるので、本物イルミも別人になりすまして潜伏してそうですが、

このヒソカの最初のクダリは文字量も少ないため、冨樫さんの腰の調子が改善されてることが読み取れます。

そういえばハンターハンターの文字量の多さは、冨樫さんの不安の表れと感じるようになった。「展開の複雑さ」に読者側が付いてこれるか自信がないから、その裏返しとして説明する分量も比例して多くなっているのでしょう。

いよいよ幻影旅団全滅の兆しといったところ。今回の10話分で何名か死亡しそう。もしクロロが船内でバトルを繰り広げるとしたら仮定したら、ヒソカ戦で見せた多数の観客を使った展開の再来か。周囲の市民を武器に使う戦いに、思わずカキンマフィアたちも戦々恐々か。

オウケンとモレナの件しかり、マフィアはマフィアで複雑な人間関係にオッとさせられますが、いかんせん実力不足(カキン王以下)のため今後も淡々と話は消費されるか。あくまでカキン継承戦の話の触媒としてどっかで利用されるのでしょう。

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