ワンピース最新1058話のネタバレ感想を画像付きでレビューします。前回のワンピース1057話のネタバレ感想は別途ご参照ください。
先日、劇場版映画『ONE PIECE FILM RED』の二回目を観てきました。写真は付録のコミックス4／4巻です。一度目と比べると、あっという間に時間が過ぎた印象です。また9月になったらもう一回観たいと思います。
そして、この『FILM RED』の興行収入が公開から20日間で100億円をとうとう突破したそう。乙骨優太を主人公とした『呪術廻戦0』が100億円突破するのに公開から43日かかってたそうなので、国内の興行収入180億円ぐらいも視野に入ってくる感じか。
ウタというキャラクターが想像以上に当たったな、という印象です。TikTokでもコスプレしている女の子も多い。
自分の後ろの席では5歳ぐらいの姉妹の女の子も観てて、ワンピース読者の裾野が広がっている気がしました。結構幼かったんですがのめり込んでたのか割りとずっと静かで、ウタが歌ってるときにはしゃいでいた感じでした。Adoとの相乗効果も思ったより抜群だったのかも？
ちなみに次のワンピース最新1059話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
麦わらの一味の新懸賞金額が判明！！！
ただルフィの無謀な舵取りにブチ切れるのはナミ。ルフィをボコボコにして鳥かごに閉じ込めて説教。この際に覇王色の覇気らしきオーラが見えて、思わずジンベエもガクブルする。ナミもまさかの覇王色が覚醒する？確かにうるティの頭突きに耐えてたのでワンチャンあるか。
そこに新しい手配書を持ったカモメが配達しにやって来る。つまり、麦わらの一味の新しい懸賞金の金額が明らかにされます。
ちなみに今更ですけど、この伝書カモメの位置を把握する能力がヤバいですよね。ビブルカードなしで正確に届けてくれるんだから、海軍もこいつ利用したら一発で海賊を一網打尽できるのでは？と思ったり。
○ついに10億ベリーの大台に乗せるキャラも
（ONE PIECE1058話 ©尾田栄一郎／集英社）
麦わらの一味の新しい懸賞金を見ると、チョッパーが1000、ナミが3億6600万、ブルックが3億8300万、フランキーが3億9400万、ウソップが5億、ニコ・ロビンが9億3000万、サンジが10億3200万、ジンベエが11億、ゾロが11億1100万でした。
またルフィの肩書が船長から「大船長」、ゾロの肩書が戦闘員から「剣豪」に変わっていたりします。ルフィの肩書を考えると、今後は麦わら大船団としての活動が増えていく予感がします。ゾロは普通に剣士で良かった気もしますが、それぞれ大幅に増額しています。
ナミたちはそのまま+3億きっかりが積み増されている感じ。ロビンはポーネグリフが読める脅威が改めて再評価された印象です。
ゾロたちは10億ベリーの大台を突破しました。ワノ国終盤で倒したキングやクイーンが13億を超えていた点を踏まえると違和感は残るものの、ひとまず数字遊び（ゾロ目で1111、サンジで32といった具合）が重視されている感じです。
バギー万事休すの巻
一方、バギーが根城にしていた新世界のカライバリ島では、サー・クロコダイルとジュラキュール・ミホークも集結していた。海兵を打倒するための「クロスギルド」を設立したバギーの命令で集まっていたのかと思いきや、実はいろいろ事情は違っていた。
（ONE PIECE1058話 ©尾田栄一郎／集英社）
何故なら、クロスギルドはもともとクロコダイルがミホークの二人だけで結成しようと動いていたから。クロコダイルは「屈辱という言葉だけじゃ、この感情は表現しきれねェよ」、ミホークは「死んで貰わねば示しはつかんな」とそれぞれご立腹の状態。
Mr.3ことギャルディーノも「いやいやボス～久しぶりにあなたに仕えられること嬉しく思いますガネ～」と早くもゴマすり。バギーは裏切る気か！と逆ギレするものの、バギー海賊団だったカバジやモージ、アルビダもクロコダイルに付く気マンマンだった。
またバロックワークスの面々も再登場しそうな予感がしますが、まさに万事休すのバギー。
バギーズデリバリー設立のためにクロコダイルから借金
じゃあ、バギーがクロスギルドの創設者として誤認された経緯は何なのか？
（ONE PIECE1058話 ©尾田栄一郎／集英社）
どうやら海賊派遣会社「バギーズデリバリー」を設立するにあたって、バギーはクロコダイルから多額の借金をしていた模様。謎の人望だけで作ったんちゃうんかい、と思ったりしましたが、共にインペルダウン脱獄したよしみでクロコダイルはバギーにお金を貸していたそう。
ただ今度はクロコダイルはクロスギルドの設立資金を確保するために、バギーに取り立てにカライバリ島までやって来た。結果、カライバリ島を取り囲んでいた海軍がクロコダイルによって一掃されて、バギーは事なきを得るものの一難去ってまた一難。
そこでバギーは今すぐに借金返済はできないから、「クロスギルドの事業に一枚噛ませてくれ」と下僕生活を懇願し、ポスターデザインや印刷といった雑用を担う。しかしながらバギーの部下は「バギーが中心的な役割を担っている」と勘違いしているため、例のポスターが出来上がったという流れでした。
バギーは最強の「ピエロ」に？
しかもバギーの部下はムダに優秀なのかそそくさとポスターを世界中にバラ撒いてしまったため、もう後戻りはできず。クロコダイルは「ずいぶん目立ってんなァ社長」と皮肉たっぷりにバギーをイジメるものの、海軍は素直にバギーを最も脅威を与える危険人物として四皇に選定する。
「元々は海賊王のクルー。四皇の赤髪のシャンクスと肩を並べたと言われる海賊。カライバリ島ではクロコダイルが救援をかけつけた人望」などバギーの名声がウソップ以上に急速に高まっていく中、それぞれの懸賞金額が新たに決められる。
サー・クロコダイルが19億6400万、ジュラキュール・ミホークが35億9000万、千両道化のバギーが31億8900万にそれぞれ金額が設定される。ミホークはかつて「海兵狩り」と呼ばれた凶悪さも考慮か。明らかにゾロの海賊狩りと対比させている模様。
ただそれでも平穏な生活を望むミホークは「こいつを祭り上げておくのも悪くない」と考えを翻す。クロコダイルも最初は疑問を呈するものの、「バギーを矢面に立たせておいて、消したい時にいつでも消せばいい」というミホークの発言に同意する。
（ONE PIECE1058話 ©尾田栄一郎／集英社）
そして、バギーがクロスギルドの社長として「幹部の二人」を高らかに紹介するものの、バギーの目には大粒の涙が浮かんでいた。「どうなるおれの人生！！」と走り出した地獄行きのトロッコに、半ば強制的に乗せられたバギーの運命は？
バギーは四皇になる伏線以外に「海賊王になる伏線」も隠されているため、最終的に海賊王まで悪運だけで上り詰める可能性も高そうです。まさに最強のピエロに？ミホークの「ゴメンで四皇に成り上がる男は最初で最後」というセリフも実に意味深。
最後もゴメンで海賊王に成り上がりそうｗ
革命軍に新たな動き
一方、革命軍が現在根城にしている場所がカマバッカ王国。サボの一報を聞かされた当初はドギマギしていたメンバーですが、コアラは「ひとまずみんなが無事でよかった」と胸をなでおろす。エンポリオ・イワンコフなどは「その奇跡を喜ばなきゃね！ヒーハー」とのこと。
カラスの言い分を聞く限り、聖地マリージョアでバーソロミュー・くまをまずは奪還し、ひとまずサボとは別れたんだそう。その後サボは単独行動を取って、ネフェルタリ・コブラを暗殺したとされます。サボの単独行動だったが故、革命軍は誰も詳細を把握できていない。
革命軍のリーダーであるモンキー・D・ドラゴンは「サボは無事だが、あいつが本当にコブラ王を殺していたらいかなる理由があれど、おれは許さん！」と激おこプンプン丸状態。この口ぶりから天竜人の打倒を目論む革命軍は当初、アラバスタ王国との連携を予定だったのか。
（ONE PIECE1058話 ©尾田栄一郎／集英社）
そしてドラゴンは既にカラスたちが連れて帰ってきたくまに「なァ…くま…お前は一体何を見てきた？」と話しかけると、くまは素直に「オオセノ通リニ」と真相を語ろうとする。しかし直後に電伝虫のコール音が鳴る。コアラが受話器を取ると、その相手はサボだった。
果たしてサボはコブラ王を本当に暗殺したのか？…という場面で1058話は終わります。
ONE PIECE最新1058話まとめ
以上、ワンピース最新1058話のネタバレ感想でした。
今回の見所はやはり新たに判明した懸賞金額でありましょう。コミックス40億巻で尾田さんは「ハイパーインフレか！」という表現をカバーの前書きに書いていたんですが、今回の懸賞金額を意識した前フリだったのではないかと思います。
麦わらの一味の懸賞金額ですが、ナミあたりは妥当かなーと思いました。フランキーの戦闘力の高さを考えると、もう少しナミと差別化して欲しいところですが、そこはウソップの5億という金額を強調させる狙いがあったのでしょう。
ゾロやサンジが倒した百獣海賊団のキングやクイーンの金額を考えると少ないわけですが、そこは「遊び心」を重視した数値なんだと思います。次に懸賞金が更新されるとしたら、まさに最後も最後。これまでゾロやサンジをもじった金額はなかったことから、ここで遊ばないともう遊ぶ場所がない。
逆に言うと、ゾロは最終的にミホークの35億は超えてくるものと予想できます。クロコダイルの金額などを考えると、他の元王下七武海の懸賞金も概ねそのあたりと予想できますが、クロスギルド設立の背景はいろいろと笑いました。
ワンピース最新1059話予想
続いて次のワンピース最新1059話の内容を予想して終わります。ちなみに来週号の少年ジャンプでは休載です。結局休載ペース変わってなくね？😭
今回1058話の流れを考えると、そのまま革命軍にストーリーが移る可能性が高そうです。聖地マリージョアで一体何が起きたのかなど、サボやくまの口から語られるのかも知れない。また現在サボが何をしているかも判明しそう。ビビと連携してるパティーンも？
1058話では色んな懸賞金が判明したことから、サボの新たな懸賞金も明らかにされるかも知れません。海軍たちに懸けられた懸賞金も初めて明らかになるか。クロスギルドには闇の組織も多く出資しているようなので、ビッグマムの誕生パーティーに参加した連中の再登場もありうる？
だから麦わらの一味は少し離れて、しばらく革命軍経由で混沌化した世界情勢の話が描かれるかも知れない。そこらへんで、麦わらの一味が次に進むべき「新しい国」のヒントなども描かれそう。
コメント
ゾロサンジの懸賞金が今名前に由来してたらもうゾロサンジの懸賞金はもう
上がらないの……
四皇の懸賞金を参考にすると、主に「末尾の数字（端数）」で数字遊びされてるだけなので、そこまで気にしなくていいんじゃないかと。
サンジは億以下が3200であれば上はなんでもいいだろうし、ゾロも33億や44億でもゾロ目の定義は満たせるんで。
ただルフィだけは「56（ゴム）億」になるパターンを予想してみます。