ワンピース最新1009話ネタバレ感想をレビュー。前号のONE PIECE最新1008話のネタバレ感想は別途ご参照ください。
ちなみに次のワンピース最新1010話のネタバレ感想は既にレビュー済みです。
オロチ復活も即シボンヌ
まずは黒炭オロチの動向。
先週号では何故か唐突にオロチは復活してましたが、お庭番衆の福ロクジュの「奴らはあなたが一度死んだことを知りません」という発言を聞く限りは、どうやら黒炭カン十郎の能力ではなかった模様。
このオロチと赤鞘九人男が遭遇。オロチは百獣海賊団からは既に敵認定されているため、赤鞘九人男といざ勝負。カイドウにフルボッコされて手負いの状態の赤鞘など恐るるに足らん、ということ。
でも狂死郎こと傳ジローはヤマタノオロチ化したオロチの首をもれなく全て切断して瞬殺する。だから今週の1009話でオロチは正真正銘死んだ模様。そして、雷ぞうが福ロクジュと対峙します。
ただわざわざ何のためにオロチを生き返らせたのか。勝手に生き返って、勝手に死んでる。結局、オロチの生き返った仕組みも断定的な解説がなかったですからね。またオロチの過去もあれだけ入念に描いていたわけですから、何かもっとあった気がします。
あと肝心のバトル描写が少ないせいで、赤鞘九人男も誰がどの程度強いのかが全く分からない。
カイドウとビッグマムの覇海が炸裂
ドクロドームの屋上。
（ONE PIECE1009話 尾田栄一郎／集英社）
ビッグマムとカイドウがお互いフルスイングするようにして覇気を飛ばす必殺技「覇海（はかい）」を繰り出す。カイドウは「足腰衰えてねぇだろうなババア」と煽ると、「誰に口きいてんだ小僧」とビッグマム。おそらくロックス海賊団の時代でもやっていた技に違いない。
カイドウの年齢が相変わらず何歳なのか気になるところですが、ゾロが「ダメだろコリャ」といかりや長介ばりになんとか一瞬食い止める。その間に他の最悪の世代はなんとか避ける。
その後、ルフィとカイドウが応戦。人獣型カイドウは口から火球らしきビームを発射。下半身は人型の足は消えてないものの、人獣型カイドウは龍の尻尾が生えてるだけあって空中浮遊はできる模様。人獣型の初登場時でコレを描いとくべきでした。
そして、カイドウは「降三世引奈落（こうさんぜラグならく）」という技でルフィを叩き潰す。
人獣型カイドウの評判は微妙らしいですが、龍の尻尾を生やすんなら『HUNTERxHUNTER』のメルエムのように尻尾で攻撃させた方が良いと思います。こん棒よりもリーチは長いでしょうし、何なら尻尾でこん棒を振らせるとよりダメージは増えそう。
ビッグマムが海の奈落へ？
ユースタス・キッドが作った鉄の箱にローがシャンブルズでゼウスをその箱に閉じ込める。立て続けにゾロがプロメテウスを切り裂いてビッグマムの足（移動手段）を奪う。ナポレオンはキラーが対応し、ビッグマムを孤立無援の状態に追い込む。
ただビッグマムは「あいつらを引き離せばおれを倒せると思ったのか」とキッドを顔面ワンパンするものの、不敵な笑みを浮かべるキッド。ビッグマムの腕に鉄くずを巻き付けて、反発（リベル）を発動。宙に浮くビッグマムにローが巨大な岩をぶつけて弾き飛ばす。
（ONE PIECE1009話 尾田栄一郎／集英社）
結果、ビッグマムは再び海に転落しそうな場面で1009話は終わり。鬼ヶ島を空中に浮かせたのはビッグマムを引き剥がす伏線だったのかも知れない。
ただビッグマムを落とすまでの展開は悪くないアイデアだったと思いますが、ワノ国編の序盤の方で既に滝から落ちて、ビッグマムは一度記憶喪失になってますからね。若干の既視感も。
ONE PIECE最新1010話予想
以上、ワンピース最新1009話のネタバレ感想でした。
冒頭でも触れましたが、黒炭オロチは何故復活させたのかが分からない。確かにカイドウに殺させたのは…と思ったりしてましたが、わざわざ復活させてまで描き直す必要があったのか。
傳ジローは表情が一変するぐらいに憎悪をたぎらせたわけですから、もちろん状況は状況ですが、「貴様ごときに割く時間はない」ではあっさりしすぎてる印象。黒炭家と光月家の因縁をあれだけ描いていた以上、だったら最初から赤鞘に殺させとくべきでした。
一方、カイドウの人獣型は評判が悪いそうですが、今後ブラッシュアップさせてくれると信じたい。角や尻尾といった攻撃を増やせば、人型カイドウとの違いは強調できそう。龍のウロコが体表に追加されたことで「防御力」が更にアップしたことも強調すればいいと思います。
来週号のONE PIECE1010話の予想をしておくと、やはりビッグマムがどうなるか。ゼウスは閉じ込められてるので、誰がビッグマムを助けるのかが問題になりそう。プテラノドンのキングはマルコと交戦してますし、ビッグマムのことも好きではないはず。
だからビッグマム海賊団のペロスペローが順当？これ以外だとまさかのカタクリが再登場もある？
ただ1009話の流れとは一切関係ですが、やはり1010話は特徴的な数字が並んでる。例えば、『ONE PIECE』で10という数字で思い出されるのが「麦わらの一味の10人目の仲間の存在」でありましょう。
そう考えると、ONE PIECE最新1010話ではヤマトが何か鍵を握るのかも知れない。でもワンピース1000話では結局それらしい盛り上がりはなかったので期待薄ですが…。
コメント
すっごい滑るね